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9、高血圧なはず
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昨日は、危なかった。
父から言われていた8時間以内の勤務
ギリギリだった。
いや、明確な時間は決めていないが
いつも身につけている懐中時計を
見た時、アナログの時計なのに
デジタルのように勤務時間7時間58分と
表示されていたのだった。
どこから仕事としてカウントされていたのか
わからないが、もしかすると
リードさんの診察からではなく、
ギランさんに出会ってからという事なのかもしれない。
夕方、薄暗くなってきた時に色々な
種族が集まりだし、俺が言うた野菜と肉の
煮込み料理、ビーフシチューのようで
なかなか美味かった。少し肉は硬いが
噛み切れない事はなく、じっくり味わいながら
食べていたら大きなお皿だった事もあり
半分くらいでお腹がいっぱいになってしまった。
久々にまともな食事だった。
この世界の人?種族たちは、皆大きいのか、
俺より頭一つ分以上大きかった。
ヒト型だけど……。
まだ夢を見ているようだし、年末年始に
「○○族の○○が出産した時は大変だった。」とか、
「○○族の皮膚が硬くて、メスが入らず……。」
など、何の話をしているかわからなかったが
今思えば、父や祖父たちらはここの世界の事を
言っていたかもしれない。
ファンタジーやそれっぽい映画の話を
してるんだと子ども心に思っていたが、
長男として勉強が大事だと思い、
ご飯を食べたら話もそこそこに
勉強ばかりしていた気がする。
ギー二さんは世話焼きなのか、
俺を心配しながら、何度も食べさせようとしたり
肉を細かくしてくれたり、すごく親切だった。
カルテに書いた文字は彼らには
わからない文字だったようで、
この世界の文字と少し違っているようだった。
試しに他の言語も書いてみたが、
やはり通じなかった。
言葉は通じるが、異世界の文字は難なく読めた。
書こうとするが、英語の飾り文字に
似ているが、慣れるまではなかなか難しい。
世界は広い。まだまだ俺では勉強不足だ。
精進せねば……。
ギーニさんに、(丘の上の家と呼んでいた)
元の部屋に送ってもらい護衛と称して
数人家の外、あとは一階で寝ずの番を
するとか言い一つ屋根の下で、夜を明かした。
数時間は寝たと思う。
いつもざわざわする、待機室で寝ていたから
静か過ぎる場所で寝るのは、
何年ぶりだろうかと思ってしまった。
朝、目覚めたら目の前がチカチカしている。
細かな光が飛ぶような感じだ。
頭痛は、微妙だがないとも言えない。
吐き気はない。
そこそこ寝たから、スッキリした気もするが
目の前を何かが飛んでる気がするのが気になった。
もしかすると、久しぶりの高カロリーと
塩分の過剰摂取、昔っから出不精だから
運動不足?寝不足は多少解消したが、
まだ足りないのだろうか?
あとは、あまり感じてないが、異世界に
来た事によるストレスなどで、一時的に
高血圧になっているのかもしれない。
「おはようございます。ギー二さん、皆さん。」
「おはよう、よく寝れたか?」
「お陰さまで、すみません。ありがとうございます。
そして、お仕事お疲れ様です。」
ギーニや他の者も、麗夜の営業スマイルに
心を撃ち抜かれていた。
あるものは、鼻血を出したり、
下半身にきたのか体勢が前かがみになり耐えていた。
ギーニはダブルできたので
「少し用を足してくる。」
そう言いながら、家の外でたっしてきたのだった。
これが毎朝恒例となり、夜勤と交代の者が
同時にやられる時もあったのだった。
ノガミ騎士団の皆は猫背が多いなぁ。
と麗夜が思っている事を
騎士団の誰もわからなかった。
父から言われていた8時間以内の勤務
ギリギリだった。
いや、明確な時間は決めていないが
いつも身につけている懐中時計を
見た時、アナログの時計なのに
デジタルのように勤務時間7時間58分と
表示されていたのだった。
どこから仕事としてカウントされていたのか
わからないが、もしかすると
リードさんの診察からではなく、
ギランさんに出会ってからという事なのかもしれない。
夕方、薄暗くなってきた時に色々な
種族が集まりだし、俺が言うた野菜と肉の
煮込み料理、ビーフシチューのようで
なかなか美味かった。少し肉は硬いが
噛み切れない事はなく、じっくり味わいながら
食べていたら大きなお皿だった事もあり
半分くらいでお腹がいっぱいになってしまった。
久々にまともな食事だった。
この世界の人?種族たちは、皆大きいのか、
俺より頭一つ分以上大きかった。
ヒト型だけど……。
まだ夢を見ているようだし、年末年始に
「○○族の○○が出産した時は大変だった。」とか、
「○○族の皮膚が硬くて、メスが入らず……。」
など、何の話をしているかわからなかったが
今思えば、父や祖父たちらはここの世界の事を
言っていたかもしれない。
ファンタジーやそれっぽい映画の話を
してるんだと子ども心に思っていたが、
長男として勉強が大事だと思い、
ご飯を食べたら話もそこそこに
勉強ばかりしていた気がする。
ギー二さんは世話焼きなのか、
俺を心配しながら、何度も食べさせようとしたり
肉を細かくしてくれたり、すごく親切だった。
カルテに書いた文字は彼らには
わからない文字だったようで、
この世界の文字と少し違っているようだった。
試しに他の言語も書いてみたが、
やはり通じなかった。
言葉は通じるが、異世界の文字は難なく読めた。
書こうとするが、英語の飾り文字に
似ているが、慣れるまではなかなか難しい。
世界は広い。まだまだ俺では勉強不足だ。
精進せねば……。
ギーニさんに、(丘の上の家と呼んでいた)
元の部屋に送ってもらい護衛と称して
数人家の外、あとは一階で寝ずの番を
するとか言い一つ屋根の下で、夜を明かした。
数時間は寝たと思う。
いつもざわざわする、待機室で寝ていたから
静か過ぎる場所で寝るのは、
何年ぶりだろうかと思ってしまった。
朝、目覚めたら目の前がチカチカしている。
細かな光が飛ぶような感じだ。
頭痛は、微妙だがないとも言えない。
吐き気はない。
そこそこ寝たから、スッキリした気もするが
目の前を何かが飛んでる気がするのが気になった。
もしかすると、久しぶりの高カロリーと
塩分の過剰摂取、昔っから出不精だから
運動不足?寝不足は多少解消したが、
まだ足りないのだろうか?
あとは、あまり感じてないが、異世界に
来た事によるストレスなどで、一時的に
高血圧になっているのかもしれない。
「おはようございます。ギー二さん、皆さん。」
「おはよう、よく寝れたか?」
「お陰さまで、すみません。ありがとうございます。
そして、お仕事お疲れ様です。」
ギーニや他の者も、麗夜の営業スマイルに
心を撃ち抜かれていた。
あるものは、鼻血を出したり、
下半身にきたのか体勢が前かがみになり耐えていた。
ギーニはダブルできたので
「少し用を足してくる。」
そう言いながら、家の外でたっしてきたのだった。
これが毎朝恒例となり、夜勤と交代の者が
同時にやられる時もあったのだった。
ノガミ騎士団の皆は猫背が多いなぁ。
と麗夜が思っている事を
騎士団の誰もわからなかった。
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