野良猫を保護していたお婆さんのおはなし

ここはM県F市の南部に位置する田舎町の、とある住宅街。
かつては野菜畑が広がる農業地帯でした。
農家の方々の高齢化により手放された農地が、ニュータウンと名付けられ、新しい住宅街になった所です。
ですからニュータウンに住んでいる人たちは、もともとは、よその土地からやって来た人ばかりです。

そのニュータウンに、ほかの住民の方々とほぼ同時期に、東京から初老の夫婦が越して来ました。
12匹の猫を連れて……。





24h.ポイント 0pt
0
小説 192,156 位 / 192,156件 エッセイ・ノンフィクション 8,110 位 / 8,110件

あなたにおすすめの小説

王宮物語

みずき
エッセイ・ノンフィクション
ナノハニア王国の王宮に住んでいる王の妻、ブルーノ・ナノハニアが自分の友人の婚約者発表をし、その中で恨みを持つ者、愛している人を守る者、沢山の人物の感情を描いた物語

爪の黒いところ

MJ
エッセイ・ノンフィクション
ある日、右手の親指の根元が黒くなっていることに気づいた。この黒い部分は日に日に爪の先端に移動していく。 それは何かを暗示しているような気がした。そして、爪の先端に到着した時に僕は怪我をしてしまった。

Shoestring Operation [diaries 2018~ ]

さくら書院(葛城真実・妻良木美笠・他)
エッセイ・ノンフィクション
我らが自転車操業の記録。

運命の人 〜ツインレイ〜

ヒデ
エッセイ・ノンフィクション
あなたは、人生の伴侶が突然いなくなったらどうしますか? 居るのが当たり前になってて、平凡で穏やかだった人生が一変した僕の実体験です。 こういうの書くのは迷ったのだが、僕と妻が形としても残したいと思い、書きました。

俺のおかん

niku_9
エッセイ・ノンフィクション
SSR大阪のオバちゃん、義理堅くて狂ってる、それが俺のおかん 俺のおかんはSSRの大阪のおばちゃん それどころか、妖怪や 息子のそんな言葉を拾いながら書いたハナシ。 どこにでもおるオバハンやけど、 多分どこにもおらんオバハン。 それが、俺のおかん。

徒然なるままに

猫田けだま
エッセイ・ノンフィクション
わたしが体験した、ちょっと心に残った出来事です。エッセイ風だったり、物語風だったり、ブログだったり、形式にとらわれず、書きたいことを書きたいままに描いた日記。

にゃこがやってきた

冴條玲
エッセイ・ノンフィクション
こたつ布団をめくって欲しいにゃこ、「ナァ」と鳴きながら肩ぽん。 次には鳴くのが面倒になって肩ぽん。だけ。 次には肩まで手をあげるのが面倒になって腕ぽん。 次には―― これは、ぶち雪姫様の怠惰な日々の記録である。

私は絶対認めない

しずな
エッセイ・ノンフィクション
複雑な家族の事情。 もう、私がたえられなくなったとき、私はこれを小説にすることを決めた。 私とあの人は他人。 お母さんの彼氏は。 私にとって。 嫌いな人。他人。 さーて、読んでいるみなさん。 あなたは私の真の事実を受け止められる?