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夕方 パート1
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さくら目線
私は、娘のいちごを一人で幼稚園に迎えに
行くことになりました。
一人で久々で行くために、超過保護な
ケンジさんは何度も何度も、
「大丈夫かぁ、1人でなんて、なんちゃ危ない。
やっぱ付いてくっから。」
と言われましたが、奏さんが
気になるので一人には出来ませんでした。
ケンジさんに頼み、奏さんをみて
もらうことにしました。
食後、誠一さんの後に常に付きまとい、
小休憩の時にもくっついていた奏さん。
「水分補給をしろ。」って
言われた時には、すでに遅く、
軽い熱中症になっていました。
顔を赤くし、フラフラなのに
「大丈夫だから。」
といいはる奏さん。
「頭を冷やして寝ろ。」って
誠一さんに言われると、嘘のように
すなおにかか
「コレは丈夫だから、冷やせば治る。」
と言って、奏さんのおでこや脇に冷却剤を
してあげると、誠一さんは、作業に
戻ってしまいました。
一人で寝かしておくのも心配なので、
ギリギリまでいたのだけど……。
戻る様子のない誠一さん。
ケンジさんに頼み、私がいちごを
一人で迎えに行く事になりました。
私がこのまま奏さんをみるのは、
嫌がった為でした。
距離的には、自転車で15分の距離です。
特に何もなく無事幼稚園に着き、
他のママさん達と少し話しました。
お茶に誘われましたが、丁重に
お断りし帰宅しました。
帰宅すると、いちごと私を抱きしめて
キスをしました。
「パパ、ただいまぁ。おかえりなさいの
ちゅーと、ただいまのちゅー。」
いちごは、ケンジさんにちゅーをし、
ケンジさんも いちごにちゅーをしました。
私にも同じようにするのが、今では
当たり前になってしまっていました。
初めは照れてしまい、しばらく
動けませんでした。
帰ると心配そうに玄関にいたケンジさん。
「帰りが遅かったが、何かあったのか?」
と聞かれましたが、往復30分、話しながら
帰り支度10分、合計40分。
「お茶に誘われたけど、丁重に断りましたよ。」
というと、
「本当は、行きたかったんじゃあないのか?」
と青ざめ始めたケンジさん。
私は慌てて、訂正しました。
「体調不良の方をほおっておけないし、
それにいちご、おネムですからね。」
いちごは、必死に寝るのを我慢している
ようでした。
「いちご、ネンネしてえぇぞ。」
何度かイヤイヤと、頭を左右に
振っていました。
いちごはケンジさんに抱き上げられ
優しく背中をトントンされ、いつのまにか
寝てしまいました。
奏さんの横に、お昼寝マットを敷き、
そーっと寝かせてくれました。
まるで年の差がある兄妹のようです。
可愛い。
私は、娘のいちごを一人で幼稚園に迎えに
行くことになりました。
一人で久々で行くために、超過保護な
ケンジさんは何度も何度も、
「大丈夫かぁ、1人でなんて、なんちゃ危ない。
やっぱ付いてくっから。」
と言われましたが、奏さんが
気になるので一人には出来ませんでした。
ケンジさんに頼み、奏さんをみて
もらうことにしました。
食後、誠一さんの後に常に付きまとい、
小休憩の時にもくっついていた奏さん。
「水分補給をしろ。」って
言われた時には、すでに遅く、
軽い熱中症になっていました。
顔を赤くし、フラフラなのに
「大丈夫だから。」
といいはる奏さん。
「頭を冷やして寝ろ。」って
誠一さんに言われると、嘘のように
すなおにかか
「コレは丈夫だから、冷やせば治る。」
と言って、奏さんのおでこや脇に冷却剤を
してあげると、誠一さんは、作業に
戻ってしまいました。
一人で寝かしておくのも心配なので、
ギリギリまでいたのだけど……。
戻る様子のない誠一さん。
ケンジさんに頼み、私がいちごを
一人で迎えに行く事になりました。
私がこのまま奏さんをみるのは、
嫌がった為でした。
距離的には、自転車で15分の距離です。
特に何もなく無事幼稚園に着き、
他のママさん達と少し話しました。
お茶に誘われましたが、丁重に
お断りし帰宅しました。
帰宅すると、いちごと私を抱きしめて
キスをしました。
「パパ、ただいまぁ。おかえりなさいの
ちゅーと、ただいまのちゅー。」
いちごは、ケンジさんにちゅーをし、
ケンジさんも いちごにちゅーをしました。
私にも同じようにするのが、今では
当たり前になってしまっていました。
初めは照れてしまい、しばらく
動けませんでした。
帰ると心配そうに玄関にいたケンジさん。
「帰りが遅かったが、何かあったのか?」
と聞かれましたが、往復30分、話しながら
帰り支度10分、合計40分。
「お茶に誘われたけど、丁重に断りましたよ。」
というと、
「本当は、行きたかったんじゃあないのか?」
と青ざめ始めたケンジさん。
私は慌てて、訂正しました。
「体調不良の方をほおっておけないし、
それにいちご、おネムですからね。」
いちごは、必死に寝るのを我慢している
ようでした。
「いちご、ネンネしてえぇぞ。」
何度かイヤイヤと、頭を左右に
振っていました。
いちごはケンジさんに抱き上げられ
優しく背中をトントンされ、いつのまにか
寝てしまいました。
奏さんの横に、お昼寝マットを敷き、
そーっと寝かせてくれました。
まるで年の差がある兄妹のようです。
可愛い。
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