紡子さんはいつも本の中にいる
――世界は異能に包まれている。
誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番ネタの一つ。しかし、『佐倉綴(さくらつづる)』は唯一能力を持たずに生を受けており、この話題の時いつも肩身の狭い思いをしていた。
そんな彼の行き着いた先は『語部市中央図書館』。
そこは人が息づきながらも静寂に包まれた綴にとって最高の世界だった。そして、そこの司書『書院紡子(しょいんつむぐこ)』に恋をしてしまう。
書院紡子はあまりの読書好きから司書を職業に選んだ。いつも本に囲まれ、いつもでも本に触れられ、こっそり読書に邁進できる司書は彼女の天職であった。しかし、彼女には綴とは真逆の悩みがあった。それは彼女の異能が読書にとってとても邪魔だったからである。
そんな紡子さんの異能とは……
異能を持たずにコンプレックスを抱く綴と異能のせいで気がねなく読書ができない紡子が出会う時、物語が本の中で動き出す!
誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番ネタの一つ。しかし、『佐倉綴(さくらつづる)』は唯一能力を持たずに生を受けており、この話題の時いつも肩身の狭い思いをしていた。
そんな彼の行き着いた先は『語部市中央図書館』。
そこは人が息づきながらも静寂に包まれた綴にとって最高の世界だった。そして、そこの司書『書院紡子(しょいんつむぐこ)』に恋をしてしまう。
書院紡子はあまりの読書好きから司書を職業に選んだ。いつも本に囲まれ、いつもでも本に触れられ、こっそり読書に邁進できる司書は彼女の天職であった。しかし、彼女には綴とは真逆の悩みがあった。それは彼女の異能が読書にとってとても邪魔だったからである。
そんな紡子さんの異能とは……
異能を持たずにコンプレックスを抱く綴と異能のせいで気がねなく読書ができない紡子が出会う時、物語が本の中で動き出す!
あなたにおすすめの小説
須藤先生の平凡なる非日常
如月あこ
キャラ文芸
渡月は、一人暮らしをする専門学生。
生徒が憧れるイケメン非常勤講師「須藤先生」と、ふとしたことで知り合った渡月は、強引にアトリエの手伝いをさせられることに。
須藤先生と関わっていくうちに、渡月は、自分の人生に疑問を持ち始める。
幼い頃の記憶にある人物は誰?
『お父さん』は、何者?
渡月は、自分の日常が日常ではなかったことを知る。
偏屈なハンドメイド作家先生×専門女学生の、恋愛ミステリー?
Rは残虐表現のため。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
大正の夜ごとに君を待ちわびる
絹乃
キャラ文芸
大正時代。女学生の深雪は、蔵に幽閉されていた。敬愛する少女小説家の朱鷺子先生に会うために、深雪は蔵から逃げだす。そして青年、銀之丈と出会った。銀之丈は、朱鷺子先生の婚約者で留守を預かっている。意地が悪い銀之丈に反発しながらも、深雪は先生の帰りを待つ。それぞれが慕い、愛おしく思う朱鷺子先生の思い出話をするうちに、ふたりは親近感を抱くようになる。だが泥棒が入り、再び深雪は消えた。「あかん。はよ連れ戻したらんと。あいつ、泣いとんちゃうか」意を決して銀之丈は走る。
後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符
washusatomi
キャラ文芸
西域の女商人白蘭は、董王朝の皇太后の護符の行方を追う。皇帝に自分の有能さを認めさせ、後宮出入りの女商人として生きていくために――。 そして奮闘する白蘭は、無骨な禁軍将軍と心を通わせるようになり……。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
最後まで読了しました
とても良かったです!
綴くんと紡子さんのお互いに思い合う気持ちが健気で愛おしかったです
死人がたくさん出るミステリーの方もぜひ読んでみたいです🤣
紫音様
最後までお読みいただきありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
両片想いが成就するのって良いですよね(*´ω`*)
そして、綴くん・・・喜んだと思ったら紡子さんから無茶ぶりが( ̄▽ ̄;)
最後まで楽しく拝読させていただきました。
最近では見かけない設定とストーリーでおもしろかったです。
この先の2人がどうなるか続編が気になります。
最後までお読みいただきありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
短編のため続きは考えていないのですが、機会がありましたら構想を練ってみたいと思います(*´ω`*)
外で本を読んでると変な男から声かけられるの、めちゃくちゃ分かる(´;ω;`)
「女の子なのにムツカシイ本読んでるんだね〜」とヘラヘラ言われた日には「刺してやろうか」とかなり本気で思いました(笑)
歌川ピロシキ様
感想コメントありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
本を読んでいると珍しいものでも見るような感じで話しかけてくる人いますよねぇ(;・∀・)
女性の場合は紡子さんみたいにナンパの手口になるんですかね(。´・ω・)?
まあ、読書家からするとウザいの一言なんですけどね( ̄▽ ̄;)
小説の世界に転生はあるけど本の中に入るのは珍しいか?
先が気になる設定。
感想コメントありがとうございます(∩´∀`)∩
物語の中に入る設定は昔からあったように思いますが、ちょっと思い出せないです(;´・ω・)スミマセン
まあ、そういう意味ではあまりメジャーではないのかもしれませんね(;・∀・)
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。