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第一部
33 祝勝会で彼女と花火見物しました
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賞をもらうのは小学校の書道大会以来だけど、もらう賞が東皇陛下から授与される武勲功労賞とは、だいぶ色々すっ飛ばして無いだろうか。
いや、異世界転移している時点で、ぶっ飛んでいるから今更か。
戦いで活躍した自覚はあるから、もらえるものはもらっとくけど。ところで賞金はたんまり出るの?
「功二級、金鷹勲章、授与」
勲章は、複数の交差した線で陽光を表現した上に、剣と鷹を配置した意匠のメダルだった。たぶん、ものすごく栄誉な物なんだろうけど、異世界に来て感覚が麻痺してしまっているからか「おおぅ」以上の感想が出てこない。
皇居内の建物でセレモニーが行われた後、天照殿で東皇陛下との拝謁の儀があった。
東皇陛下は「敵の首級を上げアマテラスを復活させた功労は、本当は一級に値しますが、世界情勢も依然として厳しいですし、今後の活躍に期待して二級とします」的な説明をしてくれた。そもそも勲章が欲しくて古神に乗った訳ではないから、一級だとか二級だとか、どうでもいい話だ。
薄い白い和紙の向こう側、東皇陛下の姿は影しか見えなかったけれど、背丈や声から、若い女性のようだ。後に聞いた話によると、パラレル日本は代々女帝で、物心付くか付かないかの幼い年齢で即位するらしい。
「それでは、我が国の勝利を祝して、神に捧げる舞を奉納します」
儀式の最後の方で突然、咲良が舞台に上がったから、とても驚いた。
道理で家を出る時に「私は実家に寄って行くから」と一緒に来なかった訳だよ。
深緑の着物に身を包み、金色の扇を二枚持って、咲良は舞台の中央に立った。日本舞踊は始めて見たけれど、鼓や笛の音に合わせて、クルリクルリと舞う咲良の動きは滑らかで見応えがあった。動きは緩やかだけど、無駄が一切ない。扇を回し、長い裾を翻す仕草は優雅で華麗だ。
「響矢くん……僕は、僕が当主の代で、こんな歴史に残る出来事に立ち会えるとは、思ってもみなかったよ……!」
「叔父さん、鼻水が! ハンカチハンカチ」
「おお、すまない。クシュ」
優矢叔父さんが大層感激していたので、ようやく俺も重大な事に関わったのだと少し実感が沸いた。
異世界転移ビギナーズラックか、神様の加護か、チートのおかげだ。
俺的には棚からボタ餅である。
「ええと、身に余る光栄です」
コメントを求められたので、本気でそればっかり繰り返してたら、役人や神華七家のお偉いさんから「なんて謙虚だ」と感心されてしまった。いや本当にそう思ってるんだってば。
セレモニーには、天照防衛特務機関の職員や、神華七家の関係者、戦いに参加した古神操縦者とその家族など、多くの人が参列していた。
儀式が全て終了すると、皆、雑談をしながら解散の流れである。
「響矢くん。この後、大神島の浜辺で、トウモロコシと海鮮を焼いたり花火を見たりするんだが、君も参加してくれるよね?」
「御門先輩……飲み会ですか?」
「そうなんだよ~。お偉いさんを接待しなきゃいけなくて。でも君を接待しないといけないと言えば、途中で抜けられると思うんだ!」
「俺は口実ですか」
御門さんは「頼むよ」と手を合わせてきた。
「良いですよ。大神島は海が綺麗だから、出撃のためじゃなくて、観光に行きたいと思ってたところです」
「ありがとう~、響矢くん!」
バーベキューでご飯が食べられるなら、と俺は快諾した。
儀式の参加者の中で希望者のみ、儀式後に大神島でバーベキューをするらしい。ま、ちょっとした打ち上げだな。
二代目アメノトリフネに乗って、関係者は大神島に移動した。
咲良も一緒にアメノトリフネに乗った筈なのだが、入れ替わり立ち替わり誰かに話し掛けられて、咲良を見失ってしまった。
「あら、君が英雄の久我響矢さん?」
「人違いです!」
「はじめまして、久我響矢くん。私の娘が君と話したいと聞かなくてね…」
「すみません、用事があって」
人生初めてのハニートラップを頑張って回避しつつ、咲良を探す。
だが広い船内で人が大勢いるからか、彼女の姿は見つからなかった。
もしかしてバーベキュー行かないのかな。
「響矢じゃねえか。どうしたんだよ、湿気たツラだな」
「桃華」
途中で、正装した着物姿の桃華に見つかった。
背が低くて小柄な桃華の着物姿は、まるで七五三みたいに見える。
「咲良を見なかった?」
「いーや」
俺はがっかりして、思わずしゃがみ込みそうになった。
「姉貴なら、知ってるかもだぜ」
「恵里菜さん? 聞いてみるよ。ありがとう!」
桃華から手掛かりをもらい、恵里菜さんを探す。
恵里菜さんはパーティー会場でお酒を飲んでいた。
「恵里菜さん、聞きたいことが」
「響矢くん、素面のままじゃない。駄目よ、そんなんじゃ。ほら、お酒を飲みなさい」
「いや俺は未成年で」
「何言ってるの。正規の古神操縦者になったら、特例で成人と見なされるのよ。お酒飲み放題なのよ!」
恵里菜さんは、何故か異様な勢いでお酒を勧めてきた。
知的な美人だと思ってたけど、やはりあの桃華のお姉さんだ。
「私の酒が飲めないってぇの?」
「怖いよ恵里菜さん怖い」
お酒には興味あるけど、今は咲良を探してるんだ。
俺は絡み酒になっている恵里菜さんから逃亡した。
そうこうしている内に、二代目アメノトリフネは大神島に到着する。
白い砂浜にテント等が設置されて、本格的なバーベキューが始まった。
「かき氷、ソフトクリーム、焼き蕎麦はいかがですかー?」
誰かが屋台で客を呼んでいる。
かき氷はともかく、ソフトクリームはパラレル日本らしくないな。
「弘?!」
「よう、響矢。受賞おめでとう。ソフトクリーム食うか?」
なんと屋台をやっていたのは弘だった。
イケメンは鉢巻で業務エプロン姿も絵になるんだな……。
「お前どうしてここに……いつから屋台を始めたんだ」
「釈放された時に、天照防衛特務機関に下働きをさせて下さいと申し出たんだ。雑用ついでに、商売でもしてみようと」
「すごい。商才があるんだな」
「俺の家は商売をやっているからな! 金稼ぎなら任せてくれ!」
弘は心を入れ替えてリスタートするつもりのようだ。異世界に来る前より爽やか度が増している。屋台は大繁盛のようだ。
タダでくれると言うから、ソフトクリームはもらった。
そうこうしている間に日が暮れている。
咲良は見つからない。
先に家に帰ったのかな。
「……」
窮屈な晴れ着は脱いで、シャツとズボンだけになり、ついでに革靴も置いて行く。
人が沢山いるバーベキュー会場から離れ、素足で波打ち際を歩いた。
夜の海は静かで波の音がする。
「……響矢!」
「うわっ」
背中から飛び付かれて、つんのめりそうになる。
「咲良? 今まで、どこにいたんだよ?」
振り向くと、珍しく洋服に着替えた咲良が砂浜に立っていた。
白い麻のワンピースは風に煽られて、少し透けている。
「たぬきちゃんを連れて来てあげたんだよ、ほら!」
「たぬき……」
式場に動物を連れて行ったら駄目かな、と思ったので、狸は家に置いてきたのだった。
咲良に差し出された狸は、ぽかーんとした表情で尻尾をゆっくり揺らしている。
俺は狸を受け取った。
「咲良は、本当に縁神が好きだなー」
「だって可愛いでしょ? 響矢だって、たぬきちゃん可愛がってるじゃない」
「もさもさ具合が、つい撫でたくなる」
狸の毛皮は、絶妙の触り心地なんだ。
「縁神が好きだから、縁神学を専攻してるのか?」
「うん。縁神は色々な場所にいるんだよ。あそこにも、ほら」
咲良の指差す方向を見ると、人魚がいた。
沖の岩に腰掛けた下半身が魚の美女が、俺を見てゆったり微笑んでいる。一人だけではなく、そこかしこに人魚が泳いでいる。俺に向かって手を振る者もいた。
「うわー」
「見とれるのは禁止」
人魚の上半身は、女性の裸のため、まじまじ見ていると咲良に目を塞がれてしまった。
「こら。目をふさがれたら歩けないだろ」
咲良に文句を言ったところで、沖合いからドーンと花火の音が鳴った。
さすがに花火が気になったのか、咲良の手が外れる。
人魚たちも、もう俺には興味を失ったらしく、花火を見上げて歓声を上げていた。
離れ小島で花火を上げているようだ。
花火は海の上に大輪の光を咲かせ、火花が水面にはらはらと散る。
「……響矢は元の世界に帰るの?」
「え? 帰らないよ? どうして?」
急に真剣な声で聞いてきた咲良に、俺はきょとんとした。
元の世界? いつの間にか、どうでも良くなってたな。
「そっか。なら、いいんだ」
安心したように呟く咲良。
元の世界に戻るか、はっきりさせていなかったから、彼女を不安にさせていたのかもしれない。
俺は、咲良の手を取って浅瀬に導いた。
「行こう。あの辺の岩に登ったら、花火がよく見えそうだろ」
◇◇◇
大鳳十七年。天岩戸の戦いが起きる。数千に及ぶ敵の大群に対し、旭光国は奇跡の大勝利を収めた。歴史書に、久我響矢の名前が登場するのは、これが最初である。
いや、異世界転移している時点で、ぶっ飛んでいるから今更か。
戦いで活躍した自覚はあるから、もらえるものはもらっとくけど。ところで賞金はたんまり出るの?
「功二級、金鷹勲章、授与」
勲章は、複数の交差した線で陽光を表現した上に、剣と鷹を配置した意匠のメダルだった。たぶん、ものすごく栄誉な物なんだろうけど、異世界に来て感覚が麻痺してしまっているからか「おおぅ」以上の感想が出てこない。
皇居内の建物でセレモニーが行われた後、天照殿で東皇陛下との拝謁の儀があった。
東皇陛下は「敵の首級を上げアマテラスを復活させた功労は、本当は一級に値しますが、世界情勢も依然として厳しいですし、今後の活躍に期待して二級とします」的な説明をしてくれた。そもそも勲章が欲しくて古神に乗った訳ではないから、一級だとか二級だとか、どうでもいい話だ。
薄い白い和紙の向こう側、東皇陛下の姿は影しか見えなかったけれど、背丈や声から、若い女性のようだ。後に聞いた話によると、パラレル日本は代々女帝で、物心付くか付かないかの幼い年齢で即位するらしい。
「それでは、我が国の勝利を祝して、神に捧げる舞を奉納します」
儀式の最後の方で突然、咲良が舞台に上がったから、とても驚いた。
道理で家を出る時に「私は実家に寄って行くから」と一緒に来なかった訳だよ。
深緑の着物に身を包み、金色の扇を二枚持って、咲良は舞台の中央に立った。日本舞踊は始めて見たけれど、鼓や笛の音に合わせて、クルリクルリと舞う咲良の動きは滑らかで見応えがあった。動きは緩やかだけど、無駄が一切ない。扇を回し、長い裾を翻す仕草は優雅で華麗だ。
「響矢くん……僕は、僕が当主の代で、こんな歴史に残る出来事に立ち会えるとは、思ってもみなかったよ……!」
「叔父さん、鼻水が! ハンカチハンカチ」
「おお、すまない。クシュ」
優矢叔父さんが大層感激していたので、ようやく俺も重大な事に関わったのだと少し実感が沸いた。
異世界転移ビギナーズラックか、神様の加護か、チートのおかげだ。
俺的には棚からボタ餅である。
「ええと、身に余る光栄です」
コメントを求められたので、本気でそればっかり繰り返してたら、役人や神華七家のお偉いさんから「なんて謙虚だ」と感心されてしまった。いや本当にそう思ってるんだってば。
セレモニーには、天照防衛特務機関の職員や、神華七家の関係者、戦いに参加した古神操縦者とその家族など、多くの人が参列していた。
儀式が全て終了すると、皆、雑談をしながら解散の流れである。
「響矢くん。この後、大神島の浜辺で、トウモロコシと海鮮を焼いたり花火を見たりするんだが、君も参加してくれるよね?」
「御門先輩……飲み会ですか?」
「そうなんだよ~。お偉いさんを接待しなきゃいけなくて。でも君を接待しないといけないと言えば、途中で抜けられると思うんだ!」
「俺は口実ですか」
御門さんは「頼むよ」と手を合わせてきた。
「良いですよ。大神島は海が綺麗だから、出撃のためじゃなくて、観光に行きたいと思ってたところです」
「ありがとう~、響矢くん!」
バーベキューでご飯が食べられるなら、と俺は快諾した。
儀式の参加者の中で希望者のみ、儀式後に大神島でバーベキューをするらしい。ま、ちょっとした打ち上げだな。
二代目アメノトリフネに乗って、関係者は大神島に移動した。
咲良も一緒にアメノトリフネに乗った筈なのだが、入れ替わり立ち替わり誰かに話し掛けられて、咲良を見失ってしまった。
「あら、君が英雄の久我響矢さん?」
「人違いです!」
「はじめまして、久我響矢くん。私の娘が君と話したいと聞かなくてね…」
「すみません、用事があって」
人生初めてのハニートラップを頑張って回避しつつ、咲良を探す。
だが広い船内で人が大勢いるからか、彼女の姿は見つからなかった。
もしかしてバーベキュー行かないのかな。
「響矢じゃねえか。どうしたんだよ、湿気たツラだな」
「桃華」
途中で、正装した着物姿の桃華に見つかった。
背が低くて小柄な桃華の着物姿は、まるで七五三みたいに見える。
「咲良を見なかった?」
「いーや」
俺はがっかりして、思わずしゃがみ込みそうになった。
「姉貴なら、知ってるかもだぜ」
「恵里菜さん? 聞いてみるよ。ありがとう!」
桃華から手掛かりをもらい、恵里菜さんを探す。
恵里菜さんはパーティー会場でお酒を飲んでいた。
「恵里菜さん、聞きたいことが」
「響矢くん、素面のままじゃない。駄目よ、そんなんじゃ。ほら、お酒を飲みなさい」
「いや俺は未成年で」
「何言ってるの。正規の古神操縦者になったら、特例で成人と見なされるのよ。お酒飲み放題なのよ!」
恵里菜さんは、何故か異様な勢いでお酒を勧めてきた。
知的な美人だと思ってたけど、やはりあの桃華のお姉さんだ。
「私の酒が飲めないってぇの?」
「怖いよ恵里菜さん怖い」
お酒には興味あるけど、今は咲良を探してるんだ。
俺は絡み酒になっている恵里菜さんから逃亡した。
そうこうしている内に、二代目アメノトリフネは大神島に到着する。
白い砂浜にテント等が設置されて、本格的なバーベキューが始まった。
「かき氷、ソフトクリーム、焼き蕎麦はいかがですかー?」
誰かが屋台で客を呼んでいる。
かき氷はともかく、ソフトクリームはパラレル日本らしくないな。
「弘?!」
「よう、響矢。受賞おめでとう。ソフトクリーム食うか?」
なんと屋台をやっていたのは弘だった。
イケメンは鉢巻で業務エプロン姿も絵になるんだな……。
「お前どうしてここに……いつから屋台を始めたんだ」
「釈放された時に、天照防衛特務機関に下働きをさせて下さいと申し出たんだ。雑用ついでに、商売でもしてみようと」
「すごい。商才があるんだな」
「俺の家は商売をやっているからな! 金稼ぎなら任せてくれ!」
弘は心を入れ替えてリスタートするつもりのようだ。異世界に来る前より爽やか度が増している。屋台は大繁盛のようだ。
タダでくれると言うから、ソフトクリームはもらった。
そうこうしている間に日が暮れている。
咲良は見つからない。
先に家に帰ったのかな。
「……」
窮屈な晴れ着は脱いで、シャツとズボンだけになり、ついでに革靴も置いて行く。
人が沢山いるバーベキュー会場から離れ、素足で波打ち際を歩いた。
夜の海は静かで波の音がする。
「……響矢!」
「うわっ」
背中から飛び付かれて、つんのめりそうになる。
「咲良? 今まで、どこにいたんだよ?」
振り向くと、珍しく洋服に着替えた咲良が砂浜に立っていた。
白い麻のワンピースは風に煽られて、少し透けている。
「たぬきちゃんを連れて来てあげたんだよ、ほら!」
「たぬき……」
式場に動物を連れて行ったら駄目かな、と思ったので、狸は家に置いてきたのだった。
咲良に差し出された狸は、ぽかーんとした表情で尻尾をゆっくり揺らしている。
俺は狸を受け取った。
「咲良は、本当に縁神が好きだなー」
「だって可愛いでしょ? 響矢だって、たぬきちゃん可愛がってるじゃない」
「もさもさ具合が、つい撫でたくなる」
狸の毛皮は、絶妙の触り心地なんだ。
「縁神が好きだから、縁神学を専攻してるのか?」
「うん。縁神は色々な場所にいるんだよ。あそこにも、ほら」
咲良の指差す方向を見ると、人魚がいた。
沖の岩に腰掛けた下半身が魚の美女が、俺を見てゆったり微笑んでいる。一人だけではなく、そこかしこに人魚が泳いでいる。俺に向かって手を振る者もいた。
「うわー」
「見とれるのは禁止」
人魚の上半身は、女性の裸のため、まじまじ見ていると咲良に目を塞がれてしまった。
「こら。目をふさがれたら歩けないだろ」
咲良に文句を言ったところで、沖合いからドーンと花火の音が鳴った。
さすがに花火が気になったのか、咲良の手が外れる。
人魚たちも、もう俺には興味を失ったらしく、花火を見上げて歓声を上げていた。
離れ小島で花火を上げているようだ。
花火は海の上に大輪の光を咲かせ、火花が水面にはらはらと散る。
「……響矢は元の世界に帰るの?」
「え? 帰らないよ? どうして?」
急に真剣な声で聞いてきた咲良に、俺はきょとんとした。
元の世界? いつの間にか、どうでも良くなってたな。
「そっか。なら、いいんだ」
安心したように呟く咲良。
元の世界に戻るか、はっきりさせていなかったから、彼女を不安にさせていたのかもしれない。
俺は、咲良の手を取って浅瀬に導いた。
「行こう。あの辺の岩に登ったら、花火がよく見えそうだろ」
◇◇◇
大鳳十七年。天岩戸の戦いが起きる。数千に及ぶ敵の大群に対し、旭光国は奇跡の大勝利を収めた。歴史書に、久我響矢の名前が登場するのは、これが最初である。
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