上 下
34 / 58
第4章 美少女ののはいつもどこでも沈着冷静

(24話)🍌バナナの管理者さんはやれば何でも出来る人。そこへ向かう真紅の弾丸

しおりを挟む
薄れゆく意識の中で、ひとり?いや、ふたり?いやいや、3人?に担ぎ込まれたまま。運び込まれたところは、だいぶ昔?少し前もだったか見覚えのある溶岩マグマのようなフォルムの真紅の高速バイク。というより、3人乗りだったのねと認識したことはすぐに誤解だと気づく。

そのうちのひとりは💃舞姫。ただし、バイクには搭乗せず(あのバイクの持ち主の事を知っていれば、当然乗らないよね~と思いつつ)残りふたりは見たことがないような?あるような?曖昧な認識。ひとりはバイクの外にしがみつき?ひとりは運転席で身構えた。次の瞬間。一気にバイクが加速して、最高速度に達する。まるで真紅の弾丸ように、直線距離を最短で突き進んだバイクと……併走する人の影⁉これって、世界最速のバイクじゃないの?まだ、夢でも見ているかの誤解をし続けて、あっという間に静かに←
🍌バナナ群生地に到着。

このバイクって🚑救急車にも使えるのか?…って、あれ?静かに到着?ものすごい違和感を感じた。暴走少女さんは只の運転下手くそだったのかな?いやいや、そもそもバイクって暴走少女さんのじゃあ?と思っているうちに…🏥病院到着。

🍌バナナ群生地に…🏥病院あるのね?と変な安堵感も同時に到着。そんな現場にふたりのドクターが現れた。ドクター🍌バナナ、ドクター🍳料理人両雄並び立たず、今も互いに切磋琢磨して🌏世界を救うために戦っている…というナレーションは置いとくとして、片方はいかにも医者ではない服装だったことに冒険者ノアはすぐに気づく。

🍳料理長『🍳料理長は仮の姿。果たして、その実体は…看護士ダ・ゾーン、ダ・ゾーン、ダ・ゾーン(エコーかかる)』

冒険者ノアは恐怖していた💬口上いう看護士の態度に(別の理由もあるけど⚠詳しくは過去の話参照)そして、『どうだ、どうだ、ボリューミー、ダ・ゾーン』押しつけてくる🍉スイカの包容力に。ある意味、そこでがく然とした。💃舞姫との包容力の差に…と言うと、なんとなく💃舞姫に👊殴られそうな気もしたので💖心では思って、今後ひた隠しにする事にした。

体感温度も❄5℃ぐらい下がってたのはそうかもと思いつつ、医療というものを自らの体に経験することとなって…(意識喪失)

夢の中で🍳料理長の白衣姿にうなされている冒険者ノアを、嬉しそうに見届けていた看護士さんだった。
よほど、疲れていたのだろう。ここでしばらく療養する事に専念していた。そいえば💡聖剣士かほはどこに?と考える余裕なく、しばしの眠り。おやすみ。

…続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後

空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。 魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。 そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。 すると、キースの態度が豹変して……?

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。

(完結)私は家政婦だったのですか?(全5話)

青空一夏
恋愛
夫の母親を5年介護していた私に子供はいない。お義母様が亡くなってすぐに夫に告げられた言葉は「わたしには6歳になる子供がいるんだよ。だから離婚してくれ」だった。 ありがちなテーマをさくっと書きたくて、短いお話しにしてみました。 さくっと因果応報物語です。ショートショートの全5話。1話ごとの字数には偏りがあります。3話目が多分1番長いかも。 青空異世界のゆるふわ設定ご都合主義です。現代的表現や現代的感覚、現代的機器など出てくる場合あります。貴族がいるヨーロッパ風の社会ですが、作者独自の世界です。

婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ! 

タヌキ汁
ファンタジー
 国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。  これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

(完結)お姉様を選んだことを今更後悔しても遅いです!

青空一夏
恋愛
私はブロッサム・ビアス。ビアス候爵家の次女で、私の婚約者はフロイド・ターナー伯爵令息だった。結婚式を一ヶ月後に控え、私は仕上がってきたドレスをお父様達に見せていた。 すると、お母様達は思いがけない言葉を口にする。 「まぁ、素敵! そのドレスはお腹周りをカバーできて良いわね。コーデリアにぴったりよ」 「まだ、コーデリアのお腹は目立たないが、それなら大丈夫だろう」 なぜ、お姉様の名前がでてくるの? なんと、お姉様は私の婚約者の子供を妊娠していると言い出して、フロイドは私に婚約破棄をつきつけたのだった。 ※タグの追加や変更あるかもしれません。 ※因果応報的ざまぁのはず。 ※作者独自の世界のゆるふわ設定。 ※過去作のリメイク版です。過去作品は非公開にしました。 ※表紙は作者作成AIイラスト。ブロッサムのイメージイラストです。

処理中です...