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3、ジュライ団長とツキノ副団長
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スープを食べ終えた俺はジュライという
イケメン団長にお姫様抱っこされた。
マジか?!
めちゃくちゃ恥ずかしいし、30歳の男を
軽々とお姫様抱っこしないでくれ!!
うぉー、どこ行くんだよ、そこをめくれば外、
うぉー、このまま出るのかぁ、恥ずかしい。
と思っているうちに天幕から出てしまっていた。
体格のいい筋肉質っぽい人がたくさんいる。
なぜかこちらをガン見している。
ガシャガシャと音をたてながら
鎧を着た人が駆け寄ってきた。
「悪いが、ツキノの天幕にある私の
武具を私の天幕に運んでくれ。」
「はっ!かしこまりました。」
敬礼をしながら、すごい視線を感じた。
温かなスープを飲んだし、仕事の
スーツはクタクタ。しかも汗をかいている。
俺は見た。敬礼しながら俺と俺を
お姫様抱っこしている上半身裸の
筋肉ムキムキイケメンを見比べている。
*この団長は部下からナニか勘違いされてます*
どうせ俺は痩せっぽっちでチビですよーだ。
事務系だし、肌が赤くなり痒くなるから
外出時には日焼け止めが手放せない
軟弱童貞男ですよ。
いや?でももしかしたら、俺の初めてを
このイケメンさんに奪われたのか?
「ツキノ?入るぞ。」
考えごとをしているうちにまた移動したようだ。
「ジュライお兄……ジュライ団長、彼は
どうなりまし……。」
うわぁお、イケメンがもう1人、双子?!
美形"兄弟"だ。
「は、初めまして。トオル・カミヤマと申します。」
「……か、かわ。」
「ここでは変わった名前ですが、よ、
よろしくお願いします。」
「可愛いわ!!」
「へっ?」
イケメンさんに叫ばれたあと、
ツキノという副団長とジュライ団長
騎士団のナンバー1と、ナンバー2に
身体を丁寧に拭かれた。
下半身は硬く、かたくなにお断りし
自分で拭きました。
ガン見してくる2人から逃れるのは
難しく、背中やおしりを見られながらの
着替えをすましたのだった。
伸縮するボクサーパンツや靴下などを
珍しい、高級品とか、高い技術だとか
2人で俺のボクサーパンツを触ったり
引っ張られた。
いくら男同士でも、脱がされる勢いで
パンツを引っ張るのはやめて欲しかった。
ジュライ団長のパンツ、半ズボンの様で
生地は絹ですかぁぁ?絹のパンツ?!
ウエストを細い紐でキュッとする感じの
トランクスというか半ズボンになってしまった。
「私の下着の方が似合いそうね。」
とツキノさんが笑っていたが
「ダメだ。ツキノ下着をツキノ以外使うのは
絶対にダメだ。」
ジュライ団長、もしかして"ブラコン"?
"弟"が可愛くて可愛いくてしょうがないのか?
だけどその可愛い弟さんは、ジュライ団長と
ほとんど同じ顔ですよ。
自分の事も可愛いのか?
ツキノさんに構うのはやめた方がいいかもしれない。
背格好も一緒っぽいが、ツキノさんは
鎧を着たままなので体型がわからないが
ジュライ団長とほぼ一緒かもしれない。
笑い声は、ツキノ副団長の方が高い。
女性のようにも聞こえるが、女性っぽい事を
この2人は気にしているかもしれない。
可愛い兄弟に俺はほっこりしていた。
俺より年下だろうけどしっかりしている
2人に俺はにこにこしていた。
*この主人公はツキノが男だと勘違いしてます*
「機嫌は良さそうだな。」
「体調が良ければ今から立てるよう
頑張ってみる?私が手伝うよ。」
「……。」
「ツキノはダメだ。私がトオルをたたせる。」
「嫌よ。トオルはもともと私の
天幕にいたんだから私が責任を持って
たたせるわ。」
「1人では出来なかったから私を
呼んだのだろう。ならば私も
トオルをたたせるのが筋だ。」
「……。」
たたせる、筋(すじ)
俺はこの2人にヤられてしまうのか?
身体がダルいし所々痛いからこれ以上無理だ。
やはり、俺はヤられてしまったのか?
2人は俺の事でどちらも譲る気はないのか
このままでは俺がヤバくなる。
*この主人公はナニかを勘違いをしてます*
今更だが俺はなぜここにいるんだろうか?
いつも通りの会社いつも通りの帰り道。
お弁当材料の食材を買い込んだ。
いつもは行かないが珍しく定時に帰れたから
少し遠い激安スーパーに行った。
色々な調味料や飲み比べしようと飲み物や
ツマミなども買った。
結果、両手いっぱいの大きな買い物袋
2つとなった。
重い、買いすぎたと少し後悔しながら
ヨロヨロとしながら晩御飯の献立を
考えていた。
塾などがあるビルに入っていく子ども。
もう夜なのに、学校終わったあとまた
勉強だなんて大変だぁ。
小学生らしき男の子いた。
「危ない!!!」
信号は青から赤に変わろうとしていた。
信号が変わる前に渡ろうとしているのか
トラックのスピードはますます加速
しているように"みえた"。
"横断歩道を渡り切っていない
男の子が跳ね飛ばされそうになってしまう。"
重い荷物2つとビジネスバックを持ち
全速力で走った。
男の子は俺の叫んだ事と俺の必死の
表情で驚いているのが"見えた"。
ドォン、ズシャ
暗いとか白いとかわからなかった。
痛みとかもあったかもしれないが
記憶には残らなかった。
「頭が…痛い。」
イケメン団長にお姫様抱っこされた。
マジか?!
めちゃくちゃ恥ずかしいし、30歳の男を
軽々とお姫様抱っこしないでくれ!!
うぉー、どこ行くんだよ、そこをめくれば外、
うぉー、このまま出るのかぁ、恥ずかしい。
と思っているうちに天幕から出てしまっていた。
体格のいい筋肉質っぽい人がたくさんいる。
なぜかこちらをガン見している。
ガシャガシャと音をたてながら
鎧を着た人が駆け寄ってきた。
「悪いが、ツキノの天幕にある私の
武具を私の天幕に運んでくれ。」
「はっ!かしこまりました。」
敬礼をしながら、すごい視線を感じた。
温かなスープを飲んだし、仕事の
スーツはクタクタ。しかも汗をかいている。
俺は見た。敬礼しながら俺と俺を
お姫様抱っこしている上半身裸の
筋肉ムキムキイケメンを見比べている。
*この団長は部下からナニか勘違いされてます*
どうせ俺は痩せっぽっちでチビですよーだ。
事務系だし、肌が赤くなり痒くなるから
外出時には日焼け止めが手放せない
軟弱童貞男ですよ。
いや?でももしかしたら、俺の初めてを
このイケメンさんに奪われたのか?
「ツキノ?入るぞ。」
考えごとをしているうちにまた移動したようだ。
「ジュライお兄……ジュライ団長、彼は
どうなりまし……。」
うわぁお、イケメンがもう1人、双子?!
美形"兄弟"だ。
「は、初めまして。トオル・カミヤマと申します。」
「……か、かわ。」
「ここでは変わった名前ですが、よ、
よろしくお願いします。」
「可愛いわ!!」
「へっ?」
イケメンさんに叫ばれたあと、
ツキノという副団長とジュライ団長
騎士団のナンバー1と、ナンバー2に
身体を丁寧に拭かれた。
下半身は硬く、かたくなにお断りし
自分で拭きました。
ガン見してくる2人から逃れるのは
難しく、背中やおしりを見られながらの
着替えをすましたのだった。
伸縮するボクサーパンツや靴下などを
珍しい、高級品とか、高い技術だとか
2人で俺のボクサーパンツを触ったり
引っ張られた。
いくら男同士でも、脱がされる勢いで
パンツを引っ張るのはやめて欲しかった。
ジュライ団長のパンツ、半ズボンの様で
生地は絹ですかぁぁ?絹のパンツ?!
ウエストを細い紐でキュッとする感じの
トランクスというか半ズボンになってしまった。
「私の下着の方が似合いそうね。」
とツキノさんが笑っていたが
「ダメだ。ツキノ下着をツキノ以外使うのは
絶対にダメだ。」
ジュライ団長、もしかして"ブラコン"?
"弟"が可愛くて可愛いくてしょうがないのか?
だけどその可愛い弟さんは、ジュライ団長と
ほとんど同じ顔ですよ。
自分の事も可愛いのか?
ツキノさんに構うのはやめた方がいいかもしれない。
背格好も一緒っぽいが、ツキノさんは
鎧を着たままなので体型がわからないが
ジュライ団長とほぼ一緒かもしれない。
笑い声は、ツキノ副団長の方が高い。
女性のようにも聞こえるが、女性っぽい事を
この2人は気にしているかもしれない。
可愛い兄弟に俺はほっこりしていた。
俺より年下だろうけどしっかりしている
2人に俺はにこにこしていた。
*この主人公はツキノが男だと勘違いしてます*
「機嫌は良さそうだな。」
「体調が良ければ今から立てるよう
頑張ってみる?私が手伝うよ。」
「……。」
「ツキノはダメだ。私がトオルをたたせる。」
「嫌よ。トオルはもともと私の
天幕にいたんだから私が責任を持って
たたせるわ。」
「1人では出来なかったから私を
呼んだのだろう。ならば私も
トオルをたたせるのが筋だ。」
「……。」
たたせる、筋(すじ)
俺はこの2人にヤられてしまうのか?
身体がダルいし所々痛いからこれ以上無理だ。
やはり、俺はヤられてしまったのか?
2人は俺の事でどちらも譲る気はないのか
このままでは俺がヤバくなる。
*この主人公はナニかを勘違いをしてます*
今更だが俺はなぜここにいるんだろうか?
いつも通りの会社いつも通りの帰り道。
お弁当材料の食材を買い込んだ。
いつもは行かないが珍しく定時に帰れたから
少し遠い激安スーパーに行った。
色々な調味料や飲み比べしようと飲み物や
ツマミなども買った。
結果、両手いっぱいの大きな買い物袋
2つとなった。
重い、買いすぎたと少し後悔しながら
ヨロヨロとしながら晩御飯の献立を
考えていた。
塾などがあるビルに入っていく子ども。
もう夜なのに、学校終わったあとまた
勉強だなんて大変だぁ。
小学生らしき男の子いた。
「危ない!!!」
信号は青から赤に変わろうとしていた。
信号が変わる前に渡ろうとしているのか
トラックのスピードはますます加速
しているように"みえた"。
"横断歩道を渡り切っていない
男の子が跳ね飛ばされそうになってしまう。"
重い荷物2つとビジネスバックを持ち
全速力で走った。
男の子は俺の叫んだ事と俺の必死の
表情で驚いているのが"見えた"。
ドォン、ズシャ
暗いとか白いとかわからなかった。
痛みとかもあったかもしれないが
記憶には残らなかった。
「頭が…痛い。」
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