288 / 321
終章
告白
しおりを挟む
「正直にっつっても、俺にわかることは限られてるぞ」
ルークスは観念してサトシにすべてを話そうと考えていた。実験として破綻していることは彼なりに薄々……というか、判ってはいたが認めたくなかったというのが正直なところだろう。ありていに言えば再度やり直すことがめんどくさくて逃げていた訳だ。
「じゃあ、まず……確認ですが、ルークスさんは管理者なんですか?」
サトシも何をどう質問していい物やら考えあぐねていると言ったところだったが、単刀直入に聞いてみた。
ルークスは天上を見上げると、少し考えて答える。
「まあ、管理してると言えば……管理してるな。一応俺の研究室の所有物って事になってるし」
「研究室?」
サトシがその言葉に食いついたとき、ルークスは失敗した事に気づいた。が、後の祭りである。全て話そうとは決めたが、実験の内容について話せば、サトシに大きなショックを与えるのではないかと感じていたからだ。
「ふうぅ」
ルークスは大きく深呼吸すると、ゆっくりとサトシに向かって話始める。
「なあ、サトシ。落ち着いて聞いてくれるか?」
「はい。どうぞ」
「あのな。この世界……ゲームなんだよ」
重々しくためを作ったうえでルークスはサトシに告げる。
すると、
「何をいまさら」
「は?」
サトシの意外な反応に、ルークスは着いて行けなかった。
「え?あー。へ?
あの。俺結構衝撃的な事言ったと思うんだけど……。なんで?」
その問いにサトシは事も無げに答える。
「なんで俺が気付いてないと思ったんですか?明らかにおかしいでしょ?この世界。むしろなんでみんな普通にしてるのかが不思議なくらいでしたよ」
サトシは呆れ気味にルークスに確認する。
「俺、ルークスさんに同意を求めてたんですけど……気づいてましたよね?なんか結構はぐらかされましたけど」
「え?あ、あれ俺に確認してたの?」
サトシとのやり取りを思い返して、ルークスは何度かそれらしい話を振られたことを思い出した。その都度彼はこの世界が仮想現実だと気づかれないように話を誤魔化していたが、まったく見当違いの対応だったようだ。
「正直なところ、ルークスさんに会うまで確信は持てなかったんですよ。まあ、NPCぽいのとプレーヤーっぽいのが居るなぁ位で」
「「な!?」」
ルークスとフリードリヒが口を開けたまま固まる。
「どうしました?なんかありました?」
「あ、いや」
サトシがNPCという言葉を発した驚きから回復できていない二人はしどろもどろになる。
「お前、気づいてたのか?」
「気づいてたのか……って、NPCの事っすか?
やだなぁ。気づかないわけないじゃないですか。明らかにAIじゃないっすか。会話してて違和感しか感じないでしょ?
まあ、これも今となっては慣れ切っちゃったんすよね、NPCとの会話。意外に心地よいと言うかなんと言うか。最初は気色悪かったですけどね。不気味の谷って言うんですかね。あれ。いや、顔とか姿かたちは全く問題ないんですけど、話してる内容が……ねぇ」
「最初はって。いつ頃までだ?」
ルークスは恐る恐る聞いてみる。するとサトシは笑いながら答える。
「そりゃ一番最初ですよ。俺の家族?ですかね。ゴブリンに殺された……」
「いや。重いな。その話重いぞ!お前の言葉は軽いが……お前どうなってんだ?おかしくなったか?」
ルークスが堪らず突っ込む。が、サトシはどこ吹く風と言わんばかりに言い返す。
「重いも何も、いきなり見ず知らずの……それもNPCと親子だとか幼馴染だとか言われても……「ん?」ってなりません?まあ、そんなもんなんだろうと割り切ってましたけど。
で、挙句タイムリープして何回も殺されるもんですから、なんか腹立って来て」
「家族って感覚は?」
「最初は全くなかったですよ。いや。まあ、何度も「父親だ」みたいなこと言われると多少精神的に来るものはありましたけどね」
サトシにも思うところがあったようだが、その気持ちを抑えて話を続ける。
「なんて言うんすかねぇ、こう、愛着的なもんです。やっぱ自分の家族とか、自分の持ち物とか愛着が湧くじゃないですか」
その言葉にルークスは少々戸惑っていた。
「いや、家族と持ち物が同格なのか?」
「別にそう言う訳じゃなくて。家族は大事ですよ。当然。でも、この世界の家族は仮初じゃないですか?そうすると、ある意味持ち物的な感情になるんですよ。
でも、持ち物に対しても想いが強くなると……ねえ?わかりません?この感覚」
と、サトシは言い表せない感覚を表情で伝えようとする。
「あれか、ブランケット症候群て奴か?」
「ああ、そんな感じです!」
「なんだ?そりゃ」
ルークスとサトシには通じるものがあったらしいが、フリードリヒには伝わらなかった。
「あれだよ。耳の長い犬が出てくる有名な漫画。見たことないか?いつも毛布を持ってる子供が居ただろ?あれだよ。特定の物に異常に執着するって奴」
「ふーん。そんなのがるのか」
フリードリヒは今一つピンと来ないような返事をしたところで、サトシが思い出したように話を戻す。
「話が逸れましたね。で、ルークスさん。研究室って言ってましたよね。ルークスさんは研究者なんですか?」
先ほどとは打って変わって、サトシが神妙な面持ちでルークスに詰め寄る。
ルークスはその様子をみて、ごまかせない雰囲気をかぎ取ったのだろう。また大きく一つ深呼吸をしてから、ゆっくりと答える。
「そうだ」
言葉を区切り、サトシの様子を窺う。
サトシは変わらずルークスをしっかりと見据えていた。
「何の研究……
いや。俺を観察してたんですね」
サトシは話しながらその事に気づくと、そこで一瞬目を伏せる。その様子にルークスは黙り込んだ。
重苦しい空気が流れる中、サトシは意を決したように話始めた。
「俺は実験体ですか?なんの実験です?」
「あ、ん~」
ルークスは何を見るわけでもなく視線を忙しなく動かしながら言葉を探す。が、喉に仕えて唸るような声しか出てこなかった。
「俺は……なんなんですか?」
サトシの言葉は僅かに怒気を含んでいた。苛立ちと言った方が良いかもしれない。
『自分が何者なのか』
哲学的な意味ではなく、ただ単純に物理的な意味で自分が何者なのかがわからない、その苛立ちが言葉に現れていた。
「データ……」
「え?」
「データだ。お前は被験者から読み取られた疑似人格だ」
ルークスは観念してサトシにすべてを話そうと考えていた。実験として破綻していることは彼なりに薄々……というか、判ってはいたが認めたくなかったというのが正直なところだろう。ありていに言えば再度やり直すことがめんどくさくて逃げていた訳だ。
「じゃあ、まず……確認ですが、ルークスさんは管理者なんですか?」
サトシも何をどう質問していい物やら考えあぐねていると言ったところだったが、単刀直入に聞いてみた。
ルークスは天上を見上げると、少し考えて答える。
「まあ、管理してると言えば……管理してるな。一応俺の研究室の所有物って事になってるし」
「研究室?」
サトシがその言葉に食いついたとき、ルークスは失敗した事に気づいた。が、後の祭りである。全て話そうとは決めたが、実験の内容について話せば、サトシに大きなショックを与えるのではないかと感じていたからだ。
「ふうぅ」
ルークスは大きく深呼吸すると、ゆっくりとサトシに向かって話始める。
「なあ、サトシ。落ち着いて聞いてくれるか?」
「はい。どうぞ」
「あのな。この世界……ゲームなんだよ」
重々しくためを作ったうえでルークスはサトシに告げる。
すると、
「何をいまさら」
「は?」
サトシの意外な反応に、ルークスは着いて行けなかった。
「え?あー。へ?
あの。俺結構衝撃的な事言ったと思うんだけど……。なんで?」
その問いにサトシは事も無げに答える。
「なんで俺が気付いてないと思ったんですか?明らかにおかしいでしょ?この世界。むしろなんでみんな普通にしてるのかが不思議なくらいでしたよ」
サトシは呆れ気味にルークスに確認する。
「俺、ルークスさんに同意を求めてたんですけど……気づいてましたよね?なんか結構はぐらかされましたけど」
「え?あ、あれ俺に確認してたの?」
サトシとのやり取りを思い返して、ルークスは何度かそれらしい話を振られたことを思い出した。その都度彼はこの世界が仮想現実だと気づかれないように話を誤魔化していたが、まったく見当違いの対応だったようだ。
「正直なところ、ルークスさんに会うまで確信は持てなかったんですよ。まあ、NPCぽいのとプレーヤーっぽいのが居るなぁ位で」
「「な!?」」
ルークスとフリードリヒが口を開けたまま固まる。
「どうしました?なんかありました?」
「あ、いや」
サトシがNPCという言葉を発した驚きから回復できていない二人はしどろもどろになる。
「お前、気づいてたのか?」
「気づいてたのか……って、NPCの事っすか?
やだなぁ。気づかないわけないじゃないですか。明らかにAIじゃないっすか。会話してて違和感しか感じないでしょ?
