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「混ぜると危険作戦」
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「まさか皆殺し?」
「何人かは生きてるかも」
「このばかべ!虫の息でしょ!考えなしなんだから!」
壁はお雪に怒鳴られるが意味がわからずボカーンとしてる。
「まずかった?」
「まずいわでしょ!黒幕の動かぬ証拠。生き証人の確保のチャンスだったのに…ばかべなんだから」
「あ?でも?証人なら奴隷商人のボスがいたろう?」
「あのね…。相手はレアル男爵。貴族よ。奴隷商人が証人って言ってもシラを切られたらおしまい。でもあいつらは男爵の私兵らしいからとぼけようがない。証人として価値が高い。にしてもレアル男爵ってあほね。自分の部下を使ったらあしがつきやすのに…」
証拠の隠滅を図ってさらにたしかな証拠を残す…馬鹿としか言いようがない。
「なるほど。」
「まあまあお雪さん。私が治癒するから大丈夫です。」
「真魚の負担が大きくなっちゃう」
「すまん」
「へいきです。全員治癒します?」
「一人いれば十分よ。あとはそのまま放置でいいわ」
「ならあれがいい。隊長らしい」
壁が街道の真ん中あたり倒れてる兵をゆびさす。
「あれか」
「あれですね」
「今持ってくる」
壁は兵士の足首をつかんでズルズルと引きずって来て真魚の目の前にほうりなげてきた。
「ほら、こいつだ」
「あう゛」
男がうめく。
「壁さん。雑です」
真魚が治癒魔法で治療したのち馬車に収容して再びオーガンを目指して出発する。
真魚達の馬車はその後はトラブルなくオーガンの冒険者ギルドに到着した。
3人はうけた依頼ではなく奴隷商人と遭遇してしまったことを報告し救出した奴隷として囚われていた女達の保護を依頼した。
さらに黒幕を突き止めその証拠となる実行犯まで捕らえたことで引き受けてなかった依頼を完了させてしまった。
「あの子達はどうなるんです?」
真魚は女達の今後のことを気に掛けていた。
「それぞれの家族のもとに送られます」
ギルドの受け付け嬢からはもっともな返事が帰ってきた。
「でしょうね…」
「真魚どうした?」
「お雪さん。あの子達の3分2は家族に奴隷商人に売られたの。貧困が理由です。家族に返されても再び別な奴隷商人に売られるかもしれないです。で帰りたくない子も多いのです。和子みたいにこの世界には帰る場所さえない子もいます。どうにかしてあげれないでしょうか?」
「でもそれはそれぞれで考えるべきで私たちがお節介をする必要はないわ」
「うん。でもそれでも彼女達になにかしてあげれないかと…」
「忘れないで私たちには本来しなけらばならない依頼があるのよ。その準備に必要なものを思いだしたの。その準備が終わったらすぐ出発よ」
お雪はそう言い残してでかけてしまった。
お雪が戻ってきたのは一時間後だった。
「来たか。じゃあ、行くか!」
壁が真魚を抱き抱え立ち上がる。
「草壁様。真魚様。ご無沙汰しております」
「リィーナさん。リリアさん。どうしたんですか?」
つい先日護衛を引き受けたランズベルド公爵令嬢のリィーナとそのお付きの騎士リリアと再会した。
「なんでもこちらに行き場のない少女がいると伺い。力になれればと思いまして希望するものがいれば当家でメイドとして雇いたいと訪れたのです。今ギルドで手続ききをしてまいりました」
「えっ?本当に?でもどうしてあの子達のことを知ったのですか?」
「お雪様にご連絡をいただいのです。貴族の責務を果たす機会があると…しかも今回の件には私たちと同じ貴族が大きくかかわってるとか。父も黙って見過ごせないと言っております」
「お雪さん…」
真魚はお雪をじっとみつめる。
お雪は、そっぽを向いて答える。
「今回の依頼のための準備があると言ったでしょ?これが片付かないと真魚が今回の依頼に集中できないのでしょ?」
「行くか!」
「ええ。ゴブリン退治に!」
壁は特になんの感想もないらしい。
真魚達は本来の依頼であるゴブリン退治の現場であるロツクウォール城壁に本来の予定から5日遅れで到着した。
途中で奴隷商人のキャラバンに遭遇するというアクシデントがあったためギルドのある帝都オーガンに引き返すはめになったからだ。
ロツクウォール城壁を遠巻きに奴隷商人から奪った馬車の中から偵察中だ。
ロツクウォール城壁は遥か昔に繁栄していたアトラス帝国の遺跡である。
その時代は国境の要塞であった。
最近まで忘れられていた遺跡であったが、近頃近くの村がゴブリンに襲われる事件が頻発して村の護衛に向かった冒険者達がゴブリンがロツクウォール城壁を住みかにしてるのを突き止めたのだが100匹を超える数のため手出しできていない。
「本来なら軍隊レベルの仕事じやない?」
「不味いわね。城壁の中ではブリザードってわけにいかない」
ブリザードはお雪のスキルで範囲魔法で吹雪を巻き起こし気温低下と視界阻害を起こし魔法範囲内の体温を奪い体力と気力を奪い戦闘不能にする。凍傷や凍死に至らしめることもできる。
「壁のウォールオブストーンも籠城戦では意味がないわね」
壁のスキルウォールオブストーンは防御であると同時に攻撃手段にも使える。
突撃してくる敵の眼前に突然出現させる事で激突させるのだ。
さらに石板を操る事で逃げる相手を追撃して叩き潰すこともできる。
「全員を城壁の外に誘いだせればいいけど」
「いくらゴブリンでも要塞の利点を生かさないなんて事はないと思う」
「穴を全部塞いじゃえばでてこれなくなるんじゃないですか?」
「見えてる出入口以外にも抜け穴があるかもしれないから難しいかしら」
「昔の要塞ということだから抜け道はありそうだ」
「見えてる出入口をふさいで煙でいぶりだすってのは?抜け道があっても煙で位置が確認できます」
「いいけど。ただの煙じゃあな。煙が発生する有害物質がいい。」
「酸性物質とアルカリ性物質を反応させて流し込むと」
「それでいこう」
「まるぜると危険作戦ですね」
ロックウォール城壁は天然の絶壁の内部をくり貫いて作られた天然の要塞だ。
その絶壁には四五十のくり貫かれた窓がある。
この窓から弓などで敵を攻撃したのだ。
壁がウオールオブストーンで石板を発生させて全ての窓を塞ぐ。
三人は城壁の出入口近くの茂みに潜んでいた。
真魚が入り口から大量の酸性物質の溶液を発生さて投入する。
入り口周りの岩盤が溶けていく。
続いてアルカリ性物質の溶液を発生させて投入。
濛々と白煙をあげ激しく反応する。
そこにお雪が風を発生させて要塞内に煙と反応ガスを送り込んだ。
ほどなく城壁の塞いだ窓のわずかな隙間や城壁の岩盤の隙間からゆらゆらと白煙が上がる。
同時に辺りにツーンとする刺激臭が漂う。
「あそことあそこ。あっ。あっちも」
真魚が空を見上げて指さすと遠くに四本の煙が立ち上ってる。
「あそこが抜け道か。ふさいでくる。あとをたのむ。」
「りょーかい」
壁は繁みから飛び出す遠く立ち上る煙を目指し走り出した。
常人の速度ではない。
それを見送りながら出入口を見張るお雪と真魚。
「最も有害物質の発生源がここだから出入口を突破して来るのは考えにくいけどね」
「出てきたとしても瀕死ですね。」
真魚は地べたに座り込み繁みを掻き分けて様子を疑う。
お雪に至ってはもう繁みから出て出入口以外の周囲を監視している。
ロックウオール城壁の出入口前で見張るお雪と真魚だがやはり飛び出してくるゴブリンはほとんどいない。
有害物質の発生源はその出入口のすぐそばだから致死量の濃度の濃さは格別で外に出る前に死に至ってしまう。
それらを突破して来る者もいたが外にたどり着い時はやはり力尽きていた。
お雪も真魚も後は壁が抜け道から逃れたゴブリンを狩れば終了だと考え始めていた。
しかし出入口の奥からどかどかと地響きのような大きな足音がきこえてきた。
「ゴブリンの足音ではない」
身構えるお雪。
「お雪さん支援します」
真魚からお雪に防御魔法がとぶ。
「サンキュー。攻撃準備に集中できるわ」
お雪の手のなかに氷の槍が形成されていく。
たちこめる煙の中に敵の影が見えると確認もせずお雪は氷の槍を放っていた。
影の主の姿がはっきりしてくるとほぼ同時にそいつの胸に氷の槍が突き刺さる。
「えっ?」
「なに?」
二人はその姿に驚く。
地響きのような足音からゴブリン以外なのはわかっていたがトロールやオーガと予想してたがそいつは予想外だった。
胸に氷の槍が刺さったままガスに苦しんでいるものの
二人に気がついた奴が突進してくる。
攻撃に強い耐性がありそうと咄嗟にお雪は分析した。
突進してきた奴はなにかに激突してよろめく。
目の前に突然に氷の壁が出現した。
「こ…お…り?」
かたことの言葉を発した。
目の前の氷の壁を怒りにまかせて叩き壊そうと腕を振り上げる。
しかし腕を振り下ろすことはできなかった。
腕を振り上げた格好のまま氷の壁の中に閉じ込められた。
お雪の氷の壁
だ。
「お雪さん。これ鬼に見えるんだけど」
「私にも私達の世界の日本の鬼に見える」
「どうして?こんなのがいるの?」
「おかしくはないわ。私達だってこの世界にいるんだから」
「そうでした」
氷壁に閉じ込められた鬼を観察するお雪と真魚。
「これはどいうことでしょうか?ゴブリンが鬼を異世界召還したのでしょうか?」
「まさかゴブリンにそこまでの能力があると思えないし。どっちが主で従かと言えばゴブリンが従と考えたほうが自然な気がするわ。魔法で支配してるなら別だけど」
「ですよね。とすると異世界転位した鬼がゴブリンを支配していたということでしょうか?」
「かもね。こいつって話しができると思う?」
「さっき氷って言葉を発しました」
「言葉を話すと会話で意思の疎通ができるとはまた別な話しだけど」
「ですね」
「とりあえず確かめてみよう」
お雪は顔の部分の氷のみを溶かした。
「この状態で会話できるんですか?」
「大丈夫。聞こえてるでしょう。あなた鬼でしょう?名前はなに?」
鬼の目がギロギロと動いてる。
「…」
「言葉が通じないタイプ?でしょうか?」
「確かに鬼は個体差が大きいよね」
「おまえら…ことば…わかるのか?…ここのちびどもことばわからぬ」
「言葉わかるんじゃないですか!名前は?」
「われはきじんまる。おまえらもこのちのものではないな?」
「そうね。お前と同じ世界から転位してきた。」
「てんい?とはなんだ?ここはなんだ?ここのちびどもことばわからぬ。どうすればもとのちにもどれる?」
片言の言葉で矢継ぎ早の質問だ。
「ここは私達の元々の世界とは違う異世界元々の世界からこっちに来てしまったことを転位と言います。ここの世界の人間は私達と同じ言葉を使うので話ができます。あなたが言うちびどもはゴブリンと言われる種で私達と意思の疎通ができない別な言語を使ってるのです。もとの世界に戻る方法は私達にもわかりません。」
「異世界?もどれぬのか?」
「今のところその手段はない」
「まあ。いい。エサとなるニンゲンがいるならそうこまらん」
「人食いでしたか?お雪さんどうします」
真魚は露骨に嫌な顔にる。
「そうね。変種の食人鬼と言うこで処理しましょう」
お雪は全く表情を変えず淡々と話す。
「どういうことだ。おまらとてひどでなし。ニンゲンを食おうとかおいろをかえることもあるまい」
「私達を人でなしってやめてください。」
「ニンゲンではあるまい」
「ニンゲンでないと人でなしでは微妙に違うんです」
「どこがちがう?いみがわからん。このこおりからだしてくれ」
「人間を食べないと約束するなら解放するわ」
「むりだ。」
「なら解放できない」
お雪が冷淡に言い放つ。
「残念です。お友達にはなれそうもないです」
真魚も好意的ではいられない。
「うおおおーっ!」
絶叫とともに鬼を封じていた氷壁にメキメキと音を立ててひびが入っていく。
「うそーっ!」
真魚の声が響く。
「顔の部分を溶かしたので強度が落ちたのね」
ばバキバキと音を立てて氷が鬼から剥がれ落ちていく。
お雪も真魚も鬼の目の前だ。
真魚に至っては目の前に座り込んでる状況だ。
腕を少し伸ばされただけで掴まれそうな位置。
氷から解放された鬼は右手でお雪を左手で真魚を掴もうとしていた。
しかしお雪を掴みにいった右手は氷の刃、氷刃で肘の辺りでバッサリと切断されていた。
左手は真魚の首を掴みかかる寸前で動きを止めていた。
真魚がウォーターカッターで鬼の首を切断したため頭部が体から落下して一瞬動きを止めたのだ。
しかし鬼は切り落とされ右腕を左手で掴みさらにその切り落とされた右手で落下する頭部の髪を掴むという曲芸じみた反応を見せた。
「おのれ…」
切り落とされた頭部から言葉を発している。
「なんとまあ…呆れた生命力です」
「さすがは鬼。こっちの世界のゴブリンやオーガーとは比較にならない力だわ」
切断立ててされた右腕の切断面と右肩の切断面を合わせてぐりぐりと擦り合わせると継ぎ目もなく再び繋がった。
さらに切断された頭部も体に乗せてグリグリと擦り合わせると頭部も繋がった。
腕と首をぐるぐる回して繋がりを確認しているようだ。
真魚もお雪も呆気にとられてる。
「人形の首や腕がとれたときみたいになおしてちゃいましたね?」
「り○ちゃん人形やソフビ人形みたいね」
2人とも呆れてはいるが恐怖を感じてる風ではない。
「どうしてくれようかしら?」
「どこまで刻んだら復活しなくなるかためしてみます?」
「ぎぎぎ…おのれ…おのれ…ばかにしょって…」
歯ぎしりして怒りまくってる。
「めんどう。抹殺しちゃおう」
お雪が冷たい眼で睨み付けると鬼は崩れるように倒れ込んだ。
氷壁に閉じ込めるなどという生易しい攻撃ではない。
鬼の体を直接、絶対零度で凍結した。
鬼の細胞、血液、体液と凍らせたのだ。
凍結より全ての体液の体積が増加膨張して細胞壁が壊れ。
血液も循環せず血管も破裂した。
凍結が溶けても再生は不能であろう。
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