上 下
3 / 58
第1章 ノアから始めるエクストラステージ

(2話)はじめての外の街

しおりを挟む
ものの20分くらい?🚶徒歩で着いてしまった小さな閑静な住宅…もとい、閑静な街へ。

街の入り口にある門のところには【歓迎、冒険者さま】というありきたりな?呼び込みに…『冒険者』というものがなんなのか全く理解できなかった冒険者ノアであった。

それはさておき(無視、無視)その奥に突っ立ていた少年ひとりがこちらを睨みつけては、クスクス少し笑っては視線を全く逸らすことがないのが💡まずは気になって🔥かちんと来たので、一目散に近づいてみた。

手の届く範囲にたどり着くと、今度は放心状態で何かを考え込みだしたようであったが…ひとことボソ『今どきそんな格好のやつ出歩いてないよ』と続けざまに『ダサい』の連続攻撃に、思わず『お姉さんにファッションのなんなのか教えてくれるの?坊や』と切り返してみた。

少年かもう少し、近寄ってきてはひとこと『おばさんだろう?お願いしますと言えよ』といわれだけなのに、どこかで何かがぶち切れる音がなんとなく聞こえた気がした。

(草も生えない、そんな不毛な口喧嘩が永遠として終わらないように続く)その場を離れることも考えたけど、なんだか負けたような気にもなりたくない一心で頑固にも💬付き合ってあげた口喧嘩。

周りにはどう映っていたのかは、少しは気になっていたけど…誰も近づこうとしない☀昼間はあっという間に過ぎ去った🌃夜のとばりが下りる頃になって、ようやく決着がついて🙌両手をあげて降参した少年が態度を一変。

『📖これでも読んで勉強しとけ、バカあね』と捨てぜりふを1人前に吐いて、その場から立ち去った📖1冊の書物を置いて

冒険者ノアは言われるがままに、その📖書籍を手にとって中身を見てみることにした。

教養が少し残念な冒険者ノアにとって📖書籍はとっても大変わかりやすく📝スラスラ内容を理解できた。気になって、裏返して📖書籍のタイトルを読み上げると【サルでもわかる現代社会】と書いてあったのを読み上げた瞬間…なんだか、背筋を悪寒が走った。それが何だったのかは、当時まだ理解できなかったが誰かを思い起こしたのだろうか?と勝手に納得して足早に宿へと向かう冒険者ノア

今日の出来事をど忘れするようにぐっすり😪寝た。誰が呼びかけていようとも必死に狸寝入りした。(興奮気味で寝れない冒険者ノア)
🌃今夜も🌛月が頭上に輝いていた。📝日記も書く気はあったけど…面倒くさいので翌日の冒険者ノアに託して就寝。

…続く。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後

空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。 魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。 そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。 すると、キースの態度が豹変して……?

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。

(完結)私は家政婦だったのですか?(全5話)

青空一夏
恋愛
夫の母親を5年介護していた私に子供はいない。お義母様が亡くなってすぐに夫に告げられた言葉は「わたしには6歳になる子供がいるんだよ。だから離婚してくれ」だった。 ありがちなテーマをさくっと書きたくて、短いお話しにしてみました。 さくっと因果応報物語です。ショートショートの全5話。1話ごとの字数には偏りがあります。3話目が多分1番長いかも。 青空異世界のゆるふわ設定ご都合主義です。現代的表現や現代的感覚、現代的機器など出てくる場合あります。貴族がいるヨーロッパ風の社会ですが、作者独自の世界です。

婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ! 

タヌキ汁
ファンタジー
 国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。  これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

(完結)お姉様を選んだことを今更後悔しても遅いです!

青空一夏
恋愛
私はブロッサム・ビアス。ビアス候爵家の次女で、私の婚約者はフロイド・ターナー伯爵令息だった。結婚式を一ヶ月後に控え、私は仕上がってきたドレスをお父様達に見せていた。 すると、お母様達は思いがけない言葉を口にする。 「まぁ、素敵! そのドレスはお腹周りをカバーできて良いわね。コーデリアにぴったりよ」 「まだ、コーデリアのお腹は目立たないが、それなら大丈夫だろう」 なぜ、お姉様の名前がでてくるの? なんと、お姉様は私の婚約者の子供を妊娠していると言い出して、フロイドは私に婚約破棄をつきつけたのだった。 ※タグの追加や変更あるかもしれません。 ※因果応報的ざまぁのはず。 ※作者独自の世界のゆるふわ設定。 ※過去作のリメイク版です。過去作品は非公開にしました。 ※表紙は作者作成AIイラスト。ブロッサムのイメージイラストです。

処理中です...