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アールランドリー大陸編
国王に死を!
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「ケイトなる女は危険です。ですから、あの女を先に始末しろと言っておいたではありませんか!」
老齢の騎士は右手の拳を強く机の上に叩き付けた。
が、年のためか、それとも拳の上にまで鎧小手を身に付けているためか、体中に痺れるような痛みが襲って来る。
同席していた四人の騎士並びに王国貴族の筆頭達は彼に冷ややかな目を向けていたが、直ぐに自分達の論ずるべく課題を各々述べていく。
この中でも一番長くて白い髭を生やした貴族用の煌びやかな上着にこの世界及び大陸でのネクタイとも言うべき白いジャボなるヒラヒラとしたものを首に巻いている男が言う。
「ともかく、我々の目標は全員位一致で斧に胡座をかいた小娘の始末よ。それ以外の方法はあるまいて……」
恐らく、貴族の中では最上位の存在に当たるのだろう。この場に存在する同様の服装の人物全てと代々からの騎士階級と思われる男達が共に頭を下げる。
と、その時であった。突如、会議をしていた部屋の扉が開き、彼らの前に一人の男が現れた。
男の姿はまさに異形その物。妙なシャツにズボンを身に纏っていた。
騎士の一人が警戒心を、そしてそれを即座に闘争心へと変貌させ、鞘から刀を引き抜き、男に向かって斬り掛かろうとするが、その前に男が出した妙な形の筒により、額から穴を開けられて音を出すよりも前に事切れてしまう。
それから、男が何やら呪文を詠唱すると、部屋一帯が何やら妙な重々しい空気に支配され、彼らは一斉に男の方角を振り向く。
彼らは恐怖の感情と共に同時に疑問の念が湧いていたのであった。どうして、あの男は最高機密とも言える話し合いの場である王国の宮殿の最下位の場所に設置された部屋に入って来ているのかと。
だが、シリウスはそんな男どもの視線など構う事なく、極東にある氷河を負わせるような冷たい声で一言、言い放つ。
「私の名前はシリウス・A・ペンドラゴン。パンゲール大陸南部を支配する魔族の統括者にしてこの世界の皇帝である。図が高い。我に服従せよ」
シリウスが指をパチリと鳴らすと、彼らは自動的に頭を下げて、自分達を見上げる男に従わされていた。
「これが古の世より伝わる服従の魔法か……便利なものよ。さてと、次はお前達だが……今宵は良いチャンスを与えにやって来た。私に従いこの国を明け渡すか、それとも、その愚かなプライドのために死ぬかをな……」
「ふざけるなッ!」
机の前に跪いていた騎士の一人が剣を抜いて立ち上がろうとするものの、その動きはシリウスによって止められてしまう。シリウスは即座に詠唱を終えると、騎士の首元に水を纏わせ、金魚鉢ほどのサイズの水を彼の頭に被せ、彼を窒息させていく。
息ができずに死んでいく男をシリウスは笑顔で、貴族や騎士達はあまりの惨さに目を逸らしながら眺めていた。
シリウスはこれでは満足できなかったと見えるのか、詠唱を使って、騎士達全員の口を破壊していく。
口を亡くし、悲鳴を上げようにも上げられない騎士達を見て、シリウスは大きな声で笑って、
「どうだ?これが貴様らによって長年搾取されてきた国民の悲痛よ!騎士も貴族も新たなる王国には不要の存在となる。その上で、お前達に再度尋ねる。降伏か、死のどちらが良いかを選ぶが良い」
シリウスの言葉に、貴族達は命惜しさに次々と平伏していくが、唯一、貴族の筆頭格である長くて白い髭を生やした男のみは彼に跪かず、恐らく、視線で相手を殺せる世界ならば三回は殺せる程の鋭い目付きで彼を威嚇するものの、彼は動じる事なく、貴族の筆頭格である老人の胸ぐらを掴む。
そして、腕をそれまでの人間のものから異形のものへと変えて、そのまま彼の頭を果物でも潰すかのようにいとも簡単に潰す。
そして、手に付いた血を彼の死体で拭き取ると、彼はもう一度指を鳴らし、地上へと続く階段へと登っていく。
地下の部屋で口を奪われ、魔法の詠唱が出来なくなった騎士と恐怖のために身動きの出来なくなった貴族と、彼の恐怖を見せつけるために犠牲になった三人の騎士が後に残された。
シリウスは姿隠しの魔法を使用し、宮殿を出た後に、彼はもう一度ケイトの元へと向かう。
恐らく、戦いの狼煙を上げるとするのならば、明日を置いてないだろう。『戦いにおいて機を逃してはならない』というのは古典にも載っていた有名な言葉だ。
シリウスは王国の主力の騎士を始末し、貴族の何人かをこちらに引き込んだ今こそが……。
