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第19話 お勉強

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グラン様は色々、この世界の事を、
教えてくれました。
私は人見知りがはげしく
慣れるまでは無愛想で、 
ハキハキとしゃべれない性格です。

私が、この世界に来た事も、
話があちこちに、飛んでたりしたのに、
根気よく、時には、笑いかけながら、
頭や背中をなでてくれました。

ほんと、優しい人。
とてもいい人で、たくましくて 
すごくかっこいい人。
仕事が忙しく、真面目。
こんなに素敵なのに、38歳独身。
私は51歳なのに、独身だった。
なんだかへこむ。

この世界の事を、色々知る為、
少しずつ、勉強していく事にしました。
人見知りするからというと、
家礼のホーンさんと、
乳母のマーサさんが中心に
街の名前、通貨など少しずつ、
教えてくれました。

私がいた森は、フロージュの森。
比較的に小さめで、
魔獣もいなくて安全な森だったみたい。
今いる国は、アルヴァン王国。
アルヴァン王国の身分制度は、
公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、準男爵

1区から5区に分かれていて、
グラン様が所属している
第2騎獣隊は2区。
第3騎獣隊は3区というかんじで、
わかりやくなっていた。
1区 王城、王公貴族の住む地区。
2区 侯爵 伯爵の 住居地区
3区 子爵 男爵の 住居地区
4区 準男爵の 住居地区
5区 商工ギルドや 平民地区

通貨1Gは100円、10Gは1000円
という感じで体の一部を、
買い物する時に、お店の水晶玉に
触れるとそれで、オッケーらしい。
財産管理は、神様管轄 、不正はなし。
すごい 。
盗まれる心配は、なさそうと思ってると、
贅沢しすぎたり、
商売に失敗すると、マイナスになり
借金に なるそうです。
ありゃま。
このへんは 一緒なんだね。
犯罪も、マイナスになり、犯罪奴隷となり
お金がプラスになるまで 、一定の場所で、
規則正しい生活を、させられるそうだ。
刑務所的な場所かな?

魔族、獣族、獣人族、エルフ、
妖精もいるみたいだけど 
この国にはあまり、いないらしい。
アルヴァン王国は、人族が一番多い国で、
他にはシルヴィー王国は、
獣人族、獣族が多いそうだ。

黒髪黒目は、魔力が高い魔族に多く、
私も黒髪黒髪だから、
怖がられる事が多いらしい。
働きたい事を、伝えると、
考えとくって、グラン様に言われたまま、
数日たっている状態です。
文字に関しては 、本も読めるし
話せるのに、いざ書こうとしたら、
書けなかった。
言葉が、通じるだけ、よしとしよう。

守護獣クロンに、名付けてからは、
体も軽く今なら、
早く走れそうな気がする。
なんたって51歳から17歳の体だもんね。
考え方が幼稚な51歳。
へこむ。

魔法の使い方は、
グラン様の仕事が終わった後
少しずつ、教えてくれました。
魔法が全種類使える事に
すごい驚かれました。
女装神様 すごい チートくれたわ。
ありがとう女装神様。
ギルドがある事、冒険者の事を、
聞いた時、小説やゲームを思い出し、
私も冒険者を、したいって言いかけると、
グラン様にら速攻で ダメ出しされました。
なんでだろう?

魔法が使える仕事、何があるかなぁ。
風魔法、水魔法。洗濯物しか思い浮かばない。
仕事に関しても保留に、なってしまった。
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