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魔王の娘の幼馴染
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魔王城。そこには一度来たことがあったが、もう一度来たいと思ったことは今まで一度もなかった。人間ごときが来たいと思うには魔王の城は薄暗く何処となく空気も悪かった。
そんな魔王城の中、今勇者がいるのは記憶にある場所とは全く違う場所だった。連れてこられた当初は記憶通りの魔王城だったが、魔王に連れられ歩いていくとどんどん違う景色になっていたのだ。何度かこんな道通れるのかと思うような道があったがそれは魔王が指パッチンするだけで向こう側の空間に行けていた。そんな便利な手があるなら一気にいけない者かと思ったが侵入者への対策のためと言われると納得するしかなかった。
すぐにただの嫌がらせだと言われていたが。
そんなこんなしながらたどり着いたのは美しい庭の中であった。その中には大きくて丸い球体のようなものがぷかぷかと浮いている。呆然とそれを見上げてこれはと勇者は聞いた。
「私の力の塊だ。焔の力が強まりすぎて周りを燃やさないようにこうしているんだ」
「へえーー。これどう入ればいいんだ。入口とかないけど」
「入ろうと思えばだれでも入れる。この水の中手を入れるだけだ」
魔王の手がすっと伸びて球体の中に手を差し伸べていた。すっと魔王の体が吸い込まれるように中に消えっていく。ぎょっと目を見開きながら勇者はすぐさま魔王がしたように球体の中へ手を入れた。
躊躇いなんてものはなかった。
吸い込まれるような感覚。一瞬驚くものの目は見開いたまま前を見つめ続ける。すぐに今までとは違う場所に居た。外で見た球体の奥行よりも少し広いような空間の中。様々なおもちゃが床には転がっている。その真ん中に魔王がいて、魔王の傍には見知らぬ子供がいた。
勇者が想像していたよりは少し大きな体の子供だ。マーナと同い年だろうと勝手に考えていたが、一二年ぐらい年上のようにも見える。それでも小さいのは変わりなくまだ幼い子どもであった。
こんな子がこの場所にしかいられないのかと勇者はまゆの中を見渡していた。まゆの中は最初言った通り思っていたよりは広い。様々なものがありどういう原理か明るくもある。
暮らす分に不便は感じないだろうが、でもずっといるのはやはりさみしいものだろう。そんな事を勇者は思う。
その証拠に魔王に気付いた子供はどうしてここにと嬉しそうに笑い、そして初めて見る勇者のことを魔王の後ろに隠れながらも興味深そうに見ていた。未知のものに対する好奇心が隠せてはいない。
魔王は勇者だと子供に教えていた。子供は首を傾け勇者を見、勇者ってマーナちゃんのと聞いていた。小さく魔王が頷く。嫌がっているのだろう。
始めましてと勇者は子供に声をかけた。子供の肩が震えたものの勇者を見てくる。どうしてここにと聞かれて勇者は君を助けたくてとそう言った。
「僕を」
「ここからでられないんだよね。だから出られるように出来たら灯って」
「勇者様が……。何でそんなことわざわざ」
「マーナちゃんが気にしていたのもあるけど、それより子供がこんな所にずっといる何て寂しいんじゃないかって思って。外でだって出たいんじゃないかな」
勇者が微笑むのを子供は不思議そうに見る。その目が下を向いて何かをこらえるよう揺れていた。
「大丈夫ですよ。僕なれているから。何時もマーナちゃんが来て楽しい話をしてくれるし……。外にでなくても」
子供が小さく言う。勇者はそんな子供を見て目元を歪めながらも今は何も言わなかった。ただ子供の前に立って子供の肩に手を置く。子供が勇者を再び見た。
俺を信じてくれとそれだけ言った。
子供の目が見開いていく。勇者は子供の目を見ながらそっと子供の中荒ぶる魔力に意識を向けていた。
ゆっくりと子供の魔力と自身の魔力を練り合わせていく。ぱちぱちと二人の間を火がはぜた。
「おい勇者」
魔王の低い声。分かっていると勇者は言った。
「分かっているけど難しいんだよ。どうやっていいか分からないし、でも絶対やれるから黙って待ってろ」
勇者の声は強く、そしてその目は鋭い。勇者の意識の大半子供に向いていた。そうしながら勇者はその昔旅している最中僧侶が話してくれた話を思い出していた。魔力を感じ一体になる。自分が魔力になってなりたい形になっていく。さすれば魔術も使いこなせるようになると言うような話だった。
魔力を遣うのが苦手な勇者のために教えてくれた話。今でも苦手だがその話を思い出しながら勇者は魔力を練り上げていく。
子供の中では魔力が焔のように高ぶってその体の外に逃げようとしている。
おそらく勇者がすべきなのはその炎の高ぶりを抑えつつ、子供の体の中魔力が自然と逃げるようにしてあげることだった。
形は分かっている。だけどそこまでもっていくのが難しい。繊細な作業は嫌いで投げ出したいと思うほどだが、投げ出して己を許せるものではなかった。
汗水が垂れていく。
子供の目が真っ直ぐに勇者を見ていた。寂しそうな目が何かを期待するように輝いていて、泣き出しそうなその目に勇者は全神経を尖らせる。
魔力の子供と勇者の中で混ざり合って勇者の望む形へと昇華していく。時折暴れるそれをコントロールしながら子供の体の中流していく。
触った時熱いと思った子供の体は平常まで下がっていた。少し周りが寒く感じる。何かが弾けるような音がすぐ近くで聞こえて、それで気付くと勇者や子供は魔王城の庭の中にいた。
勇者の目が見開く。それ以上に子供の目が見開いて周りを見て、すぐに魔王を見ていた。魔王様と子供が声をかける。これはと子供が口を開くのに魔王は良かったなとそう言っていた。
「お前の中の炎が弱まるのが分かった。だからこうして結界を解いたのだ。あの結界は周囲が燃え過ぎないように水の力で冷やしていたからな。お前はともかくあのまま勇者がいたら死んだ」
子供はえっと震えていたが、勇者の方は通りでと一瞬のうちに冷えた体を抱えて頷いていた。子供が呆然と勇者見てから大丈夫と駆け寄ってくる。勇者はそんな子供に大丈夫だと笑っていた。
立ち尽くす子供。魔王は静かに二人の様子を見守っている。そんな場所に小さな足音が聞こえてくるのだった。
「お父様。ここにいますか。何か変な気配を感じたのです……が」
色違いの目が大きく見開いて、魔王と、勇者。そして子供を見た。
その目が大きく揺れ潤んでいく。大粒の涙がこぼれてよかったとそうこぼした。
「スイレイ良かった。これで自由なんだね」
マーナの言葉に子供が目を見開いてから大きく頷いていく。幸せそうな笑顔。勇者はほっとして意識を飛ばしていた。
気が付くと勇者はやたらと可愛らしい部屋の中にいた。もうと膨らむ小さな頬が見える。
「勇者様は無茶し過ぎですよ。いくらスイレイのためとはいえ、魔力が底を尽きるまで循環させるだなんて自分の子とも考えてください」
マーナの声が聞こえる。怒っているのは分かったそれでも勇者は笑ってしまった。
「良かったね。友達とこれでたくさん遊べる」
そんな魔王城の中、今勇者がいるのは記憶にある場所とは全く違う場所だった。連れてこられた当初は記憶通りの魔王城だったが、魔王に連れられ歩いていくとどんどん違う景色になっていたのだ。何度かこんな道通れるのかと思うような道があったがそれは魔王が指パッチンするだけで向こう側の空間に行けていた。そんな便利な手があるなら一気にいけない者かと思ったが侵入者への対策のためと言われると納得するしかなかった。
すぐにただの嫌がらせだと言われていたが。
そんなこんなしながらたどり着いたのは美しい庭の中であった。その中には大きくて丸い球体のようなものがぷかぷかと浮いている。呆然とそれを見上げてこれはと勇者は聞いた。
「私の力の塊だ。焔の力が強まりすぎて周りを燃やさないようにこうしているんだ」
「へえーー。これどう入ればいいんだ。入口とかないけど」
「入ろうと思えばだれでも入れる。この水の中手を入れるだけだ」
魔王の手がすっと伸びて球体の中に手を差し伸べていた。すっと魔王の体が吸い込まれるように中に消えっていく。ぎょっと目を見開きながら勇者はすぐさま魔王がしたように球体の中へ手を入れた。
躊躇いなんてものはなかった。
吸い込まれるような感覚。一瞬驚くものの目は見開いたまま前を見つめ続ける。すぐに今までとは違う場所に居た。外で見た球体の奥行よりも少し広いような空間の中。様々なおもちゃが床には転がっている。その真ん中に魔王がいて、魔王の傍には見知らぬ子供がいた。
勇者が想像していたよりは少し大きな体の子供だ。マーナと同い年だろうと勝手に考えていたが、一二年ぐらい年上のようにも見える。それでも小さいのは変わりなくまだ幼い子どもであった。
こんな子がこの場所にしかいられないのかと勇者はまゆの中を見渡していた。まゆの中は最初言った通り思っていたよりは広い。様々なものがありどういう原理か明るくもある。
暮らす分に不便は感じないだろうが、でもずっといるのはやはりさみしいものだろう。そんな事を勇者は思う。
