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ファンタジー
不適切な関係 団長と副団長さんの
しおりを挟む■不真面目団長と真面目副団長さんのお話。 タグ:上司部下。セクハラ。ダメ男と真面目女子。
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とある国の騎士団。
蒸し暑い倉庫の中で資料整理をしている二人がいた。
こんな事、下っ端にやらせればいいのに。
機密保持の為に、団長と副団長自らが率先してやる事になっている。
しかも、副団長は真面目だ。
資料室は侵入を防ぐために窓は小さい。結果、真面目に動くと暑い。
なのでどんな時でも団服をきっちりと上着まで着こなす真面目ちゃんでも、流石に暑さには勝てなかったのか上着を脱いでいた。普段は色気とは無縁の首元までボタンをかっちりと閉めている隊服のシャツ。それが今では汗で肌にピッタリと張り付き、体の線がはっきりと感じられるし、下着がうっすらと透けているのも気付かずにテキパキと働いてる。
それがこの密室で、こっちを欲情させてるとは気付かずに。
別にこの女の事をなんとも思っていないのなら、俺はこの倉庫整理を押し付けていただろう。
しかし、俺はこの可愛げのない女に……認めるのは癪だが、好意を抱いているから尚更だ。
「あーやってらんねぇ、汗をかくのは綺麗なねーちゃんの上だけにしたいもんだ」
「……セクハラで訴えますよ」
キッと、にらみつけられる。しかし、いつもと違って過剰反応だ。こんなほのかに暗い部屋で二人っきりなのが彼女を少し意識させてるらしい。少しは身の危険を感じ取っているのは、俺にとっていいことなのだろうか?
いつもならクールなその横顔が……暑い所為ではない、だけの熱を帯びている。
普段から髪留めでまとめられているうなじも、じんわりと汗ばんでいた。
それは、舐めたいほどの艶がある。
「セクハラっていうのはな、こういう事だろ」
「!!」
俺は後ろから、彼女を抱きしめた。そのびくっとした反応は、こっちを十分に意識してる証拠。
「や、止めてください、団長……っ」
いつもの気の強い喋りが、少し気弱になる。その汗をかいたうなじに舌を這わせた。強張った体の感覚を感じ耳を食む。
「ひゃっ!!」
「意外と可愛い声で、鳴くな。もしかして、期待してたのか?」
「まさかっ!! や、止めてください、今なら悪戯で済ませますから」
気丈だがおびえる声。そんな言葉は、盛った男には届かない……むしろ、煽る。
すっかく硬くなったモノを、はっきりとわかるように背後から押し付けながら、彼女のブラウスのボタンを上から順次外していく。その下から現れるのは、色気のないベージュのレースの下着。ま、透けてる感じからわかっていたことだった。
「やっぱり、思ったとおり色気ねえ、な」
「う、訴え……ますよっ!」
「……出来るもんならな、やってみろ」
俺の手は止まらない、色気のない下着を慣れたもんですんなりと剥ぎ取ると、胸を直に揉んだ。張りのある肌に弾力のある肉感。したから持ち上げるように揉むと、その重量がたっぷりと感じられる。
下着の下は、上物だ。
重要なのは下着ではなく中身だ。
これからする行為には、ただジャマな物。
「!!」
「まぁ、上はもみ消すだろうな、上司命令だ、黙って抱かせろ」
ん、今のは揉んでるだけにオヤジギャグだったか?
「そ、そん、なのは……業務に含まれてませ、んっ!」
「補佐だろ、俺の健康管理もお前の役割だ」
「……そんな、そういうお友達。団長には沢山いらっしゃる、でしょ! その方達としてくださいっ」
「最近はしてねーな」
お前としたかったから。
そう言おうとすると、硬くなってはちきれそうに存在を主張する乳頭をいじった途端「あんっ!」という喘ぎ声に遮断され、ニヤリとする。
「お前も、溜まってるんだろ、素直になれよ」
普段男の影を感じられない彼女が、触られただけで、この手ごたえある反応。
お堅いと思っていたが、楽しみな反応だ。
案外、処女じゃねーかも?
快楽に抗えなくて、彼女は目の前の棚に手を突っ張っている。
その姿はどう見ても、立ちバックの受け入れ体勢にしか見えないのは男のエゴだろう。
片手で両胸をもてあそびながら、空いた方の手は太ももを伝いタイトスカートを上へ上へと捲り上げ、お尻を丸出しにする。
堅物の副団長ちゃんのスカートの中身は、ストッキングだけだと思っていたが、これはこれは……。
上は、見られない対処か、シャツから透けないようなベージュを着ていたのに。
下はガーターストッキングと、ショーツは股上が短いサイドはレースの紫のソング。
上が色気のねー実用性一辺倒のブラだったもんだから、下もお似合いのデカパンかと思いきや。
まさかの予想を外してくれる。
その上下揃っていないアンバランスさに、誰にも見せるつもりもない彼女なりの女の秘密。隠してるモノを無理矢理見ているのがはっきり感じ取れて益々雄が興奮して、下着越し尻の割れ目に擦り付ける。それがレース部分に当たっての感触が堪らん。
腕の中の彼女は反応しない様に我慢して口を閉ざしているのに、俺の手が、押しつけたオスが動くたびに、ビクビクと体の反応は伝わってくるのも拍車をかける。
その反応なら悪くねぇな。と手を大事なところに伸ばして、薄いシルクの布越しの感触をフニフニと楽しむ。
「ーーーーっ~~っつ!!!」
「胸触っただけなのに、ここは準備いいじゃねーか?」
すぐに湿ってくるのは、初めから濡れてたのがナカから溢れ出したって事だ。
一度、手を離してから、ガーターの紐を絡めるように太腿内側のレースの下着の隙間から乱暴に手を差し入れる。茂みの感触を進んでもっと奥深く進もうとして、ビリッとレースが裂ける感覚が伝わる。瞬間。
「な、何してるんですかっ……こ、これっ、高いんですよッ………!」
「今言うことがそれかよ」
経済感覚もしっかりしている彼女は、今自分がどんな状態だったのか忘れて反射的に抗議してくる。
そんなところがお堅くて真面目ちゃんなんだよなぁ。
でも。
ぬぷりっ。
「んはんっ! あんっ!」
中指を入れ込むと、すんなり受け入れ、理性をなくした声で鳴く。
同時にうなじを舐めると、キュウっと指を締め付けてきた。
「こんなのいくらでも、買ってやるよ」
これからも俺とこんなことして楽しもう宣言だ。
こんな興奮するなら、いくらでもエロい下着買ってやるよ、すぐ挿れられる様に穴空いてるのも良いか。服着たまますんの。真面目な服装の下エロい下着着てるってだけで、ヤル気がでるな。
トップレスブラも捨て難いが、そんなのこの感じやすい女がつけてたら、乳首立ってるの丸わかりで着けてくれねーか。
「いら、ないっ………ですからっ……やめっ……もう、ぃや」
ふるふると頭割を振る。
嫌と言う割には、中をぐちょぐちょに濡らして、クリは固くなった様に膨らんで主張してきた。
興奮はするが表情が見えないのはこの体位の欠点だな。
ナカを弄ぶ手はそのまま、胸を弄んでいた手を顎に添えて顔をこちらに向けさせる。怒るどころかとろんと快楽に堕ちた雌の目が見つめていた。唇を食むと、自然に舌を滑り込ませた。舌も下の口のように当然のように貪欲に俺の舌に絡みついてきた。口を離すと、唾液が糸を引く。息ができなかったのか、舌を出したまま犬のように呼吸してる姿に、さっきの絡みつきは嘘のようにキスは慣れてはないようだ。慣れてる事と、慣れていないことの落差のアンバランス。
相手の男は、ロクなヤツじゃねーな。
自分がやってる事を棚に上げる。
「誰だよ、お前をこんな淫乱ねーちゃんに調教したの?」
「そんなっ……んっ……わたしはしょ、しょじょ……ですっ」
処女なんて単語言うのは余程恥ずかしかったのだろう、しかしそれより、遊んでるふしだらな女と言われる方が我慢ならないらしい。大人なら別に、スポーツみたいんもんだろ。今も現に、衝動でヤろうとしてる。
しかし、その自己申告によって、この女がまだ誰ともやってない事に、満更でもなくなる。
この女の、この姿を見たのは俺だけ。
なんだろうなぁこの感動。
別に今まで抱いてきた女達の男遍歴なんて気にしたことなかったのになぁ。
「じゃあ、このだらし無い淫乱な穴、今まで一人で処理してたのか、よっ!」
「……っ!!」
めちゃくちゃに挿れて欲しいと言ってるかの様に、ぐちょぐちょと淫乱な水音が大きくなっていく。
弄んでいた指の本数を増やしピッチを上げる。
言い訳をしてこないのは、図星みてぇだな。
処女という単語さえ恥ずかしくて言えない、女の性事情。
一人でどんなことしてたんだか、口を割らせてみるのも面白そうだ。
しかしもう俺の息子はパンパンで限界だった。
これ以上引き延ばせないと主張する。
指に絡みついているのが、もっと太いものになったらどうエロく絡みついて搾り取ってくるのか。
早く知りたくてたまんねぇ。
「これからは、俺とやりゃあ一石二鳥だな」
俺も解消できるし。
「いい事、考えついたみたいに……言わないでもらえますかっ」
「外に出すから安心しろ」
「全く安心っ、でき、ないっセリフ……言って、どうするんですかぁ」
ナカを掻き回され続けて。快楽に堕ちている彼女は、そうは言っても抵抗しないどころか、早く挿れてくれと言わんが如く揺れている腰を突き上げている。太ももはまるで漏らしたように愛液が流れ落ち、床にも滴り落ちていた。
もっともっとじっくりと時間をかけて、この女の方からおねだりさせたかったが仕方がねぇ。
この処女俺をどんだけ、煽るんだ。
エロすぎてもう俺の方が、限界だ。
堕ちたのは俺の方じゃねーか。
これから先この部屋が、ヤリ部屋、となるのは間違いない事だった。
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