みるく日記2021

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プロジェクト ランウェイ シーズン18と、東京オリンピック・パラリンピック

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プロジェクト ランウェイ※は、アメリカの人気ファッション番組です。
世界中から挑戦してくるデザイナーたちが競い合い、
毎回 ひとりが優勝、ひとりずつ(稀に二人)脱落していくという……。
挑戦者のデザイナーたちには かなり厳しいコンテストですが、
視聴する私は いつも、素晴らしいデザインの数々に 魅せられています。

今シーズンは とても感動したことがあり、日記に残しておきたくなりました。
先日の日曜日に放送された分で、
テーマは、東京オリンピック・パラリンピックに出場予定の
女性アスリートのためのドレス製作でした。

毎回 ひとりが優勝し、ひとりは脱落するコンテストです。
なんだけど、挑戦者のデザイナーの中で ひとり、
「今回の私の目標は優勝することではなく、
クライアントの夢を叶えること」
と言い切り、実行したのでした。

そのデザイナーは64歳の女性で、名前はナンシー。たぶん この番組に出場した歴代のデザイナーの中で最高齢です。
でも、コンテストに挑戦するのに 年齢は関係ないはず。
なのに、ナンシーの悪口を言う20歳代のデザイナーさんがいて、気になるところです。
(じゃあ あなたは、ナンシーと同じ年齢になったら、デザイナーを辞めているのね? コンテストには一切 挑戦もしないのね? って、聞きたいわ)

ナンシーのクライアントは、車椅子マラソンに出場予定の女性で、名前はタチアナ。
タチアナが着てみたいと夢みているドレスは、
黒を基調とし、裾を床に引きずるタイプのロングドレスです。
車椅子を使っているために、どんなに夢みても、自分は着ることができないと あきらめていたようなのです。

ドレス製作のために与えられた時間は、わずか1日。
こんな短い時間の中、挑戦者のデザイナーたちは全力で取り組んでいました。
そして翌日にはファッションショーです。

ナンシーは、タチアナの夢を叶えたくて、頑張りました。
そして、最高に素晴らしいドレスを仕上げたのです。
ほかのデザイナーの作品も、どれも素晴らしかったけど
ナンシーの作品はダントツにステキでした!

タチアナが車椅子で くるくる回っても、床を引きずるドレスの裾は、全然じゃまになりません。
流れるような裾の動きが とてもステキでした。
ナンシーは、タチアナの夢を実現したのです!
ランウェイに登場したタチアナさんは、輝いていました。

ちなみに この回の優勝者は、
クライアントの夢を叶えることだけに全力をかけた 
ナンシーでした。

世界中が未曾有の問題を抱える現在。
それでも。
東京オリンピック・パラリンピックが開催されたならば、
私はテレビ視聴になるけど、出場するアスリートのみなさんを応援したいです。
タチアナさんが、あのドレスを身に付けていらっしゃる姿を見ることができたなら
さらにうれしい。

★★★
※プロジェクト ランウェイ
放送はWOWOWプライム
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