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アールランドリー大陸編
パチャテク帝国攻略史
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目下の問題として、シリウスには二点の問題が突き付けられていた。一つはアールランドリー大陸の中でも有数の勢力を誇る神々の力を宿した帝国、パチャテク帝国。もう一つの問題はかつて自分を追い詰めた少年と酷似した勇者の存在。
どちらを取っても、シリウスには重くのし掛かっているような気がしてならない。
シリウスが玉座の間にてどうするべきかと自問自答をしていると、彼の元に一人の少年が現れて、頭を垂れる。
その少年に目を引かれたのか、玉座の上に座る魔王は考え事をやめて、彼の方を向く。
「ナルシーか?何用だ?」
ナルシーなる少年はその女性と見間違えられてもおかしくない程の美しい顔を上げて言った。
「恐れながら、摂政殿下に申し上げます。殿下がお考えになっておられるパチャテク帝国の侵攻の件ですが、私に妙案がございます」
ナルシーは声変わりもしていない美しい声で進言するものの、今日に至ってはその声も彼の興味を惹かないらしい。
シリウスは慇懃な様子で、彼の方を向いて、
「妙案?お前のような小僧にか?片腹痛いわ」
「恐れながら、話だけでも聞いていただければ幸いでございます。どうか、お聞きあそばせ、我がご主人様」
姿勢を正して、改めて言われると、シリウスとしても聞かざるを得ない。
主人がようやく聞いた事を確認すると、美少年は自信満々に自分の策を喋り出す。
彼は強大なパチャテク帝国に対し、内紛を仕掛けるように進言し、その方法も実に具体的に言っていくのである。
「まず、パチャテク帝国の中でも指折りの重臣を反逆に追い込ませます。その人物をそそのかせるためにも、情報をお仕入れあそばせ、さすれば、あなた様の侵攻は簡単にお進みになるでしょう」
「成る程、ならば、次はどうする?反乱で国力を削った後は?」
「次は重臣同士を対立させるのが宜しいかと存じます。さすれば、王は疑心暗鬼となり、いざという時に相談する事を躊躇いましょう」
シリウスは少年の言葉を聞いていたが、どれも一理ありそうな案ばかり。
彼は帝国を盗る際に、この少年を連れて行けばどうなるのかを考える。
彼は玉座から立ち上がるのと同時に、彼の頬に口付けをして、
「次に、大陸を渡る際にはお主も連れて行こうか、善弥……いや、ナルシー」
ナルシーなる少年は見知らぬ名前が出た事に首を傾げたらしいが、シリウスとしては知った事ではない。
早速、腹心の部下、霊蔵を呼び付け、また摂政の代行を命令し、彼はナルシーと共にもう一つの大陸へと渡っていく。
パチャテク帝国という国を盗る。
シリウスはこの一念のためだけに死ねたかもしれない。
パキラ一行は町を出て、近くの平原で食事をする事になった。
敷物を広げて、仲間全員で食べる食事は軽いピクニック気分であったが、それでも油断はできない。
彼らの敵は各地に巣食う魔物。
魔物はいつ何処から襲って来るのかは分からない。
だからこそ、勇者は仲間を守るために、警戒の目を怠らない。
パキラはピクニック気分を味わいつつも、仲間達を守るという事を同時にやりながら、更にサンドイッチを持って食事をするという事を同時に進めている最中であった。
パキラは殺気のようなものを感じ、背中に背負っていた剣を取り出し、殺気のした方角に剣を向けて叫ぶ。
「出て来い!お前が何者かは知らないが、何か言いたいのなら出て来たらどうだ!?」
その言葉を聞いたのか、草葉の陰から一人の異形の生物が現れた。
その生物は体を真っ黒なローブで包まれている上に、足が無いという幽霊のような体をして顔は骸骨といういかにも『怪物』のような姿をしていた。
骸骨の幽霊は両手に青い炎を宿しながら、パキラ達に向かって攻撃を仕掛けて来る。
パキラは仲間達に散らばるように指示を出すと、自身は剣を携えて魔物へと向かって行く。
だが、魔物はパキラの剣を寸前の所で首を下げて回避し、剣を大きく振りかぶった事により、生じた隙を利用し、彼の腹に向かって炎をぶつけようとする。
それに真っ先に反応したのが、赤い肌の青年であり、彼はパキラの元を訪れると、右手の掌を大きく広げて、彼の炎を消す。
そして、彼に向かって手の拳を丸めて、それを喰らわせようとしたが、咄嗟に骸骨幽霊はその場から離れて、もう一度両手の掌に人魂のような不気味な青い炎を宿し、今度は直接向かって来るのではなく、両手に宿した炎を投げていく。
赤い肌の青年と勇者パキラは互いに肩を預けて、骸骨の幽霊へと向かって行く。
骸骨の幽霊は向かって来る二人に向かって、青く燃える炎を投げ付けたのだが、パキラは炎を光の神から預かった剣でかき消し、赤い肌の青年はその不思議な右手で彼の炎を消していく。
万策が尽きたかのように思われた幽霊であったが、何やら呪文を唱えると、今度は両手に緑の炎を宿し、空中に向かって放り投げていく。
すると、緑の炎が炎の形をした化け物へと変貌し、二人に襲い掛かっていく。
二人は手と剣を使って炎の形をした怪物を片付けようとするのだったが、骸骨の幽霊が繰り出した炎の形をした怪物は素早く、二人が遅れを取っていたその時であった。
背後から光の矢が飛び、彼らを消滅させていく。
パキラが背後を振り向くと、そこには親指を上げて笑顔を浮かべる二人の仲間の姿。
どうやら、遠距離魔法で二人を支援してくれたらしい。
二人はそれを見ると、互いに首を縦に動かし、真っ直ぐに骸骨の幽霊へと向かって行く。
それを見た骸骨の幽霊は二人が真っ直ぐに自分の元へと向かって来るのだと思われたのだろう。
両手の掌から青い炎を繰り出し、二人を牽制しようとするが、並んでいた二人のうち、勇者パキラは宙を飛び、代わりに赤い肌の青年が彼の前に立ち塞がり、二人に向かう筈だった青い炎をたった一人で消していく。
まるで、獲物を狩る肉食動物のように早く、正確に。
骸骨の幽霊がその青年の動きに圧倒されている時だ。
勇者パキラが骸骨の幽霊に向かって飛び掛かり、幽霊の首を光の神から授かった剣で斬り飛ばす。
流石の骸骨の幽霊もそれには耐え切れなかったのか、
「摂政殿下ァァァァァ~!!!」
と、断末魔を上げて消滅していく。
勇者パキラはその言葉に片眉を上げて、
「摂政殿下?誰だそいつは?」
と、疑問を呈したが、赤い肌の青年は恐らくと前置きを置いてから、
「魔界の神前試合を魔王の娘、ライジアに代わり、王子三人を殺し、現在魔界を支配している男の事だろう。名前は確か……」
赤い肌の青年は暫くの沈黙を置いてから、重々しい口を開いて、
「シリウス・A・ペンドラゴン」
パキラはその言葉を聞いた途端に思わず身を震わせてしまう。
どちらを取っても、シリウスには重くのし掛かっているような気がしてならない。
シリウスが玉座の間にてどうするべきかと自問自答をしていると、彼の元に一人の少年が現れて、頭を垂れる。
その少年に目を引かれたのか、玉座の上に座る魔王は考え事をやめて、彼の方を向く。
「ナルシーか?何用だ?」
ナルシーなる少年はその女性と見間違えられてもおかしくない程の美しい顔を上げて言った。
「恐れながら、摂政殿下に申し上げます。殿下がお考えになっておられるパチャテク帝国の侵攻の件ですが、私に妙案がございます」
ナルシーは声変わりもしていない美しい声で進言するものの、今日に至ってはその声も彼の興味を惹かないらしい。
シリウスは慇懃な様子で、彼の方を向いて、
「妙案?お前のような小僧にか?片腹痛いわ」
「恐れながら、話だけでも聞いていただければ幸いでございます。どうか、お聞きあそばせ、我がご主人様」
姿勢を正して、改めて言われると、シリウスとしても聞かざるを得ない。
主人がようやく聞いた事を確認すると、美少年は自信満々に自分の策を喋り出す。
彼は強大なパチャテク帝国に対し、内紛を仕掛けるように進言し、その方法も実に具体的に言っていくのである。
「まず、パチャテク帝国の中でも指折りの重臣を反逆に追い込ませます。その人物をそそのかせるためにも、情報をお仕入れあそばせ、さすれば、あなた様の侵攻は簡単にお進みになるでしょう」
「成る程、ならば、次はどうする?反乱で国力を削った後は?」
「次は重臣同士を対立させるのが宜しいかと存じます。さすれば、王は疑心暗鬼となり、いざという時に相談する事を躊躇いましょう」
シリウスは少年の言葉を聞いていたが、どれも一理ありそうな案ばかり。
彼は帝国を盗る際に、この少年を連れて行けばどうなるのかを考える。
彼は玉座から立ち上がるのと同時に、彼の頬に口付けをして、
「次に、大陸を渡る際にはお主も連れて行こうか、善弥……いや、ナルシー」
ナルシーなる少年は見知らぬ名前が出た事に首を傾げたらしいが、シリウスとしては知った事ではない。
早速、腹心の部下、霊蔵を呼び付け、また摂政の代行を命令し、彼はナルシーと共にもう一つの大陸へと渡っていく。
パチャテク帝国という国を盗る。
シリウスはこの一念のためだけに死ねたかもしれない。
パキラ一行は町を出て、近くの平原で食事をする事になった。
敷物を広げて、仲間全員で食べる食事は軽いピクニック気分であったが、それでも油断はできない。
彼らの敵は各地に巣食う魔物。
魔物はいつ何処から襲って来るのかは分からない。
だからこそ、勇者は仲間を守るために、警戒の目を怠らない。
パキラはピクニック気分を味わいつつも、仲間達を守るという事を同時にやりながら、更にサンドイッチを持って食事をするという事を同時に進めている最中であった。
パキラは殺気のようなものを感じ、背中に背負っていた剣を取り出し、殺気のした方角に剣を向けて叫ぶ。
「出て来い!お前が何者かは知らないが、何か言いたいのなら出て来たらどうだ!?」
その言葉を聞いたのか、草葉の陰から一人の異形の生物が現れた。
その生物は体を真っ黒なローブで包まれている上に、足が無いという幽霊のような体をして顔は骸骨といういかにも『怪物』のような姿をしていた。
骸骨の幽霊は両手に青い炎を宿しながら、パキラ達に向かって攻撃を仕掛けて来る。
パキラは仲間達に散らばるように指示を出すと、自身は剣を携えて魔物へと向かって行く。
だが、魔物はパキラの剣を寸前の所で首を下げて回避し、剣を大きく振りかぶった事により、生じた隙を利用し、彼の腹に向かって炎をぶつけようとする。
それに真っ先に反応したのが、赤い肌の青年であり、彼はパキラの元を訪れると、右手の掌を大きく広げて、彼の炎を消す。
そして、彼に向かって手の拳を丸めて、それを喰らわせようとしたが、咄嗟に骸骨幽霊はその場から離れて、もう一度両手の掌に人魂のような不気味な青い炎を宿し、今度は直接向かって来るのではなく、両手に宿した炎を投げていく。
赤い肌の青年と勇者パキラは互いに肩を預けて、骸骨の幽霊へと向かって行く。
骸骨の幽霊は向かって来る二人に向かって、青く燃える炎を投げ付けたのだが、パキラは炎を光の神から預かった剣でかき消し、赤い肌の青年はその不思議な右手で彼の炎を消していく。
万策が尽きたかのように思われた幽霊であったが、何やら呪文を唱えると、今度は両手に緑の炎を宿し、空中に向かって放り投げていく。
すると、緑の炎が炎の形をした化け物へと変貌し、二人に襲い掛かっていく。
二人は手と剣を使って炎の形をした怪物を片付けようとするのだったが、骸骨の幽霊が繰り出した炎の形をした怪物は素早く、二人が遅れを取っていたその時であった。
背後から光の矢が飛び、彼らを消滅させていく。
パキラが背後を振り向くと、そこには親指を上げて笑顔を浮かべる二人の仲間の姿。
どうやら、遠距離魔法で二人を支援してくれたらしい。
二人はそれを見ると、互いに首を縦に動かし、真っ直ぐに骸骨の幽霊へと向かって行く。
それを見た骸骨の幽霊は二人が真っ直ぐに自分の元へと向かって来るのだと思われたのだろう。
両手の掌から青い炎を繰り出し、二人を牽制しようとするが、並んでいた二人のうち、勇者パキラは宙を飛び、代わりに赤い肌の青年が彼の前に立ち塞がり、二人に向かう筈だった青い炎をたった一人で消していく。
まるで、獲物を狩る肉食動物のように早く、正確に。
骸骨の幽霊がその青年の動きに圧倒されている時だ。
勇者パキラが骸骨の幽霊に向かって飛び掛かり、幽霊の首を光の神から授かった剣で斬り飛ばす。
流石の骸骨の幽霊もそれには耐え切れなかったのか、
「摂政殿下ァァァァァ~!!!」
と、断末魔を上げて消滅していく。
勇者パキラはその言葉に片眉を上げて、
「摂政殿下?誰だそいつは?」
と、疑問を呈したが、赤い肌の青年は恐らくと前置きを置いてから、
「魔界の神前試合を魔王の娘、ライジアに代わり、王子三人を殺し、現在魔界を支配している男の事だろう。名前は確か……」
赤い肌の青年は暫くの沈黙を置いてから、重々しい口を開いて、
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