313 / 321
終章
共闘
しおりを挟む
「おや。やっと話す気になりましたか?」
天使はとぼけた表情でエンリルを揶揄する。
エンリルは唇を震わせながら天使を睨みつけていた。
天使はエンリルの次の言葉を待っていたが、その長い沈黙に業を煮やし天使が口を開く。
「何がわかると言われましても……むしろあなたの方が事の重大性を理解していないんじゃないですか?
研究だと言えば何でも認められるなんて大間違いですよ」
「……」
エンリルは小声で何かを呟く。が、その言葉は誰にも聞き取れなかった。
「なんです?
何か言いたいことがあるのならはっきりおっしゃってください」
「……横槍糞眼鏡……」
エンリルの発した言葉を、ルークスとサトシは理解することが出来なかった。
言葉は判るが、それが何を意味するものなのか。皆目見当がつかない。
「はぁ。駄々っ子じゃあるまいし」
天使はやれやれと言った表情でエンリルに向かって子供を諭すように語りかける。
「私が誰なのか思い出したんですね。
それに、あなたが私の事を陰でそう呼んでいることも存じていましたよ。
なにより、あなたの研究を適正な軌道に戻すためには必要な横槍を打ってきたつもりですので、ある意味名誉なあだ名だと受け止めておりますが……」
その言葉とは裏腹に、天使の声には苛立ちが見て取れた。
説得にも応じず、駄々っ子のようにただ天使を睨みつけるだけのエンリルに対して明らかに不快感を抱いていた。
『おい。ルークス』
「!」
急なエンリルからの念話(チャット)にルークスはびくりと体を震わせる。
ルークスは今の念話を覗かれていないかと天使の様子を観察する。
現状を見る限り天使の意識はエンリルに向けられ、ルークスの事は眼中に無いようだった。
安心したルークスは天使に注意を払いながら念話(チャット)に応じる。
『なんだ。一体。このチャット、奴に覗かれないのか?』
『問題ない。アクセス制限を付けてる』
『ほんとかよ。奴ならアクセス制限も解除できるんじゃないのか?』
『俺の権限とあいつの権限は同格だ。問題ないって言ってんだろ!』
声色こそエンリルの物だが、口調は若者のそれであった。ルークスはエンリルに疑問をぶつける。
『お前、本当に趙博士か?』
『……』
『なあ?どうなんだよ!?』
『……どうでもいいだろ!そんなこと……それより。俺に手を貸せ』
『手を貸せって……まさかあいつとやり合おうってのか?』
『それ以外に何がある!?』
『お前、俺たちの戦い見てなかったのかよ!?』
『見てたさ!楽しくな。にしても厚かましすぎるだろ、対等のつもりか?あれを戦いとは呼ばんぞ』
『ならわかるだろ!?どうやったらあれとやり合おうって判断になるんだよ』
『勝ち負けじゃねぇんだよ!奴の事をぶっ飛ばさねぇと気が済まないんだ!』
目の前のエンリルは、拳をわなわなと震わせながら天使を睨みつけている。
『それに俺たちを巻き込むなよ!お前ひとりでやりゃいいじゃないか!』
『俺一人でできるならやってるっつーんだよ!!いいから協力しろ!』
『それが協力を求める人間の態度かねぇ』
『んだと!?俺は神だぞ!』
『神なら……なお力は貸せねぇな。人の力を当てにすんなよ。神様だったら自分で何とかするんだな』
ルークスは冷たく言い放つとわずかに広角を上げる。
『まあ、お前が……趙博士だってんなら……考えなくもない』
エンリルの様子に大きな変化は無いが、その拳には先ほどより一段と力が込められていた。
『だったらどうなんだ……』
『ん?どういうこと?』
『俺が趙だったらどうなんだよ!?手を貸すのか!?どうなんだ!!』
『だから言ったろ。考えなくも無いって』
ルークスは一段と広角を上げニヤつく。
『……』
『で、どうなんだ?趙博士なのか?』
『……そうだよ』
『え?』
『だから、俺は趙だって言ってんだ。さあ。手を貸せ!』
『いや。趙博士。君確か30歳そこそこだったよね。僕の方が随分年上ですよ。年長者は敬ってもらわないと……』
ルークスは意地の悪い顔でエンリルの後ろ姿を眺めている。
『ざけんな!それを言うなら俺は二千と32歳だ!!』
『いやいや。どこの閣下だよ。ゲーム年齢追加すんなよ』
『うるせぇ。ここじゃあ俺の方が年長じゃねぇか。さあ!どうすんだ。おい!』
にやけた顔を引き締めながらルークスはしばらく黙り込む。
彼には、趙博士のことを若輩だから下に見るという気持ちはさらさらなかった。
それどころか、若いながらも数々の実績を上げる趙博士に尊敬の念すら抱いていた。
エンリルに対しては多少思うところがあったが、趙博士からの頼みとあらば断わる選択は彼にはなかった。
『そうですね。それでは2032歳の趙博士に協力いたしましょう』
ルークス……いや。生方は慇懃に答える。
すると、
『……助かる』
先ほどまでの怒りや焦りが消え、落ち着いた口調でエンリルが返す。
『じゃあ、どうすればいい?エンリル』
『お前たちの念話(チャット)が覗かれないように権限を書き換えた。サトシと魔王にも連携するように伝えてくれ』
『俺からか?』
『そりゃ。俺から言うより仲間から言った方がよかろうが?』
『まあ、そうか。わかった。で、その後は?』
『俺には攻撃に適したスキルが殆ど無い。どちらかと言えば支援だ。お前の無効化されてるスキルを有効化しておいた。ここからは存分に戦え』
『マジか!ありがてぇ。で、そのほかの支援は?』
『サトシたちも天命の書板を使えるようにしておいた。わざわざ手から出さなくても、視界にウィンドウが開く様にしてる。当然お前のもな。これで呪文と魔法陣は自由に選択できるはずだ』
『チートだな』
『まあ、そのくらいしても一矢報いられるかは微妙だけどな』
『やってみるさ』
ルークスはサトシとフリードリヒに念話(チャット)を飛ばす。
『マジっすか?チートっすね。ちょっとイケるんじゃないですか?』
絶望的状況から光明が見えたことで、サトシからはノリノリの答えが返ってきた。
しかし、フリードリヒからの返答は意外なものだった。
『ルークス。すまん。俺はしばらく戦闘には参加できん』
『なんで?』
反射的に問いただすルークスに、申し訳なさそうにフリードリヒが答える。
『カールの蘇生を優先してぇんだ……』
その言葉は今までのフリードリヒから聞いたことの無い悲痛なものだった。フリードリヒがなぜそこまでカールにこだわるのか、ルークスには理解できなかったが、彼の眼差しと口調から並々ならぬ思いを感じてこれ以上強要することが出来なかった。
『わかった。まあ、カールが復活すれば戦力になることは確かだしな。さっさと復活させて戦線に加わってくれよ』
『すまん。恩に着る』
そんなやり取りなどどこ吹く風と言わんばかりのサトシは、目の前に天命の書板を展開し調べ物に没頭していた。
上から下へと素早くスクロールするページを忙しなく目で追いかけていると、求めていた情報がサトシの目に留まる。
そこには天使の持つおびただしい量のスキルが羅列されていた。
絶対防御(アブソリュートディフェンス)「極」
絶対干渉(アブソリュートインターフィアー)「極」
無効化(ヴォイド)「極」
・
・
・
それらのスキルを眺めながらサトシはほくそ笑む。
『これ、行けちゃうかもしれませんね。そんじゃ、いっちょやりますか』
天使はとぼけた表情でエンリルを揶揄する。
エンリルは唇を震わせながら天使を睨みつけていた。
天使はエンリルの次の言葉を待っていたが、その長い沈黙に業を煮やし天使が口を開く。
「何がわかると言われましても……むしろあなたの方が事の重大性を理解していないんじゃないですか?
研究だと言えば何でも認められるなんて大間違いですよ」
「……」
エンリルは小声で何かを呟く。が、その言葉は誰にも聞き取れなかった。
「なんです?
何か言いたいことがあるのならはっきりおっしゃってください」
「……横槍糞眼鏡……」
エンリルの発した言葉を、ルークスとサトシは理解することが出来なかった。
言葉は判るが、それが何を意味するものなのか。皆目見当がつかない。
「はぁ。駄々っ子じゃあるまいし」
天使はやれやれと言った表情でエンリルに向かって子供を諭すように語りかける。
「私が誰なのか思い出したんですね。
それに、あなたが私の事を陰でそう呼んでいることも存じていましたよ。
なにより、あなたの研究を適正な軌道に戻すためには必要な横槍を打ってきたつもりですので、ある意味名誉なあだ名だと受け止めておりますが……」
その言葉とは裏腹に、天使の声には苛立ちが見て取れた。
説得にも応じず、駄々っ子のようにただ天使を睨みつけるだけのエンリルに対して明らかに不快感を抱いていた。
『おい。ルークス』
「!」
急なエンリルからの念話(チャット)にルークスはびくりと体を震わせる。
ルークスは今の念話を覗かれていないかと天使の様子を観察する。
現状を見る限り天使の意識はエンリルに向けられ、ルークスの事は眼中に無いようだった。
安心したルークスは天使に注意を払いながら念話(チャット)に応じる。
『なんだ。一体。このチャット、奴に覗かれないのか?』
『問題ない。アクセス制限を付けてる』
『ほんとかよ。奴ならアクセス制限も解除できるんじゃないのか?』
『俺の権限とあいつの権限は同格だ。問題ないって言ってんだろ!』
声色こそエンリルの物だが、口調は若者のそれであった。ルークスはエンリルに疑問をぶつける。
『お前、本当に趙博士か?』
『……』
『なあ?どうなんだよ!?』
『……どうでもいいだろ!そんなこと……それより。俺に手を貸せ』
『手を貸せって……まさかあいつとやり合おうってのか?』
『それ以外に何がある!?』
『お前、俺たちの戦い見てなかったのかよ!?』
『見てたさ!楽しくな。にしても厚かましすぎるだろ、対等のつもりか?あれを戦いとは呼ばんぞ』
『ならわかるだろ!?どうやったらあれとやり合おうって判断になるんだよ』
『勝ち負けじゃねぇんだよ!奴の事をぶっ飛ばさねぇと気が済まないんだ!』
目の前のエンリルは、拳をわなわなと震わせながら天使を睨みつけている。
『それに俺たちを巻き込むなよ!お前ひとりでやりゃいいじゃないか!』
『俺一人でできるならやってるっつーんだよ!!いいから協力しろ!』
『それが協力を求める人間の態度かねぇ』
『んだと!?俺は神だぞ!』
『神なら……なお力は貸せねぇな。人の力を当てにすんなよ。神様だったら自分で何とかするんだな』
ルークスは冷たく言い放つとわずかに広角を上げる。
『まあ、お前が……趙博士だってんなら……考えなくもない』
エンリルの様子に大きな変化は無いが、その拳には先ほどより一段と力が込められていた。
『だったらどうなんだ……』
『ん?どういうこと?』
『俺が趙だったらどうなんだよ!?手を貸すのか!?どうなんだ!!』
『だから言ったろ。考えなくも無いって』
ルークスは一段と広角を上げニヤつく。
『……』
『で、どうなんだ?趙博士なのか?』
『……そうだよ』
『え?』
『だから、俺は趙だって言ってんだ。さあ。手を貸せ!』
『いや。趙博士。君確か30歳そこそこだったよね。僕の方が随分年上ですよ。年長者は敬ってもらわないと……』
ルークスは意地の悪い顔でエンリルの後ろ姿を眺めている。
『ざけんな!それを言うなら俺は二千と32歳だ!!』
『いやいや。どこの閣下だよ。ゲーム年齢追加すんなよ』
『うるせぇ。ここじゃあ俺の方が年長じゃねぇか。さあ!どうすんだ。おい!』
にやけた顔を引き締めながらルークスはしばらく黙り込む。
彼には、趙博士のことを若輩だから下に見るという気持ちはさらさらなかった。
それどころか、若いながらも数々の実績を上げる趙博士に尊敬の念すら抱いていた。
エンリルに対しては多少思うところがあったが、趙博士からの頼みとあらば断わる選択は彼にはなかった。
『そうですね。それでは2032歳の趙博士に協力いたしましょう』
ルークス……いや。生方は慇懃に答える。
すると、
『……助かる』
先ほどまでの怒りや焦りが消え、落ち着いた口調でエンリルが返す。
『じゃあ、どうすればいい?エンリル』
『お前たちの念話(チャット)が覗かれないように権限を書き換えた。サトシと魔王にも連携するように伝えてくれ』
『俺からか?』
『そりゃ。俺から言うより仲間から言った方がよかろうが?』
『まあ、そうか。わかった。で、その後は?』
『俺には攻撃に適したスキルが殆ど無い。どちらかと言えば支援だ。お前の無効化されてるスキルを有効化しておいた。ここからは存分に戦え』
『マジか!ありがてぇ。で、そのほかの支援は?』
『サトシたちも天命の書板を使えるようにしておいた。わざわざ手から出さなくても、視界にウィンドウが開く様にしてる。当然お前のもな。これで呪文と魔法陣は自由に選択できるはずだ』
『チートだな』
『まあ、そのくらいしても一矢報いられるかは微妙だけどな』
『やってみるさ』
ルークスはサトシとフリードリヒに念話(チャット)を飛ばす。
『マジっすか?チートっすね。ちょっとイケるんじゃないですか?』
絶望的状況から光明が見えたことで、サトシからはノリノリの答えが返ってきた。
しかし、フリードリヒからの返答は意外なものだった。
『ルークス。すまん。俺はしばらく戦闘には参加できん』
『なんで?』
反射的に問いただすルークスに、申し訳なさそうにフリードリヒが答える。
『カールの蘇生を優先してぇんだ……』
その言葉は今までのフリードリヒから聞いたことの無い悲痛なものだった。フリードリヒがなぜそこまでカールにこだわるのか、ルークスには理解できなかったが、彼の眼差しと口調から並々ならぬ思いを感じてこれ以上強要することが出来なかった。
『わかった。まあ、カールが復活すれば戦力になることは確かだしな。さっさと復活させて戦線に加わってくれよ』
『すまん。恩に着る』
そんなやり取りなどどこ吹く風と言わんばかりのサトシは、目の前に天命の書板を展開し調べ物に没頭していた。
上から下へと素早くスクロールするページを忙しなく目で追いかけていると、求めていた情報がサトシの目に留まる。
そこには天使の持つおびただしい量のスキルが羅列されていた。
絶対防御(アブソリュートディフェンス)「極」
絶対干渉(アブソリュートインターフィアー)「極」
無効化(ヴォイド)「極」
・
・
・
それらのスキルを眺めながらサトシはほくそ笑む。
『これ、行けちゃうかもしれませんね。そんじゃ、いっちょやりますか』
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
裏でこっそり最強冒険者として活動していたモブ職員は助けた美少女にめっちゃ見られてます
木嶋隆太
ファンタジー
担当する冒険者たちを育てていく、ギルド職員。そんなギルド職員の俺だが冒険者の依頼にはイレギュラーや危険がつきものだ。日々様々な問題に直面する冒険者たちを、変装して裏でこっそりと助けるのが俺の日常。今日もまた、新人冒険者を襲うイレギュラーから無事彼女らを救ったが……その助けた美少女の一人にめっちゃ見られてるんですけど……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる