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第一部
10 あっさり勝ってしまったんだが
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飛び掛かってきたカグツチの鈎爪を、太刀を抜いて受け止める。
俺は剣道初心者だが、オモイカネが動き方を教えてくれた。基本的な剣術の動作を、システムが自動的にサポートしてくれているらしい。
刃はフォースの輝きビームサーベル、などということも無く、青みがかった金属で出来ていた。
カグツチの鈎爪を受けて火花が散る。
藍銀の刃にわずかな傷が入る。
攻撃を受けた太刀は初っぱなから刃こぼれして、ギザギザになりかけていた。
太刀が壊れたらおしまいだ。
押し返しながら、後ろに下がった。
『どうしたどうした?! 受けるだけか? 攻撃してこいよ!』
カグツチは縦横無尽にヒットアンドアウェイを繰り返す。
こちとら、二度目の古神操縦で、しかも初めての機体で勝手が分からないんだよ。
防戦しながら、装備を確認する。
オモイカネの本当の武器は、太刀ではない。
周囲の空中に浮かぶ八個のキューブ。そのキューブで情報を収集し、分析するのが知恵の神であるオモイカネの真骨頂だ。
だがいかんせん、八個もあるキューブを全部操るのは初心者の俺には無理だ。機体から受け取った情報によると、八個それぞれで温度や速度や霊子濃度など、さまざまなデータを観測できるらしいが、情報量が多すぎて俺の頭が付いていかない。
「うん、モブの俺には過ぎた機能だな。使いこなすのは諦めよう」
六個のキューブを空の上に逃がして、位置を固定する。
地形を分析してマップを作成してもらおう。
残る二個は手元に置いて、ちょっとトリッキーな使いかたをしてみる。
『なんだ、この賽子は?! うっとうしい!』
カグツチの体をかするように、キューブを投げつけた。
ダメージは負わせられないが、気を散らして隙を作るのに役立つ。
桃華はうっとうしそうにキューブを薙ぎ払った。
攻撃が途切れて、俺は一息つく。
アームレストから腕をあげて、無意識に汗を拭う仕草をする。
知らない間に、他のことが気にならないくらい戦闘に集中していた。
腕を戻して、空に浮かべた六個のキューブに作らせていたマップを確認する。
「ふーん、仮想空間内に山や川があるのか、結構ひろいな。相手は鬼だし、鬼ごっこといくか」
俺は剣士ではない。正々堂々とした立ち合いに拘らなくていい。ただでさえ模擬試合で、負けてもいい勝負なのだ。そう思うと気が楽になった。
二個のキューブを飛ばしてカグツチをからかいながら、跳躍して距離を置く。
『おいこら、待ちやがれぇっ!』
さあ、楽しい鬼ごっこの始まりだ。
現実世界では、仮想霊子戦場を投影するスクリーンを前に、咲良たちが戦闘を固唾を飲んで見守っていた。
「おお、オモイカネが動いた!」
「嬉しそうですね、優矢叔父さま」
「永らく久我は古神の操縦者を出せなかったからね、オモイカネが実際に動くところを見るのは、僕も初めてなんだ」
優矢はスクリーンを食い入るように見ている。
「久我は、古いだけの没落した家だと言われていた。僕も当主として、久我を運営していくのが嫌になりそうな日々だったよ。しかしオモイカネが実際に動いているところを見ると、何と誇らしく胸が躍ることか! きっとあのような美しい機体だから、先祖代々守ってきたのだろう。今日ここまで久我を維持してきたことが、報われた思いだ」
叔父の言葉には万感の思いがこもっており、聞いている咲良も胸が熱くなった。
「響矢くんは、古神を動かすのは二回目だったかな。躊躇なく動かしていて素晴らしいが、金属性のオモイカネで、火のカグツチに勝てるかな。五行相克では、オモイカネが不利だ」
