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chapter③
不良品と呼ばれた子③~セスside~
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その日、私セス・アーノルド・ブルゴーはシュペール帝国にて四年に一度開催される『全世界剣術大会』に足を運んでいた。我がテネーブル小国辺境騎士団に優秀な人材をスカウトする為だ。ここ何年もずっと平和を維持している世界各国。だが、近々きな臭くなるだろうという予測の元に、辺境騎士団の結束を強めると同時に新しい風を入れる事で士気と実力を高める必要性を感じていた。
この世界は、天空と光の加護を持つシュペール帝国を中心に、火の力を加護に持つ「エルド王国」、水の力を加護に持つ「ドゥール王国」、風の力を加護に持つ「アエラス王国」、大地の力加護に持つ「エールデ王国」そして癒し、安らぎ、闇、影、を統制する秘された国「テネーブル小国」、以上の六つの国から成立しているのは御承知おきの事と思う。
何が問題かというと、この世界を統制しているシュペール帝国の皇帝の件だ。当時の皇帝、パトリック・ドナテロ・フォンヴォワール……稀代の女癖の悪さを誇る愚王。周りを固める側近たちがたまたま高い倫理観と謙虚さを併せ持つ怜悧な者たちばかりだった、という幸運の為に威厳と世界平和、微妙な均衡が保たれているという奇跡、そんな状態だった。故に、その均衡がいつ崩れてもおかしくはない。見たくれの良い女性なら身分など無関係に口説き落としてモノにしてしまう。挙句、飽きたら捨ててしまうのだから、相手の女性に金品と地位、場合によっては伴侶も与えて機密裏に手を回している側近たちの涙ぐましい努力を知る者は少ない。
私が何故そのような情報を知っているかと言うと、当時の皇帝パトリック・ドナテロと寵姫の間に生まれたジルベル・ジャスティス様が、私の全てを賭けてお仕えすると騎士の誓いを立てたディスティニー・キアラ・ラインゲルト様の婚約者だったからだ。お二人は幼馴染で仲睦まじく、見ているこちらも幸せになるほどだった。
だが、そんなお二人も……とある人物による『幻惑魔術』と『洗脳』更に自称聖女の無自覚の『魅惑』に『マインドコントロール』に翻弄されたジルベルト様が、巷で流行る事となる『公開婚約破棄』と『断罪』『処刑』という最も許し難いフルコースをやらかしてしまったという過去もあったのだが……その件は後に触れて行く事になる為、ここでは先に話を進めよう。お二人について先に結論から述べると、様々な紆余曲折を経てテネーブル小国辺境伯御夫妻として御活躍中だ。
話を元に戻そう。
その当時の皇帝パトリック・ドナテロが先だって不倫や略奪を正義であるかのように振る舞うせいか、国民の倫理観が崩れて来ているのだ。とは言っても、至極真っ当に生きている人々が圧倒的に多い。だからこそ国民たちに不満がたまってきている。このまま行くと、恐らく暴動が起きるだろう。それも国家を揺るがすほどの。テネーブル小国という名だけあって小さな国なのだ、戦争が起こったら不利な状況になり易い。今の内に備えておくべきだ。
スカウトする人物は、一応は数名ほどピックアップして来た。暗部を使って生い立ちから交友関係に至るまで極秘に調べさせて。何よりも重視すべきは家柄でも実力でもなく、人柄と伸びしろだった。
代々騎士の家系であるアロイス・ヴァイデンは、その実力もさる事ながら質実剛健な性格とあり、スカウトの最有力候補だった。しかし……大会直前に知らされた報告によると、祭典儀式の際に偶然異世界から召喚されたという巫女と恋仲となり、剣術の実力が恐ろしいほど伸びたのと同時にまるで人が変わったように、上の者には媚び、同僚、下の者には傲岸不遜な言動を取るようになったという。
