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第24話 毎晩恒例の事 グラン目線
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母上が、積極的に、
ココに話しかけていたが、
人見知りしているからか、
ちらちらと俺に助けて欲しそうな、
かわいい視線を 送っていたから、
母上を引き離す為、近づくと
「グ、グラン様は、
すごく優しくて、いい人です。
たくましくて、凛々しくて、
かっこいいし、頼り甲斐があるし、
あと、かわいいです。」
ココは、両手を握りしめながら、
大きな声で 叫ぶと、
あたりは 一瞬、静まりかえった。
俺がたくましくて、凛々しい?
かっこいい?
かわいい?
言葉を、間違えてるのか?
ちがう意味になったのか?
「きゃー。あなたあなた…
グランに…グランに…。」
母上に.背中をバシッ バシッと
叩かれている父上は
明日、背中腫れるだろなあ。
ジョルジュは、ずっと 笑っていた。
お誕生日会は、無事に?
終え、ココの手料理も
食べれて満足。
お好み焼きは、初めてみたが、
なかなかのうまさだった。
お好みのものを、入れて。食べる。
すごく、惹かれた食べ物だ。
マーサからの手紙の一文の、
大切な人と、すごす日。
ココは毎年、
誰と過ごしてたんだろうか?
今年は、俺と…。
毎日深夜に、
魔法の使い方を教える為
ココの部屋に 訪れた。
サプライズお誕生日会の、
お礼を言いうと、
ココは、上目遣いで照れていた。
かわいい。かわいすぎる。
ココの守護獣クロンに ジーっと、
みられてるからか
俺は、にやける顔を必至に、
ひきしめた。
魔力循環させる為、ココのやわらかな
触り心地がいい両手を握り、
魔力を流していく。
「では はじめるぞ。」
ココは 可愛く 上目遣いで 頷いた。
「(魔力を 意識して )感じろ。
右手から、腕、お腹、右足、
左足、お腹、左腕、左手に。」
「んっー。」
ココは、目を閉じ集中しているようだった。
初めて、魔力循環した時には、
びっくりしたのか
床に、倒れそうに なった為
今では 、倒れても大丈夫なように、
安全の為ベッドに、座らせてから
魔力循環をしている。
魔力循環は、1人でも出来る事だが、
ココに触れる為、毎日、
魔力循環を一緒にしている。
魔力循環をすると、血のめぐりもよくなり
気持ちよさそうに、ほっぺや首すじが、
赤らんでいるのをみて、
俺は、毎晩、精神力を鍛えてる気がする。
「上手く なってきたなぁ。
もう少し早くしてみるか?」
「はい。 お手柔らかに、お願いします。」
少し、魔力の強めに流すと
パタン
「あっー」
ココがベッドに倒れ、
呼吸をみだしてしまった。
「すまない。強すぎた。次は、
弱くするから大丈夫か?」
ガタッ
「あらっ。ごめんなさい。
寝る前にココちゃんと
お茶でもしようと、なしたんだけど…。
ごめんね。お邪魔しちゃった。」
パタン
バタバタバタバタバタバタ
「あなたー。グランが…グランがぁ……。」
母上の足音と声が、遠ざかって行った。
「‥‥‥。」
「‥‥‥。」
「ちょっと、すまないが行ってくる。」
「はい。」
母上の、誤解を解くためと、自分自身、
かなり危なかったので
ココの部屋から、逃げてしまった。
ココが倒れた時、助けようとして手が
彼女のふくよかな、柔らかい胸の上に
触れてしまった。一瞬なのか、
長い時間なのかわからないけど、
柔らかな触り心地に、
手を離せなかった。
いや、離したくなかった。
離さなければと言う気持ちと、
このまま、離したくない、
という、気持ちが、俺の中で
激しく戦っていた。
毎晩、鍛えあげた精神力で、
ようやく手を離して
ココの部屋から、逃げるように出て行き
母上に、追いつき説明したが
「言い訳はしなくていいのよ。
わかってるからね。」
「お父様にもちゃんと、
上手く伝えるから
任せてね。大丈夫よ。」
母上に、バシッバシッと
背中を叩かれながら
ますます誤解させた気がする。
なんだか、最後の最後で、
疲れた一日だった。
ココに話しかけていたが、
人見知りしているからか、
ちらちらと俺に助けて欲しそうな、
かわいい視線を 送っていたから、
母上を引き離す為、近づくと
「グ、グラン様は、
すごく優しくて、いい人です。
たくましくて、凛々しくて、
かっこいいし、頼り甲斐があるし、
あと、かわいいです。」
ココは、両手を握りしめながら、
大きな声で 叫ぶと、
あたりは 一瞬、静まりかえった。
俺がたくましくて、凛々しい?
かっこいい?
かわいい?
言葉を、間違えてるのか?
ちがう意味になったのか?
「きゃー。あなたあなた…
グランに…グランに…。」
母上に.背中をバシッ バシッと
叩かれている父上は
明日、背中腫れるだろなあ。
ジョルジュは、ずっと 笑っていた。
お誕生日会は、無事に?
終え、ココの手料理も
食べれて満足。
お好み焼きは、初めてみたが、
なかなかのうまさだった。
お好みのものを、入れて。食べる。
すごく、惹かれた食べ物だ。
マーサからの手紙の一文の、
大切な人と、すごす日。
ココは毎年、
誰と過ごしてたんだろうか?
今年は、俺と…。
毎日深夜に、
魔法の使い方を教える為
ココの部屋に 訪れた。
サプライズお誕生日会の、
お礼を言いうと、
ココは、上目遣いで照れていた。
かわいい。かわいすぎる。
ココの守護獣クロンに ジーっと、
みられてるからか
俺は、にやける顔を必至に、
ひきしめた。
魔力循環させる為、ココのやわらかな
触り心地がいい両手を握り、
魔力を流していく。
「では はじめるぞ。」
ココは 可愛く 上目遣いで 頷いた。
「(魔力を 意識して )感じろ。
右手から、腕、お腹、右足、
左足、お腹、左腕、左手に。」
「んっー。」
ココは、目を閉じ集中しているようだった。
初めて、魔力循環した時には、
びっくりしたのか
床に、倒れそうに なった為
今では 、倒れても大丈夫なように、
安全の為ベッドに、座らせてから
魔力循環をしている。
魔力循環は、1人でも出来る事だが、
ココに触れる為、毎日、
魔力循環を一緒にしている。
魔力循環をすると、血のめぐりもよくなり
気持ちよさそうに、ほっぺや首すじが、
赤らんでいるのをみて、
俺は、毎晩、精神力を鍛えてる気がする。
「上手く なってきたなぁ。
もう少し早くしてみるか?」
「はい。 お手柔らかに、お願いします。」
少し、魔力の強めに流すと
パタン
「あっー」
ココがベッドに倒れ、
呼吸をみだしてしまった。
「すまない。強すぎた。次は、
弱くするから大丈夫か?」
ガタッ
「あらっ。ごめんなさい。
寝る前にココちゃんと
お茶でもしようと、なしたんだけど…。
ごめんね。お邪魔しちゃった。」
パタン
バタバタバタバタバタバタ
「あなたー。グランが…グランがぁ……。」
母上の足音と声が、遠ざかって行った。
「‥‥‥。」
「‥‥‥。」
「ちょっと、すまないが行ってくる。」
「はい。」
母上の、誤解を解くためと、自分自身、
かなり危なかったので
ココの部屋から、逃げてしまった。
ココが倒れた時、助けようとして手が
彼女のふくよかな、柔らかい胸の上に
触れてしまった。一瞬なのか、
長い時間なのかわからないけど、
柔らかな触り心地に、
手を離せなかった。
いや、離したくなかった。
離さなければと言う気持ちと、
このまま、離したくない、
という、気持ちが、俺の中で
激しく戦っていた。
毎晩、鍛えあげた精神力で、
ようやく手を離して
ココの部屋から、逃げるように出て行き
母上に、追いつき説明したが
「言い訳はしなくていいのよ。
わかってるからね。」
「お父様にもちゃんと、
上手く伝えるから
任せてね。大丈夫よ。」
母上に、バシッバシッと
背中を叩かれながら
ますます誤解させた気がする。
なんだか、最後の最後で、
疲れた一日だった。
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