Label-less 2

秋野小窓

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本編

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「ふぉっきくなった」
「口に入れたまま話さないでくださいよ」
「へへ」

 立ったまま、下半身を弄ばれる。優太君の口内は温かくて、這い回る舌はぬめぬめと心地よい。
 唾液をたっぷりまとわされたモノを扱きながら、上目遣いで見上げてくる。

「気持ちいい?」
「ええ、出そうです」

 頭を撫でながら答えると、満足そうに笑った。手の動きを強めながら、先端を舌で刺激される。

「そんなにしたら出ちゃいますよ。優太、顔離して」
「いいよ、らひて」
「ダメですよ、優太」
「やら。ちょーらい」

 こうなったら頑としてやめないのが彼だ。先端に強く吸い付かれたタイミングで諦めて精を放つ。

「へへ。おやつ」
「飲んだんですか?」
「うん」

 あ、と空になった口をこちらに見せる。

「はあ。優太君がこんなに積極的な子だったなんて」
「嫌いになりましたか?」

 手を差し伸べて立たせる。

「嫌いになるわけないでしょう。むしろ、どこまで僕のことを虜にするつもりなのか恐ろしいです」

 ギュッと抱きしめて頭を撫でると、「へへ」と嬉しそうに笑う。

「僕もお返ししていいんですよね?」
「あ……んん……っ」

 撫でる手を頭から背中に下ろすと、艶っぽい声を漏らす。

「自分から仕掛けたんですよ。覚悟してくださいね?」

 耳元で囁き、首筋から舐め上げる。耳まで戻り、舌で犯しながら下半身に手を伸ばす。

「ひゃっ……!あっ、んんぅ!」
「僕にもおやつ、くれるんでしょう?」
「んっ……あぁっ、やっ……!」

 挿入できなくても、快感を与える術はいくらでもある。優太君が音を上げるまで、その身体を味わい尽くした。

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感想 3

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