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2章
18話 腹芸はツライ
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ソーマとのやり取りがひと段落ついた。
そんな矢先。
悠然とした足取りで歩み寄ってくる一つの人影。
手にするワイングラスを近くにいた使用人の持つトレーに置き、ソーマと俺の方に顔を向けて微笑む。
「パーティーは楽しめているかな?」
貴族然とした立ち振る舞いを続けるこの男を俺は知っていた。
直接の面識はない。
だけど知っていた。事前にヴェインからこの人が。とたとえ聞いていなかったとしても、恐らく俺は理解しただろう。
パーティーに俺という存在を強制的に引き込んだ張本人。
「……レカント卿」
白髪の初老男性貴族。
レカント伯爵家現当主。
ダリウス=レカントその人だ。
「おや。君と儂の間に面識はあったかね?」
俺の呟きを耳聡く拾い、怪訝に目を細める。
「無いだろうな。僕の中にそんな記憶は存在しない。これが正真正銘、初対面だろうよ」
「な、ナガレ君ッ……!」
「くくくっ。まあ侮辱されたわけでもなし、子供の言葉遣い一つで腹を立てるほど儂も狭量ではない」
レカント卿に対して不遜な態度を取る俺に対し、ソーマは慌てて訂正させようとするも、当の本人はカラカラと笑うのみ。
だけど、俺を見つめてくる瞳には熱が込められている。
鷹のように鋭い眼差し。口では好好爺然としているが、それ以外は歴戦の政治家のそれだ。
間近で値踏みされているという現実。
相手は全力で俺という人間を己の物差しで測ろうとしている。
今も尚。
それがどうしようもなく鬱陶しくて。
全身を舐め回すような蛇を想起させる視線が気持ち悪く、この場から今すぐにでも立ち去りたいという衝動を深く覚えた。
「声を掛けたのもこの少年と少し、話をしてみたくての。ソーマ君といったかな?」
「は、はい! ボルソッチェオ男爵家が嫡子、ソーマ=ボルソッチェオと申します! 以後お見知りおきを……!」
ソーマはといえば、シヴィスに負けず劣らずガチガチだった。
本来ならば、ソーマの態度が正しい。
遜り、怯え、機嫌を伺う。それが正しい姿。
心のカタチとしては何も間違っていない。間違っているのはただ一人、俺だけなのだから。
「それはそうと、席を外して貰っても構わないかね?」
言外の威圧がソーマに重くのしかかる。
レカント卿がどうして俺と話したがっているのか。
このまま二人きりにしてしまっても良いのだろうか。
内心、そんな疑問でせめぎ合ってるんだろう。
チラチラと向けてくるソーマの視線が物語っていた。
決めかねてるんだろう。
だから言ってやる。
「何を心配してるのか知らんが、お前が気にすることではない。それに大人同士の会話というものは、息の詰まるものと聞く。卿は少し、物知らぬ子供と会話に興じて気を和ませたいらしい」
ソーマの好意による心配を無下にするのも気が引けたので、少し言葉に気を使う。
——お前がいると卿は疲れるらしいぞ? と。
額面の言葉は違うが、実質の意味あいは同じ。
だというのにあえて言い直したのも、邪魔だからどこかにいけと言われるのとでは心の負担が違うからだ。
この展開ははじめから予測出来ていた。
ゆえにソーマの気にする事ではないのだ。
「……分かりました。ではレカント卿、失礼します」
キャストが一人減る。
いや、本来のカタチとなった。と言ったほうが正しいか。
「さて、レカント卿。自己紹介はいるか?」
「ふ、ふははッ。いや、構わん。お互いがお互いを知っているというのに自己紹介をするなぞ滑稽だろうに」
それもそうかと笑う。
やはりレカント卿は俺をハーヴェン子爵家の嫡子と知って話しかけてきたらしい。
「ところで、僕になんの用か」
「いやなに、時間の殆どを使用人と過ごし、退屈そうにする者を一人見つけての。主催者としては放って置けない事態とは思わんかね?」
筋は、通っている。
ここで、本当は僕個人に用があるんだろうが。
と言及してやっても良かったが、のらりくらりととぼけられる事は確実。レカント卿と話したい願望を持ち合わせているわけでなし、ここで無駄な問い掛けをする理由はなかった。
「人と会話する事が苦手なんだ。歳に免じて見逃してくれ」
「にしてはすらすらと言葉が出てきているように思えるがの」
「主催者に話しかけられたとあっては逃げるわけにもいくまい。それに、苦手と言っただけで出来ないとは言ってないだろう。つまりはそういう事だ」
「言葉に逃げ道を用意しとるとは。賢しいやつよ」
くくくと二人の笑い声が響き合う。
相手は口上においては歴戦の猛者。
何故に俺がこんな相手と会話しなきゃいけないんだと胸中で毒づきながらも作り笑いを精一杯浮かべる。
「そういえば、今回のパーティーはやけに子弟子女が多いと見える。もしや、縁を結びたい相手でもいての対応か?」
無駄な問い掛けをするつもりはないが、一応は詰め寄っておく。
直接言葉にはしないが、暗に。という事でそれとなく匂わせておくくらいの事はする。
じゃないと俺の気が済まない。
「……そうかね? 儂は別段多いとは感じなかったがの」
「そうか。僕の思い違いだったか。それはすまなかったな」
「良い良い。だが、そう言われてみれば些か多い気もするかもしれん」
——これは良いことを聞いた。
と、さも今知ったかのようにレカント卿が言い張る。
通常、パーティーへの招待状なぞ現代でいう親展に近い。
俺が招待状を読んだと知らない以上、レカント卿ははぐらかす他無かった。
「ああ、そう言えば。ボルソッチェオ卿の御子息とは見たところ仲が良い様子であったが、はて。どういう接点があったか聞かせ願えたり出来ないかね?」
ソーマを持ち出し、人をあからさまに試してくる。
ここで婚約の件を持ち出せば、これ幸いとこれまた始めて耳にしたかのように装い、後はむさぼり食らうが如く質問責めにされるだろう。これは断言できる。
ならば、ここは穏便に話を終わらせるべき。
多少の作り話を用いてでもこのレカント卿を追い払わねば胃がもたない。
撤回が効かない程の創作でなければ構わないだろう。
「あそこの息女とはちょっとした縁があってな。であるならば、その兄であるソーマと仲良くする分には問題あるまい?」
「……ほお」
ここで王手をかけんと動く。
多少、迷惑をかけるかもしれないが、ソーマはこちらに負い目があるはず。
聞かなかった事にするなどとほざいておいてと思われるだろうが、この狸を叩きのめすには他の手はない。
耳にするのはレカント卿のみ。
「もし」の場合はとぼけよう。それしかない。
「なぁに、貴族に有りがちな淡い恋心だ。だというのに父上は勝手に他家との婚約を取り付けようとなさってな。幸い、破談となったようだがその件について外野が何やら騒いでるよう。此方は良い迷惑だというのに、僕の為人を知る為か、試そうとする者が多くて困る。そうは思わないか? レカント卿」
「……それは大変であったな」
「はははは! いやあ、やはりレカント卿は分かっておられるようだ。こんな凡夫の悩みにすら共感して頂けるとは。流石は天下に轟くレカント卿だ」
言外に圧力を掛けまくる。
ここまで言われてはレミューゼ卿の件に触れるわけにもいかないし、触れたところで俺が機嫌を悪くするだけと思ってくれている筈だ。
ただ、問題は話を少しだけ捏造した事か。
まあ「恋心」なんて不確定なものであるし、さして問題はあるまい。
「……ふ、くははは。ははははは!!」
俺が今後の事に頭を悩ませる中。
突如、レカント卿が笑い出し、哄笑する。
「やめだ。やめだやめ」
その間にも視線が外れることはない。
「悪かったの、ハーヴェン卿のとこの子息殿。ハッキリ言おう。お主を侮っどったわ。その歳にて駆け引きを平然と行う、童かと思ったが、いやなに、とんだ狸であったわ」
「……褒め言葉と受け取っておこうか」
「良い良い! その認識で間違ってはおらん。まこと、将来有望な子供よな」
チラリと親父さまに目配せる。
まるで俺が親父さまの子供である事が信じられないと言わんばかりに。
「有望とあれば、貸しは作っておくに限る。ボルソッチェオ卿には一言、儂から話しておこう。なに、お主の想いを儂が伝えるのは無粋極まる。機会を作るだけよ」
このジジイ、完全にウソを見抜いてやがる。
いや、見抜いたというより知っていた。かも知れないが。
元からボルソッチェオ男爵家とは接点がない事を知った上でいけしゃあしゃあと尋ねてきたのかもしれない。
ウソと分かっておきながら本当とさも受け取ってるかのように振る舞い、嫌がらせのように話を進めてくる。
ここでまさかウソとも言えないので、俺はポーカーフェイスを意識する事しかできない。
完全に裏目に出た。
「また、こうして話したいものよな?」
くくく。と笑い、俺の前から立ち去る直後。
————頭は回るようだが、まだまだ尻が青い。
そんな言葉が嫌になるくらい頭に残った。
実質的に、俺の敗北をもってこのパーティー騒動は幕を閉じた。
———————
あとがき
これにて第2章完!
最後、駆け足染みた部分もありましたが、いつか加筆すると思います笑
一章と同様。
次章にうつる際に少し間を空けます。
間章のようなものを間に投稿するかもしれませんが、2~3日本編は間が空くと考えて貰えれば恐悦至極です。
まあ普通に間なく投稿しちゃうかもですが、そこらへんは気分という事で笑
そんな矢先。
悠然とした足取りで歩み寄ってくる一つの人影。
手にするワイングラスを近くにいた使用人の持つトレーに置き、ソーマと俺の方に顔を向けて微笑む。
「パーティーは楽しめているかな?」
貴族然とした立ち振る舞いを続けるこの男を俺は知っていた。
直接の面識はない。
だけど知っていた。事前にヴェインからこの人が。とたとえ聞いていなかったとしても、恐らく俺は理解しただろう。
パーティーに俺という存在を強制的に引き込んだ張本人。
「……レカント卿」
白髪の初老男性貴族。
レカント伯爵家現当主。
ダリウス=レカントその人だ。
「おや。君と儂の間に面識はあったかね?」
俺の呟きを耳聡く拾い、怪訝に目を細める。
「無いだろうな。僕の中にそんな記憶は存在しない。これが正真正銘、初対面だろうよ」
「な、ナガレ君ッ……!」
「くくくっ。まあ侮辱されたわけでもなし、子供の言葉遣い一つで腹を立てるほど儂も狭量ではない」
レカント卿に対して不遜な態度を取る俺に対し、ソーマは慌てて訂正させようとするも、当の本人はカラカラと笑うのみ。
だけど、俺を見つめてくる瞳には熱が込められている。
鷹のように鋭い眼差し。口では好好爺然としているが、それ以外は歴戦の政治家のそれだ。
間近で値踏みされているという現実。
相手は全力で俺という人間を己の物差しで測ろうとしている。
今も尚。
それがどうしようもなく鬱陶しくて。
全身を舐め回すような蛇を想起させる視線が気持ち悪く、この場から今すぐにでも立ち去りたいという衝動を深く覚えた。
「声を掛けたのもこの少年と少し、話をしてみたくての。ソーマ君といったかな?」
「は、はい! ボルソッチェオ男爵家が嫡子、ソーマ=ボルソッチェオと申します! 以後お見知りおきを……!」
ソーマはといえば、シヴィスに負けず劣らずガチガチだった。
本来ならば、ソーマの態度が正しい。
遜り、怯え、機嫌を伺う。それが正しい姿。
心のカタチとしては何も間違っていない。間違っているのはただ一人、俺だけなのだから。
「それはそうと、席を外して貰っても構わないかね?」
言外の威圧がソーマに重くのしかかる。
レカント卿がどうして俺と話したがっているのか。
このまま二人きりにしてしまっても良いのだろうか。
内心、そんな疑問でせめぎ合ってるんだろう。
チラチラと向けてくるソーマの視線が物語っていた。
決めかねてるんだろう。
だから言ってやる。
「何を心配してるのか知らんが、お前が気にすることではない。それに大人同士の会話というものは、息の詰まるものと聞く。卿は少し、物知らぬ子供と会話に興じて気を和ませたいらしい」
ソーマの好意による心配を無下にするのも気が引けたので、少し言葉に気を使う。
——お前がいると卿は疲れるらしいぞ? と。
額面の言葉は違うが、実質の意味あいは同じ。
だというのにあえて言い直したのも、邪魔だからどこかにいけと言われるのとでは心の負担が違うからだ。
この展開ははじめから予測出来ていた。
ゆえにソーマの気にする事ではないのだ。
「……分かりました。ではレカント卿、失礼します」
キャストが一人減る。
いや、本来のカタチとなった。と言ったほうが正しいか。
「さて、レカント卿。自己紹介はいるか?」
「ふ、ふははッ。いや、構わん。お互いがお互いを知っているというのに自己紹介をするなぞ滑稽だろうに」
それもそうかと笑う。
やはりレカント卿は俺をハーヴェン子爵家の嫡子と知って話しかけてきたらしい。
「ところで、僕になんの用か」
「いやなに、時間の殆どを使用人と過ごし、退屈そうにする者を一人見つけての。主催者としては放って置けない事態とは思わんかね?」
筋は、通っている。
ここで、本当は僕個人に用があるんだろうが。
と言及してやっても良かったが、のらりくらりととぼけられる事は確実。レカント卿と話したい願望を持ち合わせているわけでなし、ここで無駄な問い掛けをする理由はなかった。
「人と会話する事が苦手なんだ。歳に免じて見逃してくれ」
「にしてはすらすらと言葉が出てきているように思えるがの」
「主催者に話しかけられたとあっては逃げるわけにもいくまい。それに、苦手と言っただけで出来ないとは言ってないだろう。つまりはそういう事だ」
「言葉に逃げ道を用意しとるとは。賢しいやつよ」
くくくと二人の笑い声が響き合う。
相手は口上においては歴戦の猛者。
何故に俺がこんな相手と会話しなきゃいけないんだと胸中で毒づきながらも作り笑いを精一杯浮かべる。
「そういえば、今回のパーティーはやけに子弟子女が多いと見える。もしや、縁を結びたい相手でもいての対応か?」
無駄な問い掛けをするつもりはないが、一応は詰め寄っておく。
直接言葉にはしないが、暗に。という事でそれとなく匂わせておくくらいの事はする。
じゃないと俺の気が済まない。
「……そうかね? 儂は別段多いとは感じなかったがの」
「そうか。僕の思い違いだったか。それはすまなかったな」
「良い良い。だが、そう言われてみれば些か多い気もするかもしれん」
——これは良いことを聞いた。
と、さも今知ったかのようにレカント卿が言い張る。
通常、パーティーへの招待状なぞ現代でいう親展に近い。
俺が招待状を読んだと知らない以上、レカント卿ははぐらかす他無かった。
「ああ、そう言えば。ボルソッチェオ卿の御子息とは見たところ仲が良い様子であったが、はて。どういう接点があったか聞かせ願えたり出来ないかね?」
ソーマを持ち出し、人をあからさまに試してくる。
ここで婚約の件を持ち出せば、これ幸いとこれまた始めて耳にしたかのように装い、後はむさぼり食らうが如く質問責めにされるだろう。これは断言できる。
ならば、ここは穏便に話を終わらせるべき。
多少の作り話を用いてでもこのレカント卿を追い払わねば胃がもたない。
撤回が効かない程の創作でなければ構わないだろう。
「あそこの息女とはちょっとした縁があってな。であるならば、その兄であるソーマと仲良くする分には問題あるまい?」
「……ほお」
ここで王手をかけんと動く。
多少、迷惑をかけるかもしれないが、ソーマはこちらに負い目があるはず。
聞かなかった事にするなどとほざいておいてと思われるだろうが、この狸を叩きのめすには他の手はない。
耳にするのはレカント卿のみ。
「もし」の場合はとぼけよう。それしかない。
「なぁに、貴族に有りがちな淡い恋心だ。だというのに父上は勝手に他家との婚約を取り付けようとなさってな。幸い、破談となったようだがその件について外野が何やら騒いでるよう。此方は良い迷惑だというのに、僕の為人を知る為か、試そうとする者が多くて困る。そうは思わないか? レカント卿」
「……それは大変であったな」
「はははは! いやあ、やはりレカント卿は分かっておられるようだ。こんな凡夫の悩みにすら共感して頂けるとは。流石は天下に轟くレカント卿だ」
言外に圧力を掛けまくる。
ここまで言われてはレミューゼ卿の件に触れるわけにもいかないし、触れたところで俺が機嫌を悪くするだけと思ってくれている筈だ。
ただ、問題は話を少しだけ捏造した事か。
まあ「恋心」なんて不確定なものであるし、さして問題はあるまい。
「……ふ、くははは。ははははは!!」
俺が今後の事に頭を悩ませる中。
突如、レカント卿が笑い出し、哄笑する。
「やめだ。やめだやめ」
その間にも視線が外れることはない。
「悪かったの、ハーヴェン卿のとこの子息殿。ハッキリ言おう。お主を侮っどったわ。その歳にて駆け引きを平然と行う、童かと思ったが、いやなに、とんだ狸であったわ」
「……褒め言葉と受け取っておこうか」
「良い良い! その認識で間違ってはおらん。まこと、将来有望な子供よな」
チラリと親父さまに目配せる。
まるで俺が親父さまの子供である事が信じられないと言わんばかりに。
「有望とあれば、貸しは作っておくに限る。ボルソッチェオ卿には一言、儂から話しておこう。なに、お主の想いを儂が伝えるのは無粋極まる。機会を作るだけよ」
このジジイ、完全にウソを見抜いてやがる。
いや、見抜いたというより知っていた。かも知れないが。
元からボルソッチェオ男爵家とは接点がない事を知った上でいけしゃあしゃあと尋ねてきたのかもしれない。
ウソと分かっておきながら本当とさも受け取ってるかのように振る舞い、嫌がらせのように話を進めてくる。
ここでまさかウソとも言えないので、俺はポーカーフェイスを意識する事しかできない。
完全に裏目に出た。
「また、こうして話したいものよな?」
くくく。と笑い、俺の前から立ち去る直後。
————頭は回るようだが、まだまだ尻が青い。
そんな言葉が嫌になるくらい頭に残った。
実質的に、俺の敗北をもってこのパーティー騒動は幕を閉じた。
———————
あとがき
これにて第2章完!
最後、駆け足染みた部分もありましたが、いつか加筆すると思います笑
一章と同様。
次章にうつる際に少し間を空けます。
間章のようなものを間に投稿するかもしれませんが、2~3日本編は間が空くと考えて貰えれば恐悦至極です。
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