『完結』人見知りするけど 異世界で 何 しようかな？

第１２１話 お仕事見学準備

城の7割が、感染病で亡くなり、
治癒を使える能力者、医者なども
ほぼ、亡くなった、シルヴィー王国。

ジョルジュは、アルヴァン王国に
報告する為、部屋を移すことにした。
不安定になっている部屋に、ウルクと
ウサリス王女をそのままにしておくのも、
気が引けたので、俺は部屋にとどまった。
ウルクは、かなり、魔力が強いようだ。
亡くなったもので、身内がいない者は、
火の魔法で浄化したそうだが、
身内がいる者には、病死と伝えたものの、
感染を恐れ面会謝絶、了承を得れた者だけ、
浄化魔法をしていってる状態だった。
多くは、遺体を一定の場所に集めさせ、
冷やして固定魔法をかけてるそうで、
ウルクは、立ってるのがやっとだった。
気付け薬がわりに、回復薬を飲む程度で、
食事は、同じ獣騎士が、作ったものを、
ウサリス王女に、食べさせて、
命を繋いでた状態だった。

プリエラ自宅
プリエラさんは、色々商品を取り扱ったり、
飲食、服飾も手広く商売をしていました。
父母は健在で、あちこち飛び回り、
たまーに、ふらっと帰ってきては、
珍しい品を、お土産として置いていくそうです。
説明書が、ないものが、ほとんどで、
可愛かったから、珍しいからっと言う理由で
たくさんの、用途不明品が、あるそうです。
魔力の強弱、魔力なしの品で、分けて、
魔倉３つに、わけてるそうです。
あまりにも、たくさんあるから、小さい時、
１0歳で、魔力なしのお土産を、こっそり
売ったら、思ってた値段より、
高く買ってもらえたのが、きっかけで、
相場を勉強し、今、商売人として、
あちこちで、大活躍してるそうです。

魔倉から、色々と整頓していたプリエラさんを
覗くと、おはじき、ビー玉、おてだま、
けん玉、風ぐるま、竹とんぼ。
懐かしの遊び道具が、多数ありました。
わかるものだけ、プリエラさんに、
使い方、遊び道具である事を伝えると
喜んでもらえました。
お礼に、全種類あげると言ってくれましたが、
断りましたが、押し切る形で、
全種類いただきました。
同じ物が、多数あったそうです。

ビー玉懐かしい。キレイ。
指でつまみながら、光を当てながめていました。
魔石みたいで、キラキラ。
ビー玉で、魔石。
アイデア商品を作りたくなり、
試しに、プリエラさんとグラン様を想いながら、
魔力を込めると、出来ました。
魔力電話玉。
魔力が、少なくても話せるように、
魔力充電玉も作り、早速、試しました。
結果、成功。
相手を想い浮かべながら、魔力を流すと、
電話玉が、振動とキラキラ光り、
相手も、魔力を流すと、会話できる仕組み。
欠点は、相手の魔力や特徴を電話玉に、
覚えささないとダメなところかな。
プリエラさんに、プレゼントし、
マスミン料理長の分もプレゼントすると、
プリエラさんは、泣いて喜んでくれました。
残りの、ビー玉も、全ていただいてしまいました。

グラン様は、夕食後も、まだ戻らず、
食べたかどうだか心配していると、
プリエラさんに、行こう。と誘われました。
お弁当作って、ってあれ？
お仕事場？どこいったのかな？
プリエラさんは、
「長いこと行ってなかったわぁ。」と言いながら、 
魔倉を、探り準備をしていました。
私は、マスミン料理長に教わりながら、
お弁当を作って行く事に、決定しました。
乳母のクレハとルーシに、ミィと
子どもたちを預け、プリエラさんと、
グラン様のお仕事姿見に行く事にしました。

お仕事場。今、どこかな？