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あの日の出来事
あの日の出来事①
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「んっ……」
目が覚めると、圭一郎のシャツを羽織って眠っていたことに気づいた珠月だ。
隣には圭一郎が規則正しい呼吸で眠っていた。
今日は一人で起きないで、そばにいてくれたらしい。珠月はきゅうっと圭一郎に抱きつく。
圭一郎が目を覚ました。
「珠月? おはよ」
「圭一郎さん、おはよ」
「目を覚ましたら珠月が抱きついてくるなんて幸せだな。しかも……」
圭一郎は抱きついていた珠月の手を取って、自分の下に組み敷いた。
両手を取られた珠月は指が絡んだ両手と、組み敷かれているその近さにどきんとする。
「俺のシャツ、昨日少し寒そうだったから着せたんだけど、朝見たらこんなに可愛いなんてな」
「あ、着せてくれたのね。ありがとう」
「いや? すごくそそる」
シャツの上から圭一郎の指が、珠月の胸の先端に触れる。
「……や……んっ」
「珠月の可愛いピンクが透けて見える。珠月、気持ちいいの? 尖っているのまで丸見えなんだけど」
くすくす笑う声。
先端に触れられて、つんと尖ってしまっているそこを圭一郎が嬉しそうに服の上から指でつつく。
「……ん」
「直接触れられるのと、どっちがいい?」
シャツのボタンを外して、圭一郎の指が立ち上がっている珠月の胸の先端に触れた。
「あ……」
「ん? どっちがいいの?」
胸元から上目遣いで見て、ふふっと笑った圭一郎は珠月の胸を寄せて、両方の乳嘴をそっと舌で舐めた。
「……ふ……ぁん……や」
どっちがいい?なんて、どっちもに決まっている。甘えたような声が漏れてしまったのに、圭一郎は嬉しそうだ。
「可愛い声出しちゃって」
先端は感じる場所なのに、そこを一気に両方、舌で愛撫されて、珠月の身体が弓なりになる。
「んっ……だ……め、そんなんしちゃ……や」
「だーめ。もっと。ほら、もっとだよ珠月」
舌で転がされたり口に含まれたり、一番感じるその先端を舌で突かれたりする。
圭一郎が触れているのは胸のはずなのに、さっきから腰のあたりがむずむずするのだ。
つい、足がぎゅうっとしてしまう。
「……っあ、だめ。そんなにしちゃ……だめなの」
「気持ち良さそうな顔可愛い。それに足がきゅうっとしているけど、どうして?」
「なんか、そうなっちゃうの」
「胸だけでイケそうだな……」
圭一郎の小さな声に珠月の身体が揺れる。
「そんなの、や……」
「珠月? いやじゃないでしょ? なんて言うの?」
「きもち……いい」
「気持ちよく、なりたいでしょ?」
こくん、と珠月は頷く。
「んっ……でも、恥ずかしい」
「恥ずかしくないよ。俺が珠月を気持ちよくさせているんだから。それでイってくれたら俺も嬉しい。それにエッチな珠月すごく綺麗だ」
胸から顔を上げた圭一郎は、今度は珠月の両脚を広げる。
「圭一郎さんっ……やあ……っ」
「大丈夫。ここ、さっきからうずうずしていたんだよね」
感じる胸をずうっと愛撫されて、いきそうになっていた珠月だ。
その足の間からは、透明な雫が溢れているのが見える。
それは自分でも分かっているから。
圭一郎に足を大きく割り開かれて、恥ずかしいのに、感じる。
その時、つっと太ももに零れたのを感じて、珠月は身動ぎした。
「すご。とろっとろ……」
圭一郎は見るだけで、触れてくれない。
「珠月、見られるだけで感じてるの? エッチだな。舐めてあげようか?」
「……あ」
広げた足の間に、圭一郎が顔を埋める。
敏感な肉芽を指がそっと触れるのを感じる。
そして舌先がするっと濡れている狭間を舐めた。
「ふ……ああんっ!」
「いっぱい出てきたから、舐めてあげるね」
くちゅと濡れた音が珠月の耳にも届いて、恥ずかしい珠月は身体をよじるのに、圭一郎は珠月の腰をしっかり握って離さない。
「珠月、赤くなって、もっと……ってしてるこっちと」
と広げた狭間から顔を出している花芽を濡れた指でぬるぬる擦られた。
「……っあ、あんっ」
目が覚めると、圭一郎のシャツを羽織って眠っていたことに気づいた珠月だ。
隣には圭一郎が規則正しい呼吸で眠っていた。
今日は一人で起きないで、そばにいてくれたらしい。珠月はきゅうっと圭一郎に抱きつく。
圭一郎が目を覚ました。
「珠月? おはよ」
「圭一郎さん、おはよ」
「目を覚ましたら珠月が抱きついてくるなんて幸せだな。しかも……」
圭一郎は抱きついていた珠月の手を取って、自分の下に組み敷いた。
両手を取られた珠月は指が絡んだ両手と、組み敷かれているその近さにどきんとする。
「俺のシャツ、昨日少し寒そうだったから着せたんだけど、朝見たらこんなに可愛いなんてな」
「あ、着せてくれたのね。ありがとう」
「いや? すごくそそる」
シャツの上から圭一郎の指が、珠月の胸の先端に触れる。
「……や……んっ」
「珠月の可愛いピンクが透けて見える。珠月、気持ちいいの? 尖っているのまで丸見えなんだけど」
くすくす笑う声。
先端に触れられて、つんと尖ってしまっているそこを圭一郎が嬉しそうに服の上から指でつつく。
「……ん」
「直接触れられるのと、どっちがいい?」
シャツのボタンを外して、圭一郎の指が立ち上がっている珠月の胸の先端に触れた。
「あ……」
「ん? どっちがいいの?」
胸元から上目遣いで見て、ふふっと笑った圭一郎は珠月の胸を寄せて、両方の乳嘴をそっと舌で舐めた。
「……ふ……ぁん……や」
どっちがいい?なんて、どっちもに決まっている。甘えたような声が漏れてしまったのに、圭一郎は嬉しそうだ。
「可愛い声出しちゃって」
先端は感じる場所なのに、そこを一気に両方、舌で愛撫されて、珠月の身体が弓なりになる。
「んっ……だ……め、そんなんしちゃ……や」
「だーめ。もっと。ほら、もっとだよ珠月」
舌で転がされたり口に含まれたり、一番感じるその先端を舌で突かれたりする。
圭一郎が触れているのは胸のはずなのに、さっきから腰のあたりがむずむずするのだ。
つい、足がぎゅうっとしてしまう。
「……っあ、だめ。そんなにしちゃ……だめなの」
「気持ち良さそうな顔可愛い。それに足がきゅうっとしているけど、どうして?」
「なんか、そうなっちゃうの」
「胸だけでイケそうだな……」
圭一郎の小さな声に珠月の身体が揺れる。
「そんなの、や……」
「珠月? いやじゃないでしょ? なんて言うの?」
「きもち……いい」
「気持ちよく、なりたいでしょ?」
こくん、と珠月は頷く。
「んっ……でも、恥ずかしい」
「恥ずかしくないよ。俺が珠月を気持ちよくさせているんだから。それでイってくれたら俺も嬉しい。それにエッチな珠月すごく綺麗だ」
胸から顔を上げた圭一郎は、今度は珠月の両脚を広げる。
「圭一郎さんっ……やあ……っ」
「大丈夫。ここ、さっきからうずうずしていたんだよね」
感じる胸をずうっと愛撫されて、いきそうになっていた珠月だ。
その足の間からは、透明な雫が溢れているのが見える。
それは自分でも分かっているから。
圭一郎に足を大きく割り開かれて、恥ずかしいのに、感じる。
その時、つっと太ももに零れたのを感じて、珠月は身動ぎした。
「すご。とろっとろ……」
圭一郎は見るだけで、触れてくれない。
「珠月、見られるだけで感じてるの? エッチだな。舐めてあげようか?」
「……あ」
広げた足の間に、圭一郎が顔を埋める。
敏感な肉芽を指がそっと触れるのを感じる。
そして舌先がするっと濡れている狭間を舐めた。
「ふ……ああんっ!」
「いっぱい出てきたから、舐めてあげるね」
くちゅと濡れた音が珠月の耳にも届いて、恥ずかしい珠月は身体をよじるのに、圭一郎は珠月の腰をしっかり握って離さない。
「珠月、赤くなって、もっと……ってしてるこっちと」
と広げた狭間から顔を出している花芽を濡れた指でぬるぬる擦られた。
「……っあ、あんっ」
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