ヒノモトノタビ

何故あの日、神は父さんと共に僕を殺してくれなかったのだろう。

何故あの日、僕は母さんと共に死ななかったのだろう。

そんな事を問うならば、早々に自ら命を断てば良いのに、僕は行く当てもないままに…今日も生きている。




最終戦争により文明は崩壊し、突然変異した「獣蟲(じゅうむ)」と呼ばれる生物が闊歩する日本。

かつての姿を失った地を旅する1人の青年。生きる意味を見出せない彼は、この世界をどう生きるのか。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,436 位 / 192,436件 SF 5,472 位 / 5,472件

あなたにおすすめの小説

零下草~氷華に咲き誇る~

高本 顕杜
SF
※「零下草~白き花弁は涙に誘われ~」と対になっています。そちらもぜひ。 学者である零花は、開拓プロジェクトのために氷雪地帯にいた。 プロジェクトの発展により、人類史は前進していく。 しかし、その栄光の裏で犠牲となっているのは、先住民族たちであった。 そんな中、零花は、先住民族の少女であるリューベリカと出会い、友情を育む。 しかし、彼女の民族にも、人類史発展の牙が迫ろうとしていた――。

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

完結 若い愛人がいる?それは良かったです。

音爽(ネソウ)
恋愛
妻が余命宣告を受けた、愛人を抱える夫は小躍りするのだが……

スズメとケーブル

一ノ瀬からら
SF
 電線渡りの幽霊。  日本各地で噂になっている、妙な噂。  電柱から電柱へ、電線を渡って歩く少女がいるらしい。  幽霊みたいな白装束というわけでもなく、黒のライダースジャケットにピンクのプリーツミニを合わせた女の子。  誰が始めたのかも分からず流れる噂は、不思議と信じられていて。  いつ見れるのだろうと僕たちは空を眺めるんだ。

ロードの箱庭

はが
SF
   旧バルケント王国は数千年前まで支配王の深い瘴気に覆われていたとされ、今は支配王に産み出された不死の亡者や使徒達がその地をさまよい続けているという。  その世界には瘴気の舞う退廃した大地が延々と続いていた。  遙か昔支配王たちが国々を滅し、人々の生きる場所を殆ど奪ってしまった為だった。    やがて支配王が築き上げた世界初の支配帝国はその力を受け継いだとされる紋手者たちによって統治された。  そして北方領土のある酒場の街で少年は紋手者として剣を生成した。  剣は自らを『スタイバル』と名乗る。それは意思を持ち言葉を放つ二つの刃が連なる黒剣だった。  その持主エイコンは白髪に赤眼の男の子。いやでも目立ってしまう風貌の少年と彼だけに言葉を話す不思議な黒剣。 一人と一本はこれから終わりのない旅を始めることとなる。  少年は傭兵としていつか団長となる為、剣はいつか野望のため深淵へと少年をいざなうから。

願い

側溝
SF
この世にはさまざまな願いや祈りが存在する。 しかしどれも綺麗なものとは言えず、綺麗だと思っていたものが実現されるとその輝きを失うこともある...

処理中です...