『完結』人見知りするけど 異世界で 何 しようかな？

第１７話 名付け

グラン目線

チキュウ？ニホン？
聞いたことがないどころか、
違う世界。
どこかに、存在する世界。
いきなり自分が、違う世界に
行くのを、想像してみた。
恐怖心。
一人。不安 。心細い。

自分は、耐えれるだろうか？
しかも彼女は、向こうの世界で
事故で、亡くなったって、
言っていた。
事故の瞬間も、記憶 あるのか？
怖かっただろうなぁ。
ひざの上に乗せた彼女は
すっぽりはまり、抱き心地もいい。
最高だ。
でも、軽すぎる。壊れてしまいそうだ。
このまま、ずっと優しく、
抱きしめていたい。

この世界に来てくれたことに、
本当に、感謝する。
おっ。守護獣の説明を、してあげなければ
まだ、抱きしめていたいが、話さなければ
「守護獣は……。」

守護獣
魔力が、ある程度ある人に、現れるモノ。
その人が心の中の奥底で望む形で、
現れる事が多い。
飛竜型だと、花形の職業につく事が 出来る。 
小動物型が多い。人型は 超レア 。
守護獣の色は、魔力の色が出る。
光→金色、闇→黒色、炎→赤色、水→水色
木→緑色、風→青色、土→茶色、雷→黄色  
癒→紫色、夢→桃色
名付けをする事で守護獣と、
その人の魔力が安定しやすくなる。

ココ目線
この子のことを、さらわれた子とか
考えていたから、親に返さなきゃ。
って思ってた。
このまま一緒にいてあげれるの？
ずっーと、名前をつけて
いなかった事などを
グラン・アーザ 様に 言うと、
魔力を安定させる為にも、
早めに名前をつけた方がいいと、
勧められました。

話の途中で グラン・アーザ様は、
グランと呼び捨てに、
してほしいと言われ
呼び捨ては、抵抗あるので
「グラン様」と呼ばさせて
もらうことにしました。

私は、いつのまにかココ、
と呼び捨てにされていました。
なんだかすごく嬉しい。
守護獣、子どもの名前、
何にしようかな？
「グラン様。」
「子どもの名前何にしましょう？」
グラン様は、何故だか固まって
しまいました。
ジョルジュ様は、すごく
笑っていました。