その証拠に魔王に気付いた子供はどうしてここにと嬉しそうに笑い、そして初めて見る勇者のことを魔王の後ろに隠れながらも興味深そうに見ていた。未知のものに対する好奇心が隠せてはいない。
魔王は勇者だと子供に教えていた。子供は首を傾け勇者を見、勇者ってマーナちゃんのと聞いていた。小さく魔王が頷く。嫌がっているのだろう。
始めましてと勇者は子供に声をかけた。子供の肩が震えたものの勇者を見てくる。どうしてここにと聞かれて勇者は君を助けたくてとそう言った。
「僕を」
「ここからでられないんだよね。だから出られるように出来たら灯って」
「勇者様が……。何でそんなことわざわざ」
「マーナちゃんが気にしていたのもあるけど、それより子供がこんな所にずっといる何て寂しいんじゃないかって思って。外でだって出たいんじゃないかな」
勇者が微笑むのを子供は不思議そうに見る。その目が下を向いて何かをこらえるよう揺れていた。
「大丈夫ですよ。僕なれているから。何時もマーナちゃんが来て楽しい話をしてくれるし……。外にでなくても」
子供が小さく言う。勇者はそんな子供を見て目元を歪めながらも今は何も言わなかった。ただ子供の前に立って子供の肩に手を置く。子供が勇者を再び見た。
俺を信じてくれとそれだけ言った。
子供の目が見開いていく。勇者は子供の目を見ながらそっと子供の中荒ぶる魔力に意識を向けていた。
ゆっくりと子供の魔力と自身の魔力を練り合わせていく。ぱちぱちと二人の間を火がはぜた。
「おい勇者」
魔王の低い声。分かっていると勇者は言った。
「分かっているけど難しいんだよ。どうやっていいか分からないし、でも絶対やれるから黙って待ってろ」
勇者の声は強く、そしてその目は鋭い。勇者の意識の大半子供に向いていた。そうしながら勇者はその昔旅している最中僧侶が話してくれた話を思い出していた。魔力を感じ一体になる。自分が魔力になってなりたい形になっていく。さすれば魔術も使いこなせるようになると言うような話だった。
魔力を遣うのが苦手な勇者のために教えてくれた話。今でも苦手だがその話を思い出しながら勇者は魔力を練り上げていく。
子供の中では魔力が焔のように高ぶってその体の外に逃げようとしている。
おそらく勇者がすべきなのはその炎の高ぶりを抑えつつ、子供の体の中魔力が自然と逃げるようにしてあげることだった。
形は分かっている。だけどそこまでもっていくのが難しい。繊細な作業は嫌いで投げ出したいと思うほどだが、投げ出して己を許せるものではなかった。
汗水が垂れていく。
子供の目が真っ直ぐに勇者を見ていた。寂しそうな目が何かを期待するように輝いていて、泣き出しそうなその目に勇者は全神経を尖らせる。
魔力の子供と勇者の中で混ざり合って勇者の望む形へと昇華していく。時折暴れるそれをコントロールしながら子供の体の中流していく。
触った時熱いと思った子供の体は平常まで下がっていた。少し周りが寒く感じる。何かが弾けるような音がすぐ近くで聞こえて、それで気付くと勇者や子供は魔王城の庭の中にいた。
勇者の目が見開く。それ以上に子供の目が見開いて周りを見て、すぐに魔王を見ていた。魔王様と子供が声をかける。これはと子供が口を開くのに魔王は良かったなとそう言っていた。
「お前の中の炎が弱まるのが分かった。だからこうして結界を解いたのだ。あの結界は周囲が燃え過ぎないように水の力で冷やしていたからな。お前はともかくあのまま勇者がいたら死んだ」
子供はえっと震えていたが、勇者の方は通りでと一瞬のうちに冷えた体を抱えて頷いていた。子供が呆然と勇者見てから大丈夫と駆け寄ってくる。勇者はそんな子供に大丈夫だと笑っていた。
立ち尽くす子供。魔王は静かに二人の様子を見守っている。そんな場所に小さな足音が聞こえてくるのだった。
「お父様。ここにいますか。何か変な気配を感じたのです……が」
色違いの目が大きく見開いて、魔王と、勇者。そして子供を見た。
その目が大きく揺れ潤んでいく。大粒の涙がこぼれてよかったとそうこぼした。
「スイレイ良かった。これで自由なんだね」
マーナの言葉に子供が目を見開いてから大きく頷いていく。幸せそうな笑顔。勇者はほっとして意識を飛ばしていた。
気が付くと勇者はやたらと可愛らしい部屋の中にいた。もうと膨らむ小さな頬が見える。
「勇者様は無茶し過ぎですよ。いくらスイレイのためとはいえ、魔力が底を尽きるまで循環させるだなんて自分の子とも考えてください」
マーナの声が聞こえる。怒っているのは分かったそれでも勇者は笑ってしまった。
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