龍の国(プロローグ)seazon1

序の舞34

忘れていたなんて、いつのまにか毎日お参りをするのを忘れていて困った時だけお願いする癖がついていた

紹介していただいた方がお参りをしてくださった

彼は霊能力があるらしくいろいろな現象を助けたりするらしい

ただ彼は、そのものが感じることができるが見えないという事だ

しかしその日は彼は見えたものがあった

『祠の隣におばあさんが座っています
この方はどなたですか』

私たちに聞いた

私たちはすぐに同じ答えにたどり着いた

『多分おばあさまだと思います
　　おばあさまが約束したのです
　　　　　金龍様と』

彼はこういった

『すごく喜んで見える』

私たちは彼に聞いた

『どのような風なのですか』

『着物を着て座って祠を見上げています』

この言葉が後に現実になる事をまだ知らなかった