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第一章
01 羊飼いの少年
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地味って素晴らしいとリヒトは思う。
注目されないのは楽だし、誰かに期待されて仕事を押し付けられたりすることもない。地味最高、一般人は天職だ!
「お前もそう思うよな? メリー」
「メエエエー」
ブラシで毛をすいてやりながら声をかけると、羊が心得たように鳴いた。メリーさんは小柄ながらフカフカの羊毛を持つ、柔らかくて可愛いリヒトのお気に入りの羊だ。
リヒトは農業中心の小国アントイータの村に生まれた。
職業はご覧の通り羊飼い。
貧しい農村なので、リヒトのような少年も大人の仕事を手伝って働いている。働くといっても羊飼いの仕事は、羊を連れて山を移動するだけなので楽だ。
そろそろ十代も中頃の年齢で、街の教会に読み書きを習いに行くように通達が来ているが、リヒトは行くつもりはなかった。勉強何それめんどい。田舎の農村は国の法律など関係ないゆるゆるの雰囲気なので、別に教会に行かなくても怒られない。
「毎日、羊と日向ぼっこして何が楽しいんだよ。理解できねー」
一緒に羊飼いをやっている村の少年、レイルは、リヒトと意見が違うらしい。
彼は目鼻立ちの整った金髪碧眼の貴族のような容姿の少年だった。
灰茶の髪に濃紺の瞳の地味なリヒトと違って、街に出ればさぞかし目立つし女性にモテることだろう。
「俺は街に出て冒険者になる!」
「はいはい、行ってらっしゃい」
「俺がいなくなったら、お前は一人で羊を見ることになるんだぞ!」
「うん。僕は羊さん大好きだから、面倒みる頭数が増えても構わないよ。むしろウェルカムだ」
「そうじゃなくて、寂しくないのかよ!?」
いきり立つ友人に、リヒトは首を傾げた。
少し考えて、ようやくレイルの言いたいことに気付く。
「そうか、君は寂しいのか。ごめん、僕は全然寂しくないや。大丈夫、君なら街に出ればすぐに友達が沢山できるさ」
「違う! いや寂しいのはそうだけど俺の言いたいことはそうじゃないんだ! お前も一緒に街に行かないかって、誘ってやってるのに!」
「え? そうなの?」
「ああもうっ!」
論点が色々ずれているが、レイル少年の言いたいことは明白だ。
彼は年の近い友人に一緒に来て欲しいのである。
しかし天然なのかリヒトの返答はズレていた。
「誘ってくれて嬉しいけどレイル、僕は羊さん達を愛してるんだ。この子達を置いてどこかに行くなんて、考えられないよ」
「メエー」
「俺の友人としての価値は羊以下だったのか……?!」
レイルは友人との間に横たわる大いなる価値観の相違に戦慄した。横で羊さんが暢気に鳴く。今日も天気が良い。
「くそっ、後で後悔しても知らないからなー!」
「あ、レイル」
少年は男泣きしながら丘を駆けおりていった。
「メエー(後を追わなくていいの?)」
「羊さん、男には触れてはいけないプライドがあるんだよ」
羊のメリーさんは、レイル少年の追いかけて欲しいオーラを察していたが、肝心のリヒトは全く察していなかった。
「追い付かないように、ゆっくり村に帰ろう」
「……メエー(天然は残酷)」
数頭の羊を引き連れて、ゆっくり村に向かって歩くリヒト。
村に帰りつくと、いつもは平和な農村の人々が何故か、ざわめいていた。
「困ったぞ……」
「どうしたんですか?」
「ああ、リヒトか」
道端に集まって深刻そうに話をしている大人達に、リヒトは近付いて事情を聞いた。聞き分けが良く仕事ができるリヒトは大人達の受けが良い。帰ってきたリヒトに気付いた彼らは表情を和らげた。
「村外れの岩に刺さっている伝説の聖剣のことは知っているだろう」
「ああ、昔の勇者様が残していったものを村の観光資源にするために、岩に固定したヤツですね」
「リヒト、そういうことは小さい声で言いなさい……その聖剣なんだが、お前も知っている村娘のアニスが引き抜いてしまったのだ」
「なんですって……?!」
リヒトは思わず息を呑んだ。
「あの特製強力接着剤で岩に固定された聖剣を、いったいどんな馬鹿力で……というか、抜けて何か困ることがあるんですか?」
聖剣なんて言っても、ちょっと豪華な只の剣だ。
抜いた者が勇者になるとか、そういった副次効果は特にない。
「うむ。聖剣はどうでもいいのだが、問題はあのアニスに剣を持たせてしまったことなのだ。あそこの親子仲は相当悪いを通り越して崖っぷち、転落寸前の崩壊状態。武器を手に入れたアニスは父親を切り殺すと息巻いていてな……」
「それは滅茶苦茶ヤバいじゃないですか! なんで誰も止めようとしないんですか?!」
見回すと集まっていた大人達は明後日を向いた。
「他の家の教育方針には口出しできん……」
「というか凶器を持ったアニスちゃん怖い……」
「間に入ったら殺されそう」
「……あんたら、それでも責任ある大人ですか?!」
誰も噂話をするばかりで止めようとはしていないらしい。
呆れ果てたリヒトは身をひるがえした。
「リヒト、お前まさか今からアニスのところへ行くつもりか?!」
「そんな訳ないじゃないですか」
幼馴染みの少女を止めに行くつもりかと、大人達は彼の身を案じた。しかし、リヒトは否定する。
「ちゃんと羊さんを畜舎に帰してから行きますよ!」
結局行くんだ……微妙にずれた会話に、聞いていた人々は遠い目をした。
注目されないのは楽だし、誰かに期待されて仕事を押し付けられたりすることもない。地味最高、一般人は天職だ!
「お前もそう思うよな? メリー」
「メエエエー」
ブラシで毛をすいてやりながら声をかけると、羊が心得たように鳴いた。メリーさんは小柄ながらフカフカの羊毛を持つ、柔らかくて可愛いリヒトのお気に入りの羊だ。
リヒトは農業中心の小国アントイータの村に生まれた。
職業はご覧の通り羊飼い。
貧しい農村なので、リヒトのような少年も大人の仕事を手伝って働いている。働くといっても羊飼いの仕事は、羊を連れて山を移動するだけなので楽だ。
そろそろ十代も中頃の年齢で、街の教会に読み書きを習いに行くように通達が来ているが、リヒトは行くつもりはなかった。勉強何それめんどい。田舎の農村は国の法律など関係ないゆるゆるの雰囲気なので、別に教会に行かなくても怒られない。
「毎日、羊と日向ぼっこして何が楽しいんだよ。理解できねー」
一緒に羊飼いをやっている村の少年、レイルは、リヒトと意見が違うらしい。
彼は目鼻立ちの整った金髪碧眼の貴族のような容姿の少年だった。
灰茶の髪に濃紺の瞳の地味なリヒトと違って、街に出ればさぞかし目立つし女性にモテることだろう。
「俺は街に出て冒険者になる!」
「はいはい、行ってらっしゃい」
「俺がいなくなったら、お前は一人で羊を見ることになるんだぞ!」
「うん。僕は羊さん大好きだから、面倒みる頭数が増えても構わないよ。むしろウェルカムだ」
「そうじゃなくて、寂しくないのかよ!?」
いきり立つ友人に、リヒトは首を傾げた。
少し考えて、ようやくレイルの言いたいことに気付く。
「そうか、君は寂しいのか。ごめん、僕は全然寂しくないや。大丈夫、君なら街に出ればすぐに友達が沢山できるさ」
「違う! いや寂しいのはそうだけど俺の言いたいことはそうじゃないんだ! お前も一緒に街に行かないかって、誘ってやってるのに!」
「え? そうなの?」
「ああもうっ!」
論点が色々ずれているが、レイル少年の言いたいことは明白だ。
彼は年の近い友人に一緒に来て欲しいのである。
しかし天然なのかリヒトの返答はズレていた。
「誘ってくれて嬉しいけどレイル、僕は羊さん達を愛してるんだ。この子達を置いてどこかに行くなんて、考えられないよ」
「メエー」
「俺の友人としての価値は羊以下だったのか……?!」
レイルは友人との間に横たわる大いなる価値観の相違に戦慄した。横で羊さんが暢気に鳴く。今日も天気が良い。
「くそっ、後で後悔しても知らないからなー!」
「あ、レイル」
少年は男泣きしながら丘を駆けおりていった。
「メエー(後を追わなくていいの?)」
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羊のメリーさんは、レイル少年の追いかけて欲しいオーラを察していたが、肝心のリヒトは全く察していなかった。
「追い付かないように、ゆっくり村に帰ろう」
「……メエー(天然は残酷)」
数頭の羊を引き連れて、ゆっくり村に向かって歩くリヒト。
村に帰りつくと、いつもは平和な農村の人々が何故か、ざわめいていた。
「困ったぞ……」
「どうしたんですか?」
「ああ、リヒトか」
道端に集まって深刻そうに話をしている大人達に、リヒトは近付いて事情を聞いた。聞き分けが良く仕事ができるリヒトは大人達の受けが良い。帰ってきたリヒトに気付いた彼らは表情を和らげた。
「村外れの岩に刺さっている伝説の聖剣のことは知っているだろう」
「ああ、昔の勇者様が残していったものを村の観光資源にするために、岩に固定したヤツですね」
「リヒト、そういうことは小さい声で言いなさい……その聖剣なんだが、お前も知っている村娘のアニスが引き抜いてしまったのだ」
「なんですって……?!」
リヒトは思わず息を呑んだ。
「あの特製強力接着剤で岩に固定された聖剣を、いったいどんな馬鹿力で……というか、抜けて何か困ることがあるんですか?」
聖剣なんて言っても、ちょっと豪華な只の剣だ。
抜いた者が勇者になるとか、そういった副次効果は特にない。
「うむ。聖剣はどうでもいいのだが、問題はあのアニスに剣を持たせてしまったことなのだ。あそこの親子仲は相当悪いを通り越して崖っぷち、転落寸前の崩壊状態。武器を手に入れたアニスは父親を切り殺すと息巻いていてな……」
「それは滅茶苦茶ヤバいじゃないですか! なんで誰も止めようとしないんですか?!」
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呆れ果てたリヒトは身をひるがえした。
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「そんな訳ないじゃないですか」
幼馴染みの少女を止めに行くつもりかと、大人達は彼の身を案じた。しかし、リヒトは否定する。
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