25 / 25
24.縛り4~エスト視点~☆☆☆
しおりを挟む
いつしか濃い白霧はすっかり晴れて、草木の露となって残っているだけになった。
夕陽はかなり傾き、辺りは暗くなりはじめていた。
低い木々の隙間から、かろうじて夕陽の柔らかな明かりが幾本か射し込む。
あれほど執拗に責めてきていた触手が、スルスルと引くのにつられて蔦も引いた。
幸い、木に吊らされた高さから落とされることなく、地面に足が着いてホッとした。
しかし、わたしとお姉様の身体に巻きついている触手や蔦は、そのまんまだった。手をバンザイで縛られているのが厄介で、ほんと恥ずかしい(おっぱい丸出しだもん)。
「⋯⋯うううう」
冷たい地面が火照った身体に心地いい。
でも、よっく考えたら、寝転んでいる場合じゃない。
早く起きなきゃいけない。魔力注入が失敗だったせいか、お姉様は気を失ったように眠っていた。
「んしょ、んしょ」
(わたし頑張る)
地面を這う芋虫のような動きから、何回目かの腹筋運動でなんとか起き上がる。
やっぱりバンザイしたままなのやだやだな。
羞恥に気を取られ、腕をもぞもぞしていると不気味な気配を感じた。それは、徐々にわたしたちに近づいてくる気配だった。
──耳を澄ます。
微かに衣擦れのような落葉や枝を踏む足音がする。
その方向を警戒していると、木陰からフードを目深に被った男が現れた。
咄嗟に胸を見られないよう背中を向ける。
「おお、ミネルーセを混沌に招いた愚か者」
感嘆の混じった語調は整ってはいたが、明らかに嘲りの言葉だった。
「ここはロンダルよ、あんたこそ何者?」
「おやおや、エスト姫様は物覚えも人覚えも悪いようだ」
男はフードをとり禿頭を晒す。
わたしの質問に、神経質そうに青白く四角い顔をユラユラ揺らした。
中年と言える年齢だろうけど若々しく見える。ローブの下は司祭の長衣で、黒が基調の地味ながら金の縁取りが威厳を示していた。
「⋯⋯誰かと勘違いしてるんじゃあないの? あんたバカ? それよりジロジロ見ないでよ」
「流石に引っからなかったか。直に一人で、お会いするのは初めてですよ。そう警戒されずとも、まぁ仲良くしましょう」
男はスケベそうな薄ら笑いをしながらわたしを見ると、また青白い顔を揺らした。
「ゴホン。わしはかの有名な大司教の⋯⋯」
なんとなく無理やり醸し出していた威厳の雰囲気。
偉い人がよくする咳払いをジト目で見ていたら──
その司祭の人を見下すような態度が、甘い声によってあっさり崩れる。
「あっふ、司祭様っ♡」
「うぉ、待て! まだ自己紹介もしとらんのだ⋯⋯うぅ⋯⋯」
いきなり、司祭の後ろから白いロングスリップ姿の女が現れた。
レースがかわいい、裾の長さが不規則な妖精デザイン。
けど、透け透け乳首。
おもむろに司祭の前に屈むと、制止を聞かずモゾモゾと股間を弄り、おちんちんを早業でボロンと出した。
誇らしげにそそり立つおちんちん。
それは赤黒く太く長かった(初めて見た)。
「これっ、ロザンヌ。お前が媚薬にやられてどうする」
本人が名乗ったわけでもないのに、先にロザンヌの方の名前を知った。
栗色の長い髪、日に焼けた肌。南国の香りがする巨乳美人。
そのロザンヌは司祭のおちんちんを握ると、スカートをめくり白いお尻を出す。
ゆっくりこちらを向き四つん這いになった。ほんの数瞬わたしを睨み、すぐ双眸をとろんとさせる。
「⋯⋯ロザぁ⋯⋯ンヌっ」
「はぁ、はぁ、んあんんんんんっ♡」
なんと、お姉様ぐらいの年の女性が、目の前でおちんちんを挿入。巨乳を揺らしながら恥ずかしがりもせず、あっさり司祭と合体した。
信じられない早業と行為。
初めて見る肉欲に飢えた女の性。どこか色っぽく大人で恍惚な表情だった。
「お、おい!」
司祭の顔が欲情したのか赤みが増した。
「あぁぁああっー♡♡」
ロザンヌはお構いなしとばかりに長い栗色の髪を揺らし、はぁはぁと息を荒げ、腰ごとお尻を振る。
むせ返るほどの息苦しさ、喉を喘ぐ激しい女の歓喜。
唖然とするわたしに見せつけるように、肩紐をはらけさせ白い大きなおっぱいを曝け出す。唇からは透明な糸を垂らしている。
「この女も⋯⋯った女でな⋯⋯で⋯⋯あ⋯⋯じゃろ」
「んっふ♡ 身体が熱いのっ♡ あふあっ♡ あっ♡ あっ♡ 我慢できない⋯⋯司祭様のおちんぽ⋯⋯♡ いいぃいいっ♡」
陰部を見つめながら話す司祭の言葉より、ロザンヌの喘ぎ声しか耳に入ってこなかった。
淫らにねっとり鼓膜に絡みつく牝声。
腰の動きに合わせ、薄紅色の乳首が切なそうに揺れる。
「⋯⋯っ!?」
わたしも媚薬効果の影響なのか、秘部が疼き処女膜までも身じろぎしたように感じた。
より熱い波が湧いてきてしまう。
「あっ♡ あ、ああ~♡♡ 司祭様あうぅっ♡ ひゃぁあっ⋯⋯深いぃ、いぅっ♡ はぉお♡ あん♡ あっあん♡ あっあっあんん⋯⋯♡♡」
「女神サリナスの聖教義。エスト姫も共に感じようぞ!」
「⋯⋯いやよ」
司祭とロザンヌの淫らな性行為を見せつけられちゃう。
大人のまぐわい。
しかも最前列、特等席。
お姉様を隠すように座っている、わたし。
(なに⋯⋯でも、なんで、この人たち⋯⋯っ⋯⋯なぜ? お互いが腰を振るのおおお??)
また、淫靡な男女の熱気に影響されたのか、触手が活動をはじめた。
(やっ⋯⋯)
くねくねする触手が、媚薬と愛撫でほぐされちゃった──わたしのおっぱいを揉んでくるの。
下半身は黒革製かぼちゃパンツを擦る刺激。刺激耐性に未熟な膣穴は、圧迫と僅かな刺激を必要以上に感じちゃう。
首に生温かい汗が流れた。
「いくぞぉ」
「司祭さまぁ♡ おちんぽいい♡♡ 孕ませて♡ 大っきいおちんぽズポズポしてぇ⋯⋯っ♡♡♡」
不思議な掛け声とロザンヌの卑猥な言葉が言霊のように響く。
淫猥な熱っぽい臭気に、わたしまであてられてしまう。
おっぱいも、また悦びにプルプル震えてきている。
身を固めても触手に擦られ続け、泣きじゃくりたくなるほど苛まれた。
「司祭様♡♡ あ♡ あ♡ おちんぽ~♡ おっきぃ⋯⋯♡ ああ~♡♡ おちんぽ⋯⋯♡ しゅき♡ めっちゃしゅき~~♡」
「おおおお、蜜が溢れるぞ!」
ロザンヌにつられてしまい、わたしの快感もせり上がる。さっき一人で達してしまったより、ぬめるような濃い快感が襲ってくる。
熱のたぎった司祭の生臭い吐息は置いといて──
わたしまでおちんちんの甘美を浴びてしまう。
見ないように目を閉じても見てしまうの。
宙に上げている状態の腕からも汗が腋へ流れ、ヌルヌルし、腋からおっぱいの奥まで熱を帯びた。
恥ずかしい秘部にも甘い痺れを感じちゃい、お尻が淫らに跳ね動く。
「あうぅっ♡ あぁ~♡ やっっ⋯⋯むりいぃ♡ だめぇ、あぁ♡ やッひャら♡ はうぅうぅぅ♡ イクぅぅぇえぁっ⋯⋯♡ ひぁ♡ はぁんつ♡ イクッ♡♡」
