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三神官編
祭りの後で
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「目は覚めたかしら?」
私が重い瞼を上げる。すると、目の前には戦場となっていた森の中ではなく牢屋の景色が広がっていた。本格的な牢屋で石造りの部屋の中にベッドやら衣装箪笥やらが置いてあり、その気になれば何日でも過ごせそうだった。
唖然とする私を他所に声をかけた女が話を続ける。
「たった今から三度目の査問会を行うわ。もっともこれは形式的なもので、あなたはもうこれから私のものになるのだけれど」
『三度目の査問会』という言葉でピンときた。目の前にいる女は王女である。あのバカ王女だ。
私には暴走していた時の記憶が存在していないためにどうして私がこんな場所に入れられ、目の前に王女がいるのかがわからない。
ただおおよその推測はできる。恐らく暴走した私は本能のままに暴れ回ったのだろう。あの婦人を殺すために。
だが、本能のままに暴れ回るうちに力尽きて倒れてしまい、それを知った目の前の王女が私を拘束したというところだろうか。
私をどうやって痛ぶってやろうかという目を浮かべて笑う王女に聞いても答えが返ってこないことは明白である。
また、今の私の状況を見ても仲間が来ていない様子から自発的に来ていないのか、はたまた目の前の王女に面会を拒絶されているのか、その両方であるのか話を聞けない私に真偽を問うことはできない。
いずれにせよ、私は胸に不安な思いを抱えながら彼女のいう査問会の日まで待ち侘びるしかない。
その時になれば仲間と会えることは明白であるからだ。考えていても仕方がない。幸いなことに時間は山ほどある。
私は用意されたベッドの上に寝転がり、寝息を立てる。そのまま深い微睡の底へと落ちていく。それは深い谷の奥へ奥へと落ちていくかのような感覚であった。
夢を見た。いつもと同じく私が幽霊となって第三者的な視点から見る夢である。
ただ、今回は前の世界の話ではなく、暴走した私が如何にして暴れ回っていたかの記憶である。
暴走した私は真っ先に私の母を語る婦人に向かって襲い掛かっていた。
婦人はその私をいとも容易く制止させ、クスクスと笑う。
「あらあら、残念ね。お母さんに手を上げるなんてどんな考えをしているのかしら?」
「キョウコ……キョウコォォォォォ~!!!」
暴走した私が叫んでいる。どうやらこの時の私は母を名乗る婦人に対する復讐心しか頭に残っていなかったようだ。
宙の上で動きを止められてもなお婦人に対する憎しみを捨てきれずに水泳訓練中の選手のように必死に両足と両腕をばたつかせながら婦人の名前を叫んでいく。
だが、婦人は私のその姿勢を見ても動揺の色を見せたり、恐怖の色を見せたりはしなかった。むしろ、このタイミングを見計らっていたと言わんばかりに口元を怪しく歪める。
それから狂気に満ちた表情を浮かべている私の頬を優しく手で叩きながら言った。
「ほらほら、動いてみなさいよ。どうせ、あなたは動けないんだから。どうすることもできないでしょ?」
「キョウコォォォォォ~!!」
理性を失った私は本能的にその名前を叫んでいた。
相変わらず響子は口元に冷笑を浮かべたままである。
私は電気の短剣を無茶苦茶に振り下ろそうとしたが、腕がバタバタと動くばかりである。その姿がどことなく間抜けで目を逸らしていると、響子は今度は顔を顰めて言った。
「ちょっと水もないところでバタ足なんてやめてよね」
「ゥコ……キョウコォ~!!」
「馬鹿の一つ覚えってやつね。それしか言えないのかしら?」
婦人は呆れたように溜息を吐くと、私の腹を膝で蹴り付けていく。私は慌てて腹部を両手で押さえるものの、今の私は幽体のようなものであるから肉体の痛みとは無関係なはずである。
私は目が覚めた時にも痛みが出ていなかった理由を導き出す。
頭の中で暴走状態で意識を失っていたこととその後に意識を失っていて眠っていた期間が長かったことによって体に痛みを感じさせる前に回復したという結論に達した。無茶苦茶で乱暴な推論だが、こうでも考えなければ辻褄が合わない。
いずれにせよ私が地下牢のベッドの上で目を覚ました時には痛みはとうに引いており、そのことを幸福に思うべきだろう。
私が痛みのことを考えていると、周りで動きがあった。手の空いたクリスが私を救出に訪れたのである。
クリスは信じられないと言わんばかりの態度で目を大きく開きながら婦人に向かって問い掛けた。
「な、何をしているんです……」
「何って聞き分けのない娘を折檻していたのよ」
「せ、折檻?」
「そうよ。折檻……家庭内でやるお仕置きのこと……あなたには関係ない話でしょ?」
折檻という言葉に幽体の私は思わず苦笑してしまう。母を名乗る女性は一体いつの時代の話をしているのだろう。
昭和はとうの昔に過ぎているではないか。体罰を禁止する法律だって制定された令和の時代である。
無論、そんな乱暴な話を信じ込めるのは婦人だけだろう。大抵の人が納得しないだろうし、まして優しいクリスはそんな類の話を持ち出されても困惑するばかりだ。
クリスは先程から困惑して受け入れられないと言わんばかりの表情である。
時たまに「えっ、えっ」という声を立てているのがその証拠である。
その姿を見ていると、婦人は不愉快になったのだろう。両眉を顰めながらクリスに向かって問い掛けた。
「もういいわ。あんたのその面を見るだけでイライラしちゃう。早く死んでよ」
婦人は黙って指を鳴らして、蟹とクラゲを呼び出す。
蟹とクラゲはそれまで相手にしていたブレードとマリアを放って、クリスに襲いかかっていく。
クリスは慌てて剣を構えて防ごうとしたものの、相手は二体。防げるものではない。
私の予想通り、クリスは蟹の怪物からの攻撃は防ぐことができたが、クラゲの怪物からは防ぎ切れず背中に大きな傷を負ってしまった。
大きな悲鳴を上げるクリス。だが、二体の怪物は容赦しない。尻を出して地面の上で蹲るクリスに向かって飛び掛かっていく。
その瞬間だ。二体の怪物を巨大な風が襲う。クリスや婦人。ばかりではない。幽体の私ですら目を見張った。
そこにはティーがいた。しかし、私たちに見せるいつもの愛らしい表情を浮かべたティーではない。
敵意を剥き出しにする討伐隊時のティーである。言葉を離せないティーであるが、その顔は憎悪に見舞われていた。
そして、言葉を喋れないながらもはっきりとその口は告げていた。
「クリスを離せ」と。
私が重い瞼を上げる。すると、目の前には戦場となっていた森の中ではなく牢屋の景色が広がっていた。本格的な牢屋で石造りの部屋の中にベッドやら衣装箪笥やらが置いてあり、その気になれば何日でも過ごせそうだった。
唖然とする私を他所に声をかけた女が話を続ける。
「たった今から三度目の査問会を行うわ。もっともこれは形式的なもので、あなたはもうこれから私のものになるのだけれど」
『三度目の査問会』という言葉でピンときた。目の前にいる女は王女である。あのバカ王女だ。
私には暴走していた時の記憶が存在していないためにどうして私がこんな場所に入れられ、目の前に王女がいるのかがわからない。
ただおおよその推測はできる。恐らく暴走した私は本能のままに暴れ回ったのだろう。あの婦人を殺すために。
だが、本能のままに暴れ回るうちに力尽きて倒れてしまい、それを知った目の前の王女が私を拘束したというところだろうか。
私をどうやって痛ぶってやろうかという目を浮かべて笑う王女に聞いても答えが返ってこないことは明白である。
また、今の私の状況を見ても仲間が来ていない様子から自発的に来ていないのか、はたまた目の前の王女に面会を拒絶されているのか、その両方であるのか話を聞けない私に真偽を問うことはできない。
いずれにせよ、私は胸に不安な思いを抱えながら彼女のいう査問会の日まで待ち侘びるしかない。
その時になれば仲間と会えることは明白であるからだ。考えていても仕方がない。幸いなことに時間は山ほどある。
私は用意されたベッドの上に寝転がり、寝息を立てる。そのまま深い微睡の底へと落ちていく。それは深い谷の奥へ奥へと落ちていくかのような感覚であった。
夢を見た。いつもと同じく私が幽霊となって第三者的な視点から見る夢である。
ただ、今回は前の世界の話ではなく、暴走した私が如何にして暴れ回っていたかの記憶である。
暴走した私は真っ先に私の母を語る婦人に向かって襲い掛かっていた。
婦人はその私をいとも容易く制止させ、クスクスと笑う。
「あらあら、残念ね。お母さんに手を上げるなんてどんな考えをしているのかしら?」
「キョウコ……キョウコォォォォォ~!!!」
暴走した私が叫んでいる。どうやらこの時の私は母を名乗る婦人に対する復讐心しか頭に残っていなかったようだ。
宙の上で動きを止められてもなお婦人に対する憎しみを捨てきれずに水泳訓練中の選手のように必死に両足と両腕をばたつかせながら婦人の名前を叫んでいく。
だが、婦人は私のその姿勢を見ても動揺の色を見せたり、恐怖の色を見せたりはしなかった。むしろ、このタイミングを見計らっていたと言わんばかりに口元を怪しく歪める。
それから狂気に満ちた表情を浮かべている私の頬を優しく手で叩きながら言った。
「ほらほら、動いてみなさいよ。どうせ、あなたは動けないんだから。どうすることもできないでしょ?」
「キョウコォォォォォ~!!」
理性を失った私は本能的にその名前を叫んでいた。
相変わらず響子は口元に冷笑を浮かべたままである。
私は電気の短剣を無茶苦茶に振り下ろそうとしたが、腕がバタバタと動くばかりである。その姿がどことなく間抜けで目を逸らしていると、響子は今度は顔を顰めて言った。
「ちょっと水もないところでバタ足なんてやめてよね」
「ゥコ……キョウコォ~!!」
「馬鹿の一つ覚えってやつね。それしか言えないのかしら?」
婦人は呆れたように溜息を吐くと、私の腹を膝で蹴り付けていく。私は慌てて腹部を両手で押さえるものの、今の私は幽体のようなものであるから肉体の痛みとは無関係なはずである。
私は目が覚めた時にも痛みが出ていなかった理由を導き出す。
頭の中で暴走状態で意識を失っていたこととその後に意識を失っていて眠っていた期間が長かったことによって体に痛みを感じさせる前に回復したという結論に達した。無茶苦茶で乱暴な推論だが、こうでも考えなければ辻褄が合わない。
いずれにせよ私が地下牢のベッドの上で目を覚ました時には痛みはとうに引いており、そのことを幸福に思うべきだろう。
私が痛みのことを考えていると、周りで動きがあった。手の空いたクリスが私を救出に訪れたのである。
クリスは信じられないと言わんばかりの態度で目を大きく開きながら婦人に向かって問い掛けた。
「な、何をしているんです……」
「何って聞き分けのない娘を折檻していたのよ」
「せ、折檻?」
「そうよ。折檻……家庭内でやるお仕置きのこと……あなたには関係ない話でしょ?」
折檻という言葉に幽体の私は思わず苦笑してしまう。母を名乗る女性は一体いつの時代の話をしているのだろう。
昭和はとうの昔に過ぎているではないか。体罰を禁止する法律だって制定された令和の時代である。
無論、そんな乱暴な話を信じ込めるのは婦人だけだろう。大抵の人が納得しないだろうし、まして優しいクリスはそんな類の話を持ち出されても困惑するばかりだ。
クリスは先程から困惑して受け入れられないと言わんばかりの表情である。
時たまに「えっ、えっ」という声を立てているのがその証拠である。
その姿を見ていると、婦人は不愉快になったのだろう。両眉を顰めながらクリスに向かって問い掛けた。
「もういいわ。あんたのその面を見るだけでイライラしちゃう。早く死んでよ」
婦人は黙って指を鳴らして、蟹とクラゲを呼び出す。
蟹とクラゲはそれまで相手にしていたブレードとマリアを放って、クリスに襲いかかっていく。
クリスは慌てて剣を構えて防ごうとしたものの、相手は二体。防げるものではない。
私の予想通り、クリスは蟹の怪物からの攻撃は防ぐことができたが、クラゲの怪物からは防ぎ切れず背中に大きな傷を負ってしまった。
大きな悲鳴を上げるクリス。だが、二体の怪物は容赦しない。尻を出して地面の上で蹲るクリスに向かって飛び掛かっていく。
その瞬間だ。二体の怪物を巨大な風が襲う。クリスや婦人。ばかりではない。幽体の私ですら目を見張った。
そこにはティーがいた。しかし、私たちに見せるいつもの愛らしい表情を浮かべたティーではない。
敵意を剥き出しにする討伐隊時のティーである。言葉を離せないティーであるが、その顔は憎悪に見舞われていた。
そして、言葉を喋れないながらもはっきりとその口は告げていた。
「クリスを離せ」と。
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