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04.アラジンと一人バチュラーパーティー※微

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「お尻、気持ちいいです?」
「んっ……♡いいところまで届かないよ。魔人、お願い。長くて極太のディルド出せる?」
「かしこまり~!」
「これは、願い事ノーカンでいいよね?」
「こんなの軽いことだから、おけおけ」

 ばいんと極太で長い、黒光りするディルドが現れて魔人の白い手に握られている。

「今日のディルドは黒曜石でできているよ。最初は冷たいかも知れないけれど、そのうちよくなるから」

 アラジンの喉がごくりと鳴る。魔人は胡散臭い笑みを浮かべながら、れろぉとディルドを舐めあげた。

「どうする~? 自分で挿れるぅ?」
「ううん。魔人♡ ずこずこしてぇ?」
「……かしこまり~」

 魔人はディルドに香油を垂らし、アラジンのアナルに宛てがった。アラジンのアナルは長年ジャファルによって使い込まれた縦割れローズアナルだ。魔人が準備した長大で極太のディルドでもすんなり飲み込まれていく。

「ひゃあんっ♡ 冷たあいっ♡♡」
「あったまるまで、ちょっと待っててね~」

 ここで、アラジンが色気たっぷりに魔人を誘う。

「ねえ、僕、明日結婚しちゃうじゃない? だからさ、最後に魔人ちんぽを食べたいな。なんて♡」

 おおよそ、翌日に結婚式を控える男の発言とは思えないお誘いである。しかし、魔人はこともなげにそのお誘いを一蹴する。

「いや~、魔人。下半身煙だからさ、おちんちんないのよ~」

 アラジンに言われたことを誤魔化すように、魔人はディルドを動かす手を速めた。

「っは♡ ……あ♡ やぁあ♡ だって、まじんちんぽ、きっとすごいもん。まじんちんぽ欲しいよう♡♡ 奥ずんずんしてぇ♡」
「うふふ。魔人のおちんちんはディルドどころじゃないでしょうねぇ。なんせ魔人ですから」
「あ♡ あ♡ まじんちんぽ~」
「どうしますぅ? ワタシのことどうしたらいいと思いますぅ?」
「んっ♡ ん♡ まじん、まじん、人間になあれ」
「魔人、受肉しないといけませんねぇ……流石にそれは三番目の願い事になっちゃいます。最後の願いになりますけど、大丈夫ですぅ?」
「うんっ♡ 人間になって、魔人ちんぽでアラジンのお尻をきもちよくしてぇ♡」
「かしこまり~」

 しゅるしゅると魔人を形成していた煙が集まると、上半身しかなく、扁平にもみえた魔人の身体が縦に伸びて人間の形を成していく。魔人の変化が完了すると、そこには褐色の肌をした美丈夫が立っていた。上半身は魔人であった時と同様に、はちきれんばかりの胸筋だ。
 アラジンは期待した。これは……この人はきっと、さぞかしご立派な逸物をお持ちに違いないと。

 が、しかし──。

「ありがとうございました、元ご主人様。やっと人間に戻れました」
「え? あれ? 声まで変わってる……?」

 魔人であったときは基本的に煙だったため、肌色は白だった。そして、声は高めの声だったのが、人間になったとたん、渋めのバスボイスに変化した。このバスボイス、鼓膜にぞわりと沁みて腰にクる声だ。

「やだ♡ 声だけで孕んじゃいそ♡」
「お褒めに預かり、光栄です」
「うふふ♡ じゃあ魔人ちんこ、準備はいい?」

 魔人はニヤリと笑った。

「すみません。私、バリネコなんです。挿れることを考えたら、魔人ちんこはピクリともしませんな。前立腺を一撫でしてもらえたら、完勃ちするんですけどね。そうそう、その身体だと女性を抱くことも出来ないでしょう? 最後に一つ、魔法をかけてあげましょう」

 茫然とするアラジンに対して何らかの詠唱をした魔人は、アラジンの前から搔き消えた。

「貴方の身体を処女に戻して差し上げました。真っ新なところから王女様との結婚生活を楽しんでくださいねぇ」

 後に残されたアラジンは、先ほどまでの熱がすっかり消えていることに気づく。しかし、イききっていないという記憶は残っていて、なんとも言えない心地だった。そんなアラジンの周りには、乳首に嵌められていたピアスと、極太ディルドが散乱していた。
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