58 / 233
ワイドエリアチェイス編
殺人鬼の挽歌ーその④
しおりを挟む
孝太郎は嫌々ながらも、その電話を取った。
「もしもし、オレだけど」
「お前か……徳川様から命令が下ってな、本多太郎は党の面汚しだから、始末しろと命令された」
「徳川が……?」
と、その孝太郎の無礼な言葉を孝太郎の父は臣下としては捨て置けなかったのだろう。厳しい声で訂正を要求した。
「徳川様だ……」
「オレは自由三つ葉葵党の支持者じゃあないし、徳川幕府なんて何百年前の存在になってると思ってんだ?親父はそれを分かっていないよ、中村家も豊臣の流れを組む家だとはいえ、そんな事が仕事に支障出るのかい?」
「徳川様はそういう事に拘っていらっしゃるのだ。お前の考えは反儒教的だ」
「結構さ、いちいち昔の事に拘っていられるかよ、それで、本多太郎の件ならば、了承はできないぜ、オレは警察官だからな、犯罪者は生きて、法の裁きを受けるべきだと思ってるんだ」
と、その言葉を聞くなり、電話の向こう口から大きな笑い声が巻き起こる。
「お前が?刈谷京介に自殺を許したお前が?笑わせるなッ!いいか、お前はウチの息子じゃあない、私からすれば、お前は娘をこんな道に引きずり込んだ憎いやつだ! それを放っているのは、オレの最後の肉親の情とやらが、働いているからに過ぎないんだ! 」
孝太郎はつくづく思う。何故、自分は好きな道を歩むのにこんなに父から責められなければならないのだろうと。
自分は父のペットではない。自分の好きな道を歩んで行くのが何故悪いのだ。姉の件だってそうだ。姉は人の役に立ちたいと自ら連邦捜査官を選び、頑張ってきたのだ。それをアッサリと否定するだなんて。
孝太郎は姉の人生の全てを否定されたような気がして、義憤に駆られる。
「なら、結構だッ!オレだってアンタを本当の親だなんて思わないからなッ!」
こうなっては、売り言葉に買い言葉だ。孝太郎は歯をむき出しにしながら、携帯端末の通話アプリを切った。こうでもしなければ、自分の気が収まらない。
「あの、孝太郎さん……」
そんな荒い息を吐いている孝太郎を呼ぶ声が聞こえる。一体誰なのだろうか。
孝太郎が地面からその声がした方向に視線を移動させると、そこにはあの倉本明美が立っていた。
「ああ、そうだった……呼んでたんだな、署にまで戻ってくれって……」
「そうだよ、忘れるなんて本当に恩知らずだよなぁ~~」
明美の側に立っていた聡子は頰を膨らませながら、腰に手をあてている。
「悪かったよ、さっきまで親父と揉めててな、他の事が全部頭からフット飛んでいやがったんだ」
孝太郎の弁解は申し訳なさそうに首の後ろをかいている。
「とにかく……市長はどこに逃げたのか、教えてくれよ! 」
その言葉を聞くなり、孝太郎はよくぞ聞いてくれました言わんばかりの満面の笑みで答える。
「市長は横浜港に向かっている筈だぜ、オレの推理だとそこだ。怪我をした姉貴以外は全員いける筈だぜッ!」
孝太郎は波越警部から渡されたと思われる車のキーを全員に見せる。
「これは捜査会議が始まる前に警部から渡されてな、急いで追うぞ! 」
孝太郎は波越警部の車は署の裏の駐車場に停めてある旨を伝えると、全員にそこに行くように指示した。
本多太郎とその一行が横浜港へと到達したのは、日が殆ど登りかけていた頃合いであった。
「よし、これならば、逃げられるぞ! 」
「やりましたね、あとはロマノフ帝国からの援軍を待つだけですね」
と、島津の言葉に割り込むように月岡が口を出す。
「待ったよ、オレとの約束を忘れんじゃあないぞ」
「金だろ?よく見ろよ、港の方にはまだロマノフ家の紋章が入った船が届いていないじゃあないか、お前の報酬はその時に渡すって」
その言葉で、月岡は納得したらしく、腕を組んでニタニタとしている。金勘定でもしているのだろうか。
智久は横浜港をグルリと見渡す。
