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第百十四話 領都にて
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転移魔法のスカタンで、すっ飛ばされてから五日目に、領都オルレアンに入ったカズマ。
のんびりと馬車の旅を過ごして、二時間もしないうちにカズマは領都に入った。
はるかに高く教会の尖塔が見える。
「あれは?」
「オルレアンのノートルダム大聖堂の尖塔でございます。」
テイエ騎士爵は、頷いて答えた。
結局カズマは馬車を取り換えることなく、ずっとテイエ騎士爵の馬車に乗ってきた。
領主館は丘の上にある。
と言っても、ちょっと持ち上がっているくらいだが。
ゆるい坂を登る馬車は、あまり傾いた気もしない。
坂の上には鉄柵がぐるりと張られていて、重厚な建物を守っている。
白い壁、屋根は紺色の瓦で葺かれている。
部屋数は八十以上はありそうで、長い客室棟と正面方向に立派な塔がいくつも立っている。
昼間見る分には「わ~かっこいい!」で済むけど、これ夜には見たくないなあ。
なんか鎖引きずった騎士の鎧が歩いていそう。
なんてね。
そのくらい歴史もあり、歴代の王様も暮らしたことがあるそうだ。
歴史は三百年と少しあるしね。
つまり、オルレアンは王弟の領地というだけではなく、旧王都であったときもあるそうだ。
そうやって見ると、たしかに王宮と言っても遜色ない規模の建物だし、雰囲気もある。
まあ、かなり西に位置しているので、今回の帝国皇帝の供応には使えなかったのだが。
その分、バロア家は東にあるので、王宮としての機能もあるし、使えてよかったね。
気分的にシュノンソー城を想像しながら書いているので、みなさまもそういうイメージでお願いします。
裏も表も美しいお城ですよね。
私の好きなお城でもあります。
水に浮かんだ姿は、ため息が出るほど美しい。
また、前庭は幾何学模様も美しく、一日城を眺めながら散策したいほど。
シャンボールは、お庭は美しいですが、お城はごてごてしていて、あまりいいとは思えないんですよ。
きれいですけどね。
まだ、持ち主が住んでいるらしいですから、あまり悪口は言えませんが、修理費が大変らしいです。
カズマのマリエナの屋敷は、基本ショーモン城がモデルです。
さて、その入り口は東側にある。
石組みのしっかりした道を通って、広い入り口から入るのだ。
重厚な木製ドアがぎぎいと開く感じ。
今は開放している。
中に、一枚の幅が二メートルはありそうなガラスのドアがあって、それを地元の家令が開けてくれる。
テイエ騎士爵、サルブリ準男爵、ラモット=ブーブロン準男爵、ラ・フェルテ=サン=トーヴァン男爵、サン=シラン=ヴァル騎士爵、オリヴェ騎士爵、マルシリー=アン=ヴィレット準男爵がカズマの後ろからついてくる。
仰々しい行列と出迎えと、若干の猜疑心と。
いろいろな目が、カズマを迎えた。
領主館の玄関では、オルレアン公爵領のロイブル・ザギトワなど官僚が並んでいた。
「ごくろう。」
短く声をあげて、カズマは領主館に入る。
「マリエナ伯爵様、どちらに参られますか?」
黒い燕尾服を着た家令と思われる初老の男が声をかけた。
「この家では、主が指示を出す前に家人が声をかけはるのか?」
にらんだわけでもないのに、眼光が鋭い。
「失礼いたしました。」
家令は一歩下がった。
「うむ、改めて言おう、屋敷中の使用人をこのホールに集めよ。申しつけることがある。」
「はは!」
家令は、舌を巻いた。
成り上がり者と聞いていたが、どうして侮れぬ気迫と気品がある。
なまじ、武威のみ伝え聞くものだから、武骨な荒くれ者と見たのだが、そうではないらしい。
名にしおう豪の者を従えて、将軍の風格。
一目睨まれただけで、背筋に鉄の芯が入ったように思えた。
これは、侮ってはならぬ。
「今日からお前はセバスチャンや。」
「は?」
「俺の執事は、セバスチャンでなくてはならぬ、良えな。」
なんと、私の名前を変えろと言うのか?
家令は、動揺を顔に出しそうになった。
「他では、何と呼ばれようと構わぬ、俺がセバスチャンと呼んだら、お前が来るのや。」
「は、ははあ!」
あまりの威に、打たれたように膝まづいてしまった。
「若さま。」
つい、セバスチャンはそう声をかけた。
「はあ?おまえまでそういうこと言わはるの?心外やわ。」
「いえ、ロイブルさまなど家臣の皆様がそうお呼びしていましたので、てっきりそうお呼びしなくてはと思い。」
「家のものにまで、半人前呼ばわりはあきまへんな。」
「は、かしこまりました。」
そこへ野太い声が聞こえる。
「おお、お屋形さま!」
「ゴルテス!お前も来はったのか。」
「もちろんでござる。お屋形さまあるところ、ゴルテスありでござる。」
「よかった、気になっていたんどす。」
「さあさあ、奥方さまたちは、もう少し後から参り申す。」
「おおそうか、よし、あ~セヴァスチャン。」
「はっ」
「屋敷の者集めるのは、明日でええわ。今日は、ちょっと休む。」
「ははっ」
荒いだけではないようだ。
のんびりと馬車の旅を過ごして、二時間もしないうちにカズマは領都に入った。
はるかに高く教会の尖塔が見える。
「あれは?」
「オルレアンのノートルダム大聖堂の尖塔でございます。」
テイエ騎士爵は、頷いて答えた。
結局カズマは馬車を取り換えることなく、ずっとテイエ騎士爵の馬車に乗ってきた。
領主館は丘の上にある。
と言っても、ちょっと持ち上がっているくらいだが。
ゆるい坂を登る馬車は、あまり傾いた気もしない。
坂の上には鉄柵がぐるりと張られていて、重厚な建物を守っている。
白い壁、屋根は紺色の瓦で葺かれている。
部屋数は八十以上はありそうで、長い客室棟と正面方向に立派な塔がいくつも立っている。
昼間見る分には「わ~かっこいい!」で済むけど、これ夜には見たくないなあ。
なんか鎖引きずった騎士の鎧が歩いていそう。
なんてね。
そのくらい歴史もあり、歴代の王様も暮らしたことがあるそうだ。
歴史は三百年と少しあるしね。
つまり、オルレアンは王弟の領地というだけではなく、旧王都であったときもあるそうだ。
そうやって見ると、たしかに王宮と言っても遜色ない規模の建物だし、雰囲気もある。
まあ、かなり西に位置しているので、今回の帝国皇帝の供応には使えなかったのだが。
その分、バロア家は東にあるので、王宮としての機能もあるし、使えてよかったね。
気分的にシュノンソー城を想像しながら書いているので、みなさまもそういうイメージでお願いします。
裏も表も美しいお城ですよね。
私の好きなお城でもあります。
水に浮かんだ姿は、ため息が出るほど美しい。
また、前庭は幾何学模様も美しく、一日城を眺めながら散策したいほど。
シャンボールは、お庭は美しいですが、お城はごてごてしていて、あまりいいとは思えないんですよ。
きれいですけどね。
まだ、持ち主が住んでいるらしいですから、あまり悪口は言えませんが、修理費が大変らしいです。
カズマのマリエナの屋敷は、基本ショーモン城がモデルです。
さて、その入り口は東側にある。
石組みのしっかりした道を通って、広い入り口から入るのだ。
重厚な木製ドアがぎぎいと開く感じ。
今は開放している。
中に、一枚の幅が二メートルはありそうなガラスのドアがあって、それを地元の家令が開けてくれる。
テイエ騎士爵、サルブリ準男爵、ラモット=ブーブロン準男爵、ラ・フェルテ=サン=トーヴァン男爵、サン=シラン=ヴァル騎士爵、オリヴェ騎士爵、マルシリー=アン=ヴィレット準男爵がカズマの後ろからついてくる。
仰々しい行列と出迎えと、若干の猜疑心と。
いろいろな目が、カズマを迎えた。
領主館の玄関では、オルレアン公爵領のロイブル・ザギトワなど官僚が並んでいた。
「ごくろう。」
短く声をあげて、カズマは領主館に入る。
「マリエナ伯爵様、どちらに参られますか?」
黒い燕尾服を着た家令と思われる初老の男が声をかけた。
「この家では、主が指示を出す前に家人が声をかけはるのか?」
にらんだわけでもないのに、眼光が鋭い。
「失礼いたしました。」
家令は一歩下がった。
「うむ、改めて言おう、屋敷中の使用人をこのホールに集めよ。申しつけることがある。」
「はは!」
家令は、舌を巻いた。
成り上がり者と聞いていたが、どうして侮れぬ気迫と気品がある。
なまじ、武威のみ伝え聞くものだから、武骨な荒くれ者と見たのだが、そうではないらしい。
名にしおう豪の者を従えて、将軍の風格。
一目睨まれただけで、背筋に鉄の芯が入ったように思えた。
これは、侮ってはならぬ。
「今日からお前はセバスチャンや。」
「は?」
「俺の執事は、セバスチャンでなくてはならぬ、良えな。」
なんと、私の名前を変えろと言うのか?
家令は、動揺を顔に出しそうになった。
「他では、何と呼ばれようと構わぬ、俺がセバスチャンと呼んだら、お前が来るのや。」
「は、ははあ!」
あまりの威に、打たれたように膝まづいてしまった。
「若さま。」
つい、セバスチャンはそう声をかけた。
「はあ?おまえまでそういうこと言わはるの?心外やわ。」
「いえ、ロイブルさまなど家臣の皆様がそうお呼びしていましたので、てっきりそうお呼びしなくてはと思い。」
「家のものにまで、半人前呼ばわりはあきまへんな。」
「は、かしこまりました。」
そこへ野太い声が聞こえる。
「おお、お屋形さま!」
「ゴルテス!お前も来はったのか。」
「もちろんでござる。お屋形さまあるところ、ゴルテスありでござる。」
「よかった、気になっていたんどす。」
「さあさあ、奥方さまたちは、もう少し後から参り申す。」
「おおそうか、よし、あ~セヴァスチャン。」
「はっ」
「屋敷の者集めるのは、明日でええわ。今日は、ちょっと休む。」
「ははっ」
荒いだけではないようだ。
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