喘ぎながらも涙を流すロザンヌ。
これも司祭が仕掛けた罠なら、自らの変態を晒してまで誘う卑劣な罠なの。
腰をうねらせ乗りかかるのが魂の叫び、快感の領域内。
もしも、愉悦の混沌からの脱出を望むのなら悲鳴。
司祭の手下か情婦だと思った女。
けれど、何回も目が合うたび、見せる寂しい表情──
媚薬ぬきにしても──
もしかしてロザンヌも、好きで淫悦に喘いでいるわけじゃないかもしれないと感じた。
どこかで王族の血筋を尊ぶ、わたしの小さなプライドが砕けた音がした。他人からすれば、わたしも司祭と同じだったかもしれないのが恥ずかしい。
「おお゛、ああ゛、もうらめ⋯⋯らめぇえ゛え゛♡♡」
はしたないほどに裏返った甘い声。
まさにロザンヌの官能の律動はすごいの。
司祭もお尻を撫で回して、大きなおっぱいを揉む。
たまらなく薄紅色の乳首が背徳的で、揉まれるたび身体をビクつかせる。
「んぁあんっ⋯⋯あうぅっ♡ あぁ♡ ひゃはん♡♡ ふぁあんん♡ らめぇえ~やぁあア♡♡」
見ようによっては必死にもがく身体を、司祭に押さえられ荒々しく突かれている。
(⋯⋯ああああああああっ! せめて手がなんとか自由になれば⋯⋯)
わたしも媚薬を塗りつけられた身体の熱に翻弄され、心の中で虚しく呟くことしか抵抗できない。
「きゃあ!?」
おもむろに司祭がロザンヌの腰を持ち上げた。
そのままピストンを止めず座り込む。
(え? やだやだ、それって、ああ)
いわゆる本駒駆けなの(本を読んだ知識)。
仔馬や若く元気な雄馬が草原を駆けるかの如く。
馬のように男性がピストン運動。
女性が乗馬のように上下に揺さぶられて、下から激しく突かれちゃう体位なの。
結合部からの湿り気を帯びた音色が響く。
はぁはぁ、わたしは逃しようのない熱を感じちゃう。
(ああ、結合部が全部見えてるうぅ⋯⋯)
ずっぽずっぽずっぽっずぽっ!!!
舌舐めずりしながら司祭はロザンヌに腰を突き突く。
屹立した、おちんちんが真っ直ぐに膣穴に刺さっていた。
「ロザぁ⋯⋯ンヌっ!」
「ひゃうううん♡」
おっぱいを司祭が鷲掴みした瞬間、か細い声とともに反り返った。甘い刺激や肉欲の根源、子宮の愉悦を強く噴き上がらせられているのが伝わってくる。
鮮やかな薄紅色の乳首を、男の指で粘っこく擦られ尖らせていくの。
熱い女蜜の飛沫がわたしの顔まで跳ね飛ぶ。
「はぁ⋯⋯っ♡ これっだめぇ♡ おまた、いっぱいぃ♡♡ イクッ~♡♡ ぐにぐにしちゃうぅ♡ じぶんで、押しつけちゃっう♡ はずかしい、キテるぅぅ~っ♡ もっ、イクッ♡♡」
ゆさゆさ揺れる薄紅色の乳首とおっぱいが汗で輝いていた。
股ぐらも女蜜と男の汁が混ざってテカテカしていた。
膣穴が突かれるたび、おちんちんにヌポヌポ絡みついている。もう、びしょびしょだった。
「ロザぁ⋯⋯ンヌっ!!」
「ひゃん♡ あぁ♡ ひゃうぅぅ♡ 大きいぃっ♡ 大っきすぎっ!! おっぱいもおまたもいぃ~♡♡ こうふんしてます♡ ぜんぶ感じてますっ♡ うぅん♡ あぁあぁんーー♡♡」
長いまつ毛は涙で濡れて、唇は半開きで甲高い声が漏れている。
目の前にそびえ立つ男のおちんちん。わたしは開かれた女の股の膣穴から目が離せない。
