119 / 131
Final Season
〜5話€両者、位置に着く~
しおりを挟む
進藤はリメアとの電話を終えて、ランキングに表示されている隊員達の名前を押して、 バトルログを見ることにした
地球防衛対策チーム施設のシミュレーションルームの能力テストは3段階構成になっている
1つ目、鉄の玉を打ってくる兵士20人の攻撃を被弾することなく防ぐか避けながら全員を倒す
2つ目、前衛中衛後衛と役割を持つ複数の小隊と戦い、全員倒す
3つ目、宇宙人の灰色の能力を想定したファースで確認されている灰色の能力を持った兵士達を倒す
これを全て突破すると100点になる仕様ではあるものの、地球の隊員達は2つ目の小隊を倒すとこまで突破すれば良い方となっていた
その中でより強い隊員は立花のように3つ目の途中まで進んでいた
しかし、フォーター達は難なく地球の隊員達を超えた記録を出した
進藤はまずミネトの3つ目の試練の所から見ることにした
ミネト「とりあえずここまでは楽に来れた…立花とか言う人もここまでは来れてる…問題は次だな…」
波導兵士「波導拳!!」
朦朧化兵士「エナジーヘイズル!!」
ミネト「くっ!!」
間一髪で2人の攻撃を避けたミネトは次の試練が灰色の気との戦いなことを瞬時に察した
ミネト「セーブプロテクション!」
ミネトの体全体が峰打ち化の効果をバリアで覆われた
波動兵士「貫通波!!」
貫通波を見たミネトはこれも瞬時の判断で避ける
ミネト「やはりそう簡単には防がせてくれないか…」
ミネト(あんまり使いたくはなかったが、宇宙人達が攻めてくるのに持て余していても仕方ないし、使いこなせるようにはならなきゃだもんな…)
朦朧化兵士「次は避けた所を俺が仕留める!」
波導兵士「これで終わりだ、貫通波!」
ミネト「能力発揮….位置固定!固定対象は貫通波の能力!」
波導兵士「攻撃が止まった!?しまっ!!」
ミネト「セイバーフィスト!!」
朦朧化兵士「不用意に攻めてきやがって!エナジー…」
ミネト「セーブプロテクションを前方集中に展開!」
バリーン!!!
両者の能力が相殺されて、その隙に…
朦朧化兵士「次の能力を発揮する時間が…」
ミネト「俺はもっと強くなれる!!セイバーフィスト!!」
位置固定の能力を使って何とか2人を倒したミネトの元にはその他の灰色の能力を持つ兵士が現れた
コピー兵士「セイバーフィスト!!」
最小化兵士「セイバーフィスト!!」
融合兵士「セイバーブラスター!!」
ミネト「こいつらで位置固定の能力を使いこなせるようになってやる!!」
その後も何人かの兵士を倒したが、慣れない位置固定の能力の練習をしながら灰色の能力と戦うのは至難の業…
体力的にもきつくなってきたミネトは次に出てきた兵士達を前にリタイアした
10位 ウチダ・ミネト[81点]
その後も隊員達の能力や動き方、様々な敵の能力への対応力に注目して進藤はバトルログを見ていた
シンジは全ての灰色の兵士達を倒して100点になったがその前には…
シンジ「あーなるほどね?最後の試練ってことだ?」
シンジ兵士「そうゆうことだ!俺とも戦ってくれや!」
シンジ「まぁとりあえずやってみるか!レイターブロー!!」
シンジ兵士「レイターブロー!!」
シンジ「!!」
シンジはなにかに気づき慌てて距離を取った
シンジ「あーこれ同じ能力同士じゃ決着つかねぇや、後に出した方が必中だからな、いつまで経ってもお互いに能力を発揮しない戦いになっちまうな、それに俺のもう1つの能力はもっと自分のものにしてからじゃねぇと大変なことになっちまうからな…」
そう言ってシンジはリタイアした
3位 ウチダ・シンジ [100点]
進藤「2つの能力を持ったミネト、ヨシタカ、そしてシンジか…この3人は2つ目の能力に慣れてもらう必要があるな…よし、次は…」
進藤はヤガミ・ユウの名前を押してバトルログを最後の戦いまで進めた
ユウ「なるほどな…最後は自分を越えろってことか…」
ユウ兵士「さぁ、俺と戦おうぜ!」
ユウ「無闇に愛刀達を傷つけるのはごめんだ、俺はここでリタイアする」
愛刀の同士討ちを避けたユウはここでリタイアを選択した
3位 ヤガミ・ユウ [100点]
進藤「武士道の信念を重んじているのか…この男が本気を出した時が楽しみだな…」
そして…現時点での最高スコアを叩き出した2人を進藤は少し楽しげに見ていく
ステラ「さーてとっ!ここまでは何とかこれたけど…流石に気の…」
ステラ兵士「気の残りが枯渇しそうよ?早くあの能力使わなきゃ!」
ステラ「・・・じゃあ遠慮なく…牡羊座をエンジェリング!根源の…」
ステラ兵士「牛突猛進!!」
ステラ「なっ!!」
ステラ兵士「敵の目の前でそんな悠長なことが出来ると思ってんの?」
ステラ「ふふっ…我ながらだいぶ今のはムカつくね…」
ステラ兵士「あなたのことは何でも知ってるからねぇ?」
ステラ「へぇ~?じゃあ私が怒ると新しい能力を使えるようになるのも知ってるって事ね?」
ステラ兵士「新しい能力!?」
ステラ「あなたは私…なら私でも対応できない速さの領域まで行けば良いこと…」
ステラ兵士「そんな能力は私は知らない…」
ステラ「獅子座をエンジェリング!獅子の加護!」
ステラは今までの5倍のスピードで動けるようになり、一瞬のうちにステラ兵士の目の前まで行き…
ステラ「牡牛座をエンジェリング!牛突猛進!!」
ステラ兵士「う"はっ」
成長の止まらないステラは今までの自分すらもこれからの自分の糧として100点OVERの記録を出した
1位 ヨナヅキ・ステラ [100点 OVER]
進藤「素晴らしい…過去の自分を超え、さらに進化する人材はどんどん増えてくれ…」
そして進藤は最後の隊員、ホンゴウ・リツの名前を押して、100点到達からのログを見ることにした
リツ「ふぅ…」
リツ兵士「さぁ、ここまでで少しは体力も気も消耗したんじゃ…」
ボォン!!!
リツ兵士が話し切る前にリツはわざと外した攻撃を放った
リツ「おいおい、俺が外してなかったら今ので終わってたぞ?今までの俺の戦い見てたんだろ?もっと対応しろ」
リツ兵士「・・・」
リツ「さぁ…トレーニングの時間だ…」
そこからリツは相手の攻撃を全て避けながら、的確に少量の攻撃を当てていった
すると少しずつリツ兵士はリツの動きを捉え始めた
リツ兵士「ここだ!拳の型…雷速拳-瞬撃!!」
リツ「っ!!」
ボォン!!!
リツ兵士「当たった…っ!!」
リツ「守りの型…反発の盾を使用して相手の攻撃をわざと足元に跳ね返す…そうすれば相手は当たったと勘違いして一息つこうとする…その一瞬を…拳の型!雷速拳-瞬撃!!」
リツ兵士「う"っ!!く…くそ…」
リツ「よし、これで少しは今後に活かせるデータを残せただろ…」
超電導の能力を我が物にしたリツはその変幻自在な使い方で難なく自分を超えた
その上で今後のシミュレーションの強化のために詳細な戦闘データを残すように戦っていたのだ
1位 ホンゴウ・リツ [100点 OVER]
進藤「戦いで今後の我々がやるべき事を示唆するか…良いだろう…その要望に答え、シミュレートの難易度を変えるとしよう…」
進藤はいろんな感情が滲み出だ不気味な笑顔をしながら会議室を後にした
その後フォーター達は各々トレーニングをし、難易度の上がった能力テストを何回も受けてランキングを競う日々が続いた
その反面、いつ宇宙人が攻めてきても良いように気を張る毎日が5日続いた…
ミネト達が地球に到着してから8日が経ち、このまま何事も無く平和な日常が続いていくことを願いながら過ごす地球防衛チームだったが…
その日はもうすぐそこまで来ていた・・・
移動惑星にて…
アルディ「じゃあ…地球侵略作戦の最終確認を初めていく」
ザクト「どうせ他の惑星と同じで最初の部隊で終わりだろ?」
サムレイク「まぁまぁ、ここは静かに聞いとこうや?」
ザクト「ちっ…とっとと終わらせてくれ!」
アルディ「手短に終わらせられるよう努力するよ、まず最初はいつも通り数の多いボノン、クルージュ、ドバンで先行してもらう」
ボノン「どうせオイラ達ボノンは突っ込無ことしか出来ねぇよーだ!」
クルージュ「俺はお前らとはちげぇ!絶対に戦果を挙げていつかはトライズまで登ってやる!!」
ドバン「クルージュの昇進をドバンは応援するぅ!!」
爆弾の能力者 ボノン
波導の能力者 クルージュ
朦朧化の能力者 ドバン
アルデイ「この3組の襲撃を地球側がどう対応してくるかで攻め方が変わる…後方で敵の動きを良く見ててね?メモタン、イルミノ、ナージョ」
メモタン「ボクが真似する人は敵の中で1番厄介な敵だよね!!」
イルミノ「そうよメモタン、あなたがコピーした能力を私も融合して使うんだからね?」
ナージョ「どうせウチらが手を出さなくても終わっちゃうと思うけどね」
コピーの能力者 メモタン
融合の能力者 イルミノ
ペーストの能力者 ナージョ
アルディ「君達には期待してるよ…さて、万が一を考えてこの先の話もしておく」
ザクト「はぁ!?俺らはいつも通りここで侵略の様子見とくだけじゃねぇのかよ!?」
サンレイク「今回は俺もザクトと同意見だな、他の惑星と何か違うのか?」
アルディ「んー何か嫌な感じがするんだよね…」
ジュール「時間の能力の恩恵…未来の時間軸にいる自分からの暗示か…」
ザクト「ちぇっ!くだらねぇ!!」
アルディ「まぁそうゆうことだから…」
ジバル「分かった、俺達に任せてくれ」
パキナ「テンベローからテンアボーブへの登竜門!ジバルとパキナが相手をすれば良いんだな!」
空間の能力者 パキナ
位置固定の能力者 ジバル
アルディ(もし…地球の連中が何かを企んでいて…テンベローが全滅した場合は…)
サムレイク「ザクト!落ち着けって!俺らの出番がもしかしたら来るかもしれないだろ?」
ザクト「そしたら全員ぶっ飛ばす!!」
ジュール「それは是非とも見てみたい光景だな?」
ザクト「おぉ見して野郎じゃねえか!地球侵略が終わったら俺はトライズに上がってるぜ!!」
アルディ(なんとしても俺達テンアボーブで終わらせる…トライズの方達のお手を煩わせるわけにはいかない…)
可視化の能力者 ジュール
秘手の能力者 サムレイク
最小化の能力者 ザクト
時間の能力者 アルディ
移動惑星の宇宙人…地球の人間…
そして…ミネト達フォーターの最後の戦いが始まる…
物語の結末はもうすぐそこだ・・・
地球防衛対策チーム施設のシミュレーションルームの能力テストは3段階構成になっている
1つ目、鉄の玉を打ってくる兵士20人の攻撃を被弾することなく防ぐか避けながら全員を倒す
2つ目、前衛中衛後衛と役割を持つ複数の小隊と戦い、全員倒す
3つ目、宇宙人の灰色の能力を想定したファースで確認されている灰色の能力を持った兵士達を倒す
これを全て突破すると100点になる仕様ではあるものの、地球の隊員達は2つ目の小隊を倒すとこまで突破すれば良い方となっていた
その中でより強い隊員は立花のように3つ目の途中まで進んでいた
しかし、フォーター達は難なく地球の隊員達を超えた記録を出した
進藤はまずミネトの3つ目の試練の所から見ることにした
ミネト「とりあえずここまでは楽に来れた…立花とか言う人もここまでは来れてる…問題は次だな…」
波導兵士「波導拳!!」
朦朧化兵士「エナジーヘイズル!!」
ミネト「くっ!!」
間一髪で2人の攻撃を避けたミネトは次の試練が灰色の気との戦いなことを瞬時に察した
ミネト「セーブプロテクション!」
ミネトの体全体が峰打ち化の効果をバリアで覆われた
波動兵士「貫通波!!」
貫通波を見たミネトはこれも瞬時の判断で避ける
ミネト「やはりそう簡単には防がせてくれないか…」
ミネト(あんまり使いたくはなかったが、宇宙人達が攻めてくるのに持て余していても仕方ないし、使いこなせるようにはならなきゃだもんな…)
朦朧化兵士「次は避けた所を俺が仕留める!」
波導兵士「これで終わりだ、貫通波!」
ミネト「能力発揮….位置固定!固定対象は貫通波の能力!」
波導兵士「攻撃が止まった!?しまっ!!」
ミネト「セイバーフィスト!!」
朦朧化兵士「不用意に攻めてきやがって!エナジー…」
ミネト「セーブプロテクションを前方集中に展開!」
バリーン!!!
両者の能力が相殺されて、その隙に…
朦朧化兵士「次の能力を発揮する時間が…」
ミネト「俺はもっと強くなれる!!セイバーフィスト!!」
位置固定の能力を使って何とか2人を倒したミネトの元にはその他の灰色の能力を持つ兵士が現れた
コピー兵士「セイバーフィスト!!」
最小化兵士「セイバーフィスト!!」
融合兵士「セイバーブラスター!!」
ミネト「こいつらで位置固定の能力を使いこなせるようになってやる!!」
その後も何人かの兵士を倒したが、慣れない位置固定の能力の練習をしながら灰色の能力と戦うのは至難の業…
体力的にもきつくなってきたミネトは次に出てきた兵士達を前にリタイアした
10位 ウチダ・ミネト[81点]
その後も隊員達の能力や動き方、様々な敵の能力への対応力に注目して進藤はバトルログを見ていた
シンジは全ての灰色の兵士達を倒して100点になったがその前には…
シンジ「あーなるほどね?最後の試練ってことだ?」
シンジ兵士「そうゆうことだ!俺とも戦ってくれや!」
シンジ「まぁとりあえずやってみるか!レイターブロー!!」
シンジ兵士「レイターブロー!!」
シンジ「!!」
シンジはなにかに気づき慌てて距離を取った
シンジ「あーこれ同じ能力同士じゃ決着つかねぇや、後に出した方が必中だからな、いつまで経ってもお互いに能力を発揮しない戦いになっちまうな、それに俺のもう1つの能力はもっと自分のものにしてからじゃねぇと大変なことになっちまうからな…」
そう言ってシンジはリタイアした
3位 ウチダ・シンジ [100点]
進藤「2つの能力を持ったミネト、ヨシタカ、そしてシンジか…この3人は2つ目の能力に慣れてもらう必要があるな…よし、次は…」
進藤はヤガミ・ユウの名前を押してバトルログを最後の戦いまで進めた
ユウ「なるほどな…最後は自分を越えろってことか…」
ユウ兵士「さぁ、俺と戦おうぜ!」
ユウ「無闇に愛刀達を傷つけるのはごめんだ、俺はここでリタイアする」
愛刀の同士討ちを避けたユウはここでリタイアを選択した
3位 ヤガミ・ユウ [100点]
進藤「武士道の信念を重んじているのか…この男が本気を出した時が楽しみだな…」
そして…現時点での最高スコアを叩き出した2人を進藤は少し楽しげに見ていく
ステラ「さーてとっ!ここまでは何とかこれたけど…流石に気の…」
ステラ兵士「気の残りが枯渇しそうよ?早くあの能力使わなきゃ!」
ステラ「・・・じゃあ遠慮なく…牡羊座をエンジェリング!根源の…」
ステラ兵士「牛突猛進!!」
ステラ「なっ!!」
ステラ兵士「敵の目の前でそんな悠長なことが出来ると思ってんの?」
ステラ「ふふっ…我ながらだいぶ今のはムカつくね…」
ステラ兵士「あなたのことは何でも知ってるからねぇ?」
ステラ「へぇ~?じゃあ私が怒ると新しい能力を使えるようになるのも知ってるって事ね?」
ステラ兵士「新しい能力!?」
ステラ「あなたは私…なら私でも対応できない速さの領域まで行けば良いこと…」
ステラ兵士「そんな能力は私は知らない…」
ステラ「獅子座をエンジェリング!獅子の加護!」
ステラは今までの5倍のスピードで動けるようになり、一瞬のうちにステラ兵士の目の前まで行き…
ステラ「牡牛座をエンジェリング!牛突猛進!!」
ステラ兵士「う"はっ」
成長の止まらないステラは今までの自分すらもこれからの自分の糧として100点OVERの記録を出した
1位 ヨナヅキ・ステラ [100点 OVER]
進藤「素晴らしい…過去の自分を超え、さらに進化する人材はどんどん増えてくれ…」
そして進藤は最後の隊員、ホンゴウ・リツの名前を押して、100点到達からのログを見ることにした
リツ「ふぅ…」
リツ兵士「さぁ、ここまでで少しは体力も気も消耗したんじゃ…」
ボォン!!!
リツ兵士が話し切る前にリツはわざと外した攻撃を放った
リツ「おいおい、俺が外してなかったら今ので終わってたぞ?今までの俺の戦い見てたんだろ?もっと対応しろ」
リツ兵士「・・・」
リツ「さぁ…トレーニングの時間だ…」
そこからリツは相手の攻撃を全て避けながら、的確に少量の攻撃を当てていった
すると少しずつリツ兵士はリツの動きを捉え始めた
リツ兵士「ここだ!拳の型…雷速拳-瞬撃!!」
リツ「っ!!」
ボォン!!!
リツ兵士「当たった…っ!!」
リツ「守りの型…反発の盾を使用して相手の攻撃をわざと足元に跳ね返す…そうすれば相手は当たったと勘違いして一息つこうとする…その一瞬を…拳の型!雷速拳-瞬撃!!」
リツ兵士「う"っ!!く…くそ…」
リツ「よし、これで少しは今後に活かせるデータを残せただろ…」
超電導の能力を我が物にしたリツはその変幻自在な使い方で難なく自分を超えた
その上で今後のシミュレーションの強化のために詳細な戦闘データを残すように戦っていたのだ
1位 ホンゴウ・リツ [100点 OVER]
進藤「戦いで今後の我々がやるべき事を示唆するか…良いだろう…その要望に答え、シミュレートの難易度を変えるとしよう…」
進藤はいろんな感情が滲み出だ不気味な笑顔をしながら会議室を後にした
その後フォーター達は各々トレーニングをし、難易度の上がった能力テストを何回も受けてランキングを競う日々が続いた
その反面、いつ宇宙人が攻めてきても良いように気を張る毎日が5日続いた…
ミネト達が地球に到着してから8日が経ち、このまま何事も無く平和な日常が続いていくことを願いながら過ごす地球防衛チームだったが…
その日はもうすぐそこまで来ていた・・・
移動惑星にて…
アルディ「じゃあ…地球侵略作戦の最終確認を初めていく」
ザクト「どうせ他の惑星と同じで最初の部隊で終わりだろ?」
サムレイク「まぁまぁ、ここは静かに聞いとこうや?」
ザクト「ちっ…とっとと終わらせてくれ!」
アルディ「手短に終わらせられるよう努力するよ、まず最初はいつも通り数の多いボノン、クルージュ、ドバンで先行してもらう」
ボノン「どうせオイラ達ボノンは突っ込無ことしか出来ねぇよーだ!」
クルージュ「俺はお前らとはちげぇ!絶対に戦果を挙げていつかはトライズまで登ってやる!!」
ドバン「クルージュの昇進をドバンは応援するぅ!!」
爆弾の能力者 ボノン
波導の能力者 クルージュ
朦朧化の能力者 ドバン
アルデイ「この3組の襲撃を地球側がどう対応してくるかで攻め方が変わる…後方で敵の動きを良く見ててね?メモタン、イルミノ、ナージョ」
メモタン「ボクが真似する人は敵の中で1番厄介な敵だよね!!」
イルミノ「そうよメモタン、あなたがコピーした能力を私も融合して使うんだからね?」
ナージョ「どうせウチらが手を出さなくても終わっちゃうと思うけどね」
コピーの能力者 メモタン
融合の能力者 イルミノ
ペーストの能力者 ナージョ
アルディ「君達には期待してるよ…さて、万が一を考えてこの先の話もしておく」
ザクト「はぁ!?俺らはいつも通りここで侵略の様子見とくだけじゃねぇのかよ!?」
サンレイク「今回は俺もザクトと同意見だな、他の惑星と何か違うのか?」
アルディ「んー何か嫌な感じがするんだよね…」
ジュール「時間の能力の恩恵…未来の時間軸にいる自分からの暗示か…」
ザクト「ちぇっ!くだらねぇ!!」
アルディ「まぁそうゆうことだから…」
ジバル「分かった、俺達に任せてくれ」
パキナ「テンベローからテンアボーブへの登竜門!ジバルとパキナが相手をすれば良いんだな!」
空間の能力者 パキナ
位置固定の能力者 ジバル
アルディ(もし…地球の連中が何かを企んでいて…テンベローが全滅した場合は…)
サムレイク「ザクト!落ち着けって!俺らの出番がもしかしたら来るかもしれないだろ?」
ザクト「そしたら全員ぶっ飛ばす!!」
ジュール「それは是非とも見てみたい光景だな?」
ザクト「おぉ見して野郎じゃねえか!地球侵略が終わったら俺はトライズに上がってるぜ!!」
アルディ(なんとしても俺達テンアボーブで終わらせる…トライズの方達のお手を煩わせるわけにはいかない…)
可視化の能力者 ジュール
秘手の能力者 サムレイク
最小化の能力者 ザクト
時間の能力者 アルディ
移動惑星の宇宙人…地球の人間…
そして…ミネト達フォーターの最後の戦いが始まる…
物語の結末はもうすぐそこだ・・・
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる