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何も持たない僕
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僕には僕がない。
誰かの言葉を借りるなら
芯とかそういうの、
自分を表現する言葉すら
誰かの言葉を借りなければならない
でもこれは言語として
既存の単語や言葉を使う上で
当たり前の事なのか
そんな事すらも何となく考えては
端から薄らと消えていく。
自分がない僕は
自信を持った人や自分がある人が
連ねる言葉に無性に惹かれて
その度に
誰かの言葉を借りるのだけれど
またその度に自分が空っぽな事に気付いて
一抹の寂しさを覚えては繰り返す。
何かを入れて満たしたい
何かの器が恐らくあるのだけれど
何を入れたいかも
自分ですら皆目見当がつかない。
何かに打ち込み目標を立て
四苦八苦の末に感じる達成感や
薄暗い部屋で一人悩み
悲しみに暮れ不幸を嘆き
感情を乱すなら
まだ僕にも残る何かに期待出来るのに
何もない僕は何になれるのか
どれほど考えても
やっぱり見当のひとつもつかなかった
誰かの言葉を借りるなら
芯とかそういうの、
自分を表現する言葉すら
誰かの言葉を借りなければならない
でもこれは言語として
既存の単語や言葉を使う上で
当たり前の事なのか
そんな事すらも何となく考えては
端から薄らと消えていく。
自分がない僕は
自信を持った人や自分がある人が
連ねる言葉に無性に惹かれて
その度に
誰かの言葉を借りるのだけれど
またその度に自分が空っぽな事に気付いて
一抹の寂しさを覚えては繰り返す。
何かを入れて満たしたい
何かの器が恐らくあるのだけれど
何を入れたいかも
自分ですら皆目見当がつかない。
何かに打ち込み目標を立て
四苦八苦の末に感じる達成感や
薄暗い部屋で一人悩み
悲しみに暮れ不幸を嘆き
感情を乱すなら
まだ僕にも残る何かに期待出来るのに
何もない僕は何になれるのか
どれほど考えても
やっぱり見当のひとつもつかなかった
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