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パンゲール大陸攻略編
エピローグ
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「ここまでが、今日において戯曲や小説にも書かれている勇者パキラと魔王シリウスとの戦いの一節だ。みんな、明日は勇者パキラと魔王シリウスとの最後の下りを小テストに出すから忘れない様に」
可愛らしい声が部屋の中に響き渡るのと同時に授業終了のチャイムが鳴り響き、そ国語の授業が終了になるのと同時に、その日の授業も終了となった。
わいわいと騒ぐ子供たちを静かにさせてから、彼は帰りの会を始めていく。そして子供たちが帰っていくのを見届けてから、先程まで教えていた勇者パキラと魔王シリウスの戦いの記述を見て担任の教師は溜息を吐く。
恐らく翌日の小テストにおいてはこのクラスにおける殆ど全ての子供たちは応えられる筈に違いない。何故なら、あの物語はこの国のいや、この世界に存在する両大陸の子供たちならば誰でも知っている御伽噺であるからだ。
林檎の様に赤い肌をした青年はもう一度、国語の教科書に書かれている内容を読み返す。
かつて死んだ罪人を蘇らせる邪悪な魔王の挿絵から始まるその物語はそれを打ち破った勇者パキラが対立の続いていた国家の両者を和解させ、握手をさせたという打ち破った記述で終わっている。
どう考えても胡散臭い。若い担任の教師はその物語は多少の史実はあれども、創作なのではないかと疑う。
パキラともかくシリウスや魔界転移衆など存在しなかったのではないか。
そう考えていると、一人の少年が教室の中に残っている事に気が付く。
しかも、先程までの自分と同様に教科書を読みふけているらしい。
短い金髪の少年はこちらに気が付いたのか、教科書から顔を上げて、
「あっ、すいません!直ぐに帰りますから」
と、あたふたと机の横に下げている鞄を取って帰ろうとしたが、若い国語の教師はそれを手で静止させて、
「待ってくれ、そのお前に聞くのも変なんだが……パキラはともかくシリウスって本当に居たと思うか?」
「思います」
少年は迷いのない瞳で答えた。担任の教師は彼の真っ直ぐな目を見て思わず苦笑してしまう。やはり、子供に聞いたのが間違いだ。彼らは居もしない存在を信じたがる傾向にある。どんなにリアリスト思考の少年でもそれは変わらない。
内心ではそんなのが居ると思い込みたいのだ。担任の教師が苦笑して立ち去ろうとすると、少年は驚く事に立ち上がって根拠を述べていく。
彼曰くシリウスが居たというのはそう信じた方が楽しいからだと答えた。
居ないよりも居たと信じた方が楽しい。目の前の少年はそう主張したのだ。
その言葉を聞いた瞬間に、担任の教師は無意識のうちに頭を撫でていた。
担任の教師はそれに気がつくと、無意識のうちに手を離して、
「す、すまない!わ、忘れてくれ……」
「えへへ、でもオレは先生に撫でられて嬉しかったです。ずっと昔にそんな事があったみたいで」
少年はそう照れ臭そうに笑うと、今度こそ鞄を持って教室を出て行く。
教室の外ではあの少年の仲間と思われる少年と少女が待ち構えており、教室から出てきた少年を待っていたらしく、出てきた少年を温かく出迎え、その後に三人で教室の担任に向かって大きく手を振って学校を去っていく。
担任の教師は教室を閉めるのと同時に、明日の小テストの内容を考えるために職員室へと向かっていく。
だが、先程、教室を出た三人の仲良したちは翌日に担任の教師が考えている意地悪なテスト問題の事に気がつく事なく、舗装されたアスファルトの道路の上を駆けながら、近所の公園へと向かっていく。
その途中で三人は多くの人とすれ違ったが気が付いていない。
多くの孫に囲まれて幸せそうに歩く老人の姿であったり、自分の子供と仲良さそうに談笑するエルフの男であったり、我儘な娘に振り回されたりする老いた父親などに三人は気が付く事なく走っていく。
三人はその途中で大きな声で号外を伝えるテレビ放送をも無視して公園へと向かっていく。
テレビ放送の内容はこの国の若くて逞しい皇太子が隣国の見た目麗しい皇女と婚約したというニュースであり、恐らく家に帰ったら三人は後にこのニュースを知る事になるだろう。
が、今は預かり知らぬ事である。三人は公園で合流するのと同時にサッカーをして遊んでいく。
三人は翌日にテストがある事も考慮し、一時間ばかりの時間が経った後にサッカーを辞めて、勇者パキラの伝説について語り合っていく。
側から見れば笑ってしまう様な稚拙なテスト対策であるが、それでも三人は大真面目であった。
が、流石は小学校の低学年の集中力。直ぐに途切れて勇者の伝説の中で誰が好きなのかを語り合っていく。
「オレはジョージかな。帝国の城での戦いで死んじゃうんだけど、そこがまた好きでさー」
「あたしはシャリアちゃんかなー。パキラの事を思いながらも、彼を守るために自らの身を犠牲にして敵の一人を道連れにした場面が格好良くてさぁ、同時に憧れちゃうんだよね。あんな風に男の人を守れる強い女性でありたいってさ」
「オレはパキラ!やっぱり、あの正義感の強さと悪を絶対に許さない今の時代には無い古き良き時代のヒーローみたいなところが好きだよ」
「それだけじゃないでしょ?」
友達の少女が揶揄う様に笑う。その悪戯っぽい視線に少年は思わず視線を逸らす。
それを見て慌てたのか、もう一人の少年が慌てて、
「寄せよ。何もそうだって決まったわけじゃあないだろ?」
「いやいや、そこは取り繕ってもしょうがないよ。同じ名前なのは確かなんだから……」
と、パキラ少年は照れ臭そうに頬をかく。それを見た二人の少年少女はもう一度顔を見合わせて笑う。
その笑いに悪意はない。純粋な笑い。
パキラ本人が先程まで感じていた僅かな羞恥心を吹き飛ばして明るい雰囲気を保っていてくれているのだ。
二人はその後も楽しく笑い合っていたのだが、日が西に傾いている事を知ると慌てて家へと戻っていく。
夕陽に照らされながら、パキラは家の方に向かって歩いていく。
パキラは家に向かう途中までにある平和なダウンタウンを眺めながら、思わず顔を綻ばせてしまう。
楽しそうに手押しのおもちゃで遊ぶ小さな子供。忙しそうに歩くサラリーマン。買い物帰りと思われる婦人たち。学校帰りと思われる若い学生たち。
そんな姿を見てパキラは無意識のうちに頬を綻ばせていく。
人間というのは間違える。人間というのは過ちを繰り返す。人間は弱い。何度も心を悪い神に売り渡してしまう。
けれど、それを乗り越えて変えられるからこそ人間は人間なのだ。
パキラは頭の中に過った考えに思わず自分で苦笑してしまう。
自分は何処からこんな考えを持ったのだ。第一、自分はそんな達観した考えなど持っていなかったではないか。
第一、自分はまだ国の義務教育さえ終えていない年齢なのにこの達観した考えは何処から出たのだろう。
パキラは首を傾げながら目の前を歩いていく。真っ直ぐと歩くパキラの背中に夕陽の光が差し込む。
まるで、その少年の将来を祝福するかの様に。
あとがき
8月から連載した『シリウス(以下略)』は今回で連載終了となります。
実はもうずっと中断する予定だったのですが、11月の末に『鬼滅の刃、無限列車編』を鑑賞しまして、それに大感激しました。映画を鑑賞し終えた後に私は煉獄さんと猗窩座殿がスクリーンの上で繰り広げた様な激闘をこの小説でも表現したいと思い、連載を再開したのであります。次回は予定が詰まっているのもあり、一月の末を予定していますが、そこで『魔法刑事たちの事件簿』シリーズの続きの執筆か、完全新作かは私のストックとアイディアに掛かっております(笑)
最後に改めて読んでくれた皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
可愛らしい声が部屋の中に響き渡るのと同時に授業終了のチャイムが鳴り響き、そ国語の授業が終了になるのと同時に、その日の授業も終了となった。
わいわいと騒ぐ子供たちを静かにさせてから、彼は帰りの会を始めていく。そして子供たちが帰っていくのを見届けてから、先程まで教えていた勇者パキラと魔王シリウスの戦いの記述を見て担任の教師は溜息を吐く。
恐らく翌日の小テストにおいてはこのクラスにおける殆ど全ての子供たちは応えられる筈に違いない。何故なら、あの物語はこの国のいや、この世界に存在する両大陸の子供たちならば誰でも知っている御伽噺であるからだ。
林檎の様に赤い肌をした青年はもう一度、国語の教科書に書かれている内容を読み返す。
かつて死んだ罪人を蘇らせる邪悪な魔王の挿絵から始まるその物語はそれを打ち破った勇者パキラが対立の続いていた国家の両者を和解させ、握手をさせたという打ち破った記述で終わっている。
どう考えても胡散臭い。若い担任の教師はその物語は多少の史実はあれども、創作なのではないかと疑う。
パキラともかくシリウスや魔界転移衆など存在しなかったのではないか。
そう考えていると、一人の少年が教室の中に残っている事に気が付く。
しかも、先程までの自分と同様に教科書を読みふけているらしい。
短い金髪の少年はこちらに気が付いたのか、教科書から顔を上げて、
「あっ、すいません!直ぐに帰りますから」
と、あたふたと机の横に下げている鞄を取って帰ろうとしたが、若い国語の教師はそれを手で静止させて、
「待ってくれ、そのお前に聞くのも変なんだが……パキラはともかくシリウスって本当に居たと思うか?」
「思います」
少年は迷いのない瞳で答えた。担任の教師は彼の真っ直ぐな目を見て思わず苦笑してしまう。やはり、子供に聞いたのが間違いだ。彼らは居もしない存在を信じたがる傾向にある。どんなにリアリスト思考の少年でもそれは変わらない。
内心ではそんなのが居ると思い込みたいのだ。担任の教師が苦笑して立ち去ろうとすると、少年は驚く事に立ち上がって根拠を述べていく。
彼曰くシリウスが居たというのはそう信じた方が楽しいからだと答えた。
居ないよりも居たと信じた方が楽しい。目の前の少年はそう主張したのだ。
その言葉を聞いた瞬間に、担任の教師は無意識のうちに頭を撫でていた。
担任の教師はそれに気がつくと、無意識のうちに手を離して、
「す、すまない!わ、忘れてくれ……」
「えへへ、でもオレは先生に撫でられて嬉しかったです。ずっと昔にそんな事があったみたいで」
少年はそう照れ臭そうに笑うと、今度こそ鞄を持って教室を出て行く。
教室の外ではあの少年の仲間と思われる少年と少女が待ち構えており、教室から出てきた少年を待っていたらしく、出てきた少年を温かく出迎え、その後に三人で教室の担任に向かって大きく手を振って学校を去っていく。
担任の教師は教室を閉めるのと同時に、明日の小テストの内容を考えるために職員室へと向かっていく。
だが、先程、教室を出た三人の仲良したちは翌日に担任の教師が考えている意地悪なテスト問題の事に気がつく事なく、舗装されたアスファルトの道路の上を駆けながら、近所の公園へと向かっていく。
その途中で三人は多くの人とすれ違ったが気が付いていない。
多くの孫に囲まれて幸せそうに歩く老人の姿であったり、自分の子供と仲良さそうに談笑するエルフの男であったり、我儘な娘に振り回されたりする老いた父親などに三人は気が付く事なく走っていく。
三人はその途中で大きな声で号外を伝えるテレビ放送をも無視して公園へと向かっていく。
テレビ放送の内容はこの国の若くて逞しい皇太子が隣国の見た目麗しい皇女と婚約したというニュースであり、恐らく家に帰ったら三人は後にこのニュースを知る事になるだろう。
が、今は預かり知らぬ事である。三人は公園で合流するのと同時にサッカーをして遊んでいく。
三人は翌日にテストがある事も考慮し、一時間ばかりの時間が経った後にサッカーを辞めて、勇者パキラの伝説について語り合っていく。
側から見れば笑ってしまう様な稚拙なテスト対策であるが、それでも三人は大真面目であった。
が、流石は小学校の低学年の集中力。直ぐに途切れて勇者の伝説の中で誰が好きなのかを語り合っていく。
「オレはジョージかな。帝国の城での戦いで死んじゃうんだけど、そこがまた好きでさー」
「あたしはシャリアちゃんかなー。パキラの事を思いながらも、彼を守るために自らの身を犠牲にして敵の一人を道連れにした場面が格好良くてさぁ、同時に憧れちゃうんだよね。あんな風に男の人を守れる強い女性でありたいってさ」
「オレはパキラ!やっぱり、あの正義感の強さと悪を絶対に許さない今の時代には無い古き良き時代のヒーローみたいなところが好きだよ」
「それだけじゃないでしょ?」
友達の少女が揶揄う様に笑う。その悪戯っぽい視線に少年は思わず視線を逸らす。
それを見て慌てたのか、もう一人の少年が慌てて、
「寄せよ。何もそうだって決まったわけじゃあないだろ?」
「いやいや、そこは取り繕ってもしょうがないよ。同じ名前なのは確かなんだから……」
と、パキラ少年は照れ臭そうに頬をかく。それを見た二人の少年少女はもう一度顔を見合わせて笑う。
その笑いに悪意はない。純粋な笑い。
パキラ本人が先程まで感じていた僅かな羞恥心を吹き飛ばして明るい雰囲気を保っていてくれているのだ。
二人はその後も楽しく笑い合っていたのだが、日が西に傾いている事を知ると慌てて家へと戻っていく。
夕陽に照らされながら、パキラは家の方に向かって歩いていく。
パキラは家に向かう途中までにある平和なダウンタウンを眺めながら、思わず顔を綻ばせてしまう。
楽しそうに手押しのおもちゃで遊ぶ小さな子供。忙しそうに歩くサラリーマン。買い物帰りと思われる婦人たち。学校帰りと思われる若い学生たち。
そんな姿を見てパキラは無意識のうちに頬を綻ばせていく。
人間というのは間違える。人間というのは過ちを繰り返す。人間は弱い。何度も心を悪い神に売り渡してしまう。
けれど、それを乗り越えて変えられるからこそ人間は人間なのだ。
パキラは頭の中に過った考えに思わず自分で苦笑してしまう。
自分は何処からこんな考えを持ったのだ。第一、自分はそんな達観した考えなど持っていなかったではないか。
第一、自分はまだ国の義務教育さえ終えていない年齢なのにこの達観した考えは何処から出たのだろう。
パキラは首を傾げながら目の前を歩いていく。真っ直ぐと歩くパキラの背中に夕陽の光が差し込む。
まるで、その少年の将来を祝福するかの様に。
あとがき
8月から連載した『シリウス(以下略)』は今回で連載終了となります。
実はもうずっと中断する予定だったのですが、11月の末に『鬼滅の刃、無限列車編』を鑑賞しまして、それに大感激しました。映画を鑑賞し終えた後に私は煉獄さんと猗窩座殿がスクリーンの上で繰り広げた様な激闘をこの小説でも表現したいと思い、連載を再開したのであります。次回は予定が詰まっているのもあり、一月の末を予定していますが、そこで『魔法刑事たちの事件簿』シリーズの続きの執筆か、完全新作かは私のストックとアイディアに掛かっております(笑)
最後に改めて読んでくれた皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
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