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第177話 完成
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グラン目線
新居、カタローグ会社、保護施設、完成。
婚約式も、無事に終わった、数日後、
チュリンと、ファニーの、新居も、
小さめだが、それぞれの好みの壁紙や、
家具を入れ、いつでも、住める状態だ。
使用人も、厳選し、増員済み。
俺達の、使用人なしでも出来る、
こじんまりとした、家も建てた。
こころと、打ち合わをしながら、
壁紙や、家具を選ぶのは、楽しかった。
最初は、めんどくさいだろうと思って
いたが、真剣に選んでる、こころの
表情に、たまらなく愛しさがつのり、
悩ましたくなかったので、こころの
好きそうなものをいくつか選び、候補を
絞り、選んでもらった。
こころが、壁紙や、家具の種類が、
たくさんありすぎて、おどろいていた。
しかも、数日間、寝不足に、
なっていたから、候補を、絞ると、
喜んでくれた。
家も、もう少し、広くてもよかったのに、
こころは、ひかえめだからか、
「これでも、広いですし、じゅーぶんな
くらい、贅沢すぎです。」
って、かわいいセリフを、
かわいい表情で、言うていた。
早く、2人っきりになりたい。
もうすぐ、生まれてくる子どもも、
いるし、イベントが、重なり、体を、
ゆっくり休ませてあげたい。
今日は、完成式もおわり、2人きりの夜。
お腹に手を当てると、お腹を蹴ってる
感触がする。いつも、超安産、だから、
いつ産まれてもいいように、準備万端だ。
久々に、ゆっくりと朝まで寝ていた。
こころは、おなかが、ふっくらとし、
あまり妊婦体型ではないが、眠りが浅く、
寝返りをしたり、クッションを、お腹や
足の間にいれ、楽な姿勢をしていた。
ぼんっ。
ん!?
「あっ。グラン様、破水しちゃいました。」
破水?
一瞬、勉強したはずの、妊娠出産の知識を、
フル活動させ、破水の、意味を考えた。
落ち着け、落ち着け、おれ。
使用人を、呼び、専属医に、みてもらうと、
「もう間も無く、産まれますね。」
痛みが、増したのか、浅い呼吸を繰り返し、
こころは、痛みを逃していた。
俺は、こころが少しでも、楽になるように、
腰を、さすり、背中もさすっていた。
数分後、
スポン。
すぽん。
すぽっ。
「おめでとうございます。」
小さな小さな、3つ子。
全員が女の子で、小さな赤ちゃん。
濃いめのブルーブラックの髪の毛。
1人だけ、銀髪で、カラダも、一番小さく、
呼吸も、弱かった。
しばらく、呼吸をしていないようにも
みえたが、医師が、赤ちゃんの口から、
羊水を出し、優しく背中を撫でていた。
小さく、コホッと咳?のような音がした後、
赤ちゃんが、泣いたので、医師は、
「泣いてくれたから、ひと安心です。」
と言ってくれた。
双子だと、思っていたから、3つ子とは、
驚いた。
今までで、一番小さな、赤ちゃん
であった。
産湯から上がり、3人の赤ちゃんは、
気持ち良さげに、寝ていた。
こころも、無事に、出産を終え、
赤ちゃんを、一人ひとり抱っこすると、
身体を休ませるため、横になっていた。
銀髪の赤ちゃんを、気にしてるようで、
「こちらには、女装神様も、
ついてるから大丈夫だ。心配するな。」
「そうね。大丈夫よね。」
こころは、微笑みながら答えた。
新居、カタローグ会社、保護施設、完成。
婚約式も、無事に終わった、数日後、
チュリンと、ファニーの、新居も、
小さめだが、それぞれの好みの壁紙や、
家具を入れ、いつでも、住める状態だ。
使用人も、厳選し、増員済み。
俺達の、使用人なしでも出来る、
こじんまりとした、家も建てた。
こころと、打ち合わをしながら、
壁紙や、家具を選ぶのは、楽しかった。
最初は、めんどくさいだろうと思って
いたが、真剣に選んでる、こころの
表情に、たまらなく愛しさがつのり、
悩ましたくなかったので、こころの
好きそうなものをいくつか選び、候補を
絞り、選んでもらった。
こころが、壁紙や、家具の種類が、
たくさんありすぎて、おどろいていた。
しかも、数日間、寝不足に、
なっていたから、候補を、絞ると、
喜んでくれた。
家も、もう少し、広くてもよかったのに、
こころは、ひかえめだからか、
「これでも、広いですし、じゅーぶんな
くらい、贅沢すぎです。」
って、かわいいセリフを、
かわいい表情で、言うていた。
早く、2人っきりになりたい。
もうすぐ、生まれてくる子どもも、
いるし、イベントが、重なり、体を、
ゆっくり休ませてあげたい。
今日は、完成式もおわり、2人きりの夜。
お腹に手を当てると、お腹を蹴ってる
感触がする。いつも、超安産、だから、
いつ産まれてもいいように、準備万端だ。
久々に、ゆっくりと朝まで寝ていた。
こころは、おなかが、ふっくらとし、
あまり妊婦体型ではないが、眠りが浅く、
寝返りをしたり、クッションを、お腹や
足の間にいれ、楽な姿勢をしていた。
ぼんっ。
ん!?
「あっ。グラン様、破水しちゃいました。」
破水?
一瞬、勉強したはずの、妊娠出産の知識を、
フル活動させ、破水の、意味を考えた。
落ち着け、落ち着け、おれ。
使用人を、呼び、専属医に、みてもらうと、
「もう間も無く、産まれますね。」
痛みが、増したのか、浅い呼吸を繰り返し、
こころは、痛みを逃していた。
俺は、こころが少しでも、楽になるように、
腰を、さすり、背中もさすっていた。
数分後、
スポン。
すぽん。
すぽっ。
「おめでとうございます。」
小さな小さな、3つ子。
全員が女の子で、小さな赤ちゃん。
濃いめのブルーブラックの髪の毛。
1人だけ、銀髪で、カラダも、一番小さく、
呼吸も、弱かった。
しばらく、呼吸をしていないようにも
みえたが、医師が、赤ちゃんの口から、
羊水を出し、優しく背中を撫でていた。
小さく、コホッと咳?のような音がした後、
赤ちゃんが、泣いたので、医師は、
「泣いてくれたから、ひと安心です。」
と言ってくれた。
双子だと、思っていたから、3つ子とは、
驚いた。
今までで、一番小さな、赤ちゃん
であった。
産湯から上がり、3人の赤ちゃんは、
気持ち良さげに、寝ていた。
こころも、無事に、出産を終え、
赤ちゃんを、一人ひとり抱っこすると、
身体を休ませるため、横になっていた。
銀髪の赤ちゃんを、気にしてるようで、
「こちらには、女装神様も、
ついてるから大丈夫だ。心配するな。」
「そうね。大丈夫よね。」
こころは、微笑みながら答えた。
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