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1章
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「どうやらあなた達は似たもの姉妹のようですね。そして互いが互いを思って泣くというのは、こんなにも美しいのですね。初めて知りました」
そう言って千尋はそっと両手を広げた。そこに鈴は少しだけ躊躇って飛び込む。この腕の中がどんな場所よりも落ち着くという事を、鈴はもう知っていた。
しばらく千尋は鈴が泣き止むまで宥めるように抱きしめてくれていたが、鈴が泣き止んだのを確認するなり笑顔で言う。
「鈴さん、早く行かないと雅にまた叱られてしまいますよ?」
「はっ! そうでした! 千尋さまは先に戻られますか?」
「いえ、私も炊事場の様子を見てきます。デザートぐらいは運べるでしょうし」
「え!? ち、千尋さまが運ぶのですか!? い、いけません! そんな事させられません! 書斎で休憩でもしていてください!」
「別に疲れていませんよ?」
「それでもです! お色直しが終わったら迎えに行きますから」
千尋のとんでもない申し出に鈴が眉を釣り上げて言うと、そんな鈴を見て千尋は柔らかく微笑んだ。
「そうですか? それでは書斎でお待ちしています。忘れずに迎えにきてくださいね」
「わ、忘れる訳ありません! 大切な旦那さまを……」
「……何だか照れますね」
「……はい」
頬を染めて俯いた鈴だったが、神森家に初めてやって来た時、鈴は千尋を旦那様と呼ぼうとした事があった。あの時は千尋に「千尋でいい」と言われたが、あの時の旦那様と今の旦那さまは意味合いが全然違う。
きっと千尋も同じことを思ったのだろう。照れるというだけあって、顔を片手で完全に覆ってしまっている。
「えっと……行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい」
言葉少なめにそこで別れた二人は、それぞれ別々の部屋に向かって歩いていく。何気なく鈴が振り返ると、そこにはもう千尋の姿は無かった。
着付け部屋に入ると、そこには大量の衣装がズラリと並べられていた。
「雅さん、お化粧を直すだけではないのですか?」
「ん? ああ、やっと来たか。いやさ、これから食事だろ? その阿呆ほど重い白無垢で椅子に座って食べるのは辛くないか?」
「……確かに。それに汚すのも怖いです」
「だったらいっそ着替えた方がいいかと思ってね、こうやって衣裳箪笥をひっくり返してたって訳さ。そうだ! あれ着るかい? 千尋が用意したドレスの方」
「いえ! あれこそ汚してしまいそうで怖いです! あの、雅さん」
「ん?」
「これは……いけませんか?」
「これは千尋があんたに贈った最初のワンピースか」
「はい。なかなか着る機会が無くて今まで取っておいたんです。でも以前菫ちゃんが来た時にこのワンピースを見て私に凄く似合いそうだって褒めてくれて」
モジモジとそんな事を言う鈴を見て雅は笑顔で頷いた。
「それはいいね。それじゃあそれにしよう! ほら、さっさと着替えて髪型直すからこっち来な!」
「はい!」
それから雅は物凄いスピードで白無垢を脱がせると、あっと言う間に鈴をワンピースに着替えさせる。それからさらに結い上げていた髪をほどき、濡らし、乾かしてまた結う。和装には和装の、洋装には洋装に似合う髪型を。それが雅のこだわりだ。
「はぁ、良い出来だ。うん、あたしはやっぱり天才だな!」
鏡を覗き込んでそんな事を言う雅に鈴はコクリと頷いた。
「雅さんは本当に凄いですね……この短い時間にどうすればこんな事が出来るのですか? もしかして魔法も使えるのですか?」
思わず尋ねた鈴に、雅は照れくさそうに笑った。
「いやいや、あたしの腕も多少あるかもしれないけど、オカメに何したってオカメだよ。これはあんたの顔立ちが人形みたいだから決まるんだ。今から千尋の反応が楽しみだね!」
そう言って笑う雅の心遣いに鈴は内心感動していた。
ずっと憧れだった結婚式は、いざ始まると何故か寂しくなってしまう。
もう父親の姓ではないし的場の人間でもない。たったそれだけの事なのに、何だか胸にポッカリと穴が空いてしまったようだ。
千尋が隣にいたら幸せに浸っていて嬉しくてそんな事を考える暇もないというのに、一人になった途端にそんな思いが押し寄せてくる。
きっと、雅はそんな鈴の小さな心の機微を察してこんな軽口を言ってくれるのだろう。
鈴は立ち上がって正面から雅に抱きついた。
「雅さん、雅さんの忠告を破って千尋さまを愛してしまってごめんなさい。でも私は今とても幸せです。だってこれでもうこの家から出ていく心配をしなくてもいいんです。雅さんともっとずっと一緒に居られる。私、ここに嫁いで来られて本当に嬉しいです。至らない事もあると思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします」
「な、なんだい急に。馬鹿だね。あたしにそんな事はわざわざ宣言しなくていいんだよ」
「駄目です。私がここに居たいと最初に思ったのは、雅さんや喜兵衛さんや弥七さんが良くしてくれたからです。それから千尋さまを知っていくうちにあの人に惹かれていった。きっかけは、雅さんたちでした。だから雅さん達にもちゃんとお伝えしたかったんです」
鈴は雅に甘えるようにおでこを雅の胸に擦り付ける。ここへ来てからというもの、どれほど雅達の存在に救われただろう。どれほど良くしてもらっただろう。鈴に返せるものなんて数えるほどしかないけれど、それでもきちんと結婚を機に伝えたかったのだ。
甘える鈴を雅は困ったように抱きしめ返してくれた。
「こちらこそありがとね。あたし達も今期の花嫁があんたで良かったって心の底から思ってるよ。千尋じゃないが、あたし達はあたし達であんたの寿命を延ばしてやりたいって思ってる。それは千尋やあんたの為じゃない。あたし達もあんたと出来るだけ長く居たいからだ。あんたは生い立ちや成長してきた過程でそりゃもう一生分の不幸を味わった。だからさ、ここでは自由に生きな。あんたはしたい事をすればいい。その人生はあんたのもんだ。他の誰のものでもないんだからね」
「……はい!」
「うん、良い返事だ。ほら、ささっさと食堂に行きな。皆が待ってるよ」
「雅さんは?」
そう言って鈴が顔をあげようとすると、雅はそんな鈴の頭を掴んで上を向かせてくれない。
「今は見るな。泣いちまいそうなんだ。恥ずかしいからさっさと行きな。あたしもすぐに行くから」
「はい。絶対ですよ? すぐに来てくださいね?」
「分かってるよ! ああ、くそ。あたしも化粧直さなきゃだな」
苦笑いのような笑い声を漏らしてそのまま雅に背中を押されるがまま部屋を追い出された鈴は、随分軽くなった足取りで千尋の待つ書斎に向かった。
鈴が書斎の前に辿り着くと、それと同時にドアが開いた。
「千尋さま! よく分かりましたね」
流石は水龍だ。そんな事に感心していた鈴とは裏腹に、千尋は何故かドアの前で鈴を見下ろして固まっている。
「千尋さま?」
「っ!」
思わず鈴が首を傾げて尋ねると、千尋は何かを堪えるかのように短いうめき声を上げて部屋へ戻っていく。
「千尋さま!」
「まさか着替えてくるとは思いませんでした。しかもそれ、私が最初に贈ったワンピースですか?」
そう言って千尋はそっと両手を広げた。そこに鈴は少しだけ躊躇って飛び込む。この腕の中がどんな場所よりも落ち着くという事を、鈴はもう知っていた。
しばらく千尋は鈴が泣き止むまで宥めるように抱きしめてくれていたが、鈴が泣き止んだのを確認するなり笑顔で言う。
「鈴さん、早く行かないと雅にまた叱られてしまいますよ?」
「はっ! そうでした! 千尋さまは先に戻られますか?」
「いえ、私も炊事場の様子を見てきます。デザートぐらいは運べるでしょうし」
「え!? ち、千尋さまが運ぶのですか!? い、いけません! そんな事させられません! 書斎で休憩でもしていてください!」
「別に疲れていませんよ?」
「それでもです! お色直しが終わったら迎えに行きますから」
千尋のとんでもない申し出に鈴が眉を釣り上げて言うと、そんな鈴を見て千尋は柔らかく微笑んだ。
「そうですか? それでは書斎でお待ちしています。忘れずに迎えにきてくださいね」
「わ、忘れる訳ありません! 大切な旦那さまを……」
「……何だか照れますね」
「……はい」
頬を染めて俯いた鈴だったが、神森家に初めてやって来た時、鈴は千尋を旦那様と呼ぼうとした事があった。あの時は千尋に「千尋でいい」と言われたが、あの時の旦那様と今の旦那さまは意味合いが全然違う。
きっと千尋も同じことを思ったのだろう。照れるというだけあって、顔を片手で完全に覆ってしまっている。
「えっと……行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい」
言葉少なめにそこで別れた二人は、それぞれ別々の部屋に向かって歩いていく。何気なく鈴が振り返ると、そこにはもう千尋の姿は無かった。
着付け部屋に入ると、そこには大量の衣装がズラリと並べられていた。
「雅さん、お化粧を直すだけではないのですか?」
「ん? ああ、やっと来たか。いやさ、これから食事だろ? その阿呆ほど重い白無垢で椅子に座って食べるのは辛くないか?」
「……確かに。それに汚すのも怖いです」
「だったらいっそ着替えた方がいいかと思ってね、こうやって衣裳箪笥をひっくり返してたって訳さ。そうだ! あれ着るかい? 千尋が用意したドレスの方」
「いえ! あれこそ汚してしまいそうで怖いです! あの、雅さん」
「ん?」
「これは……いけませんか?」
「これは千尋があんたに贈った最初のワンピースか」
「はい。なかなか着る機会が無くて今まで取っておいたんです。でも以前菫ちゃんが来た時にこのワンピースを見て私に凄く似合いそうだって褒めてくれて」
モジモジとそんな事を言う鈴を見て雅は笑顔で頷いた。
「それはいいね。それじゃあそれにしよう! ほら、さっさと着替えて髪型直すからこっち来な!」
「はい!」
それから雅は物凄いスピードで白無垢を脱がせると、あっと言う間に鈴をワンピースに着替えさせる。それからさらに結い上げていた髪をほどき、濡らし、乾かしてまた結う。和装には和装の、洋装には洋装に似合う髪型を。それが雅のこだわりだ。
「はぁ、良い出来だ。うん、あたしはやっぱり天才だな!」
鏡を覗き込んでそんな事を言う雅に鈴はコクリと頷いた。
「雅さんは本当に凄いですね……この短い時間にどうすればこんな事が出来るのですか? もしかして魔法も使えるのですか?」
思わず尋ねた鈴に、雅は照れくさそうに笑った。
「いやいや、あたしの腕も多少あるかもしれないけど、オカメに何したってオカメだよ。これはあんたの顔立ちが人形みたいだから決まるんだ。今から千尋の反応が楽しみだね!」
そう言って笑う雅の心遣いに鈴は内心感動していた。
ずっと憧れだった結婚式は、いざ始まると何故か寂しくなってしまう。
もう父親の姓ではないし的場の人間でもない。たったそれだけの事なのに、何だか胸にポッカリと穴が空いてしまったようだ。
千尋が隣にいたら幸せに浸っていて嬉しくてそんな事を考える暇もないというのに、一人になった途端にそんな思いが押し寄せてくる。
きっと、雅はそんな鈴の小さな心の機微を察してこんな軽口を言ってくれるのだろう。
鈴は立ち上がって正面から雅に抱きついた。
「雅さん、雅さんの忠告を破って千尋さまを愛してしまってごめんなさい。でも私は今とても幸せです。だってこれでもうこの家から出ていく心配をしなくてもいいんです。雅さんともっとずっと一緒に居られる。私、ここに嫁いで来られて本当に嬉しいです。至らない事もあると思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします」
「な、なんだい急に。馬鹿だね。あたしにそんな事はわざわざ宣言しなくていいんだよ」
「駄目です。私がここに居たいと最初に思ったのは、雅さんや喜兵衛さんや弥七さんが良くしてくれたからです。それから千尋さまを知っていくうちにあの人に惹かれていった。きっかけは、雅さんたちでした。だから雅さん達にもちゃんとお伝えしたかったんです」
鈴は雅に甘えるようにおでこを雅の胸に擦り付ける。ここへ来てからというもの、どれほど雅達の存在に救われただろう。どれほど良くしてもらっただろう。鈴に返せるものなんて数えるほどしかないけれど、それでもきちんと結婚を機に伝えたかったのだ。
甘える鈴を雅は困ったように抱きしめ返してくれた。
「こちらこそありがとね。あたし達も今期の花嫁があんたで良かったって心の底から思ってるよ。千尋じゃないが、あたし達はあたし達であんたの寿命を延ばしてやりたいって思ってる。それは千尋やあんたの為じゃない。あたし達もあんたと出来るだけ長く居たいからだ。あんたは生い立ちや成長してきた過程でそりゃもう一生分の不幸を味わった。だからさ、ここでは自由に生きな。あんたはしたい事をすればいい。その人生はあんたのもんだ。他の誰のものでもないんだからね」
「……はい!」
「うん、良い返事だ。ほら、ささっさと食堂に行きな。皆が待ってるよ」
「雅さんは?」
そう言って鈴が顔をあげようとすると、雅はそんな鈴の頭を掴んで上を向かせてくれない。
「今は見るな。泣いちまいそうなんだ。恥ずかしいからさっさと行きな。あたしもすぐに行くから」
「はい。絶対ですよ? すぐに来てくださいね?」
「分かってるよ! ああ、くそ。あたしも化粧直さなきゃだな」
苦笑いのような笑い声を漏らしてそのまま雅に背中を押されるがまま部屋を追い出された鈴は、随分軽くなった足取りで千尋の待つ書斎に向かった。
鈴が書斎の前に辿り着くと、それと同時にドアが開いた。
「千尋さま! よく分かりましたね」
流石は水龍だ。そんな事に感心していた鈴とは裏腹に、千尋は何故かドアの前で鈴を見下ろして固まっている。
「千尋さま?」
「っ!」
思わず鈴が首を傾げて尋ねると、千尋は何かを堪えるかのように短いうめき声を上げて部屋へ戻っていく。
「千尋さま!」
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