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5島連盟編
25 始まりの記憶
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初め、その生き物は感情というものを知らなかった。
その生き物は生態系の頂点であり、生まれながらにして覇者であり王であった。何者も彼を害せず、何者も彼の心を揺さぶることは無かった。寿命による死さえ彼には遠く、生まれてから数えるのも馬鹿らしいくらいの年月を過ごしてきた。
世界でもっとも繁栄した種族である人間でさえ、彼を避けて通る。
竜王という生き物はそのくらい、圧倒的な存在だった。
しかし人間から火山の主、ファーラムと名付けられたその竜王は、変わりない日々に密かに飽いていた。いや、飽きるという気持ちさえ分からないくらい、うんざりしていた。
火山に登ってきた人間を一息で焼き殺し、無造作に踏んで片付ける度に、少しだけがっかりする。
その繰り返し。
変化が訪れたのは、ある魔術師の男が火山にたずねてきた時のこと。
男は死後少なくとも数日以上経った女の死体を背負って火山を訪れた。
「死んだ恋人を甦らせたい」
男はそう竜王に願った。
それなりに有能な魔術師だった男は、竜王に焼き殺されない程度の力はあった。
暇つぶしに願いを聞いてやろうと思ったファーラムは、男の願いを聞いて笑った。
『笑止。死人を甦らせることなど、できるものか。これは世の理である』
竜王である彼だけは、その理からやや離れた存在ではあるが、そのことは棚にあげて答える。優れた知能を持つ彼は人間の言葉を操れたが、実際に人間と会話することはほとんどなかった。
だから男は、彼がまともに会話した最初の人間でもある。
「竜王。魔術の深奥である大気を使うためには、あなたのような世界と生命の中間に立つ存在を媒介にする必要がある。あなたの協力があれば、死人を甦らせることもできるかもしれない」
『ふむ、人間が強欲にも大気に触れようとするか。なるほど確かに我を媒介とすれば、魔術で死を乗り越えることも可能やもしれぬ。しかし、それでどうなる? 汝らは有限の命。復活しても、せいぜい十数年の命ではないか』
竜王にとっては、あまりに馬鹿馬鹿しい願いであった。
吹けば飛ぶ有限の命を再び復活させたところで、どうなるだろう。
全く意味の無いことだとしか思えない。
「時間は関係ない。意味などない。これは私の感情の問題だ」
『意味が無い……? それこそ意味が分からぬ』
「どうしても諦められない、理屈ではない、そういったものが世の中にはあるのだよ、竜王」
訳が分からなかった。
竜王である彼は完璧な回答をしたはずだった。
しかし小さな人間の男は胸をはって立っている。
どうしても理解できない。
だから竜王は男に興味を持った。
『愚かで浅ましい人間よ。我は久方ぶりに理解できぬものと遭遇した。興味深いゆえ、汝は見逃してやろう。我を利用しようとした傲慢は一度だけ不問とする』
男の魔術に協力してやるつもりはない。
だが男との会話は中々面白かったので、竜王は男を追い払うだけにとどめた。火山の溶岩にもぐって尻尾で岩をたたきながら、男の言ったことについて考える。
よく分からないが、よく分からないものは面白い。
しばらく、男の会話について思考するだけで暇がつぶせた。
人間は訳の分からないことをする生き物だと学習した。
そして男の訪れから時が経った後。
ファーラムは違う場所で男と再会する。
人間の国で戦争が起きているらしいと聞き、物見遊山がてら見に行ったところ、戦火の中にたたずむ男を見つけた。男はいつかのように死体を抱えていたが、今度の死体はまだ死んだ直後で温かく幼い少女だった。
『恋人はどうした? 願いは諦めたか?』
「……竜王」
天空から舞い降りた悪魔の化身のような竜に、男は瞠目する。
しかしすぐに手元の死した少女に視線を戻した。
「諦めた訳じゃない。けれど、今はこの娘を生き返らせたい」
『気の多いことだな』
「まったくだ。うまくいかないことばかりで嫌になるよ」
男は苦笑して肩をすくめてみせた。
「この国は追われていた私をかくまってくれた。自分達だって弱小の国で余裕がないのに、私のような荷物を抱え込んで……今は敵の大国に滅ぼされそうになっている。私はこれでも有名な魔術師なのに、この国に何も恩返しをしてあげられない。……いや」
竜王が見下ろす前で、男は少女の遺体を抱えなおす。
「ひとつだけ、できることがあった。この命に代えた大魔術で、この娘に命を返して希望を与えてあげることだ」
『なんと! 愚かな……』
男が言い出したことに、ファーラムは噴出する。
『汝は恋人を生き返らせたいのではなかったか? その行きずりの娘を助けて何となる。しかも汝が死ねば、汝の願いは誰が叶える?』
「そうだな」
『娘が汝に感謝するかどうか。余計なことをしてと罵られるかもしれぬ。何の益もない。割にあわぬではないか』
「あなたの言う通りだ」
男は頷きながら、ところどころで火が燃える、廃墟になった街を見渡した。
そこで生きていた人々を懐かしむように。
「それでも今は、こうしたいんだ」
流れる血を使って男は魔法陣を描き、鍵詞を唱える。
命で命をあがなう大魔術。
血を流すほどに男は蒼白になり、魔法陣の中央に横たわる少女に血色が戻ってくる。
無視された形になった竜王は唸った。
面白くない。
男が志半ばに命を放り出すのも面白くなければ、自分を無視してことを進めるのも、非常に面白くなかった。
やがて地面に崩れ落ちた男の上にかがみこんで、竜王はこう告げる。
『まだ眠るな、愚かな人の子よ』
「竜王……?」
『我は汝に興味がある。正確には汝が言う、理屈を無視した感情とやらに興味がある。汝、我に感情を教えよ。さすれば我は汝に世界の理に至る道を教えよう。我は原初の火をつかさどる竜王なり!』
竜王は、男を通して色鮮やかな世界を知る。
そして何もなかった心に火を灯す。
その生き物は生態系の頂点であり、生まれながらにして覇者であり王であった。何者も彼を害せず、何者も彼の心を揺さぶることは無かった。寿命による死さえ彼には遠く、生まれてから数えるのも馬鹿らしいくらいの年月を過ごしてきた。
世界でもっとも繁栄した種族である人間でさえ、彼を避けて通る。
竜王という生き物はそのくらい、圧倒的な存在だった。
しかし人間から火山の主、ファーラムと名付けられたその竜王は、変わりない日々に密かに飽いていた。いや、飽きるという気持ちさえ分からないくらい、うんざりしていた。
火山に登ってきた人間を一息で焼き殺し、無造作に踏んで片付ける度に、少しだけがっかりする。
その繰り返し。
変化が訪れたのは、ある魔術師の男が火山にたずねてきた時のこと。
男は死後少なくとも数日以上経った女の死体を背負って火山を訪れた。
「死んだ恋人を甦らせたい」
男はそう竜王に願った。
それなりに有能な魔術師だった男は、竜王に焼き殺されない程度の力はあった。
暇つぶしに願いを聞いてやろうと思ったファーラムは、男の願いを聞いて笑った。
『笑止。死人を甦らせることなど、できるものか。これは世の理である』
竜王である彼だけは、その理からやや離れた存在ではあるが、そのことは棚にあげて答える。優れた知能を持つ彼は人間の言葉を操れたが、実際に人間と会話することはほとんどなかった。
だから男は、彼がまともに会話した最初の人間でもある。
「竜王。魔術の深奥である大気を使うためには、あなたのような世界と生命の中間に立つ存在を媒介にする必要がある。あなたの協力があれば、死人を甦らせることもできるかもしれない」
『ふむ、人間が強欲にも大気に触れようとするか。なるほど確かに我を媒介とすれば、魔術で死を乗り越えることも可能やもしれぬ。しかし、それでどうなる? 汝らは有限の命。復活しても、せいぜい十数年の命ではないか』
竜王にとっては、あまりに馬鹿馬鹿しい願いであった。
吹けば飛ぶ有限の命を再び復活させたところで、どうなるだろう。
全く意味の無いことだとしか思えない。
「時間は関係ない。意味などない。これは私の感情の問題だ」
『意味が無い……? それこそ意味が分からぬ』
「どうしても諦められない、理屈ではない、そういったものが世の中にはあるのだよ、竜王」
訳が分からなかった。
竜王である彼は完璧な回答をしたはずだった。
しかし小さな人間の男は胸をはって立っている。
どうしても理解できない。
だから竜王は男に興味を持った。
『愚かで浅ましい人間よ。我は久方ぶりに理解できぬものと遭遇した。興味深いゆえ、汝は見逃してやろう。我を利用しようとした傲慢は一度だけ不問とする』
男の魔術に協力してやるつもりはない。
だが男との会話は中々面白かったので、竜王は男を追い払うだけにとどめた。火山の溶岩にもぐって尻尾で岩をたたきながら、男の言ったことについて考える。
よく分からないが、よく分からないものは面白い。
しばらく、男の会話について思考するだけで暇がつぶせた。
人間は訳の分からないことをする生き物だと学習した。
そして男の訪れから時が経った後。
ファーラムは違う場所で男と再会する。
人間の国で戦争が起きているらしいと聞き、物見遊山がてら見に行ったところ、戦火の中にたたずむ男を見つけた。男はいつかのように死体を抱えていたが、今度の死体はまだ死んだ直後で温かく幼い少女だった。
『恋人はどうした? 願いは諦めたか?』
「……竜王」
天空から舞い降りた悪魔の化身のような竜に、男は瞠目する。
しかしすぐに手元の死した少女に視線を戻した。
「諦めた訳じゃない。けれど、今はこの娘を生き返らせたい」
『気の多いことだな』
「まったくだ。うまくいかないことばかりで嫌になるよ」
男は苦笑して肩をすくめてみせた。
「この国は追われていた私をかくまってくれた。自分達だって弱小の国で余裕がないのに、私のような荷物を抱え込んで……今は敵の大国に滅ぼされそうになっている。私はこれでも有名な魔術師なのに、この国に何も恩返しをしてあげられない。……いや」
竜王が見下ろす前で、男は少女の遺体を抱えなおす。
「ひとつだけ、できることがあった。この命に代えた大魔術で、この娘に命を返して希望を与えてあげることだ」
『なんと! 愚かな……』
男が言い出したことに、ファーラムは噴出する。
『汝は恋人を生き返らせたいのではなかったか? その行きずりの娘を助けて何となる。しかも汝が死ねば、汝の願いは誰が叶える?』
「そうだな」
『娘が汝に感謝するかどうか。余計なことをしてと罵られるかもしれぬ。何の益もない。割にあわぬではないか』
「あなたの言う通りだ」
男は頷きながら、ところどころで火が燃える、廃墟になった街を見渡した。
そこで生きていた人々を懐かしむように。
「それでも今は、こうしたいんだ」
流れる血を使って男は魔法陣を描き、鍵詞を唱える。
命で命をあがなう大魔術。
血を流すほどに男は蒼白になり、魔法陣の中央に横たわる少女に血色が戻ってくる。
無視された形になった竜王は唸った。
面白くない。
男が志半ばに命を放り出すのも面白くなければ、自分を無視してことを進めるのも、非常に面白くなかった。
やがて地面に崩れ落ちた男の上にかがみこんで、竜王はこう告げる。
『まだ眠るな、愚かな人の子よ』
「竜王……?」
『我は汝に興味がある。正確には汝が言う、理屈を無視した感情とやらに興味がある。汝、我に感情を教えよ。さすれば我は汝に世界の理に至る道を教えよう。我は原初の火をつかさどる竜王なり!』
竜王は、男を通して色鮮やかな世界を知る。
そして何もなかった心に火を灯す。
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