シリウスはケイトに明日、蜂起だと伝えるべく夜の王都を歩いていく。
「何?儂に退位しろと言うのか?」
ケイトリン・ハンプシャーによる革命が発生し、宮殿を抑えられた国王エンリケ二世は報告に訪れた貴族の青年に向かってそう尋ねた。
「ええ、今回の蜂起は異様とも言えます。噂ではケイト以外にも扇動をする人間が居るとかで、王都の人間が一斉に、宮殿に押し寄せ、本来ならば、この部屋もとっくの昔に暴徒の手に落ちていなければおかしい筈なのです!ですので、この場を穏便に済ませるために、是非とも陛下に一度、王の座を退いて頂くという選択肢が浮上して参りまして……」
青年貴族の切羽詰った様子に、エンリケ二世はようやく理解したらしい。
エンリケ二世はその日、夕方から続けていた飲酒を楽しんでいた時であったために、理解が遅かったのである。
エンリケ二世が青年貴族にどうすれば良いかと尋ねようとした矢先の事だ。彼が酒を嗜んでいた無数の酒瓶が置かれた扉が乱暴に蹴破られ、酒を楽しんでいた国王を乱暴に連れ出し、玉座の間まで引き摺り、玉座の前に彼を放り投げる。
暴徒の群れに放り投げられたエンリケ二世が普段、自身の権威と権力を誇るために座っていた玉座に見知らぬ男が座っていたのだから……。
彼はケイトではない。彼女は玉座の側に立っている。つまり、この「革命」の先導者である別の誰かであった。誰であろう。窮地に陥ったエンリケ二世が考え込んでいると、玉座の上に座る男が言い放つ。
「頭を垂れて跪け、私に命乞いをしろ」
エンリケ二世はその無礼な振る舞いに抗議の言葉を叫ぶ。
「だ、黙れ!貴様ッ!儂を誰だと思うておる!儂は恐れ多くもこの王国の統治者にして民の守護者エンリケ二世であるぞ!お主のような無礼な者に下げる頭などないわッ!」
玉座の上に座るシリウスはそれを聞くと、大きな声で笑い出し、玉座の間に集まった大衆達に向かって両手を広げて叫ぶ。
「見よ!大衆達よ!これが、諸君らを支配していた王の正体よ!奴は自分達の利益のためならば、平気で貴様らを踏み躙るカス共だッ!こやつを許すなッ!」
暴徒と化し、理性の吹き飛ばされた大衆達にこの言葉は更なる刺激を与えたらしい。
武器の代わりに鋭く磨かれた農具を持った暴徒達は国王を取り囲み、引き摺っていく。
シリウスはその様子を玉座の上に座りながら、満足そうに眺めていた。
摂政としての仕事は代理を降魔霊蔵に一任しており、時間はたっぷりとある。
彼は愚かな大衆達が国王とその一家をどう料理すれば喜ぶのかを思案していく。
老齢の騎士は右手の拳を強く机の上に叩き付けた。
が、年のためか、それとも拳の上にまで鎧小手を身に付けているためか、体中に痺れるような痛みが襲って来る。
同席していた四人の騎士並びに王国貴族の筆頭達は彼に冷ややかな目を向けていたが、直ぐに自分達の論ずるべく課題を各々述べていく。
この中でも一番長くて白い髭を生やした貴族用の煌びやかな上着にこの世界及び大陸でのネクタイとも言うべき白いジャボなるヒラヒラとしたものを首に巻いている男が言う。
「ともかく、我々の目標は全員位一致で斧に胡座をかいた小娘の始末よ。それ以外の方法はあるまいて……」
恐らく、貴族の中では最上位の存在に当たるのだろう。この場に存在する同様の服装の人物全てと代々からの騎士階級と思われる男達が共に頭を下げる。
と、その時であった。突如、会議をしていた部屋の扉が開き、彼らの前に一人の男が現れた。
男の姿はまさに異形その物。妙なシャツにズボンを身に纏っていた。
騎士の一人が警戒心を、そしてそれを即座に闘争心へと変貌させ、鞘から刀を引き抜き、男に向かって斬り掛かろうとするが、その前に男が出した妙な形の筒により、額から穴を開けられて音を出すよりも前に事切れてしまう。
それから、男が何やら呪文を詠唱すると、部屋一帯が何やら妙な重々しい空気に支配され、彼らは一斉に男の方角を振り向く。
彼らは恐怖の感情と共に同時に疑問の念が湧いていたのであった。どうして、あの男は最高機密とも言える話し合いの場である王国の宮殿の最下位の場所に設置された部屋に入って来ているのかと。
だが、シリウスはそんな男どもの視線など構う事なく、極東にある氷河を負わせるような冷たい声で一言、言い放つ。
「私の名前はシリウス・A・ペンドラゴン。パンゲール大陸南部を支配する魔族の統括者にしてこの世界の皇帝である。図が高い。我に服従せよ」
シリウスが指をパチリと鳴らすと、彼らは自動的に頭を下げて、自分達を見上げる男に従わされていた。
「これが古の世より伝わる服従の魔法か……便利なものよ。さてと、次はお前達だが……今宵は良いチャンスを与えにやって来た。私に従いこの国を明け渡すか、それとも、その愚かなプライドのために死ぬかをな……」
「ふざけるなッ!」
机の前に跪いていた騎士の一人が剣を抜いて立ち上がろうとするものの、その動きはシリウスによって止められてしまう。シリウスは即座に詠唱を終えると、騎士の首元に水を纏わせ、金魚鉢ほどのサイズの水を彼の頭に被せ、彼を窒息させていく。
息ができずに死んでいく男をシリウスは笑顔で、貴族や騎士達はあまりの惨さに目を逸らしながら眺めていた。
シリウスはこれでは満足できなかったと見えるのか、詠唱を使って、騎士達全員の口を破壊していく。
口を亡くし、悲鳴を上げようにも上げられない騎士達を見て、シリウスは大きな声で笑って、
「どうだ?これが貴様らによって長年搾取されてきた国民の悲痛よ!騎士も貴族も新たなる王国には不要の存在となる。その上で、お前達に再度尋ねる。降伏か、死のどちらが良いかを選ぶが良い」
シリウスの言葉に、貴族達は命惜しさに次々と平伏していくが、唯一、貴族の筆頭格である長くて白い髭を生やした男のみは彼に跪かず、恐らく、視線で相手を殺せる世界ならば三回は殺せる程の鋭い目付きで彼を威嚇するものの、彼は動じる事なく、貴族の筆頭格である老人の胸ぐらを掴む。
そして、腕をそれまでの人間のものから異形のものへと変えて、そのまま彼の頭を果物でも潰すかのようにいとも簡単に潰す。
そして、手に付いた血を彼の死体で拭き取ると、彼はもう一度指を鳴らし、地上へと続く階段へと登っていく。
地下の部屋で口を奪われ、魔法の詠唱が出来なくなった騎士と恐怖のために身動きの出来なくなった貴族と、彼の恐怖を見せつけるために犠牲になった三人の騎士が後に残された。
シリウスは姿隠しの魔法を使用し、宮殿を出た後に、彼はもう一度ケイトの元へと向かう。
恐らく、戦いの狼煙を上げるとするのならば、明日を置いてないだろう。『戦いにおいて機を逃してはならない』というのは古典にも載っていた有名な言葉だ。
シリウスは王国の主力の騎士を始末し、貴族の何人かをこちらに引き込んだ今こそが……。
シリウスはケイトに明日、蜂起だと伝えるべく夜の王都を歩いていく。
「何?儂に退位しろと言うのか?」
ケイトリン・ハンプシャーによる革命が発生し、宮殿を抑えられた国王エンリケ二世は報告に訪れた貴族の青年に向かってそう尋ねた。
「ええ、今回の蜂起は異様とも言えます。噂ではケイト以外にも扇動をする人間が居るとかで、王都の人間が一斉に、宮殿に押し寄せ、本来ならば、この部屋もとっくの昔に暴徒の手に落ちていなければおかしい筈なのです!ですので、この場を穏便に済ませるために、是非とも陛下に一度、王の座を退いて頂くという選択肢が浮上して参りまして……」
青年貴族の切羽詰った様子に、エンリケ二世はようやく理解したらしい。
エンリケ二世はその日、夕方から続けていた飲酒を楽しんでいた時であったために、理解が遅かったのである。
エンリケ二世が青年貴族にどうすれば良いかと尋ねようとした矢先の事だ。彼が酒を嗜んでいた無数の酒瓶が置かれた扉が乱暴に蹴破られ、酒を楽しんでいた国王を乱暴に連れ出し、玉座の間まで引き摺り、玉座の前に彼を放り投げる。
暴徒の群れに放り投げられたエンリケ二世が普段、自身の権威と権力を誇るために座っていた玉座に見知らぬ男が座っていたのだから……。
彼はケイトではない。彼女は玉座の側に立っている。つまり、この「革命」の先導者である別の誰かであった。誰であろう。窮地に陥ったエンリケ二世が考え込んでいると、玉座の上に座る男が言い放つ。
「頭を垂れて跪け、私に命乞いをしろ」
エンリケ二世はその無礼な振る舞いに抗議の言葉を叫ぶ。
「だ、黙れ!貴様ッ!儂を誰だと思うておる!儂は恐れ多くもこの王国の統治者にして民の守護者エンリケ二世であるぞ!お主のような無礼な者に下げる頭などないわッ!」
玉座の上に座るシリウスはそれを聞くと、大きな声で笑い出し、玉座の間に集まった大衆達に向かって両手を広げて叫ぶ。
「見よ!大衆達よ!これが、諸君らを支配していた王の正体よ!奴は自分達の利益のためならば、平気で貴様らを踏み躙るカス共だッ!こやつを許すなッ!」
暴徒と化し、理性の吹き飛ばされた大衆達にこの言葉は更なる刺激を与えたらしい。
武器の代わりに鋭く磨かれた農具を持った暴徒達は国王を取り囲み、引き摺っていく。
シリウスはその様子を玉座の上に座りながら、満足そうに眺めていた。
摂政としての仕事は代理を降魔霊蔵に一任しており、時間はたっぷりとある。
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