20 / 47
最初の町 出会い
18
しおりを挟む
「君は転生者じゃないか?それなら君が奇石の洞窟に居たことに説明がつく。」
「はい、転生者で間違いないです」
「この事も他の人に言ってはいけない。転生者は何か使命があると聞いたから」
転生者事態私だけじゃないのね。まぁ、他の転生者の事は気にならないし
使命ねぇ…私に期待されても困るよ
「話は変わるけど、君が出してくれた素材と装備類のお金を渡す」
「ありがとうございます。結構な額?」
「そうだな。装備類が特別だったのと、情報料が追加で入ってる。中を確認してみて」
袋に入ったお金を見てみる。
金貨 23枚
銀貨 18枚
銅貨 28枚
想像以上に入ってた!そんなに高かったの!?
ずっと持ってるの怖ー
「君もギルドで証明書を貰っただろう?銀行でお金を預け入れや引き落としが出来るから、預けると良い」
銀行も在るのか、結構生前と変わらない所もあるのね
「一応、こちらの方からは、話は終わったけどなんか聞きたいことある?」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございました。」
ギルドマスターさんの部屋を出て、ホッとため息をつく。
1日の情報量が多すぎ、一応私5歳児なんですけど。
グゥー
「お腹空いた…ご飯いっぱい食べたい」
「色々あったのに、最初の一言目が飯の話か」
食べ盛りなんですよ!
食べないと大きく成れないから!
やっぱり食べるなら、ギルドの食堂かな?でもなぁ…他の冒険者達が見てくるから、食べにくいよね。
外のお店で食べてくるか。何か有名な郷土料理とかあるのかもしれないし。
「あれ?外に出るんですか?もう、夕食時ですよ」
「外で食べてくるので」
「なら、"白根"というお店がオススメですよ」
カズヤさんの他のオススメの店を聞き、ギルドから出ていく。
エプレと一緒に良さそうな店を探し歩く。
何処もかしこも、美味しそうな匂いがして一軒ずつ食べ歩きたい。
「受付の奴が言ってた所で良いんじゃないか?行かないのか?」
「人いっぱいいるでしょ。やだ」
「やだって、そんなに気になるか?」
有名な店はそれだけ冒険者達も来ているから、もう噂になってる。"世間知らずの子供が、やって来た"って
お酒も入ればどんどん話も大きくなるだろうし、そんな所に行きたくない。
被害妄想かもしれないけど、可能性は無いとも言えないし。
「良かったら、うちの店に来てください!!安くします!!」
「無理無理、お前所の料理は家畜の餌使ってるから」
「ちゃんと調理してます!!美味しいから食べれば分かります!!」
女性が熱心に勧誘しているけど、全然相手にされていないみたい。
エプレも家畜の餌という部分が気になったのか、"この店は駄目なのか?"って目で言ってる。
まぁ、そんなにお客もいないだろうし、良いかな。
「そのお店に行きたいです。案内して貰って良いですか?」
女性はびっくりしたようだけど、直ぐ笑顔になりお店に案内してくれた。
「はい、転生者で間違いないです」
「この事も他の人に言ってはいけない。転生者は何か使命があると聞いたから」
転生者事態私だけじゃないのね。まぁ、他の転生者の事は気にならないし
使命ねぇ…私に期待されても困るよ
「話は変わるけど、君が出してくれた素材と装備類のお金を渡す」
「ありがとうございます。結構な額?」
「そうだな。装備類が特別だったのと、情報料が追加で入ってる。中を確認してみて」
袋に入ったお金を見てみる。
金貨 23枚
銀貨 18枚
銅貨 28枚
想像以上に入ってた!そんなに高かったの!?
ずっと持ってるの怖ー
「君もギルドで証明書を貰っただろう?銀行でお金を預け入れや引き落としが出来るから、預けると良い」
銀行も在るのか、結構生前と変わらない所もあるのね
「一応、こちらの方からは、話は終わったけどなんか聞きたいことある?」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございました。」
ギルドマスターさんの部屋を出て、ホッとため息をつく。
1日の情報量が多すぎ、一応私5歳児なんですけど。
グゥー
「お腹空いた…ご飯いっぱい食べたい」
「色々あったのに、最初の一言目が飯の話か」
食べ盛りなんですよ!
食べないと大きく成れないから!
やっぱり食べるなら、ギルドの食堂かな?でもなぁ…他の冒険者達が見てくるから、食べにくいよね。
外のお店で食べてくるか。何か有名な郷土料理とかあるのかもしれないし。
「あれ?外に出るんですか?もう、夕食時ですよ」
「外で食べてくるので」
「なら、"白根"というお店がオススメですよ」
カズヤさんの他のオススメの店を聞き、ギルドから出ていく。
エプレと一緒に良さそうな店を探し歩く。
何処もかしこも、美味しそうな匂いがして一軒ずつ食べ歩きたい。
「受付の奴が言ってた所で良いんじゃないか?行かないのか?」
「人いっぱいいるでしょ。やだ」
「やだって、そんなに気になるか?」
有名な店はそれだけ冒険者達も来ているから、もう噂になってる。"世間知らずの子供が、やって来た"って
お酒も入ればどんどん話も大きくなるだろうし、そんな所に行きたくない。
被害妄想かもしれないけど、可能性は無いとも言えないし。
「良かったら、うちの店に来てください!!安くします!!」
「無理無理、お前所の料理は家畜の餌使ってるから」
「ちゃんと調理してます!!美味しいから食べれば分かります!!」
女性が熱心に勧誘しているけど、全然相手にされていないみたい。
エプレも家畜の餌という部分が気になったのか、"この店は駄目なのか?"って目で言ってる。
まぁ、そんなにお客もいないだろうし、良いかな。
「そのお店に行きたいです。案内して貰って良いですか?」
女性はびっくりしたようだけど、直ぐ笑顔になりお店に案内してくれた。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
家族内ランクE~とある乙女ゲー悪役令嬢、市民堕ちで逃亡します~
りう
ファンタジー
「国王から、正式に婚約を破棄する旨の連絡を受けた。
ユーフェミア、お前には二つの選択肢がある。
我が領地の中で、人の通わぬ屋敷にて静かに余生を送るか、我が一族と縁を切り、平民の身に堕ちるか。
――どちらにしろ、恥を晒して生き続けることには変わりないが」
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したユーフェミア。
「はい、では平民になります」
虐待に気づかない最低ランクに格付けの家族から、逃げ出します。
悪役令嬢ですが最強ですよ??
鈴の音
ファンタジー
乙女ゲームでありながら戦闘ゲームでもあるこの世界の悪役令嬢である私、前世の記憶があります。
で??ヒロインを怖がるかって?ありえないw
ここはゲームじゃないですからね!しかも、私ゲームと違って何故か魂がすごく特別らしく、全属性持ちの神と精霊の愛し子なのですよ。
だからなにかあっても死なないから怖くないのでしてよw
主人公最強系の話です。
苦手な方はバックで!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる