いつか、ふかふかのベッドで

8＊

　体勢を変え、今度はまた俺が舐められる。さっき出したばかりなのに、あっという間に臨戦体勢になる。

　リンが四つん這いになり、後ろを拡げる。

「うわ……」

　騎乗位では気づかなかったが、リンの後ろは俺の知っている形と異なっていた。

「気持ち悪い？」
「いや、めっちゃエロい……」

　まるで性器だ。初めからこの用途だったかのように、口をパクパクさせ誘ってくる。
　これは……相当開発されているということなんだろうか。

　両手で広げ、舐めてみる。

「あっ……！あっくん、そんなとこ舐めないでいいから……」

　リンの手が伸びてきて、蓋をするように隠してしまった。

「邪魔」
「えっ……ひぁっ……っ！」

　手をどけて、もう一度舐める。ぴちゃぴちゃと音を立ててやると、リンの口から小さく喘ぎ声が漏れてきた。

「指、入れてみてもいい？」

　一応許可を取ると、無言でコクコクと頷いている。
　先程、俺の分身を簡単に受け入れてしまったように、中指はズブズブと飲み込まれていく。

「ああぁっ……」
「リンの中、あったかいね」

　柔らかくて、熱くて、不思議な感覚。すると、リンに手を掴まれる。

「あっくん、手貸して」

　意味が分からなかったが、自分の意思で動かすのをやめてリンに委ねる。
　俺の中指はリンの手によりゆっくり挿入され、途中で止まった。

「指、曲げて」

　こうか？言われたとおりにリンの中で中指を曲げる。

「そう、そのまま力入れてて」

　グ、と角度をつけて手を操られる。中指の先端がリンの内壁を強く圧迫しているのが分かる。

「～～っ……！」

　痛くないんだろうか。リンの体がビクッと震えた。

「リン？大丈夫？」
「あっあっ……！」

　俺の手を玩具がわりにして、中を擦っている。この様子からすると、気持ちいいんだろう。