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2.異世界人の習性を実際に見てみた
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団長さんとオレの間に沈黙が落ちるも、逆に周囲からはこそこそといった静かな波音がたつ。
その空気に堪えられず先に音をあげたオレは、この場を離脱すべく無言で立ち上がった。
「っ……トーリ。あの、だな」
「じゃ」
何か言いたげに半端に腰を浮かした団長さんだったが、オレは出してもらった二冊の本を持ったまま一言だけ残して出口へ足を進める。
周囲のさざ波のような小声が気になって仕方がなく、内心では一人でパニックになっていたのだ。
「これ、ありがとうございました」
「あ、はい……。ま、またの御利用を御待ちしております」
出入り口方向にいた所員さんらしき人へ本を手渡し、返却をお願いする。
オレでは収納場所が分からないから、変に持って歩いても良い結果が見えないのだ。唯でさえ外見で国外の人間と分かるようだから、これ以上目立つ行動は避けた方が無難である。
そうして図書館を出たところで、新たに入館してくる杖を持った初老の男性。建物までは階段が五段程。
上ってくる人を優先にした方が良いと思い、オレは道を譲る為に立ち止まる──が、おじいさんが階段に躓いた。
あっと思ったオレは、咄嗟に身体が動く。手を伸ばして届く距離だった事が幸いし、何とか体勢を崩したおじいさんを抱き留める事が出来た。
しかしながらオレの頭部はその人の肩くらいで、体格的に支えるのが精一杯である。──何なら、もう既に足がぷるぷるしていた。
「トーリ様、御手伝い致します」
「あ……ありがとう、セス」
オレの限界を悟ったのか、セスが風の魔法を使っておじいさんの体勢を支えつつ起こしてくれる。
そうやって助けられてやっとの事でおじいさんを立たせ、すぐに床へ転がってしまった杖を拾って手渡した。
「どうぞ」
「あぁ、ありがとう、ぼく」
シワの刻まれた笑顔で『ぼく』と言われたが、反論する気は起きない。このサイズ感の違いは、言うなれば大人と子供だからだ。
オレはそのままペコリと軽く頭を下げ、その場を立ち去る事にする。
「トーリ」
だが思った様には上手くいかないもので、オレの背にはっきりとした呼び声が掛けられた。
声からして怒っている感じではなさそうが、彼の返答を待たずに退席したのは事実である。
団長さんは集団のリーダーなのだから、オレのあの態度は気に入らなくて当然だ。──でもオレは、この人の部下でも後輩でもない。
前世の嫌な記憶を思い出し、自然と眉根が寄った。
こういった威圧的に思える声の掛けられ方は、オレにとっての古傷みたいである。心的外傷とまではいかないが、同じ様な事象から思い出されてチクりと痛みを感じたのだ。
「何、大声を出しているのだ。ヴォスト、みっともないぞ」
「っ!……お祖父様、いかがなさいましたか」
そんなオレの様子を見たのか、おじいさんが団長さんに注意をする。──っていうか、『お祖父様』?え、知り合い?
驚く事に知り合いなんて生易しいものではなく、おじいさんは団長さんのおじいさんだったようだ。──いやもう、オレも何言ってるのか分からない。
「人様を大声で呼びつけるなど、貴族としてあってはならん事だ。騎士団に入り浸り過ぎているから、頭まで筋肉に侵されたのではないか?」
「っ……申し訳ございません、お祖父様。しかしながら、わたしは騎士団の団長職を任されております。日々真摯に職務に向き合っており、その際に声を張り上げる事など日常茶飯事でございます。頭の中身まで筋肉にしている暇などありません」
「ふん、口だけは達者のようだな。今日は図書館で書物でも嗜もうかと思っていたが、気が削がれた」
そんな言い合いの後、おじいさんは踵を返した。──結果的にオレと向いた方向が同じになる。
どうするのかと僅かに見守ったが、そのまま杖を使って階段を下りていった。その足取りは思った以上にしっかりとしていて、先程転倒しそうになった人物と同じとは思えない。
そして同時に、オレが手助けする必要もなさそうだった。
そんなやり取りを目の前で見て思わず固まってしまったが、オレとしてもこれ以上この場に留まる意味はない。第一、町の外に出なくてはセスに家を出してくれるようにお願い出来ないのだ。
脳内でそう結論を出したオレは、足早にその場を立ち去る事に決める。
「っ、トーリ!」
背後で再び団長さんが呼ぶも、オレは完全に聞こえないふりを決め込んだ。これ以上関わりを持つと、もっと面倒な事になりそうだったからである。
そうしてオレは町を出るべく、外側を目指した。確か来る時は真っ直ぐこの大通りを通って来たので、その逆を行けば良い筈。──だがしかし、気付けばオレは見知らぬ場所に立っていた。
周囲に見えるのは古びた木造建築。──否、言い過ぎた。決して立派ではなく、雨漏りすらしそうな掘っ立て小屋。そしてそれは一軒二軒の話ではなく、右にも左にも隙間なく板材が並べられていた。
前世のテレビで観た、海外の貧困に喘ぐ人々の生活の断片。四畳半程度の地面剥き出しの床に、家族十数人が身体を寄せ合って生活をしていた様子を思い出す。
まさに今目の前に広がる光景は、そんな貧民街の一角だった。
その空気に堪えられず先に音をあげたオレは、この場を離脱すべく無言で立ち上がった。
「っ……トーリ。あの、だな」
「じゃ」
何か言いたげに半端に腰を浮かした団長さんだったが、オレは出してもらった二冊の本を持ったまま一言だけ残して出口へ足を進める。
周囲のさざ波のような小声が気になって仕方がなく、内心では一人でパニックになっていたのだ。
「これ、ありがとうございました」
「あ、はい……。ま、またの御利用を御待ちしております」
出入り口方向にいた所員さんらしき人へ本を手渡し、返却をお願いする。
オレでは収納場所が分からないから、変に持って歩いても良い結果が見えないのだ。唯でさえ外見で国外の人間と分かるようだから、これ以上目立つ行動は避けた方が無難である。
そうして図書館を出たところで、新たに入館してくる杖を持った初老の男性。建物までは階段が五段程。
上ってくる人を優先にした方が良いと思い、オレは道を譲る為に立ち止まる──が、おじいさんが階段に躓いた。
あっと思ったオレは、咄嗟に身体が動く。手を伸ばして届く距離だった事が幸いし、何とか体勢を崩したおじいさんを抱き留める事が出来た。
しかしながらオレの頭部はその人の肩くらいで、体格的に支えるのが精一杯である。──何なら、もう既に足がぷるぷるしていた。
「トーリ様、御手伝い致します」
「あ……ありがとう、セス」
オレの限界を悟ったのか、セスが風の魔法を使っておじいさんの体勢を支えつつ起こしてくれる。
そうやって助けられてやっとの事でおじいさんを立たせ、すぐに床へ転がってしまった杖を拾って手渡した。
「どうぞ」
「あぁ、ありがとう、ぼく」
シワの刻まれた笑顔で『ぼく』と言われたが、反論する気は起きない。このサイズ感の違いは、言うなれば大人と子供だからだ。
オレはそのままペコリと軽く頭を下げ、その場を立ち去る事にする。
「トーリ」
だが思った様には上手くいかないもので、オレの背にはっきりとした呼び声が掛けられた。
声からして怒っている感じではなさそうが、彼の返答を待たずに退席したのは事実である。
団長さんは集団のリーダーなのだから、オレのあの態度は気に入らなくて当然だ。──でもオレは、この人の部下でも後輩でもない。
前世の嫌な記憶を思い出し、自然と眉根が寄った。
こういった威圧的に思える声の掛けられ方は、オレにとっての古傷みたいである。心的外傷とまではいかないが、同じ様な事象から思い出されてチクりと痛みを感じたのだ。
「何、大声を出しているのだ。ヴォスト、みっともないぞ」
「っ!……お祖父様、いかがなさいましたか」
そんなオレの様子を見たのか、おじいさんが団長さんに注意をする。──っていうか、『お祖父様』?え、知り合い?
驚く事に知り合いなんて生易しいものではなく、おじいさんは団長さんのおじいさんだったようだ。──いやもう、オレも何言ってるのか分からない。
「人様を大声で呼びつけるなど、貴族としてあってはならん事だ。騎士団に入り浸り過ぎているから、頭まで筋肉に侵されたのではないか?」
「っ……申し訳ございません、お祖父様。しかしながら、わたしは騎士団の団長職を任されております。日々真摯に職務に向き合っており、その際に声を張り上げる事など日常茶飯事でございます。頭の中身まで筋肉にしている暇などありません」
「ふん、口だけは達者のようだな。今日は図書館で書物でも嗜もうかと思っていたが、気が削がれた」
そんな言い合いの後、おじいさんは踵を返した。──結果的にオレと向いた方向が同じになる。
どうするのかと僅かに見守ったが、そのまま杖を使って階段を下りていった。その足取りは思った以上にしっかりとしていて、先程転倒しそうになった人物と同じとは思えない。
そして同時に、オレが手助けする必要もなさそうだった。
そんなやり取りを目の前で見て思わず固まってしまったが、オレとしてもこれ以上この場に留まる意味はない。第一、町の外に出なくてはセスに家を出してくれるようにお願い出来ないのだ。
脳内でそう結論を出したオレは、足早にその場を立ち去る事に決める。
「っ、トーリ!」
背後で再び団長さんが呼ぶも、オレは完全に聞こえないふりを決め込んだ。これ以上関わりを持つと、もっと面倒な事になりそうだったからである。
そうしてオレは町を出るべく、外側を目指した。確か来る時は真っ直ぐこの大通りを通って来たので、その逆を行けば良い筈。──だがしかし、気付けばオレは見知らぬ場所に立っていた。
周囲に見えるのは古びた木造建築。──否、言い過ぎた。決して立派ではなく、雨漏りすらしそうな掘っ立て小屋。そしてそれは一軒二軒の話ではなく、右にも左にも隙間なく板材が並べられていた。
前世のテレビで観た、海外の貧困に喘ぐ人々の生活の断片。四畳半程度の地面剥き出しの床に、家族十数人が身体を寄せ合って生活をしていた様子を思い出す。
まさに今目の前に広がる光景は、そんな貧民街の一角だった。
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