まあ、これも今となっては慣れ切っちゃったんすよね、NPCとの会話。意外に心地よいと言うかなんと言うか。最初は気色悪かったですけどね。不気味の谷って言うんですかね。あれ。いや、顔とか姿かたちは全く問題ないんですけど、話してる内容が……ねぇ」
「最初はって。いつ頃までだ?」
ルークスは恐る恐る聞いてみる。するとサトシは笑いながら答える。
「そりゃ一番最初ですよ。俺の家族?ですかね。ゴブリンに殺された……」
「いや。重いな。その話重いぞ!お前の言葉は軽いが……お前どうなってんだ?おかしくなったか?」
ルークスが堪らず突っ込む。が、サトシはどこ吹く風と言わんばかりに言い返す。
「重いも何も、いきなり見ず知らずの……それもNPCと親子だとか幼馴染だとか言われても……「ん?」ってなりません?まあ、そんなもんなんだろうと割り切ってましたけど。
で、挙句タイムリープして何回も殺されるもんですから、なんか腹立って来て」
「家族って感覚は?」
「最初は全くなかったですよ。いや。まあ、何度も「父親だ」みたいなこと言われると多少精神的に来るものはありましたけどね」
サトシにも思うところがあったようだが、その気持ちを抑えて話を続ける。
「なんて言うんすかねぇ、こう、愛着的なもんです。やっぱ自分の家族とか、自分の持ち物とか愛着が湧くじゃないですか」
その言葉にルークスは少々戸惑っていた。
「いや、家族と持ち物が同格なのか?」
「別にそう言う訳じゃなくて。家族は大事ですよ。当然。でも、この世界の家族は仮初じゃないですか?そうすると、ある意味持ち物的な感情になるんですよ。
でも、持ち物に対しても想いが強くなると……ねえ?わかりません?この感覚」
と、サトシは言い表せない感覚を表情で伝えようとする。
「あれか、ブランケット症候群て奴か?」
「ああ、そんな感じです!」
「なんだ?そりゃ」
ルークスとサトシには通じるものがあったらしいが、フリードリヒには伝わらなかった。
「あれだよ。耳の長い犬が出てくる有名な漫画。見たことないか?いつも毛布を持ってる子供が居ただろ?あれだよ。特定の物に異常に執着するって奴」
「ふーん。そんなのがるのか」
フリードリヒは今一つピンと来ないような返事をしたところで、サトシが思い出したように話を戻す。
「話が逸れましたね。で、ルークスさん。研究室って言ってましたよね。ルークスさんは研究者なんですか?」
先ほどとは打って変わって、サトシが神妙な面持ちでルークスに詰め寄る。
ルークスはその様子をみて、ごまかせない雰囲気をかぎ取ったのだろう。また大きく一つ深呼吸をしてから、ゆっくりと答える。
「そうだ」
言葉を区切り、サトシの様子を窺う。
サトシは変わらずルークスをしっかりと見据えていた。
「何の研究……
いや。俺を観察してたんですね」
サトシは話しながらその事に気づくと、そこで一瞬目を伏せる。その様子にルークスは黙り込んだ。
重苦しい空気が流れる中、サトシは意を決したように話始めた。
「俺は実験体ですか?なんの実験です?」
「あ、ん~」
ルークスは何を見るわけでもなく視線を忙しなく動かしながら言葉を探す。が、喉に仕えて唸るような声しか出てこなかった。
「俺は……なんなんですか?」
サトシの言葉は僅かに怒気を含んでいた。苛立ちと言った方が良いかもしれない。
『自分が何者なのか』
哲学的な意味ではなく、ただ単純に物理的な意味で自分が何者なのかがわからない、その苛立ちが言葉に現れていた。
「データ……」
「え?」
「データだ。お前は被験者から読み取られた疑似人格だ」
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
ARIA(アリア)
残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさん聖女!目指せ夢のスローライフ〜聖女召喚のミスで一緒に来たおっさんが更なるミスで本当の聖女になってしまった
ありあんと
ファンタジー
アラサー社会人、時田時夫は会社からアパートに帰る途中、女子高生が聖女として召喚されるのに巻き込まれて異世界に来てしまった。
そして、女神の更なるミスで、聖女の力は時夫の方に付与された。
そんな事とは知らずに時夫を不要なものと追い出す王室と神殿。
そんな時夫を匿ってくれたのは女神の依代となる美人女神官ルミィであった。
帰りたいと願う時夫に女神がチート能力を授けてくれるというので、色々有耶無耶になりつつ時夫は異世界に残留することに。
活躍したいけど、目立ち過ぎるのは危険だし、でもカリスマとして持て囃されたいし、のんびりと過ごしたいけど、ゆくゆくは日本に帰らないといけない。でも、この世界の人たちと別れたく無い。そんな時夫の冒険譚。
ハッピーエンドの予定。
なろう、カクヨムでも掲載
クリムゾン・コート・クルセイドー紅黒の翼ー
アイセル
ファンタジー
21世紀初頭、突如として謎の機械生命体――ウィッカー・マン――が、出現する。
既存の兵器を物ともせず、生活圏への侵食を開始した。
カナダ、バンクーバー。その第一種接近遭遇を果たし、ウィッカー・マン対策を担う人材や技術の集う都市。
河上サキは、高校生でありながら、ある事情からウィッカー・マンを倒す技術を得る為に、バンクーバーに渡る。
彼女が命の危機に瀕した時、青年が突如として現れた。
ロック=ハイロウズ。またの名を「紅き外套の守護者」(クリムゾン・コート・クルセイド)
ウィッカー・マンにより滅亡しかけた欧州を救った青年の名前だった。
注意)この作品は、以下のサイトで複数投稿しています。内容に変更はありません。
掲載サイト
第二部 "平和たる軍靴:The Pedal Of Pax" まで
・小説家になろう
・カクヨム
・ノベルアップ+
更新日は金曜日と土曜日、それぞれ、8:30、12:30、17:30、三つの時間帯を予定しています。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる