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パンゲール大陸攻略編
勇者パキラの決戦ーその⑥
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シャーロットは護衛兵、親衛隊、非戦闘員。それらの人々の所属を問う事なく面白おかしく笑い声を上げながら、城の中の兵士たちを殺していく。
阿鼻叫喚の悲鳴が城の中に響き渡り、ついに皇帝、ジェームズ二世の恐怖は絶頂に達したらしく、彼は弟のブレアフォード公と新たに召し抱えたディスペンサー=ディングル帝国のかつての財務大臣と防衛大臣の二名とそして側付きの僅かなお供数人のみを引き連れて地下へと向かっていく。
ジェームズ二世は自らの目が曇っていた事、そして義理の娘可愛さに盲目になっていた事をこの瞬間に理解していた。
もう少しあの義理の娘にばかり構わずに、もう少し弟の家族を見ていたらのなら。
後悔の念は尽きない。その時だ。彼の目の前に長い金髪に顔だけで食べていけそうな程の美しい顔を持った女性が現れた。
いや、ジェームズ二世は彼女がどんな人物なのかを知っていた。ジェームズ二世は絶望に打ちひしがれたのだが、それとは対照的に新たに召し抱えた二人の大臣は腰に下げていた剣を抜いて、目の前の女性と対峙していく。
「もしかして、その剣で私を殺すつもりですか?あまりにも無謀なのではないでしょうか?」
女性の挑発の言葉に僅かなお供は乗ってしまったのか、ブルブルと両肩を震わせていたが、二人の委員は震える供の人間を右手で静止させて皇帝の元へと下がらせていく。
代わりに二人が足を踏み出し、目の前の女性と対峙していく。
「お前、名前は?」
「私のお名前ですか?」
「そうだ、まさかアリステリアという名前が本物の名前だとは思えん。無能な皇帝の更に帝国の政治を悪化させた悪どい少女の名前ならば、今後の奴の統治にも少なからず影響が出る筈だからな。みすみす、そのままの名前で潜り込む訳もあるまい」
シャーロットは感心した様に両目を開いた後に両手を叩いて褒めていく。
「流石です。よくお分かりになりましたね!私の本名はシャーロット。シャーロット・A・ペンドラゴン。世界皇帝シリウス・ペンドラゴンの妹でございますわ。以後お見知り置きを」
シャーロットは丁寧に頭を下げるのだが、彼女の目の前に立っていた二人の男はその隙を狙って攻撃を目論んだらしい。彼女が頭を上げるよりも前に剣を持って飛び掛かり、彼女の頭をかち割ろうとしたのだが、シャーロットは素早く頭を上げるのと同時に腰に下げていたサーベルを抜き、頭上から降り掛かった剣を防ぐ。
「礼儀作法がなっておりませんわね。えっと、あなた方は……」
「財務委員のオスカー・フォン・ザレアだッ!」
「同じく政務委員のオットー・フォン・クロイーゼルだッ!皇帝陛下の仇、ここで取らせて頂く!」
「無駄な事を……やれるものならば、やってみなさないな」
妙に余裕ぶっている。二人は彼女のあまりにも余裕な態度に恐れをなしていたのだが、直ぐに背後を振り返り、彼女を倒さねば新しい自分たちの主人が危ういと確信し、懸命にシャーロットに向かっていく。
一対二という不利な状況であるのにも関わらず、シャーロットには怯む様子が見えない。彼女は二人の斬撃を何度も打ち返し、その度に二人に余裕のある表情を見せていた。
二人の脳裏によぎったのは絶望。圧倒的なまでの絶望。もし、背後に新たな主人が居なければ、二人は勇気ある後進を行っていたかもしれない。
わずかな剣技の打ち合いの末に、二人は自分たち二人と目の前の女性との差を理解していたのだ。
それでも二人は勇気を振り絞り、シャーロットへと向かっていく。
いい加減しつこく思い小さな溜息を吐いたシャーロットは軽くサーベルで周囲の空を斬った後に、二人を迎撃しようと試みたのだが、それよりも前に一人の少年が割って入り、シャーロットに向かって攻撃を繰り出す。
光の剣を持った少年は剣を振るってシャーロットの右斜め下から刃を繰り出していく。
シャーロットは後方に下がり、少年の剣を弾き返したものの、少年は反動で倒れる素振りも見せず、ただひたすらに剣を振るっていく。
少年はシャーロットに向かって何度も攻撃を繰り出す。その度に、少年は剣を振るう向きを変え、また剣を振るう度に辺り一面に反響するかの様な大きな掛け声を上げるために、シャーロットの集中力が乱されていく。
シャーロットがそんなギリギリの立ち合いの末に垣間見たのは前世の忌々しい青年とかつての兄の主人である魔界の少女、そしてこの少年の仲間だと思われる二人の男女。
皇帝一家をここで保護するつもりらしい。
だが、そうは問屋が卸さない。シャーロットはパキラと剣を打ち合っている最中にも、何とか隙を付け狙い、ついにジェームズ二世がこちらに哀れみの目を向ける瞬間を捉えた。
シャーロットは直ちに亜空間の武器庫から拳銃を取り出し、ジェームズ二世の心臓を狙うのだが、その前に赤い肌の青年は気が付いたらしい。
孝太郎はシャーロットと同様に亜空間の武器庫から拳銃を取り出し、彼女の持っていた自動拳銃を地面へと弾き落とす。
シャーロットが舌を打つのと同時に、パキラが彼女の前面に向かって大きく剣を振るう。
彼女は急いで左方向に旋回し、パキラの攻撃を交わすと彼の空いていた左の脇腹を狙う。
パキラは空中で慌てて背後に体を逸らし、シャーロットによる地上からの突きを回避した。
パキラは地面に乱暴に着地するのと同時にシャーロットにもう一度斬りかかろうとしたのだが、背後から聞こえた声によりその動きを止めざるを得ない。
「これ以上はやめてくれないかな?シャーロットは私の可愛い妹なんだよ」
パキラはあの夜の村以来の二度目の対面を果たす。
あの色白い肌に鬼の様な牙。そして冷酷な表情、見た事もない迷彩柄のズボンに緑色のジャケットに白いシャツ。間違いない。彼こそが自分の世界をこんな風にした張本人、シリウス・A・ペンドラゴンに違いない。
実際にシャーロットも彼の姿を見て以来、剣を振るうのをやめ、彼を憧れの目で眺めていた。
「お兄様!お待ちしておりましたわ!どうかご加勢の程を!」
「無論だ。私の妹を苦しめたゲスはこのオレが全て討ち滅ぼしてやろうではないか」
シリウスは右腕を掲げると、腕に禍々しい竜の腕を作り上げていく。
「無能な皇帝に、かつての過去に囚われる過去の亡霊ども、そして、オレの前に何度も立ち塞がる忌々しい勇者ども!全てこの地で皆殺しにしてやろう!目障りなガキども、今宵貴様らを地獄へと叩き落してやろうぞ!」
シリウスのその言葉を聞いた全ての戦士たちは全員が身構え、剣を構えていく。
だが、ただ一人パキラだけが大きな声で言い返す。
「地獄に行くのはお前だッ!シリウス!お前もお前の軍隊もなッ!」
それを聞いたシリウスは歯をギリギリと鳴らして、
「ガキがッ、舐めるのもいい加減にしろ!それ程までに死に急ぎたいか!」
と、竜の腕を構えてパキラの元へと向かっていく。
阿鼻叫喚の悲鳴が城の中に響き渡り、ついに皇帝、ジェームズ二世の恐怖は絶頂に達したらしく、彼は弟のブレアフォード公と新たに召し抱えたディスペンサー=ディングル帝国のかつての財務大臣と防衛大臣の二名とそして側付きの僅かなお供数人のみを引き連れて地下へと向かっていく。
ジェームズ二世は自らの目が曇っていた事、そして義理の娘可愛さに盲目になっていた事をこの瞬間に理解していた。
もう少しあの義理の娘にばかり構わずに、もう少し弟の家族を見ていたらのなら。
後悔の念は尽きない。その時だ。彼の目の前に長い金髪に顔だけで食べていけそうな程の美しい顔を持った女性が現れた。
いや、ジェームズ二世は彼女がどんな人物なのかを知っていた。ジェームズ二世は絶望に打ちひしがれたのだが、それとは対照的に新たに召し抱えた二人の大臣は腰に下げていた剣を抜いて、目の前の女性と対峙していく。
「もしかして、その剣で私を殺すつもりですか?あまりにも無謀なのではないでしょうか?」
女性の挑発の言葉に僅かなお供は乗ってしまったのか、ブルブルと両肩を震わせていたが、二人の委員は震える供の人間を右手で静止させて皇帝の元へと下がらせていく。
代わりに二人が足を踏み出し、目の前の女性と対峙していく。
「お前、名前は?」
「私のお名前ですか?」
「そうだ、まさかアリステリアという名前が本物の名前だとは思えん。無能な皇帝の更に帝国の政治を悪化させた悪どい少女の名前ならば、今後の奴の統治にも少なからず影響が出る筈だからな。みすみす、そのままの名前で潜り込む訳もあるまい」
シャーロットは感心した様に両目を開いた後に両手を叩いて褒めていく。
「流石です。よくお分かりになりましたね!私の本名はシャーロット。シャーロット・A・ペンドラゴン。世界皇帝シリウス・ペンドラゴンの妹でございますわ。以後お見知り置きを」
シャーロットは丁寧に頭を下げるのだが、彼女の目の前に立っていた二人の男はその隙を狙って攻撃を目論んだらしい。彼女が頭を上げるよりも前に剣を持って飛び掛かり、彼女の頭をかち割ろうとしたのだが、シャーロットは素早く頭を上げるのと同時に腰に下げていたサーベルを抜き、頭上から降り掛かった剣を防ぐ。
「礼儀作法がなっておりませんわね。えっと、あなた方は……」
「財務委員のオスカー・フォン・ザレアだッ!」
「同じく政務委員のオットー・フォン・クロイーゼルだッ!皇帝陛下の仇、ここで取らせて頂く!」
「無駄な事を……やれるものならば、やってみなさないな」
妙に余裕ぶっている。二人は彼女のあまりにも余裕な態度に恐れをなしていたのだが、直ぐに背後を振り返り、彼女を倒さねば新しい自分たちの主人が危ういと確信し、懸命にシャーロットに向かっていく。
一対二という不利な状況であるのにも関わらず、シャーロットには怯む様子が見えない。彼女は二人の斬撃を何度も打ち返し、その度に二人に余裕のある表情を見せていた。
二人の脳裏によぎったのは絶望。圧倒的なまでの絶望。もし、背後に新たな主人が居なければ、二人は勇気ある後進を行っていたかもしれない。
わずかな剣技の打ち合いの末に、二人は自分たち二人と目の前の女性との差を理解していたのだ。
それでも二人は勇気を振り絞り、シャーロットへと向かっていく。
いい加減しつこく思い小さな溜息を吐いたシャーロットは軽くサーベルで周囲の空を斬った後に、二人を迎撃しようと試みたのだが、それよりも前に一人の少年が割って入り、シャーロットに向かって攻撃を繰り出す。
光の剣を持った少年は剣を振るってシャーロットの右斜め下から刃を繰り出していく。
シャーロットは後方に下がり、少年の剣を弾き返したものの、少年は反動で倒れる素振りも見せず、ただひたすらに剣を振るっていく。
少年はシャーロットに向かって何度も攻撃を繰り出す。その度に、少年は剣を振るう向きを変え、また剣を振るう度に辺り一面に反響するかの様な大きな掛け声を上げるために、シャーロットの集中力が乱されていく。
シャーロットがそんなギリギリの立ち合いの末に垣間見たのは前世の忌々しい青年とかつての兄の主人である魔界の少女、そしてこの少年の仲間だと思われる二人の男女。
皇帝一家をここで保護するつもりらしい。
だが、そうは問屋が卸さない。シャーロットはパキラと剣を打ち合っている最中にも、何とか隙を付け狙い、ついにジェームズ二世がこちらに哀れみの目を向ける瞬間を捉えた。
シャーロットは直ちに亜空間の武器庫から拳銃を取り出し、ジェームズ二世の心臓を狙うのだが、その前に赤い肌の青年は気が付いたらしい。
孝太郎はシャーロットと同様に亜空間の武器庫から拳銃を取り出し、彼女の持っていた自動拳銃を地面へと弾き落とす。
シャーロットが舌を打つのと同時に、パキラが彼女の前面に向かって大きく剣を振るう。
彼女は急いで左方向に旋回し、パキラの攻撃を交わすと彼の空いていた左の脇腹を狙う。
パキラは空中で慌てて背後に体を逸らし、シャーロットによる地上からの突きを回避した。
パキラは地面に乱暴に着地するのと同時にシャーロットにもう一度斬りかかろうとしたのだが、背後から聞こえた声によりその動きを止めざるを得ない。
「これ以上はやめてくれないかな?シャーロットは私の可愛い妹なんだよ」
パキラはあの夜の村以来の二度目の対面を果たす。
あの色白い肌に鬼の様な牙。そして冷酷な表情、見た事もない迷彩柄のズボンに緑色のジャケットに白いシャツ。間違いない。彼こそが自分の世界をこんな風にした張本人、シリウス・A・ペンドラゴンに違いない。
実際にシャーロットも彼の姿を見て以来、剣を振るうのをやめ、彼を憧れの目で眺めていた。
「お兄様!お待ちしておりましたわ!どうかご加勢の程を!」
「無論だ。私の妹を苦しめたゲスはこのオレが全て討ち滅ぼしてやろうではないか」
シリウスは右腕を掲げると、腕に禍々しい竜の腕を作り上げていく。
「無能な皇帝に、かつての過去に囚われる過去の亡霊ども、そして、オレの前に何度も立ち塞がる忌々しい勇者ども!全てこの地で皆殺しにしてやろう!目障りなガキども、今宵貴様らを地獄へと叩き落してやろうぞ!」
シリウスのその言葉を聞いた全ての戦士たちは全員が身構え、剣を構えていく。
だが、ただ一人パキラだけが大きな声で言い返す。
「地獄に行くのはお前だッ!シリウス!お前もお前の軍隊もなッ!」
それを聞いたシリウスは歯をギリギリと鳴らして、
「ガキがッ、舐めるのもいい加減にしろ!それ程までに死に急ぎたいか!」
と、竜の腕を構えてパキラの元へと向かっていく。
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