峰打ち攻撃兵の英雄伝

マサ

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Second Season

〜22話€キョウマの覚悟~

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ミネト達が情報の共有を終え、少し経った頃
デキムが1人でやってきた

デキム「そろそろ休憩は終わりだ、次の戦いの説明をするぞ」

ゼット「その前に1つ聞かせてくれ、生存者は我々で全員なのか?」

ミネト(ゼット総司令…デノールの人達のことを…)

デキム「いや、他にもいるが別のフィールドへ移した」

ユウ「ふっ…やはりな」

デキム「質問はそれだけか?では厳選の戦いのルール説明に入るぞ、あの画面を見てくれ」

デキムはそう言ってフィールドに設置してあるモニターを指さした
そこには次に始まる戦いのルールが映されていた

厳選の戦い [ルール]

・4対4のチーム戦
・組み合わせはシーマ達が決める
・デキムは毎試合出場するが他3名は変わる
・死んだり、瀕死状態になると退場
・デキムを倒せばその時点で戦い終了
・4人全員退場した場合は次の試合に進む

デキム「分からないことがあれば聞いてくれ」

シンジ「ん?もし1戦目でデキムが退場したらどうするんだ?」

デキム「ほぉ…」

ゼット「確かにそうだな、厳選というぐらいなのだから全員の戦いを見なければ平等ではない…」

デキム「ハッハッハー!!」

デキムの笑い声がフィールドに響く

シンジ「な、何がおかしいんだよ!」

デキム「1戦やれば分かるだろう、シーマ!最初の相手にこいつを入れてくれ!」

デキムはシンジを指さして、そう叫んだ
するとアナウンスのシーマの声がフィールド内に響いた

シーマ「では最初の4人はシンジ、カイ、キョウマ、ゼットでお願いします」

アルト「おいおい、これほとんど最強メンツじゃねぇか?」

ミズナ「そうね…」

マモル「ですがこれで負けた場合…」

ミネト「あぁ…一気にこちらの士気が落ちることになる…」

アルト「だ、大丈夫だろ?ゼット総司令もいるし!ミネトの父さんだっているんだ!」

ミネト「アルト、良くこの試合を見とけよ…」

アルト「あ、あぁ…分かった…?」

ミネト(前々から思っていたがアルト自身はまだ気づいていないみたいだな…だが、さっきの戦いを経てまた気が変化している…コアの時の灰化といい今回といい、お前の気に一体何が起きているんだ…)

デキム「ではそれ以外の者達は観客席へ移動してもらおう」

デキムがそう言うと、ミネト達はフィールドが見える場所へと移動し観戦することになった
そこからの声はフィールド内に漏れないような防音加工やフィールドの能力によって壊されないように防護加工もされていた

シンジ「それで?俺らの対戦相手は誰なんだ?」

ゼット「ルールによればあと3人だな」

キョウマ「1人はおそらく…」

カイ「・・・」

デキム「さぁ、お前達にこの者達が倒せるかな?」

デキムの横に光を放ちながら3人の姿が現れた

キョウマ「やはりそう来るよな…」

シンジ「おいおい、こりゃまずいね…」

ゼット「これが話にあった偽物か…」

カイ「おいおいマジかよ…偽物って観客席にいる人も対象になるのかよ…」

そこにはスケ、ミヤビ、ステラの姿があった

シーマ「では、試合開始です」

ゼット「くそ…守りは私に任せて3人はデキムを倒しにいけ!」

3人「はいっ!」

シンジ「ゼット総司令の守りがあれば大丈夫だ!光れ!ラストグローブ!レイターブロー!!」

カイ「気が壊れたって、俺はここまで器具のコントロールを磨いてきたんだ!螺旋ポイズン!!」

キョウマ「リモートソード!!」

ゼット「さぁ…何をしてくる…ただの攻撃や防御なら防げるぞ…」

シンジ、カイ、キョウマはデキムに一直線に向かい、能力を発揮する
デキムが出現させた3人もシンジ達に攻撃を放つが、全てゼットが防ぎ切っていた

それを見たシーマは少し笑いながらミヨに話した

シーマ「ミヨ、彼は良い人材だね、指揮も取れて、状況の理解も早い上に残された者へ情報を与えることを考えて行動している」

ミヨ「ん?それってどうゆう意味?」

シーマ「見てれば分かるさ」

デキムの考えを見抜いた様な口振りでシーマは再びフィールドに目を戻す

デキム「ちっなるほどな…怪しい俺の能力は1戦目で全て使わせて後に繋げようってか?良いだろう!!」

ゼット「何か来るぞ!全員備えろ!」

3人「はいっ!」

デキム「空間支配!鉄の雨!」

デキムの能力により、フィールド内の天井から無数の鉄の玉が降り始めた

シンジ「何だそりゃ!?」

デキムに向かっていた3人は思わず準備していた能力を自分の上に向けた

ゼットも同じく自分の真上に能力を使い、能力を3人に向けられなくなってしまった

しかし、それは相手の3人も同じ
動けるのは唯一自分の上には降らないようにしているデキムだけだ

ゼット「なるほど、この能力は厄介だ…最初に皆に見せることが出来て良かった…」

デキム「さぁ!この状況でどう戦う!?見せてみろ!!お前らの強さを!」

カイ(くそ…気が壊れた俺はどう頑張っても最初に能力を使い切る…それにこのままじゃみんなも能力を相手に打てないままだ…やるしかないか…)

シンジ「くそ…どうすれば…」

キョウマ「コレに当たるの覚悟で突っ込むしか…」

カイ「俺に任せてください!!」

シンジ「カイ隊員!?」

カイは真上に能力を使うのを辞めて、再びデキムに走り始めた
上から降る鉄の玉は容赦なくカイに当たっていくが、カイは気にせず走り続ける
その様子を見ていたシンジとキョウマは真上に能力を発揮しながらカイの後ろを着いていく

カイ「器具を使い能力を磨いて数ヶ月…俺が辿り着いたこの力でお前を倒す!!」

シンジ「何をする気だ!カイ隊員!!」

デキム「まぁ…そうなるよな…」

ゼット「まさか!自爆!?」

カイ「毒繭の牙!うぉー!!!!」

デキム「俺にはもう1つ能力があることを忘れたか?朦朧化!」

カイ「くっ…まだだ…毒繭の衣…」

デキムは我が身を顧みず突っ込んでくるカイに向けて朦朧化の能力を使い、次第に意識が消えゆく中でカイは最後の力を振り絞った

シンジ「な、何だこれは…」

シンジ、キョウマ、ゼットの周りには紫色の薄い繭ができた 

シンジ「鉄の玉を弾くぞ!」

キョウマ「これなら!」

ゼット「今しかない!行くぞ!」

デキム「厄介なことを!空間支配解除!お前達!行け!」

鉄の玉を降らすのを辞めたデキムは出現させた3人をシンジ達にぶつけた

スケ「インビジブル…」

キョウマ「スケさん…」

シンジ「敵となるとここまで厄介とはな…スケの居場所は俺が気で探る!キョウマは攻撃に集中してくれ!」

キョウマ「了解!リモートソード展開!」

ステラ「星読ミ…射手座ノ効果デ矢ノ雨ヲ降ラセテ」

ゼット「終壁!」

ゼットはステラの矢を全て壁で防ぎきった

スケ「!!」

シンジ「そこか!レイターブロー!」

スケ「クソ、行ケナイ…」

キョウマ「もらった!!」

ミヤビ「一刀両断…斬撃!」

ミヤビの能力でキョウマの剣は全て真っ二つに割れて地面に落ちた

それと同時にミヤビはゼットに向かって走り出した

ゼット「こっちは防げる!そっちを頼んだぞ!終壁!」

シンジ「ちっここで倒さなきゃ終わりだ!キョウマ!決めるぞ!」

キョウマ「はいっ!!」

ステラ「魚座ノ効果デ2匹ノ魚ヲ従エル人魚二変化」

シンジ「まずい!キョウマ!」

キョウマ「リモートポジション!」

キョウマの能力でステラの能力のゼットに向けられた照準をミヤビに向けた

キョウマ「くらえ!」

シンジ「よしっこれで・・・しまった!キョウマ!!」

スケ「俺カラ目ヲ離シタナ?」

シンジ「キョウマ!スケだ!」

キョウマ「え!?どこだ!スケさん!!」

透明だったスケの位置をキョウマは特定できなかった

そしてスケはミヤビに向けられたステラの能力を再びゼットに向けた

ミヤビ「一刀両断…一閃!」

ゼット「くっ終壁が!」

ミヤビの能力で終壁が壊され、ゼットは無防備になってしまった

シンジ「ゼット総司令!!!」

ステラ「トライデントスプラッシュ!」

ゼット「しまっ…」

ゼットはステラの能力によって光を放ちながら消えていった

キョウマ「俺のせいで…」

シンジ「キョウマ!今は戦いに集中しろ!」

キョウマ「はっはい!!」

ミヤビ「残ルハ2人…」

シンジ「まずは1体1に持ち込む!キョウマ少し時間を稼いでくれ!」

シンジはミヤビの方へ走り出し、キョウマに指示を出す

キョウマ「分かりました!リモートバリア!」

ステラ「マズハアナタカラ、獅子座ノ効果デホワイトライオンヲ召喚!」

スケ「オ前二俺ハ捕捉デキナイ」

バリーン!!

ホワイトライオンがバリアを壊し、スケがキョウマを狙う

キョウマ(くそ…ここまでか…すいませんシンジさん…すまねぇカズヤ、シロウ…それにケンタとマルオもこんな隊長じゃ安心できないよな…)

シンジ「キョウマぁ!!!」

諦めかけていたキョウマにミヤビと戦いながらシンジは叫んだ

シンジ「お前は2代目ゲーラーの中でも1番敵への殺意が高く、それでいて仲間を大切にする思いも強かった!そんな気を感じたから俺はお前をゲーラーにスカウトしたんだ!!」

キョウマ「シンジさん…」

シンジ「お前がそこで諦めちまったら!お前の隊のやつらは誰の助けを待てば良いんだよぉ!!!」

キョウマはある日のトレーニングの時のことを思い出した

キョウマ『おいもっとだ!!もっと防御力を上げろ!!』

ケンタ『も…もう無理ですって…』

マルオ『これ以上は死んじゃいますってぇ…』

カズヤ『キョウマさん、今日はこの辺にしときましょ?』

シロウ『最近どうしたんですか?』

キョウマ『コイツらはもうすぐ戦場に始めて行くんだ…』

カズヤ『キョウマさんもしかして…』

シロウ『??』

キョウマ『今日は終わりだ!また明日も訓練するからな!来なければ軍を辞めてもらうからな!』

ケンタ&マルオ『は、はいっ!』

シロウ『カズヤさん』

カズヤ『ん?どうしたカメイ兄』

シロウ『まだその呼び方…あの!キョウマさんって始めての戦いで何かあったんですか?』

カズヤ『あぁ…俺もエンドウさんに聞いた話なんだけけど・・・キョウマさん始めての戦場で死にかけたんだ』

シロウ『え、あのキョウマさんが!?』

カズヤ『誰よりも自信家で、2代目ゲーラーの中でも1番の戦闘能力の持ち主だったキョウマさんは始めての戦闘でも先陣を切って敵に向かっていったんだ』

シロウ『それで…』

カズヤ『厳しい訓練を受けてきた自分の能力が敵に全く通じず、激しい反撃を受けたらしい』

シロウ『・・・』

カズヤ『だから、キョウマさんは始めての戦場で隊員達に自分と同じ思いをさせないように…』

キョウマ『おいカズヤ!シロウ!行くぞ!』

カズヤ『おい、これ話したの内緒だぞ?はいはーい!』

シロウ『キョウマさん!!』

カズヤ『げっ!!』

キョウマ『どうした?』

シロウ『俺!もっと強くなります!キョウマさんやカズヤさんに守られてばっかじゃなく!安心して一緒に戦えるように!!』

カズヤ『バカお前!』

キョウマ『カズヤ…お前何かシロウに言っただろ?』

カズヤ『い、いやぁ?』

キョウマ『ちょうどまだ動き足りなかった所だ、付き合えカズヤ』

カズヤ『シロウてめぇ!覚えとけよー!!』

キョウマは自分の隊員のことを思い出し、諦めることを辞め…それと同時に何かに目覚めた

キョウマ「ふっ…これで負けたら新人に怒られちまうよな…」

スケ「終ワリダ」

キョウマ「気具をパージ!」

キョウマがそう叫ぶと気具である指輪が破壊され、その気のオーラがキョウマに宿った

シンジ「キョウマ?」

キョウマ「全てを我が物とし、その責任を力に!周囲を支配する完全なる指揮者とならん!リモートコンダクター!」

キョウマはひーの時のように突如として覚醒を果たして命力を使ったのだ

スケ「クラエ!」

キョウマ「もう偽物と遊んでる暇はない!」

グサッ…グサッグサッグサッ!!

キョウマに向かって斬りかかったスケは無数の剣に串刺しにされた
いくつもの剣が体を貫通したスケは光を放ちながら消えていった

シンジ「あいつ命力を!」

ミヤビ「オォー!!」

シンジ「良い加減にしろ!!レイターブロー!!」

シンジの拳がミヤビの腹に入り、ミヤビも光を放ちながら消えていった

シンジ「よしっ!ようやく倒せたぜ!」

シンジ、キョウマの奮闘でスケ、ミヤビの2人を倒したところでシーマのアナウンスがフィールド内に響いた

シーマ「お疲れ様です、ウチダ・シンジさん、タチカワ・キョウマさん、あなた達2人は合格です」

シンジ「何?」

キョウマ「まだあいつを倒していないぞ?」

シーマ「えぇ、でも構いません。あなた達の強さは見させてもらいました。それに…その状態ではもう能力は使えないですよね?…デキム?」

デキム「了解だ、空間転移!」

デキムが能力を使い、ステラは消え、シンジとキョウマは観覧席へと戻された

シーマ「では次の戦いへ参ります」

デキム「次の俺の相手はこの4人だ!空間転移!」

フィールドに転移された隊員は…

ユウ「おいおい、俺らを一緒にして良いのか?」

ルイ「これならトレーニングの時みたいに連携が出来る!」

アマネ「やった!みんな一緒だ!」

サラ「本当に最強を探しているなら俺らを一緒にするのは筋が通っていない気が…」

次はヤガミ隊が厳選の戦いに挑む
わざとバラバラにせずにヤガミ隊全員を固まらせたわけとは・・・
そして今回の対戦相手は・・・
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