「叔父さま、響矢は思金石を動かしています。何か考えあってだと思います」
咲良はスクリーンを操作して、空に浮かぶ六個のキューブを示す。
「そうか……ところで思金石って何?」
「え……?」
咲良は「久我の叔父さまが思金石を知らないなんて、ありえないよね。冗談で仰っているんだわ」と思い、何も答えずにっこり笑い返した。
二人の間に、しばし微妙な沈黙が訪れた。
オモイカネもカグツチも、空を飛ぶ機能は持っている。だが空を飛びながら攻撃するほど器用な機体じゃない。
紙一重でカグツチの攻撃をかわし、跳躍を繰り返しながら、俺はオモイカネを山の中に進ませた。
『逃げるな、この野郎!』
「口汚い女の子だなあ」
もうすぐ目標地点に到達する。
コノハナサクヤに乗っていた時は、興奮して自分が何をしているか分かっていなかったが、今回は冷静だ。いや、冷静過ぎると言っていい。
知恵の神であるオモイカネ、その冷静沈着な性質が、俺に影響を与えていた。
『いい加減、追いかけるのに飽きたぜ。終わらせてやる!』
「奇遇だな。同意見だ」
俺は、桃華の言葉に同調した。
逃げ回るのも神経を使う。そろそろ体力と気力が底をついてきたところだった。
だが桃華は、こちらの台詞を挑発と受け取ったらしい。
『ふざけやがって……!』
カグツチの機体から紅蓮の炎が燃えたぎった。
森が焼け落ち、地面が溶岩になる。
『五行相克、火克金! これがカグツチの、神をも殺す冥神烈火だ!』
カグツチが爪を振るうと、四方八方に向かって炎の帯が走った。
点ではなく線の攻撃だ。
これはかわせないな。
咄嗟に前方にかざしたオモイカネの太刀が、ざっくり切断された。のみならず、腕に火傷が刻まれる。装甲の一部が溶け落ちた。コノハナサクヤを上回る圧倒的な火力だ。
カグツチは鈍重な攻撃一辺倒の機体だった。
一発が重く、当たれば致命傷。
仮想空間が有限である以上、対戦相手は逃げ回ってもいずれは炎に焼かれる。
『はっは、武器が無くなったなあ?!……うわっ』
高笑いするカグツチの足元が崩れる。
こっそりオモイカネの力を使って、地割れを作っておいた甲斐があった。オモイカネは自然を観測するだけでなく、逆にそのデータを利用して干渉し、地形や天候を変更できるのだ。
と言っても、竜巻や地震を起こすほど大層な力はない。せいぜい元からある地形や天候を利用して、ほんの少し風向きを変える程度。
セコい穴堀するのが関の山だ。
俺は、もう役に立たない真っ二つになった太刀を投げ捨てた。
「この下は、地下水脈が通っていて空洞になってるんだ。仮想空間なのに、よく自然が再現されてるぜ。そう思わないか?」
『貴様ぁ!』
落石に飲み込まれ、カグツチは落下する。
俺はそれを見下ろしながら、空に上げていた六個のキューブを呼び寄せた。
「こういうの、何ていうんだっけ。そう、五行相生、土生金?」
異世界スマホの陰陽術アプリの説明に書いてあった。
火は金属を溶かす。だが土属性の援護を受けて勢いを増した金は、火を制する。
「貫け、思金柱」
八個のキューブが円を描いて飛びながら、ばりばりとプラズマを発する。プラズマ自体に攻撃力は無い。これは地面から鉱石を抽出するための電撃だ。
落石から次々に黄金の柱が生え、カグツチの機体をえぐった。
落下中のカグツチは回避できない。
『ぐああああっ!』
「落とし穴に落として、針山で攻撃作戦、大成功だな」
なんのことはない。
単純な桃華を罠にはめて落としただけだ。
こんなに上手く行くと思っていなかった。
眼前に『敵の機体に撃破相当の損傷を与えました。貴方の勝利です』とメッセージが表示される。
え? 俺の勝ち? マジで?
俺は剣道初心者だが、オモイカネが動き方を教えてくれた。基本的な剣術の動作を、システムが自動的にサポートしてくれているらしい。
刃はフォースの輝きビームサーベル、などということも無く、青みがかった金属で出来ていた。
カグツチの鈎爪を受けて火花が散る。
藍銀の刃にわずかな傷が入る。
攻撃を受けた太刀は初っぱなから刃こぼれして、ギザギザになりかけていた。
太刀が壊れたらおしまいだ。
押し返しながら、後ろに下がった。
『どうしたどうした?! 受けるだけか? 攻撃してこいよ!』
カグツチは縦横無尽にヒットアンドアウェイを繰り返す。
こちとら、二度目の古神操縦で、しかも初めての機体で勝手が分からないんだよ。
防戦しながら、装備を確認する。
オモイカネの本当の武器は、太刀ではない。
周囲の空中に浮かぶ八個のキューブ。そのキューブで情報を収集し、分析するのが知恵の神であるオモイカネの真骨頂だ。
だがいかんせん、八個もあるキューブを全部操るのは初心者の俺には無理だ。機体から受け取った情報によると、八個それぞれで温度や速度や霊子濃度など、さまざまなデータを観測できるらしいが、情報量が多すぎて俺の頭が付いていかない。
「うん、モブの俺には過ぎた機能だな。使いこなすのは諦めよう」
六個のキューブを空の上に逃がして、位置を固定する。
地形を分析してマップを作成してもらおう。
残る二個は手元に置いて、ちょっとトリッキーな使いかたをしてみる。
『なんだ、この賽子は?! うっとうしい!』
カグツチの体をかするように、キューブを投げつけた。
ダメージは負わせられないが、気を散らして隙を作るのに役立つ。
桃華はうっとうしそうにキューブを薙ぎ払った。
攻撃が途切れて、俺は一息つく。
アームレストから腕をあげて、無意識に汗を拭う仕草をする。
知らない間に、他のことが気にならないくらい戦闘に集中していた。
腕を戻して、空に浮かべた六個のキューブに作らせていたマップを確認する。
「ふーん、仮想空間内に山や川があるのか、結構ひろいな。相手は鬼だし、鬼ごっこといくか」
俺は剣士ではない。正々堂々とした立ち合いに拘らなくていい。ただでさえ模擬試合で、負けてもいい勝負なのだ。そう思うと気が楽になった。
二個のキューブを飛ばしてカグツチをからかいながら、跳躍して距離を置く。
『おいこら、待ちやがれぇっ!』
さあ、楽しい鬼ごっこの始まりだ。
現実世界では、仮想霊子戦場を投影するスクリーンを前に、咲良たちが戦闘を固唾を飲んで見守っていた。
「おお、オモイカネが動いた!」
「嬉しそうですね、優矢叔父さま」
「永らく久我は古神の操縦者を出せなかったからね、オモイカネが実際に動くところを見るのは、僕も初めてなんだ」
優矢はスクリーンを食い入るように見ている。
「久我は、古いだけの没落した家だと言われていた。僕も当主として、久我を運営していくのが嫌になりそうな日々だったよ。しかしオモイカネが実際に動いているところを見ると、何と誇らしく胸が躍ることか! きっとあのような美しい機体だから、先祖代々守ってきたのだろう。今日ここまで久我を維持してきたことが、報われた思いだ」
叔父の言葉には万感の思いがこもっており、聞いている咲良も胸が熱くなった。
「響矢くんは、古神を動かすのは二回目だったかな。躊躇なく動かしていて素晴らしいが、金属性のオモイカネで、火のカグツチに勝てるかな。五行相克では、オモイカネが不利だ」
「叔父さま、響矢は思金石を動かしています。何か考えあってだと思います」
咲良はスクリーンを操作して、空に浮かぶ六個のキューブを示す。
「そうか……ところで思金石って何?」
「え……?」
咲良は「久我の叔父さまが思金石を知らないなんて、ありえないよね。冗談で仰っているんだわ」と思い、何も答えずにっこり笑い返した。
二人の間に、しばし微妙な沈黙が訪れた。
オモイカネもカグツチも、空を飛ぶ機能は持っている。だが空を飛びながら攻撃するほど器用な機体じゃない。
紙一重でカグツチの攻撃をかわし、跳躍を繰り返しながら、俺はオモイカネを山の中に進ませた。
『逃げるな、この野郎!』
「口汚い女の子だなあ」
もうすぐ目標地点に到達する。
コノハナサクヤに乗っていた時は、興奮して自分が何をしているか分かっていなかったが、今回は冷静だ。いや、冷静過ぎると言っていい。
知恵の神であるオモイカネ、その冷静沈着な性質が、俺に影響を与えていた。
『いい加減、追いかけるのに飽きたぜ。終わらせてやる!』
「奇遇だな。同意見だ」
俺は、桃華の言葉に同調した。
逃げ回るのも神経を使う。そろそろ体力と気力が底をついてきたところだった。
だが桃華は、こちらの台詞を挑発と受け取ったらしい。
『ふざけやがって……!』
カグツチの機体から紅蓮の炎が燃えたぎった。
森が焼け落ち、地面が溶岩になる。
『五行相克、火克金! これがカグツチの、神をも殺す冥神烈火だ!』
カグツチが爪を振るうと、四方八方に向かって炎の帯が走った。
点ではなく線の攻撃だ。
これはかわせないな。
咄嗟に前方にかざしたオモイカネの太刀が、ざっくり切断された。のみならず、腕に火傷が刻まれる。装甲の一部が溶け落ちた。コノハナサクヤを上回る圧倒的な火力だ。
カグツチは鈍重な攻撃一辺倒の機体だった。
一発が重く、当たれば致命傷。
仮想空間が有限である以上、対戦相手は逃げ回ってもいずれは炎に焼かれる。
『はっは、武器が無くなったなあ?!……うわっ』
高笑いするカグツチの足元が崩れる。
こっそりオモイカネの力を使って、地割れを作っておいた甲斐があった。オモイカネは自然を観測するだけでなく、逆にそのデータを利用して干渉し、地形や天候を変更できるのだ。
と言っても、竜巻や地震を起こすほど大層な力はない。せいぜい元からある地形や天候を利用して、ほんの少し風向きを変える程度。
セコい穴堀するのが関の山だ。
俺は、もう役に立たない真っ二つになった太刀を投げ捨てた。
「この下は、地下水脈が通っていて空洞になってるんだ。仮想空間なのに、よく自然が再現されてるぜ。そう思わないか?」
『貴様ぁ!』
落石に飲み込まれ、カグツチは落下する。
俺はそれを見下ろしながら、空に上げていた六個のキューブを呼び寄せた。
「こういうの、何ていうんだっけ。そう、五行相生、土生金?」
異世界スマホの陰陽術アプリの説明に書いてあった。
火は金属を溶かす。だが土属性の援護を受けて勢いを増した金は、火を制する。
「貫け、思金柱」
八個のキューブが円を描いて飛びながら、ばりばりとプラズマを発する。プラズマ自体に攻撃力は無い。これは地面から鉱石を抽出するための電撃だ。
落石から次々に黄金の柱が生え、カグツチの機体をえぐった。
落下中のカグツチは回避できない。
『ぐああああっ!』
「落とし穴に落として、針山で攻撃作戦、大成功だな」
なんのことはない。
単純な桃華を罠にはめて落としただけだ。
こんなに上手く行くと思っていなかった。
眼前に『敵の機体に撃破相当の損傷を与えました。貴方の勝利です』とメッセージが表示される。
え? 俺の勝ち? マジで?
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