横浜港の港の部分は完全にドラマなどでよく見る港であり、コンクリート造りの床の上にコンテナがこれでもかという程に並んでいる。船の周りは人が来るせいか、他のスペースに比べても、コンテナの量は少ないが、それでも充分に多い量と言えた(無論、足の踏み場もないという程ではないが)
「とにかく、ここでロマノフ家の船を待てば、いいんだろ?ここで警察に捕まらなければの話だが……」
「御安心を……既に喫茶店『モーニング』の店主には別の港を言うように指示しておりますし、万が一にも我々に警察が追いすがることはないでしょうな」
智久の言葉に太郎はハッハッと高笑いをし出すが、次の瞬間にその高笑いを辞めずにはいられない。後ろの方から銃弾が飛んできたから。
「誰だ!?」
「悪いね、どこの世界にも計略に引っかからずに自分の推理と勘だけを信じる刑事はいるぜ」
そう答えたのは背後からやって来る三人の人影のうちの一人。
いや、太郎。智久。月岡の三人はその人影に見覚えがあった。そう、その人影はあの中村孝太郎そのものであったから。
「何をしに来たんだ……」
智久は拳をギリギリと握り締めながら尋ねた。
「何って決まっているだろ?お前らを逮捕しに来た……それが、オレの仕事だからね、全員動くな! 逮捕する! 」
孝太郎は三人に銃を構えながら大声で叫ぶ。
「フフフフフフフフ~アハハハハハハハ~~!!! 」
と、大声で笑い出したのは島津智久であった。
「キミがボクらを追い詰める?キミが?たかが、破壊の魔法しか使えないキミが?」
智久はいやらしい笑いを辞めようとはしない。
「その通りだ。お前らを逮捕するぜ、言っておくけど、破壊の魔法を甘く見るなよ、お前が、逮捕された暁にはオレの魔法を認めざるを得なくなるぜ」
「いいよ、ボク魔法を超えられればの話だけどねッ!」
智久は自分の魔法を使い、姿を消す。
「ようやく奴も本気を出したようだな、流石はワシの見込んだ魔法師よ」
太郎は腕を組みながら、秘書の活躍を見届けようとしているようだ。
そして……。
「どれ、ワシは貴様らの相手をしてやるとするか……」
と、本多太郎は先祖代々の武器とさえも言える蜻蛉切りと呼ばれる槍を武器保存から取り出す。
蜻蛉切りとは笹穂の槍身で、刃長は43.7cmもあり、茎は55.6cm。最大幅は3.7cmもあり、厚みは1cmもあり、重量は498gもあるという化け物槍であった。
「市長は体力がないなんて言ったのは、どこの誰だ?あいにくだが、ワシの腕は怪力でな、それにこの体は脂肪じゃあない、筋肉で出来ているんだ」
太郎はその証明とばかりに着ていた黒色のスーツを破り、体の筋肉をさらけ出す。
「さてと、これでお前を始末してやろうかの」
太郎は槍を振り回しながら、孝太郎へと近づいて行く。
孝太郎にしてみれば、太郎と智久の両名を相手にするのはいささかキツイものがあった。いかに自分の破壊の魔法の攻撃力が優れていようとも、隙を突かれてしまうだろう。
孝太郎は二人のあまりの卑怯な態度に思わず唇を噛みしめる。
と、ここで孝太郎の後ろにいた聡子が声を荒げる。
「待ちなッ!あんたはあたしが相手するッ!」
一瞬孝太郎は聡子が強がっているのではないかと考えたが、満面の笑みを浮かべている様子から、それはなさそうだ。
「ほう、お前のような小娘にワシの蜻蛉切りが相手にできるとは思えんがね……」
太郎は蜻蛉切りの標的を孝太郎から聡子に変えて向かって行く。
「いーや、あんたはあたしを甘く見ている筈さ、あんたはあたしをただの小娘だとね……だけども違うんだよなぁ~~」
と、ここで聡子も武器保存から、日本刀を取り出す。
「あたしはさぁ~昔から、親父に剣道を習わされててさ、剣の腕にはそこそこ自信があるのよ、あんたの蜻蛉切りだって相手にできるくらいにね」
聡子は日本刀の剣先を向けながら叫ぶ。
「もしもし、オレだけど」
「お前か……徳川様から命令が下ってな、本多太郎は党の面汚しだから、始末しろと命令された」
「徳川が……?」
と、その孝太郎の無礼な言葉を孝太郎の父は臣下としては捨て置けなかったのだろう。厳しい声で訂正を要求した。
「徳川様だ……」
「オレは自由三つ葉葵党の支持者じゃあないし、徳川幕府なんて何百年前の存在になってると思ってんだ?親父はそれを分かっていないよ、中村家も豊臣の流れを組む家だとはいえ、そんな事が仕事に支障出るのかい?」
「徳川様はそういう事に拘っていらっしゃるのだ。お前の考えは反儒教的だ」
「結構さ、いちいち昔の事に拘っていられるかよ、それで、本多太郎の件ならば、了承はできないぜ、オレは警察官だからな、犯罪者は生きて、法の裁きを受けるべきだと思ってるんだ」
と、その言葉を聞くなり、電話の向こう口から大きな笑い声が巻き起こる。
「お前が?刈谷京介に自殺を許したお前が?笑わせるなッ!いいか、お前はウチの息子じゃあない、私からすれば、お前は娘をこんな道に引きずり込んだ憎いやつだ! それを放っているのは、オレの最後の肉親の情とやらが、働いているからに過ぎないんだ! 」
孝太郎はつくづく思う。何故、自分は好きな道を歩むのにこんなに父から責められなければならないのだろうと。
自分は父のペットではない。自分の好きな道を歩んで行くのが何故悪いのだ。姉の件だってそうだ。姉は人の役に立ちたいと自ら連邦捜査官を選び、頑張ってきたのだ。それをアッサリと否定するだなんて。
孝太郎は姉の人生の全てを否定されたような気がして、義憤に駆られる。
「なら、結構だッ!オレだってアンタを本当の親だなんて思わないからなッ!」
こうなっては、売り言葉に買い言葉だ。孝太郎は歯をむき出しにしながら、携帯端末の通話アプリを切った。こうでもしなければ、自分の気が収まらない。
「あの、孝太郎さん……」
そんな荒い息を吐いている孝太郎を呼ぶ声が聞こえる。一体誰なのだろうか。
孝太郎が地面からその声がした方向に視線を移動させると、そこにはあの倉本明美が立っていた。
「ああ、そうだった……呼んでたんだな、署にまで戻ってくれって……」
「そうだよ、忘れるなんて本当に恩知らずだよなぁ~~」
明美の側に立っていた聡子は頰を膨らませながら、腰に手をあてている。
「悪かったよ、さっきまで親父と揉めててな、他の事が全部頭からフット飛んでいやがったんだ」
孝太郎の弁解は申し訳なさそうに首の後ろをかいている。
「とにかく……市長はどこに逃げたのか、教えてくれよ! 」
その言葉を聞くなり、孝太郎はよくぞ聞いてくれました言わんばかりの満面の笑みで答える。
「市長は横浜港に向かっている筈だぜ、オレの推理だとそこだ。怪我をした姉貴以外は全員いける筈だぜッ!」
孝太郎は波越警部から渡されたと思われる車のキーを全員に見せる。
「これは捜査会議が始まる前に警部から渡されてな、急いで追うぞ! 」
孝太郎は波越警部の車は署の裏の駐車場に停めてある旨を伝えると、全員にそこに行くように指示した。
本多太郎とその一行が横浜港へと到達したのは、日が殆ど登りかけていた頃合いであった。
「よし、これならば、逃げられるぞ! 」
「やりましたね、あとはロマノフ帝国からの援軍を待つだけですね」
と、島津の言葉に割り込むように月岡が口を出す。
「待ったよ、オレとの約束を忘れんじゃあないぞ」
「金だろ?よく見ろよ、港の方にはまだロマノフ家の紋章が入った船が届いていないじゃあないか、お前の報酬はその時に渡すって」
その言葉で、月岡は納得したらしく、腕を組んでニタニタとしている。金勘定でもしているのだろうか。
智久は横浜港をグルリと見渡す。
横浜港の港の部分は完全にドラマなどでよく見る港であり、コンクリート造りの床の上にコンテナがこれでもかという程に並んでいる。船の周りは人が来るせいか、他のスペースに比べても、コンテナの量は少ないが、それでも充分に多い量と言えた(無論、足の踏み場もないという程ではないが)
「とにかく、ここでロマノフ家の船を待てば、いいんだろ?ここで警察に捕まらなければの話だが……」
「御安心を……既に喫茶店『モーニング』の店主には別の港を言うように指示しておりますし、万が一にも我々に警察が追いすがることはないでしょうな」
智久の言葉に太郎はハッハッと高笑いをし出すが、次の瞬間にその高笑いを辞めずにはいられない。後ろの方から銃弾が飛んできたから。
「誰だ!?」
「悪いね、どこの世界にも計略に引っかからずに自分の推理と勘だけを信じる刑事はいるぜ」
そう答えたのは背後からやって来る三人の人影のうちの一人。
いや、太郎。智久。月岡の三人はその人影に見覚えがあった。そう、その人影はあの中村孝太郎そのものであったから。
「何をしに来たんだ……」
智久は拳をギリギリと握り締めながら尋ねた。
「何って決まっているだろ?お前らを逮捕しに来た……それが、オレの仕事だからね、全員動くな! 逮捕する! 」
孝太郎は三人に銃を構えながら大声で叫ぶ。
「フフフフフフフフ~アハハハハハハハ~~!!! 」
と、大声で笑い出したのは島津智久であった。
「キミがボクらを追い詰める?キミが?たかが、破壊の魔法しか使えないキミが?」
智久はいやらしい笑いを辞めようとはしない。
「その通りだ。お前らを逮捕するぜ、言っておくけど、破壊の魔法を甘く見るなよ、お前が、逮捕された暁にはオレの魔法を認めざるを得なくなるぜ」
「いいよ、ボク魔法を超えられればの話だけどねッ!」
智久は自分の魔法を使い、姿を消す。
「ようやく奴も本気を出したようだな、流石はワシの見込んだ魔法師よ」
太郎は腕を組みながら、秘書の活躍を見届けようとしているようだ。
そして……。
「どれ、ワシは貴様らの相手をしてやるとするか……」
と、本多太郎は先祖代々の武器とさえも言える蜻蛉切りと呼ばれる槍を武器保存から取り出す。
蜻蛉切りとは笹穂の槍身で、刃長は43.7cmもあり、茎は55.6cm。最大幅は3.7cmもあり、厚みは1cmもあり、重量は498gもあるという化け物槍であった。
「市長は体力がないなんて言ったのは、どこの誰だ?あいにくだが、ワシの腕は怪力でな、それにこの体は脂肪じゃあない、筋肉で出来ているんだ」
太郎はその証明とばかりに着ていた黒色のスーツを破り、体の筋肉をさらけ出す。
「さてと、これでお前を始末してやろうかの」
太郎は槍を振り回しながら、孝太郎へと近づいて行く。
孝太郎にしてみれば、太郎と智久の両名を相手にするのはいささかキツイものがあった。いかに自分の破壊の魔法の攻撃力が優れていようとも、隙を突かれてしまうだろう。
孝太郎は二人のあまりの卑怯な態度に思わず唇を噛みしめる。
と、ここで孝太郎の後ろにいた聡子が声を荒げる。
「待ちなッ!あんたはあたしが相手するッ!」
一瞬孝太郎は聡子が強がっているのではないかと考えたが、満面の笑みを浮かべている様子から、それはなさそうだ。
「ほう、お前のような小娘にワシの蜻蛉切りが相手にできるとは思えんがね……」
太郎は蜻蛉切りの標的を孝太郎から聡子に変えて向かって行く。
「いーや、あんたはあたしを甘く見ている筈さ、あんたはあたしをただの小娘だとね……だけども違うんだよなぁ~~」
と、ここで聡子も武器保存から、日本刀を取り出す。
「あたしはさぁ~昔から、親父に剣道を習わされててさ、剣の腕にはそこそこ自信があるのよ、あんたの蜻蛉切りだって相手にできるくらいにね」
聡子は日本刀の剣先を向けながら叫ぶ。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
海道一の弓取り~昨日なし明日またしらぬ、人はただ今日のうちこそ命なりけれ~
海野 入鹿
SF
高校2年生の相場源太は暴走した車によって突如として人生に終止符を打たれた、はずだった。
再び目覚めた時、源太はあの桶狭間の戦いで有名な今川義元に転生していた―
これは現代っ子の高校生が突き進む戦国物語。
史実に沿って進みますが、作者の創作なので架空の人物や設定が入っております。
不定期更新です。
SFとなっていますが、歴史物です。
小説家になろうでも掲載しています。
【マテリアラーズ】 惑星を巡る素材集め屋が、大陸が全て消失した地球を再興するため、宇宙をまたにかけ、地球を復興する
紫電のチュウニー
SF
宇宙で様々な技術が発達し、宇宙域に二足歩行知能生命体が溢れるようになった時代。
各星には様々な技術が広まり、多くの武器や防具を求め、道なる生命体や物質を採取したり、高度な
技術を生み出す惑星、地球。
その地球において、通称【マテリアラーズ】と呼ばれる、素材集め専門の集団がいた。
彼らにはスポンサーがつき、その協力を得て多くの惑星より素材を集める危険な任務を担う。
この物語はそんな素材屋で働き始めた青年と、相棒の物語である。
青年エレットは、惑星で一人の女性と出会う事になる。
数奇なる運命を持つ少女とエレットの織り成すSFハイファンタジーの世界をお楽しみください。
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
ノースウッドの電子脳
園田健人(MIFUMI24)
SF
人造人間(製品名『ADAMS』)を専門とするセラピスト「アルバート・ファーマン」の活動記録。
※ADAMSが創作した物語および感想はOpenAIが開発したChatGPTを活用したものです。
深海のトキソプラズマ(千年放浪記-本編5上)
しらき
SF
千年放浪記シリーズ‐理研特区編(2)”歴史と権力に沈められた者たちの話”
「蝶、燃ゆ」の前日譚。何故あの寄生虫は作り出されたのか、何故大天才杉谷瑞希は自ら命を絶ったのか。大閥の御曹司、世紀の大天才、異なる2つの星は互いに傷つけ合い朽ちていくのであった…
勇者じゃないと追放された最強職【なんでも屋】は、スキル【DIY】で異世界を無双します
華音 楓
ファンタジー
旧題:re:birth 〜勇者じゃないと追放された最強職【何でも屋】は、異世界でチートスキル【DIY】で無双します~
「役立たずの貴様は、この城から出ていけ!」
国王から殺気を含んだ声で告げられた海人は頷く他なかった。
ある日、異世界に魔王討伐の為に主人公「石立海人」(いしだてかいと)は、勇者として召喚された。
その際に、判明したスキルは、誰にも理解されない【DIY】と【なんでも屋】という隠れ最強職であった。
だが、勇者職を有していなかった主人公は、誰にも理解されることなく勇者ではないという理由で王族を含む全ての城関係者から露骨な侮蔑を受ける事になる。
城に滞在したままでは、命の危険性があった海人は、城から半ば追放される形で王城から追放されることになる。 僅かな金銭で追放された海人は、生活費用を稼ぐ為に冒険者として登録し、生きていくことを余儀なくされた。
この物語は、多くの仲間と出会い、ダンジョンを攻略し、成りあがっていくストーリーである。
【完結】巻き戻したのだから何がなんでも幸せになる! 姉弟、母のために頑張ります!
金峯蓮華
恋愛
愛する人と引き離され、政略結婚で好きでもない人と結婚した。
夫になった男に人としての尊厳を踏みじにられても愛する子供達の為に頑張った。
なのに私は夫に殺された。
神様、こんど生まれ変わったら愛するあの人と結婚させて下さい。
子供達もあの人との子供として生まれてきてほしい。
あの人と結婚できず、幸せになれないのならもう生まれ変わらなくていいわ。
またこんな人生なら生きる意味がないものね。
時間が巻き戻ったブランシュのやり直しの物語。
ブランシュが幸せになるように導くのは娘と息子。
この物語は息子の視点とブランシュの視点が交差します。
おかしなところがあるかもしれませんが、独自の世界の物語なのでおおらかに見守っていただけるとうれしいです。
ご都合主義の緩いお話です。
よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる