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第二章『第三植民惑星ポーラ』
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修也は三台のカーゴボムと呼ばれる戦闘用のヘリコプターに蹂躙される惑星ポーラの人々の惨状を呆然とした様子で見つめていた。
ヘリによって家を失う人の姿を見て、修也は小学生の頃に行われた反戦教育の授業を思い出した。スクリーンに映し出された映像資料では空襲によって家を焼かれる市民やゲリラの村だと決め付けた兵士たちが村を火炎放射器で焼き払う姿などが鮮明に映し出されていた。
あの時修也はこのようなことが二度と起きないように務めたいと考えたものだが、今でもあの映像で見たような悲惨な光景が見えた。まるで、20世紀の悲劇がそのまま舞台だけを変えてそのまま再現されているかのようだ。
人は過ちを繰り返す生き物だと断言してしまえばそれまでかもしれない。
だが、これ以上の悲劇を生まないためにも自分にできることがあるかもしれない。
修也はポケットの中に入れていたカプセルを取り出した。そしてスイッチを押し、『メトロイドスーツ』を装着した。
今の修也は単なるサラリーマンではない。輝かしい装甲を纏った騎士なのだ。
修也はそのように言い聞かせることで自らを奮い立たせた。
雄叫びを上げると、近くに落ちていた兵士が持っていたビームライフルを拾い上げ、暴れ回るヘリに向かって照準を合わせていった。
メトロイドスーツに内蔵されたAIが適切な距離を分析していった。修也はメトロイドスーツの指示に従い、適切な距離にまで近付き、再度照準を合わせた。
寸分の狂いのないタイミングが訪れるのと同時に修也は暴れ回るヘリに向かって躊躇なくビームライフルの引き金を引いた。
ビームライフルから熱線が放たれ、ヘリのエンジンを貫いていった。
味方の危機を察したのは反乱軍の首謀者であるユー将軍だった。彼は奪い取った三台のヘリのうち中央に乗って、腕を組みながら秘書役のマリー・ロシェ中尉からの報告を聞いていたが、異変を長年の軍人としての勘で感じ取ったのである。
「な、何が起きたんだ!?」
突然声を張り上げた老将軍の言葉に秘書役であるはずのマリーは怯えることしかできなかった。
情けない中尉の代わりに異変を報告したのはヘリの運転手だった。
「迎撃された模様です! 恐らく真下にあったビームライフルが我々の横を守っていたヘリを撃ち落としたのでしょう」
「……ば、バカな!? シャルルのような奴の下にいる兵士にそんな芸当ができるはずはないッ!」
ユー将軍は目を見開きながら叫んだ。
「閣下しばしお待ちを……スパイ衛星からの報告によりますと、メトロポリス社の『ロトワング』を身に付けておられるようです」
ヘリの運転手が迎撃されたヘリから解析したデータを確認しながら言った。
「メトロポリス社の『ロトワング』を?」
ユー将軍の目が光った。メトロポリス社の『ロトワング』といえば前回メトロポリス社が運んできた兵器の中にあったものだ。
一ヶ月前、ヘリ三台と共にシャルルは『ロトワング』を大量のルビーを用いて購入していた。
ユー将軍は反乱を起こした際にシャルルが購入した『ロトワング』も共に奪い取っていたが、地上のビームライフルでヘリを迎撃できるとは思いもしなかった。
信じられないと言わんばかりに顔をプルプルと震わせているとマリーが顔色を窺うように問い掛けた。
「閣下、どうなさいますか? 幸いなことに我が軍の兵力はまだ十分に揃っております。残るヘリと連帯を図り、一気にシャルルを倒しーー」
「……いや、いい。この場は退却だ」
ユー将軍は声を震わせながら指示を出した。その指示に従って運転手はヘリを旋回させ、その場を去っていく。
もう一台のヘリもユー将軍に従ったので、戦いは一応引き分けという形で終わりを迎えることになった。
第三植民惑星に移星した人々は自分たちの住む家を奪い、開拓の成果を無に追いやったばかりではなく、多くの犠牲を産むことになったユー将軍やその部下に対する憎悪を募らせていく一方で、そのユー将軍のヘリを撃ち落とした大津修也を英雄視する声が上がっていた。
その日の夕食の席で修也はポーラ牛と呼ばれる三本の角が生えた牛を用いたステーキやミートローフなどが並べられた。
メインディッシュだけでも思わず涎を垂らしたくなるような豪華なメニューであるが、ポーラオニオンと呼ばれる緑色の表皮が特徴的な玉ねぎを使ったスープ、そして地球から持って来た苗で栽培に成功したじゃがいもで作ったポテトサラダなどが提供された。
光栄にも修也は総督の部屋でそれを食べることが許された。これは第三植民惑星ポーラが開拓されてからというものの、誰も受けたことがないような名誉だった。
だが、英雄であるにも関わらず修也はどこか落ち着きがなかった。日本人故の特徴といってしまえばそうかもしれないが、とにかく申し訳のなさの方が勝ってしまったのだろう。
修也は申し訳なさそうに頭をかきながら、
「そ、そのぅ。申し訳ありませんな」
「何を言っているのです。今日はあなたこそが主役ですよ」
通訳であるジョウジは総督の椅子と呼ばれる肘掛け付きの皮椅子の上に座る修也に向かってわざわざお酌を行うシャルルの言葉を忠実に翻訳して言った。
シャルルが修也に提供している酒は惑星ポーラで作成されたという葡萄酒であった。と言っても移星したばかりであるため出来は地球で作られたワインには到底敵わないというのが現状というところだろう。
だが、それでも好意であることには変わらない。修也は苦笑しながら酒を飲んだ。
酔いが回ってきた頃に修也はシャルルに向かって問い掛けた。
「そういえばどうしてユー将軍という方は反乱を起こされたのですか?」
修也の問い掛けをジョウジが忠実に訳したところそれまで和かな顔を浮かべていたはずのシャルルが両眉を顰めた。
「……その件に関しては黙秘させていただきます。第一、あなた方には関係のないことでしょう?それよりも明日はまた公益の話をしましょう。今回の襲撃もあり、我々は少し疲弊してしまったようなので」
シャルルはそう言い捨てると、ワインの入った瓶を机の上に置いて部屋を出ていった。
「あの、私あの人に対して何か失礼なことを言ってしまったのでしょうか?」
「みたいですね」
アンドロイド故か忖度や遠慮がなかった。それ故にハッキリと修也に言ってのけたのだった。
「そ、その申し訳ありません」
「私に謝られても仕方がありませんよ。明日の交渉上手くいくと思ったんですがね……」
ジョウジは嫌味からではなく、データによる計算によって心の底から残念がった様子を見せた。
悪意がないだけになおさら悔しいものがあった。修也は小さく溜息を吐いていった。
だが、いくら悔やんでも時間は戻せない。今の修也に出来るのは鉛のような重い溜息を吐きながら用意された部屋の中に戻ることだけだった。
打ちひしがれた様子の修也をジョウジとカエデは黙って見つめていた。
あとがき
大変申し訳ありませんが、本日の更新は予定を変更して夜とさせていただきます。
重ね重ねお詫び申し上げます。
ヘリによって家を失う人の姿を見て、修也は小学生の頃に行われた反戦教育の授業を思い出した。スクリーンに映し出された映像資料では空襲によって家を焼かれる市民やゲリラの村だと決め付けた兵士たちが村を火炎放射器で焼き払う姿などが鮮明に映し出されていた。
あの時修也はこのようなことが二度と起きないように務めたいと考えたものだが、今でもあの映像で見たような悲惨な光景が見えた。まるで、20世紀の悲劇がそのまま舞台だけを変えてそのまま再現されているかのようだ。
人は過ちを繰り返す生き物だと断言してしまえばそれまでかもしれない。
だが、これ以上の悲劇を生まないためにも自分にできることがあるかもしれない。
修也はポケットの中に入れていたカプセルを取り出した。そしてスイッチを押し、『メトロイドスーツ』を装着した。
今の修也は単なるサラリーマンではない。輝かしい装甲を纏った騎士なのだ。
修也はそのように言い聞かせることで自らを奮い立たせた。
雄叫びを上げると、近くに落ちていた兵士が持っていたビームライフルを拾い上げ、暴れ回るヘリに向かって照準を合わせていった。
メトロイドスーツに内蔵されたAIが適切な距離を分析していった。修也はメトロイドスーツの指示に従い、適切な距離にまで近付き、再度照準を合わせた。
寸分の狂いのないタイミングが訪れるのと同時に修也は暴れ回るヘリに向かって躊躇なくビームライフルの引き金を引いた。
ビームライフルから熱線が放たれ、ヘリのエンジンを貫いていった。
味方の危機を察したのは反乱軍の首謀者であるユー将軍だった。彼は奪い取った三台のヘリのうち中央に乗って、腕を組みながら秘書役のマリー・ロシェ中尉からの報告を聞いていたが、異変を長年の軍人としての勘で感じ取ったのである。
「な、何が起きたんだ!?」
突然声を張り上げた老将軍の言葉に秘書役であるはずのマリーは怯えることしかできなかった。
情けない中尉の代わりに異変を報告したのはヘリの運転手だった。
「迎撃された模様です! 恐らく真下にあったビームライフルが我々の横を守っていたヘリを撃ち落としたのでしょう」
「……ば、バカな!? シャルルのような奴の下にいる兵士にそんな芸当ができるはずはないッ!」
ユー将軍は目を見開きながら叫んだ。
「閣下しばしお待ちを……スパイ衛星からの報告によりますと、メトロポリス社の『ロトワング』を身に付けておられるようです」
ヘリの運転手が迎撃されたヘリから解析したデータを確認しながら言った。
「メトロポリス社の『ロトワング』を?」
ユー将軍の目が光った。メトロポリス社の『ロトワング』といえば前回メトロポリス社が運んできた兵器の中にあったものだ。
一ヶ月前、ヘリ三台と共にシャルルは『ロトワング』を大量のルビーを用いて購入していた。
ユー将軍は反乱を起こした際にシャルルが購入した『ロトワング』も共に奪い取っていたが、地上のビームライフルでヘリを迎撃できるとは思いもしなかった。
信じられないと言わんばかりに顔をプルプルと震わせているとマリーが顔色を窺うように問い掛けた。
「閣下、どうなさいますか? 幸いなことに我が軍の兵力はまだ十分に揃っております。残るヘリと連帯を図り、一気にシャルルを倒しーー」
「……いや、いい。この場は退却だ」
ユー将軍は声を震わせながら指示を出した。その指示に従って運転手はヘリを旋回させ、その場を去っていく。
もう一台のヘリもユー将軍に従ったので、戦いは一応引き分けという形で終わりを迎えることになった。
第三植民惑星に移星した人々は自分たちの住む家を奪い、開拓の成果を無に追いやったばかりではなく、多くの犠牲を産むことになったユー将軍やその部下に対する憎悪を募らせていく一方で、そのユー将軍のヘリを撃ち落とした大津修也を英雄視する声が上がっていた。
その日の夕食の席で修也はポーラ牛と呼ばれる三本の角が生えた牛を用いたステーキやミートローフなどが並べられた。
メインディッシュだけでも思わず涎を垂らしたくなるような豪華なメニューであるが、ポーラオニオンと呼ばれる緑色の表皮が特徴的な玉ねぎを使ったスープ、そして地球から持って来た苗で栽培に成功したじゃがいもで作ったポテトサラダなどが提供された。
光栄にも修也は総督の部屋でそれを食べることが許された。これは第三植民惑星ポーラが開拓されてからというものの、誰も受けたことがないような名誉だった。
だが、英雄であるにも関わらず修也はどこか落ち着きがなかった。日本人故の特徴といってしまえばそうかもしれないが、とにかく申し訳のなさの方が勝ってしまったのだろう。
修也は申し訳なさそうに頭をかきながら、
「そ、そのぅ。申し訳ありませんな」
「何を言っているのです。今日はあなたこそが主役ですよ」
通訳であるジョウジは総督の椅子と呼ばれる肘掛け付きの皮椅子の上に座る修也に向かってわざわざお酌を行うシャルルの言葉を忠実に翻訳して言った。
シャルルが修也に提供している酒は惑星ポーラで作成されたという葡萄酒であった。と言っても移星したばかりであるため出来は地球で作られたワインには到底敵わないというのが現状というところだろう。
だが、それでも好意であることには変わらない。修也は苦笑しながら酒を飲んだ。
酔いが回ってきた頃に修也はシャルルに向かって問い掛けた。
「そういえばどうしてユー将軍という方は反乱を起こされたのですか?」
修也の問い掛けをジョウジが忠実に訳したところそれまで和かな顔を浮かべていたはずのシャルルが両眉を顰めた。
「……その件に関しては黙秘させていただきます。第一、あなた方には関係のないことでしょう?それよりも明日はまた公益の話をしましょう。今回の襲撃もあり、我々は少し疲弊してしまったようなので」
シャルルはそう言い捨てると、ワインの入った瓶を机の上に置いて部屋を出ていった。
「あの、私あの人に対して何か失礼なことを言ってしまったのでしょうか?」
「みたいですね」
アンドロイド故か忖度や遠慮がなかった。それ故にハッキリと修也に言ってのけたのだった。
「そ、その申し訳ありません」
「私に謝られても仕方がありませんよ。明日の交渉上手くいくと思ったんですがね……」
ジョウジは嫌味からではなく、データによる計算によって心の底から残念がった様子を見せた。
悪意がないだけになおさら悔しいものがあった。修也は小さく溜息を吐いていった。
だが、いくら悔やんでも時間は戻せない。今の修也に出来るのは鉛のような重い溜息を吐きながら用意された部屋の中に戻ることだけだった。
打ちひしがれた様子の修也をジョウジとカエデは黙って見つめていた。
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大変申し訳ありませんが、本日の更新は予定を変更して夜とさせていただきます。
重ね重ねお詫び申し上げます。
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