彼には確か、幼馴染で将来を誓い合ったフロイデン侯爵家の御令嬢、ルーチェルと言う名の婚約者が居た筈だ。しかも彼女に『騎士の誓い』を立てて求婚したのだ、簡単にに覆すなど騎士の風上にもおけない。だが、異世界から召喚された巫女に夢中になり婚約者を蔑ろにしているという。どういう事なのか気になった。何より、異世界から召喚された巫女とは? 詳細を調べさせているが、聖殿に秘匿扱いされていて暗部でもなかなか手が出せないらしい。見目の良い子だと聞くから、大方女好きのパトリック・ドナテロ皇帝が猊下に圧力をかけたのだと見ている。報告通りなら、ルーチェルという娘の事が気がかりだった。相当、しんどい思いをしている筈だ。
アロイスは、剣術大会で優勝を狙っているという。そこでの優勝者は、歴代の皇帝が殺傷以外の事なら五つまで、何でも叶えて貰えるという褒賞がついていた。そこで、ルーチェルとの婚約破棄、異世界から召喚された巫女との婚約、爵位と領地を賜る事を願い出るつもりらしい。
大会は、まさにアロイスの圧勝だった。鬼気迫る太刀筋で、少々呪術めいた違和感を覚える。皇帝に願ったのはやはり報告通りとなった。
「私、アロイス・ヴァイデンは男爵以上の爵位と領地を賜りたく思います。そしてたった今、ルーチェル・フロイデン侯爵令嬢との婚約を破棄し……心から愛して止まない桜木心愛との婚約を希望します!!」
途端に、耳障りなほどに観客たちの歓声が湧く。桜木心愛とは異世界から召喚された巫女の事だろう。アロイスが熱い視線を送るからすぐに判明した。漆黒の髪と目を持つ小柄な少女は、歓喜に酔い痴れ涙している。
……呆れ果てたな。アロイス、本当に『騎士道精神』に反する奴だ……
皇帝が右手を挙げると、観客たちは水を打ったように静まり変える。薔薇色の未来を思い描く桜木心愛は、期待に胸を弾ませて皇帝の言葉を待った。
「では、その願いを叶えよう! アロイス・ヴァイデン卿はたった今からアロイス・グレンチェント伯爵と名乗り、クレスプキュールの領地を与える!! そしてフロイデン侯爵令嬢、ルーチェルとの婚約破棄と、異世界から召喚された巫女である桜木心愛との婚約をここに認める!!!」
再び、ドッと湧き上がる歓声。矢も楯もたまらず立ち上がった。直ちについてこさせていた暗部に思念伝達を送る。彼女の居場所を探す事と、彼女の生い立ちの調査を依頼した。すぐにルーチェルを探さなければ! 一刻も早く見つけなければ大変な事になる、嫌な予感がした。
この世界は、天空と光の加護を持つシュペール帝国を中心に、火の力を加護に持つ「エルド王国」、水の力を加護に持つ「ドゥール王国」、風の力を加護に持つ「アエラス王国」、大地の力加護に持つ「エールデ王国」そして癒し、安らぎ、闇、影、を統制する秘された国「テネーブル小国」、以上の六つの国から成立しているのは御承知おきの事と思う。
何が問題かというと、この世界を統制しているシュペール帝国の皇帝の件だ。当時の皇帝、パトリック・ドナテロ・フォンヴォワール……稀代の女癖の悪さを誇る愚王。周りを固める側近たちがたまたま高い倫理観と謙虚さを併せ持つ怜悧な者たちばかりだった、という幸運の為に威厳と世界平和、微妙な均衡が保たれているという奇跡、そんな状態だった。故に、その均衡がいつ崩れてもおかしくはない。見たくれの良い女性なら身分など無関係に口説き落としてモノにしてしまう。挙句、飽きたら捨ててしまうのだから、相手の女性に金品と地位、場合によっては伴侶も与えて機密裏に手を回している側近たちの涙ぐましい努力を知る者は少ない。
私が何故そのような情報を知っているかと言うと、当時の皇帝パトリック・ドナテロと寵姫の間に生まれたジルベル・ジャスティス様が、私の全てを賭けてお仕えすると騎士の誓いを立てたディスティニー・キアラ・ラインゲルト様の婚約者だったからだ。お二人は幼馴染で仲睦まじく、見ているこちらも幸せになるほどだった。
だが、そんなお二人も……とある人物による『幻惑魔術』と『洗脳』更に自称聖女の無自覚の『魅惑』に『マインドコントロール』に翻弄されたジルベルト様が、巷で流行る事となる『公開婚約破棄』と『断罪』『処刑』という最も許し難いフルコースをやらかしてしまったという過去もあったのだが……その件は後に触れて行く事になる為、ここでは先に話を進めよう。お二人について先に結論から述べると、様々な紆余曲折を経てテネーブル小国辺境伯御夫妻として御活躍中だ。
話を元に戻そう。
その当時の皇帝パトリック・ドナテロが先だって不倫や略奪を正義であるかのように振る舞うせいか、国民の倫理観が崩れて来ているのだ。とは言っても、至極真っ当に生きている人々が圧倒的に多い。だからこそ国民たちに不満がたまってきている。このまま行くと、恐らく暴動が起きるだろう。それも国家を揺るがすほどの。テネーブル小国という名だけあって小さな国なのだ、戦争が起こったら不利な状況になり易い。今の内に備えておくべきだ。
スカウトする人物は、一応は数名ほどピックアップして来た。暗部を使って生い立ちから交友関係に至るまで極秘に調べさせて。何よりも重視すべきは家柄でも実力でもなく、人柄と伸びしろだった。
代々騎士の家系であるアロイス・ヴァイデンは、その実力もさる事ながら質実剛健な性格とあり、スカウトの最有力候補だった。しかし……大会直前に知らされた報告によると、祭典儀式の際に偶然異世界から召喚されたという巫女と恋仲となり、剣術の実力が恐ろしいほど伸びたのと同時にまるで人が変わったように、上の者には媚び、同僚、下の者には傲岸不遜な言動を取るようになったという。
彼には確か、幼馴染で将来を誓い合ったフロイデン侯爵家の御令嬢、ルーチェルと言う名の婚約者が居た筈だ。しかも彼女に『騎士の誓い』を立てて求婚したのだ、簡単にに覆すなど騎士の風上にもおけない。だが、異世界から召喚された巫女に夢中になり婚約者を蔑ろにしているという。どういう事なのか気になった。何より、異世界から召喚された巫女とは? 詳細を調べさせているが、聖殿に秘匿扱いされていて暗部でもなかなか手が出せないらしい。見目の良い子だと聞くから、大方女好きのパトリック・ドナテロ皇帝が猊下に圧力をかけたのだと見ている。報告通りなら、ルーチェルという娘の事が気がかりだった。相当、しんどい思いをしている筈だ。
アロイスは、剣術大会で優勝を狙っているという。そこでの優勝者は、歴代の皇帝が殺傷以外の事なら五つまで、何でも叶えて貰えるという褒賞がついていた。そこで、ルーチェルとの婚約破棄、異世界から召喚された巫女との婚約、爵位と領地を賜る事を願い出るつもりらしい。
大会は、まさにアロイスの圧勝だった。鬼気迫る太刀筋で、少々呪術めいた違和感を覚える。皇帝に願ったのはやはり報告通りとなった。
「私、アロイス・ヴァイデンは男爵以上の爵位と領地を賜りたく思います。そしてたった今、ルーチェル・フロイデン侯爵令嬢との婚約を破棄し……心から愛して止まない桜木心愛との婚約を希望します!!」
途端に、耳障りなほどに観客たちの歓声が湧く。桜木心愛とは異世界から召喚された巫女の事だろう。アロイスが熱い視線を送るからすぐに判明した。漆黒の髪と目を持つ小柄な少女は、歓喜に酔い痴れ涙している。
……呆れ果てたな。アロイス、本当に『騎士道精神』に反する奴だ……
皇帝が右手を挙げると、観客たちは水を打ったように静まり変える。薔薇色の未来を思い描く桜木心愛は、期待に胸を弾ませて皇帝の言葉を待った。
「では、その願いを叶えよう! アロイス・ヴァイデン卿はたった今からアロイス・グレンチェント伯爵と名乗り、クレスプキュールの領地を与える!! そしてフロイデン侯爵令嬢、ルーチェルとの婚約破棄と、異世界から召喚された巫女である桜木心愛との婚約をここに認める!!!」
再び、ドッと湧き上がる歓声。矢も楯もたまらず立ち上がった。直ちについてこさせていた暗部に思念伝達を送る。彼女の居場所を探す事と、彼女の生い立ちの調査を依頼した。すぐにルーチェルを探さなければ! 一刻も早く見つけなければ大変な事になる、嫌な予感がした。
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