「ゆるひてっ⋯⋯もう、ぉおお⋯⋯♡ おお♡ やっ♡ ひぃつヒィッ♡ イクッ♡ いい♡ おぁ♡ いい~♡」
情熱的な声がロザンヌの熱を増してそう。
視界を通してわたしの体温まで上がっているの。荒々しくおっぱいを触手に擦られて、乳首を吸われ弄られ続けている。
「あ、ぁ⋯⋯♡ おっきぃ♡ っ、ああぁ♡ あっ、そこ♡ はぁあん♡ 気持ちいい♡ あっあぁ♡」
「さぁ、お逝きなさい」
「ひゃい♡ っお♡ 司祭様、おぉ♡ もぅだめぇぇー♡ きてきてきて♡ らして♡ 膣内に⋯⋯♡ いぐっイグイグイグ、ああああああああっああぁ~~♡♡♡」
いっそう強く突いたかと思えば、ギュッと締まっておねだりしてるような女の膣穴。男が腰をねじ込むように膣穴をグインッと突き上げた。
ずちゅっ♡ ずちゅずちゅ♡♡ ヌチュヌチュ♡
ぱちゅぱちゅ♡♡ どちゅどちゅどちゅ♡♡
ドピュドピュュユユュュュュュュュュュ♡♡♡♡♡
昂りが絶頂を迎えたのか、おちんちんが脈打つ。弾けるように蜜壺に熱を吐き出しているのが分かった。
ロザンヌに見惚れてしまっていた罰なのか──
黒革製のかぼちゃパンツが敗北してしまいそうなの。
四つん這いになってお尻を上げちゃう。
──微かに、でも確かに、直に触れてくる触手に震えた。
「くくく、さぁ、エスト姫。わしの聖摩羅と触手の両方を味わってもらおうか」
司祭が不気味な笑みを浮かべている。
ロザンヌはアクメ顔でおっぱいを揺らし喘いだ。膣口は収縮を繰り返し、熱気が立ち込めているの。
お尻を司祭が持ち上げると、蜜壺からどぷどぷと大量の精液を溢れ出させる。
もわもわ漂う、濃厚な男と女の肉欲が混じった匂い。
白濁に塗れたおちんちんは大きさを増していた。
夕陽はかなり傾き、辺りは暗くなりはじめていた。
低い木々の隙間から、かろうじて夕陽の柔らかな明かりが幾本か射し込む。
あれほど執拗に責めてきていた触手が、スルスルと引くのにつられて蔦も引いた。
幸い、木に吊らされた高さから落とされることなく、地面に足が着いてホッとした。
しかし、わたしとお姉様の身体に巻きついている触手や蔦は、そのまんまだった。手をバンザイで縛られているのが厄介で、ほんと恥ずかしい(おっぱい丸出しだもん)。
「⋯⋯うううう」
冷たい地面が火照った身体に心地いい。
でも、よっく考えたら、寝転んでいる場合じゃない。
早く起きなきゃいけない。魔力注入が失敗だったせいか、お姉様は気を失ったように眠っていた。
「んしょ、んしょ」
(わたし頑張る)
地面を這う芋虫のような動きから、何回目かの腹筋運動でなんとか起き上がる。
やっぱりバンザイしたままなのやだやだな。
羞恥に気を取られ、腕をもぞもぞしていると不気味な気配を感じた。それは、徐々にわたしたちに近づいてくる気配だった。
──耳を澄ます。
微かに衣擦れのような落葉や枝を踏む足音がする。
その方向を警戒していると、木陰からフードを目深に被った男が現れた。
咄嗟に胸を見られないよう背中を向ける。
「おお、ミネルーセを混沌に招いた愚か者」
感嘆の混じった語調は整ってはいたが、明らかに嘲りの言葉だった。
「ここはロンダルよ、あんたこそ何者?」
「おやおや、エスト姫様は物覚えも人覚えも悪いようだ」
男はフードをとり禿頭を晒す。
わたしの質問に、神経質そうに青白く四角い顔をユラユラ揺らした。
中年と言える年齢だろうけど若々しく見える。ローブの下は司祭の長衣で、黒が基調の地味ながら金の縁取りが威厳を示していた。
「⋯⋯誰かと勘違いしてるんじゃあないの? あんたバカ? それよりジロジロ見ないでよ」
「流石に引っからなかったか。直に一人で、お会いするのは初めてですよ。そう警戒されずとも、まぁ仲良くしましょう」
男はスケベそうな薄ら笑いをしながらわたしを見ると、また青白い顔を揺らした。
「ゴホン。わしはかの有名な大司教の⋯⋯」
なんとなく無理やり醸し出していた威厳の雰囲気。
偉い人がよくする咳払いをジト目で見ていたら──
その司祭の人を見下すような態度が、甘い声によってあっさり崩れる。
「あっふ、司祭様っ♡」
「うぉ、待て! まだ自己紹介もしとらんのだ⋯⋯うぅ⋯⋯」
いきなり、司祭の後ろから白いロングスリップ姿の女が現れた。
レースがかわいい、裾の長さが不規則な妖精デザイン。
けど、透け透け乳首。
おもむろに司祭の前に屈むと、制止を聞かずモゾモゾと股間を弄り、おちんちんを早業でボロンと出した。
誇らしげにそそり立つおちんちん。
それは赤黒く太く長かった(初めて見た)。
「これっ、ロザンヌ。お前が媚薬にやられてどうする」
本人が名乗ったわけでもないのに、先にロザンヌの方の名前を知った。
栗色の長い髪、日に焼けた肌。南国の香りがする巨乳美人。
そのロザンヌは司祭のおちんちんを握ると、スカートをめくり白いお尻を出す。
ゆっくりこちらを向き四つん這いになった。ほんの数瞬わたしを睨み、すぐ双眸をとろんとさせる。
「⋯⋯ロザぁ⋯⋯ンヌっ」
「はぁ、はぁ、んあんんんんんっ♡」
なんと、お姉様ぐらいの年の女性が、目の前でおちんちんを挿入。巨乳を揺らしながら恥ずかしがりもせず、あっさり司祭と合体した。
信じられない早業と行為。
初めて見る肉欲に飢えた女の性。どこか色っぽく大人で恍惚な表情だった。
「お、おい!」
司祭の顔が欲情したのか赤みが増した。
「あぁぁああっー♡♡」
ロザンヌはお構いなしとばかりに長い栗色の髪を揺らし、はぁはぁと息を荒げ、腰ごとお尻を振る。
むせ返るほどの息苦しさ、喉を喘ぐ激しい女の歓喜。
唖然とするわたしに見せつけるように、肩紐をはらけさせ白い大きなおっぱいを曝け出す。唇からは透明な糸を垂らしている。
「この女も⋯⋯った女でな⋯⋯で⋯⋯あ⋯⋯じゃろ」
「んっふ♡ 身体が熱いのっ♡ あふあっ♡ あっ♡ あっ♡ 我慢できない⋯⋯司祭様のおちんぽ⋯⋯♡ いいぃいいっ♡」
陰部を見つめながら話す司祭の言葉より、ロザンヌの喘ぎ声しか耳に入ってこなかった。
淫らにねっとり鼓膜に絡みつく牝声。
腰の動きに合わせ、薄紅色の乳首が切なそうに揺れる。
「⋯⋯っ!?」
わたしも媚薬効果の影響なのか、秘部が疼き処女膜までも身じろぎしたように感じた。
より熱い波が湧いてきてしまう。
「あっ♡ あ、ああ~♡♡ 司祭様あうぅっ♡ ひゃぁあっ⋯⋯深いぃ、いぅっ♡ はぉお♡ あん♡ あっあん♡ あっあっあんん⋯⋯♡♡」
「女神サリナスの聖教義。エスト姫も共に感じようぞ!」
「⋯⋯いやよ」
司祭とロザンヌの淫らな性行為を見せつけられちゃう。
大人のまぐわい。
しかも最前列、特等席。
お姉様を隠すように座っている、わたし。
(なに⋯⋯でも、なんで、この人たち⋯⋯っ⋯⋯なぜ? お互いが腰を振るのおおお??)
また、淫靡な男女の熱気に影響されたのか、触手が活動をはじめた。
(やっ⋯⋯)
くねくねする触手が、媚薬と愛撫でほぐされちゃった──わたしのおっぱいを揉んでくるの。
下半身は黒革製かぼちゃパンツを擦る刺激。刺激耐性に未熟な膣穴は、圧迫と僅かな刺激を必要以上に感じちゃう。
首に生温かい汗が流れた。
「いくぞぉ」
「司祭さまぁ♡ おちんぽいい♡♡ 孕ませて♡ 大っきいおちんぽズポズポしてぇ⋯⋯っ♡♡♡」
不思議な掛け声とロザンヌの卑猥な言葉が言霊のように響く。
淫猥な熱っぽい臭気に、わたしまであてられてしまう。
おっぱいも、また悦びにプルプル震えてきている。
身を固めても触手に擦られ続け、泣きじゃくりたくなるほど苛まれた。
「司祭様♡♡ あ♡ あ♡ おちんぽ~♡ おっきぃ⋯⋯♡ ああ~♡♡ おちんぽ⋯⋯♡ しゅき♡ めっちゃしゅき~~♡」
「おおおお、蜜が溢れるぞ!」
ロザンヌにつられてしまい、わたしの快感もせり上がる。さっき一人で達してしまったより、ぬめるような濃い快感が襲ってくる。
熱のたぎった司祭の生臭い吐息は置いといて──
わたしまでおちんちんの甘美を浴びてしまう。
見ないように目を閉じても見てしまうの。
宙に上げている状態の腕からも汗が腋へ流れ、ヌルヌルし、腋からおっぱいの奥まで熱を帯びた。
恥ずかしい秘部にも甘い痺れを感じちゃい、お尻が淫らに跳ね動く。
「あうぅっ♡ あぁ~♡ やっっ⋯⋯むりいぃ♡ だめぇ、あぁ♡ やッひャら♡ はうぅうぅぅ♡ イクぅぅぇえぁっ⋯⋯♡ ひぁ♡ はぁんつ♡ イクッ♡♡」
喘ぎながらも涙を流すロザンヌ。
これも司祭が仕掛けた罠なら、自らの変態を晒してまで誘う卑劣な罠なの。
腰をうねらせ乗りかかるのが魂の叫び、快感の領域内。
もしも、愉悦の混沌からの脱出を望むのなら悲鳴。
司祭の手下か情婦だと思った女。
けれど、何回も目が合うたび、見せる寂しい表情──
媚薬ぬきにしても──
もしかしてロザンヌも、好きで淫悦に喘いでいるわけじゃないかもしれないと感じた。
どこかで王族の血筋を尊ぶ、わたしの小さなプライドが砕けた音がした。他人からすれば、わたしも司祭と同じだったかもしれないのが恥ずかしい。
「おお゛、ああ゛、もうらめ⋯⋯らめぇえ゛え゛♡♡」
はしたないほどに裏返った甘い声。
まさにロザンヌの官能の律動はすごいの。
司祭もお尻を撫で回して、大きなおっぱいを揉む。
たまらなく薄紅色の乳首が背徳的で、揉まれるたび身体をビクつかせる。
「んぁあんっ⋯⋯あうぅっ♡ あぁ♡ ひゃはん♡♡ ふぁあんん♡ らめぇえ~やぁあア♡♡」
見ようによっては必死にもがく身体を、司祭に押さえられ荒々しく突かれている。
(⋯⋯ああああああああっ! せめて手がなんとか自由になれば⋯⋯)
わたしも媚薬を塗りつけられた身体の熱に翻弄され、心の中で虚しく呟くことしか抵抗できない。
「きゃあ!?」
おもむろに司祭がロザンヌの腰を持ち上げた。
そのままピストンを止めず座り込む。
(え? やだやだ、それって、ああ)
いわゆる本駒駆けなの(本を読んだ知識)。
仔馬や若く元気な雄馬が草原を駆けるかの如く。
馬のように男性がピストン運動。
女性が乗馬のように上下に揺さぶられて、下から激しく突かれちゃう体位なの。
結合部からの湿り気を帯びた音色が響く。
はぁはぁ、わたしは逃しようのない熱を感じちゃう。
(ああ、結合部が全部見えてるうぅ⋯⋯)
ずっぽずっぽずっぽっずぽっ!!!
舌舐めずりしながら司祭はロザンヌに腰を突き突く。
屹立した、おちんちんが真っ直ぐに膣穴に刺さっていた。
「ロザぁ⋯⋯ンヌっ!」
「ひゃうううん♡」
おっぱいを司祭が鷲掴みした瞬間、か細い声とともに反り返った。甘い刺激や肉欲の根源、子宮の愉悦を強く噴き上がらせられているのが伝わってくる。
鮮やかな薄紅色の乳首を、男の指で粘っこく擦られ尖らせていくの。
熱い女蜜の飛沫がわたしの顔まで跳ね飛ぶ。
「はぁ⋯⋯っ♡ これっだめぇ♡ おまた、いっぱいぃ♡♡ イクッ~♡♡ ぐにぐにしちゃうぅ♡ じぶんで、押しつけちゃっう♡ はずかしい、キテるぅぅ~っ♡ もっ、イクッ♡♡」
ゆさゆさ揺れる薄紅色の乳首とおっぱいが汗で輝いていた。
股ぐらも女蜜と男の汁が混ざってテカテカしていた。
膣穴が突かれるたび、おちんちんにヌポヌポ絡みついている。もう、びしょびしょだった。
「ロザぁ⋯⋯ンヌっ!!」
「ひゃん♡ あぁ♡ ひゃうぅぅ♡ 大きいぃっ♡ 大っきすぎっ!! おっぱいもおまたもいぃ~♡♡ こうふんしてます♡ ぜんぶ感じてますっ♡ うぅん♡ あぁあぁんーー♡♡」
長いまつ毛は涙で濡れて、唇は半開きで甲高い声が漏れている。
目の前にそびえ立つ男のおちんちん。わたしは開かれた女の股の膣穴から目が離せない。
「ゆるひてっ⋯⋯もう、ぉおお⋯⋯♡ おお♡ やっ♡ ひぃつヒィッ♡ イクッ♡ いい♡ おぁ♡ いい~♡」
情熱的な声がロザンヌの熱を増してそう。
視界を通してわたしの体温まで上がっているの。荒々しくおっぱいを触手に擦られて、乳首を吸われ弄られ続けている。
「あ、ぁ⋯⋯♡ おっきぃ♡ っ、ああぁ♡ あっ、そこ♡ はぁあん♡ 気持ちいい♡ あっあぁ♡」
「さぁ、お逝きなさい」
「ひゃい♡ っお♡ 司祭様、おぉ♡ もぅだめぇぇー♡ きてきてきて♡ らして♡ 膣内に⋯⋯♡ いぐっイグイグイグ、ああああああああっああぁ~~♡♡♡」
いっそう強く突いたかと思えば、ギュッと締まっておねだりしてるような女の膣穴。男が腰をねじ込むように膣穴をグインッと突き上げた。
ずちゅっ♡ ずちゅずちゅ♡♡ ヌチュヌチュ♡
ぱちゅぱちゅ♡♡ どちゅどちゅどちゅ♡♡
ドピュドピュュユユュュュュュュュュュ♡♡♡♡♡
昂りが絶頂を迎えたのか、おちんちんが脈打つ。弾けるように蜜壺に熱を吐き出しているのが分かった。
ロザンヌに見惚れてしまっていた罰なのか──
黒革製のかぼちゃパンツが敗北してしまいそうなの。
四つん這いになってお尻を上げちゃう。
──微かに、でも確かに、直に触れてくる触手に震えた。
「くくく、さぁ、エスト姫。わしの聖摩羅と触手の両方を味わってもらおうか」
司祭が不気味な笑みを浮かべている。
ロザンヌはアクメ顔でおっぱいを揺らし喘いだ。膣口は収縮を繰り返し、熱気が立ち込めているの。
お尻を司祭が持ち上げると、蜜壺からどぷどぷと大量の精液を溢れ出させる。
もわもわ漂う、濃厚な男と女の肉欲が混じった匂い。
白濁に塗れたおちんちんは大きさを増していた。
0
お気に入りに追加
11
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる