35 / 96
あらあら
しおりを挟む
俺は慌ててしまった。
吹っ飛んで鼻血を出しながら気絶
してしまったケモ耳の可愛い男の子を
早く助けなきゃいけない。
「ヒュー、ヒューゴ、お願い。降ろして、
彼、彼を助けなきゃ…。」
「ヤダ。他の男に触れさしたくない。」
スネた表情のヒューゴさんは、か、可愛いが
怪我人がいるんだ。
「そんな、か…可愛くない事言うとお仕置するよ。」
一瞬、蕩けきった顔をしたヒューゴさんに
濃いキッス、ディープキスをされてしまった。
「オイオイ、お二人さん親の前でイチャイチャ
しないでくれませんかねぇ~。こちらは
可愛い嫁さんたちとイチャイチャするのを
我慢してるんだから、後にして欲しいな。」
「「……。」」
「…す、すみません。」
「おや。可愛い声だねー、初めまして
お姫様、私の名は……ングッ。」
ヒューゴさんに似たカッコいいはずの
おじさまは、ふっ飛ばされて視界から消えた。
侯爵家はぶっ飛ぶのが流行っているのか?
「あなた邪魔よ。どいて。うっそーきゃー、
もぉー可愛いわ…可愛すぎるわ。
でかしたわ。我が息子よ。可愛い嫁を
さらってきたのね~。」
「もぉ~キャサリーばかりずるいわ。私にも
じっくり見せてちょうだい。いや~ん
ホントっなあに、このすべすべお肌に白い手、
小さな可愛い細い指。お顔は……。」
えっ?な、何、何…何がおきてるの?
2人のクネクネした男性が俺をガン見していた。
「「天使かよ。」」
はっ?えっ?
「「「……。」」」
「お母様方、私の可愛い天使様の
ハルトを気安く触らないで下さい。」
「あら、私は一回しか触ってないわよ。」
「スキーナ、ずるいわよ。私もさわりたいのに、
我慢してるのよ。」
「え、えーと、は、はじめまして。
ハルト・ショウドウと申します。ご挨拶が
遅れ申し訳ございません。ヒューゴ様と
お付き合いさせていただいてます。」
「「「……。」」」
あ、あれっ?
なんでみんな固まったのかな?
あっ、ケモ耳の可愛い男の子は
気がついて鼻血を、魔法?で
消し去った。すごい。
あっ、目があった。
きょとんっとして、みんなを見渡し
固まっている皆を不思議そうに
首を傾げてみていた。
可愛い。欲しい。弟が欲しい。
そのあと、侯爵の2人の妻……お母様がたに
俺をお姫様抱っこをしたままの
ヒューゴさんごと、ぎゅーっと力強く
抱き潰されるように抱きしめられました。
ヒューゴさんの背中からバキッて音が
聞こえたのは気のせいではなかった。
身長約175㎝で痩せ型の俺は日本では
決して小さくはなかったが、この世界は
身長2m越えが当たり前。
この時ばかりは小さな自分で良かったと
ヒューゴさんの腕の中で、硬い胸板と
3人のヒゲを剃ったあとのアゴが押し迫るのを
見つめていた。
ヒューゴさんの実家に行く前に、
お互い親の前で呼び捨てにする事って、
お互い約束した。
俺はまだ、ヒューゴさんの事を
"恋人"だと思っていた。
だから…この後、ヒューゴさんと俺は
大変な目にあった。
吹っ飛んで鼻血を出しながら気絶
してしまったケモ耳の可愛い男の子を
早く助けなきゃいけない。
「ヒュー、ヒューゴ、お願い。降ろして、
彼、彼を助けなきゃ…。」
「ヤダ。他の男に触れさしたくない。」
スネた表情のヒューゴさんは、か、可愛いが
怪我人がいるんだ。
「そんな、か…可愛くない事言うとお仕置するよ。」
一瞬、蕩けきった顔をしたヒューゴさんに
濃いキッス、ディープキスをされてしまった。
「オイオイ、お二人さん親の前でイチャイチャ
しないでくれませんかねぇ~。こちらは
可愛い嫁さんたちとイチャイチャするのを
我慢してるんだから、後にして欲しいな。」
「「……。」」
「…す、すみません。」
「おや。可愛い声だねー、初めまして
お姫様、私の名は……ングッ。」
ヒューゴさんに似たカッコいいはずの
おじさまは、ふっ飛ばされて視界から消えた。
侯爵家はぶっ飛ぶのが流行っているのか?
「あなた邪魔よ。どいて。うっそーきゃー、
もぉー可愛いわ…可愛すぎるわ。
でかしたわ。我が息子よ。可愛い嫁を
さらってきたのね~。」
「もぉ~キャサリーばかりずるいわ。私にも
じっくり見せてちょうだい。いや~ん
ホントっなあに、このすべすべお肌に白い手、
小さな可愛い細い指。お顔は……。」
えっ?な、何、何…何がおきてるの?
2人のクネクネした男性が俺をガン見していた。
「「天使かよ。」」
はっ?えっ?
「「「……。」」」
「お母様方、私の可愛い天使様の
ハルトを気安く触らないで下さい。」
「あら、私は一回しか触ってないわよ。」
「スキーナ、ずるいわよ。私もさわりたいのに、
我慢してるのよ。」
「え、えーと、は、はじめまして。
ハルト・ショウドウと申します。ご挨拶が
遅れ申し訳ございません。ヒューゴ様と
お付き合いさせていただいてます。」
「「「……。」」」
あ、あれっ?
なんでみんな固まったのかな?
あっ、ケモ耳の可愛い男の子は
気がついて鼻血を、魔法?で
消し去った。すごい。
あっ、目があった。
きょとんっとして、みんなを見渡し
固まっている皆を不思議そうに
首を傾げてみていた。
可愛い。欲しい。弟が欲しい。
そのあと、侯爵の2人の妻……お母様がたに
俺をお姫様抱っこをしたままの
ヒューゴさんごと、ぎゅーっと力強く
抱き潰されるように抱きしめられました。
ヒューゴさんの背中からバキッて音が
聞こえたのは気のせいではなかった。
身長約175㎝で痩せ型の俺は日本では
決して小さくはなかったが、この世界は
身長2m越えが当たり前。
この時ばかりは小さな自分で良かったと
ヒューゴさんの腕の中で、硬い胸板と
3人のヒゲを剃ったあとのアゴが押し迫るのを
見つめていた。
ヒューゴさんの実家に行く前に、
お互い親の前で呼び捨てにする事って、
お互い約束した。
俺はまだ、ヒューゴさんの事を
"恋人"だと思っていた。
だから…この後、ヒューゴさんと俺は
大変な目にあった。
10
お気に入りに追加
891
あなたにおすすめの小説
えっちな美形男子〇校生が出会い系ではじめてあった男の人に疑似孕ませっくすされて雌墜ちしてしまう回
朝井染両
BL
タイトルのままです。
男子高校生(16)が欲望のまま大学生と偽り、出会い系に登録してそのまま疑似孕ませっくるする話です。
続き御座います。
『ぞくぞく!えっち祭り』という短編集の二番目に載せてありますので、よろしければそちらもどうぞ。
本作はガバガバスター制度をとっております。別作品と同じ名前の登場人物がおりますが、別人としてお楽しみ下さい。
前回は様々な人に読んで頂けて驚きました。稚拙な文ではありますが、感想、次のシチュのリクエストなど頂けると嬉しいです。
【R18】満たされぬ俺の番はイケメン獣人だった
佐伯亜美
BL
この世界は獣人と人間が共生している。
それ以外は現実と大きな違いがない世界の片隅で起きたラブストーリー。
その見た目から女性に不自由することのない人生を歩んできた俺は、今日も満たされぬ心を埋めようと行きずりの恋に身を投じていた。
その帰り道、今月から部下となったイケメン狼族のシモンと出会う。
「なんで……嘘つくんですか?」
今まで誰にも話したことの無い俺の秘密を見透かしたように言うシモンと、俺は身体を重ねることになった。
【完結】邪神の呪い〜ベテラン冒険者の俺、モンスターに掘られ雌にされる〜
金盞花
BL
ダンジョン探索が生き甲斐の冒険者である「俺」。
とあるダンジョンの最奥部で邪神から力を貰うも、ついでに「モンスターが発情し襲って来る」という呪いも受けてしまう。
犯されまくり、種付けされまくりの「俺」は更に妊娠する身体になり——
※モンスター姦、排泄、男性妊娠・出産、レイプ、♡喘ぎ等の描写を含みます。
勇者の股間触ったらエライことになった
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
勇者さんが町にやってきた。
町の人は道の両脇で壁を作って、通り過ぎる勇者さんに手を振っていた。
オレは何となく勇者さんの股間を触ってみたんだけど、なんかヤバイことになっちゃったみたい。
【R18】俺の楽しい異世界性活
屋台の店員
BL
これは、俺が異世界へ行き、とにかくエロへ突っ走り、様々な男たちをあの手この手で落としていく話である。
※主人公はクズです。
※予告なくエロが入ります。
※一部、無理やり描写が入ります。
※主人公総攻めです。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
【完結・R18】28歳の俺は異世界で保育士の仕事引き受けましたが、何やらおかしな事になりそうです。
カヨワイさつき
BL
憧れの職業(保育士)の資格を取得し、目指すは認可の保育園での保育士!!現実は厳しく、居酒屋のバイトのツテで、念願の保育士になれたのだった。
無認可の24時間保育施設で夜勤担当の俺、朝の引き継ぎを終え帰宅途中に揉め事に巻き込まれ死亡?!
泣いてる赤ちゃんの声に目覚めると、なぜか馬車の中?!アレ、ここどこ?まさか異世界?
その赤ちゃんをあやしていると、キレイなお母さんに褒められ、目的地まで雇いたいと言われたので、即オッケーしたのだが……馬車が、ガケから落ちてしまった…?!これってまた、絶対絶命?
俺のピンチを救ってくれたのは……。
無自覚、不器用なイケメン総帥と平凡な俺との約束。流されやすい主人公の恋の行方は、ハッピーなのか?!
自作の"ショウドウ⁈異世界にさらわれちゃったよー!お兄さんは静かに眠りたい。"のカズミ編。
予告なしに、無意識、イチャラブ入ります。
第二章完結。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる