63 / 78
初めまして!
恋をしてくれませんか?
しおりを挟む
パタパタ、パタパタ……。
元店主が羽根ハタキで、ルシェが仮住まいにしていた人形をパタパタしている。
ルシェは、この人形の中にいるのだ。
「ほぉら、ルシェ、気持ちいいだろう?」
〈……〉
ルシェは、考え事をしている様子。
(私がカーソルさんに、プランツ国の状況を教えてあげたのだけど、いきなり帰ってしまうなんて!もう少し、会話のキャッチボールがあってもよかったと思いますわ!)
……パタパタ。
「うーん!妖精と会話が出来ないのは、つまらないなー!
砂糖入りレモンティーを飲めばいいのだが……医者から糖分の取り過ぎを注意されたからなぁ。
一方的に話すのは、非常につまらんよ!
皆んな、人型になってくれないか?」
元店主は不満顔だ。
そんな事を言われても、妖精達はパタパタの順番待ちだから、テーブルの中にいる庄三郎をはじめ、それぞれが骨董品の中から出てこない。
因みに、現在、狸の置物は近所の居酒屋に貸し出し中なのだ。
「お義父さん、妖精が人型になるには、何とかの種が必要なんですって!
それは、うちの売り上げがないと手に入らないそうです。
だから、そんなに無駄遣いをさせられませんよ。うち、暇ですから」
「なら商売を頑張ればいいじゃないか?
美紗子さん、骨董品を売る努力をしなさい!」
「は?お義父さんが集めたものは、売るのが難しいんですから、無理です!」
「いやいや、美紗子さんの腕なら大丈夫だろう?ほら、狸も売れそうだしな。
だから、この開店当初からあるトーテムポールだって、売ることができるはずだ!」
「お義父さん!そんなもの好きは、いません!」
この会話を聞いたモロブは、カチンときて、自分が売り込みをしよう!と決意したのだった。
…………………
店が開き暫くして、麻木がやって来た。
「いらっしゃいませー!」
高校生くらいのウェイターが出迎えると、麻木はキョロキョロとした。
「タム君、ルシェさんは?」
「あー。ルシェちゃんは、オールド国に帰りました。あのね、ちょっと戻って来ただけだったんだって。
もし麻木さんが来たら、これからもアンティーク影山をよろしくお願いしますわ!と伝えてと言ってました。
さあ、麻木さん、どうぞこちらへ」
「えー!もう、いないの?何だ、ガッカリだ」
麻木は、肩を落として席へと着いた。
「麻木さん、いらっしゃいませ!
何をお飲みになりますか?」
水を出して、セロルが聞いた。
麻木は、セロルの顔とスレンダーな身体を上から下へと見てから言う。
「ああ、今日はコーヒーで。
ねえ、セロルさん、今度さ、女装してみてよ。絶対に綺麗だと思うから!
そしたら、お客さんが増えると思うけど?」
麻木の話しを聞いていた美紗子は、ハッとした。
(えっ?お客さんが増える?
なるほど、眼から鱗だわ!その手があったのね!
カレーさん……。美形だし、いいかも)
「麻木さん、無茶を言わないで下さい」
当然、セロルは速攻お断りしたのだった。
……………………
月明かりの静寂の中、ルシェは城へと到着した。
門番から知らせを受けた、ノナカが出迎える。
「ルシェ様、お帰りなさいませ。
カーソル様は、見つかりましたか?」
「ええ、見つかりましたわ。ノナカさん、心配をして起きていてくれていたのね?
カーソルさんは、プランツ国へ帰ったので、安心して休んで下さい。
本当にお疲れ様でしたわね」
ルシェは人型になり、自室へと入ると、トキエがやって来た。
「まあ、トキエさんも起きていたの。
カーソルさんは、無事に帰りましたわ。
だから、安心して下さい。ありがとう」
「さようでございますか。それは、ようございました。では、お休み下さい。
失礼致します」
トキエが去ったあと、ルシェはベットに座り、カーソルの事を考えている。
(記憶の無いカーソルさんは、私の事をどう思ったかしら?
私に好意を持ってくれた!という実感は無いわ。
もしも、今、私が許婚の相手と知ったとしても、結婚を承知するかもしれない……。
でも、それって"諦め“で、なのかもしれませんわ……。
あっ、記憶を無くす前はどうだったの?
私に好意を持ってくれていた、と思っていいわよね?どうなの?)
ベットの上で、体育座りをしていたルシェは、額を両膝にくっつけ項垂れた。
(ああ、もう、気分が滅入るわ……)
そんな事を思っていると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「何だ、トキエさんでしたの。
どうなさったの?」
「ご就寝中に失礼いたします。
人間界より、お手紙が届きましたので、急ぎお持ち致しました」
ルシェは、トキエから封書を受け取り中を見る。
「うん?セロルから?何事ですの?……えっ?」
………………
オールド国の朝。
「ルシェ様、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
トキエに見送られ人間界へと向かう。
今、ルシェの着ている服は、オールド国の妖精服で、黄緑色のノースリーブ膝丈ワンピースだ。
これは、男女兼用で誰もが通常、着ているものなのだが、妖精は、身体が小さいせいもあってか、皆、かなり若見えするのだった。
ルシェなどは、少女に見えてしまうのだ。
まあ、庄三郎くらいまで老けてしまうと、さすがに若造とは思われない!と付け足しておく。
ルシェは、朝日が眩しいアンモナイト丘を飛んで降りて行き、ロブタラ湖上空を飛行している。
(あの手紙は、カーソルさんからの伝言だったのよね。人間界で待ち合わせをしようって。
もしかして、記憶が戻ったのかしら?
そうだとしたら、少し複雑気分ですわ。
一から私を好きになってくれたら、本物の愛で結ばれる……って、思っていたのですが……。
……でも、やっぱり、私を早く思い出してほしいわ!)
………………
カチャ、カチャ。
日が暮れて、美紗子と元店主がいないアンティーク影山では、妖精たちがおしゃべりをしている。
「ねえ、カーソルさん、もう諦めれば?
ずっと中途半端にくっついたまんまだよ。辞めちゃえばいいのに」
「……」
タムが話しかけても、カーソルは必死に、知恵の輪パズルをつなげようとしていた。
「カーソルさん、そのパズルがはまらなくても、ある程度の事を覚えているから、無理に思い出さなくても……。
ねっ、庄三郎さん?」
「あ?ああ、そうだぞ。セロルの言う通りだ。忘れたことは、時間がかかるかもしれないが、ある日、ポンと思い出すもんだ。そんなパズルは、やめておけ」
「いえ、忘れてはいけない事を忘れているみたいで……。凄く気になります」
カチャ、カチャ。
「ついでにルシェさんの事も気になります……。
実は、私にはオールド国に許婚がいるのです。
それなのに、ルシェさんの事が、とても気になって仕方がないのです……」
カーソルは、揺れ動く男心に戸惑っている様子だった。
「うん?いい菜漬け?それ美味しいの?ルシェちゃんが、も……ふんがっ!」
「タム!黙りなさい!」
そう言って、モロブがタムの口を塞いだ。
タムを除く、アンティーク影山の面々は、許婚というのがルシェのことだと気づいているが、敢えて誰も教えない。
実は、カーソルとルシェが門前通りで会っていた頃、皆で雑談をしていたのだ。
『縁があるなら、放っておいても、くっつくもんさ。お節介は無用だ!
教えてやらない方が、ドラマチックだろう?』
庄三郎の言葉に乗せられ、モロブとセロル、意味が分からなかったタムは、何も言わなかった。
…………………
等間隔に、白いぼんぼりの様な街灯が並ぶ門前通り。
「カーソルさん!お待たせしましたわ」
ルシェは、黄緑色のツナギ作業服を着て現れた。
もしかしたら、この姿を見て自分を思い出してくれるかと思ったのだ。
一方、カーソルは、いつもの私服に今度はトートーバックを持っていた。
カーソルは、ルシェの蛍光色のツナギ姿に目が釘付けだ。
「こんばんは……えっ?その格好は、これから任務に行くんですか?」
「任務?いえ、行きませんわよ。私、このツナギが楽なんです。
それより、私に何か御用でしょうか?」
本当は、喜んで来たくせに、嬉しさを隠し、澄ました顔をして聞いた。
「わざわざ、来てもらってすみません。
私と一緒に、プランツ国に行ってもらえませんか?」
「えっ?それって?」
元店主が羽根ハタキで、ルシェが仮住まいにしていた人形をパタパタしている。
ルシェは、この人形の中にいるのだ。
「ほぉら、ルシェ、気持ちいいだろう?」
〈……〉
ルシェは、考え事をしている様子。
(私がカーソルさんに、プランツ国の状況を教えてあげたのだけど、いきなり帰ってしまうなんて!もう少し、会話のキャッチボールがあってもよかったと思いますわ!)
……パタパタ。
「うーん!妖精と会話が出来ないのは、つまらないなー!
砂糖入りレモンティーを飲めばいいのだが……医者から糖分の取り過ぎを注意されたからなぁ。
一方的に話すのは、非常につまらんよ!
皆んな、人型になってくれないか?」
元店主は不満顔だ。
そんな事を言われても、妖精達はパタパタの順番待ちだから、テーブルの中にいる庄三郎をはじめ、それぞれが骨董品の中から出てこない。
因みに、現在、狸の置物は近所の居酒屋に貸し出し中なのだ。
「お義父さん、妖精が人型になるには、何とかの種が必要なんですって!
それは、うちの売り上げがないと手に入らないそうです。
だから、そんなに無駄遣いをさせられませんよ。うち、暇ですから」
「なら商売を頑張ればいいじゃないか?
美紗子さん、骨董品を売る努力をしなさい!」
「は?お義父さんが集めたものは、売るのが難しいんですから、無理です!」
「いやいや、美紗子さんの腕なら大丈夫だろう?ほら、狸も売れそうだしな。
だから、この開店当初からあるトーテムポールだって、売ることができるはずだ!」
「お義父さん!そんなもの好きは、いません!」
この会話を聞いたモロブは、カチンときて、自分が売り込みをしよう!と決意したのだった。
…………………
店が開き暫くして、麻木がやって来た。
「いらっしゃいませー!」
高校生くらいのウェイターが出迎えると、麻木はキョロキョロとした。
「タム君、ルシェさんは?」
「あー。ルシェちゃんは、オールド国に帰りました。あのね、ちょっと戻って来ただけだったんだって。
もし麻木さんが来たら、これからもアンティーク影山をよろしくお願いしますわ!と伝えてと言ってました。
さあ、麻木さん、どうぞこちらへ」
「えー!もう、いないの?何だ、ガッカリだ」
麻木は、肩を落として席へと着いた。
「麻木さん、いらっしゃいませ!
何をお飲みになりますか?」
水を出して、セロルが聞いた。
麻木は、セロルの顔とスレンダーな身体を上から下へと見てから言う。
「ああ、今日はコーヒーで。
ねえ、セロルさん、今度さ、女装してみてよ。絶対に綺麗だと思うから!
そしたら、お客さんが増えると思うけど?」
麻木の話しを聞いていた美紗子は、ハッとした。
(えっ?お客さんが増える?
なるほど、眼から鱗だわ!その手があったのね!
カレーさん……。美形だし、いいかも)
「麻木さん、無茶を言わないで下さい」
当然、セロルは速攻お断りしたのだった。
……………………
月明かりの静寂の中、ルシェは城へと到着した。
門番から知らせを受けた、ノナカが出迎える。
「ルシェ様、お帰りなさいませ。
カーソル様は、見つかりましたか?」
「ええ、見つかりましたわ。ノナカさん、心配をして起きていてくれていたのね?
カーソルさんは、プランツ国へ帰ったので、安心して休んで下さい。
本当にお疲れ様でしたわね」
ルシェは人型になり、自室へと入ると、トキエがやって来た。
「まあ、トキエさんも起きていたの。
カーソルさんは、無事に帰りましたわ。
だから、安心して下さい。ありがとう」
「さようでございますか。それは、ようございました。では、お休み下さい。
失礼致します」
トキエが去ったあと、ルシェはベットに座り、カーソルの事を考えている。
(記憶の無いカーソルさんは、私の事をどう思ったかしら?
私に好意を持ってくれた!という実感は無いわ。
もしも、今、私が許婚の相手と知ったとしても、結婚を承知するかもしれない……。
でも、それって"諦め“で、なのかもしれませんわ……。
あっ、記憶を無くす前はどうだったの?
私に好意を持ってくれていた、と思っていいわよね?どうなの?)
ベットの上で、体育座りをしていたルシェは、額を両膝にくっつけ項垂れた。
(ああ、もう、気分が滅入るわ……)
そんな事を思っていると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「何だ、トキエさんでしたの。
どうなさったの?」
「ご就寝中に失礼いたします。
人間界より、お手紙が届きましたので、急ぎお持ち致しました」
ルシェは、トキエから封書を受け取り中を見る。
「うん?セロルから?何事ですの?……えっ?」
………………
オールド国の朝。
「ルシェ様、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
トキエに見送られ人間界へと向かう。
今、ルシェの着ている服は、オールド国の妖精服で、黄緑色のノースリーブ膝丈ワンピースだ。
これは、男女兼用で誰もが通常、着ているものなのだが、妖精は、身体が小さいせいもあってか、皆、かなり若見えするのだった。
ルシェなどは、少女に見えてしまうのだ。
まあ、庄三郎くらいまで老けてしまうと、さすがに若造とは思われない!と付け足しておく。
ルシェは、朝日が眩しいアンモナイト丘を飛んで降りて行き、ロブタラ湖上空を飛行している。
(あの手紙は、カーソルさんからの伝言だったのよね。人間界で待ち合わせをしようって。
もしかして、記憶が戻ったのかしら?
そうだとしたら、少し複雑気分ですわ。
一から私を好きになってくれたら、本物の愛で結ばれる……って、思っていたのですが……。
……でも、やっぱり、私を早く思い出してほしいわ!)
………………
カチャ、カチャ。
日が暮れて、美紗子と元店主がいないアンティーク影山では、妖精たちがおしゃべりをしている。
「ねえ、カーソルさん、もう諦めれば?
ずっと中途半端にくっついたまんまだよ。辞めちゃえばいいのに」
「……」
タムが話しかけても、カーソルは必死に、知恵の輪パズルをつなげようとしていた。
「カーソルさん、そのパズルがはまらなくても、ある程度の事を覚えているから、無理に思い出さなくても……。
ねっ、庄三郎さん?」
「あ?ああ、そうだぞ。セロルの言う通りだ。忘れたことは、時間がかかるかもしれないが、ある日、ポンと思い出すもんだ。そんなパズルは、やめておけ」
「いえ、忘れてはいけない事を忘れているみたいで……。凄く気になります」
カチャ、カチャ。
「ついでにルシェさんの事も気になります……。
実は、私にはオールド国に許婚がいるのです。
それなのに、ルシェさんの事が、とても気になって仕方がないのです……」
カーソルは、揺れ動く男心に戸惑っている様子だった。
「うん?いい菜漬け?それ美味しいの?ルシェちゃんが、も……ふんがっ!」
「タム!黙りなさい!」
そう言って、モロブがタムの口を塞いだ。
タムを除く、アンティーク影山の面々は、許婚というのがルシェのことだと気づいているが、敢えて誰も教えない。
実は、カーソルとルシェが門前通りで会っていた頃、皆で雑談をしていたのだ。
『縁があるなら、放っておいても、くっつくもんさ。お節介は無用だ!
教えてやらない方が、ドラマチックだろう?』
庄三郎の言葉に乗せられ、モロブとセロル、意味が分からなかったタムは、何も言わなかった。
…………………
等間隔に、白いぼんぼりの様な街灯が並ぶ門前通り。
「カーソルさん!お待たせしましたわ」
ルシェは、黄緑色のツナギ作業服を着て現れた。
もしかしたら、この姿を見て自分を思い出してくれるかと思ったのだ。
一方、カーソルは、いつもの私服に今度はトートーバックを持っていた。
カーソルは、ルシェの蛍光色のツナギ姿に目が釘付けだ。
「こんばんは……えっ?その格好は、これから任務に行くんですか?」
「任務?いえ、行きませんわよ。私、このツナギが楽なんです。
それより、私に何か御用でしょうか?」
本当は、喜んで来たくせに、嬉しさを隠し、澄ました顔をして聞いた。
「わざわざ、来てもらってすみません。
私と一緒に、プランツ国に行ってもらえませんか?」
「えっ?それって?」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
冥界の仕事人
ひろろ
ファンタジー
冥界とは、所謂 “あの世” と呼ばれる死後の世界。
現世とは異なる不思議な世界に現れた少女、水島あおい(17)。個性的な人々との出会いや別れ、相棒オストリッチとの冥界珍道中ファンタジー
この物語は仏教の世界観をモチーフとしたファンタジーになります。架空の世界となりますので、御了承下さいませ。
荷車尼僧の回顧録
石田空
大衆娯楽
戦国時代。
密偵と疑われて牢屋に閉じ込められた尼僧を気の毒に思った百合姫。
座敷牢に食事を持っていったら、尼僧に体を入れ替えられた挙句、尼僧になってしまった百合姫は処刑されてしまう。
しかし。
尼僧になった百合姫は何故か生きていた。
生きていることがばれたらまた処刑されてしまうかもしれないと逃げるしかなかった百合姫は、尼寺に辿り着き、僧に泣きつく。
「あなたはおそらく、八百比丘尼に体を奪われてしまったのでしょう。不死の体を持っていては、いずれ心も人からかけ離れていきます。人に戻るには人魚を探しなさい」
僧の連れてきてくれた人形職人に義体をつくってもらい、日頃は人形の姿で人らしく生き、有事の際には八百比丘尼の体で人助けをする。
旅の道連れを伴い、彼女は戦国時代を生きていく。
和風ファンタジー。
カクヨム、エブリスタにて先行掲載中です。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
守りたい約束 冥界の仕事人の転生先
ひろろ
ファンタジー
完結している『冥界の仕事人』のその後をベースに『ある日、突然 花嫁に!!』の登場人物も関係してくる 物語となっています。
かつて冥界という死者の国で、働いていた あおい と蓮と優は、随分 前に転生したのだが、その際、鳥のオストリッチを含めた4人で再会しようと約束をした。
鳥が人へと転生することは、難しいだろうと思っていたオストリッチだったのだが、ついに願いが叶う時がやってきたのだ。
果たして彼は、無事に転生完了することができるのか?
裏庭が裏ダンジョンでした@完結
まっど↑きみはる
ファンタジー
結界で隔離されたど田舎に住んでいる『ムツヤ』。彼は裏庭の塔が裏ダンジョンだと知らずに子供の頃から遊び場にしていた。
裏ダンジョンで鍛えた力とチート級のアイテムと、アホのムツヤは夢を見て外の世界へと飛び立つが、早速オークに捕らえれてしまう。
そこで知る憧れの世界の厳しく、残酷な現実とは……?
挿絵結構あります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる