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1章『自分の姿決め編』

『変身』

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そろそろ変身してみようかな・・・

(やっぱ人間っしょ!)

さーてと・・・変身!

「おっ・・・おっ?」

(・・・・・・)

声が出せたが、これは・・・

「子供?」

近くにあった水溜りを、視覚がある事に感動を覚えながら覗くとまだ未成熟な銀髪赤眼の少年がそこに居た。

「まだ産まれたてだからか?将来有望な顔してやがるな!」

別に嬉しくなんかない、うん、嬉しくない!

「ステータスに変身により変動って書いてあったよな?」

多分種族によってレベルに応じたステータスがあると思うんだが・・・

「ステータス!」

あぁ声に出せるって素晴らしい!

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〈ステータス〉

名前・・・無

種族・・・吸血鬼(変身により変動)

レベル・・・56

HP・・・2500(変身により変動)

MP・・・2700(変身により変動)

Pow・・・2000(変身により変動)

Spe・・・3000(変身により変動)

Lif・・・1000(変身により変動)

ATK・・・3000(変身により変動)

Rack・・・0(加護により変動不可)

スキル・種族特性

『変身』『食事』『反射』『全耐性』『吸血』『ドレイン』『契約』『召喚』

魔法適正

・水・土・風・呪・光・竜・闇

称号

『転生者』『原初の悪魔』『美食家』『血の王』『捕食者』

加護

『疫病神の加護』『死神の加護』『転生神の加護』『血の加護』

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「・・・・・・・・・」

強くなってる。いや、スライムが弱すぎた?でも、原初の悪魔って書いてあるし、しかも吸収鬼だし!なんで?人間って書いてあったよ?思い込んでただけ?

「まぁいいや、タップタップ~」

『吸血』・・・レベル1
・相手の血を吸うと、ステータスを奪うことが出来る。

『ドレイン』・・・レベル1
・吸血を行うと、自らの体力を回復することが出来る。

『契約』・・・レベル1
・吸血を行い、任意で眷属にすることが出来る。

『召喚』・・・レベル1
・眷属や闇の世界の住人を召喚することが出来る。但し、眷属以外は吸血するしかない。

『血の加護』・・・レベル1
・自分の周りの半径5mの血を操ることが出来る。昇華すると、体内の血も操ることが出来る。レベルを上げるには、あらゆる種類の血を吸わなくてはならない。

「まぁ強いよね、成り上がりじゃなくて無双でしたね・・・」

えっと、これからどうしよう?えっ?ドラゴン?いやいや、絶対やばいから死にそうな時にするわ。

「取り敢えずここ出る?」

視覚が出来てから気づいたけど、ここは洞窟っぽい。

「よし、出よう」

そんじゃ、真上に飛んでいきますか!
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