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ステン 感情が乱されまくる
しおりを挟む店に入ったオレたちは飲み物を頼み、それぞれ席に座る。
するとサッヴァがダグマルに向かって問い質していた。
「今度は明け方まで出られないなどいったことはないな?」
「ちゃんと一刻で設定したから心配ねぇよ」
そんな会話がされていたが、意味はよくわからなかった。
そしてダグマルとの会話を終えたサッヴァはオレの顔を見て、どう言い出すべきか悩んでいるようだった。呼ばれたオレはそっちから始めなければ何をすることもできず、仕方なくそばに置かれた殻付きの豆を手に取った。
「まずは説明から入る。クウガを勇者として召還したのは私の娘であり、その所行はすべて私が責任をとることになっている。勝手に死なせるわけにもいかないからな」
その発言に心の中で相手を罵倒した。
前の勇者の召還で誰も彼もが痛い目に遭ったというのに、懲りずに再度呼び出すという誰も望んでいないことに対してだ。それも家族も知り合いもいない、環境すら違う世界へいきなり呼び出されたクウガをだ。そのせいであいつはする必要のない苦労をしなければならなくなった。
「そこで私は前の勇者の所行のこともあり、呼び出した日にある魔法をかけた。対象者の行動を常に監視するためのものだ。これによりクウガは四六時中私に見張られていることになる」
しかも常に監視体制とか、犯罪者のような扱いと来た。クウガはこいつのことを信頼しているというのに、随分な扱いじゃないか。
・・・・・・・・・・・・四六時中見張られている?
その事実に一気に真っ青になる。
「おい、ちょっと待て。それ、クウガは」
「お前の村に向かう際には取り外してほしいと言われている。よって初日以外はクウガには追跡魔法は外してあると伝えている」
サッヴァの発言にホッとする。
そりゃそうだ。見られていると、知っていたらあんなこと。
「ーーーーだが実際、それはできない」
息が止まった。
サッヴァの目がオレを貫く。
「だから全部知っているぞ。お前の体の悩みも、クウガとの朝の営みも」
摘んでいた殻付きの豆が、オレの手で粉砕された。
ナイフを取り出す瞬間にダグマルにその手首をとられる。
「離せ」
「おいおいおい、落ち着け。騎士が目の前で刃傷沙汰になるのを見逃せるか」
「離せ。そいつを殺す義務がある」
「ねぇよ。むしろお前を止める義務が俺にあるんだよ」
「安心しろ。死体の解体は得意だ。証拠は残さない」
「そういう問題じゃねぇんだよ。落ち着けバカ」
オレがダグマルとそんなやりとりをしていると、サッヴァの方からため息が聞こえる。
「やはり騎士隊長を連れてきて正解だったな」
「サッヴァ、テメェこうなることわかって俺をこの場に呼びやがったな」
「この場で私に何かあれば、お前のせいだな」
「くっそ、後で覚えてろよ」
サッヴァとダグマルがそんな会話を続けるが、オレには関係ない。
早く、この男の首を刎ねないと、恥ずかしさでオレが死ぬ。
悔しいことに、近距離で騎士の腕力には適わなかった。ナイフは取り上げられダグマルの手の中にある。
「ステンの住む村は古代からの魔法の名残が多い。そしてその魔力封じの石もその名残とされている。魔法のすべてを拒絶し破壊させる力を持つため、魔法を使用する者にとっては1番注意しなくてはならない代物だ」
「魔物にも効くのか? もしそれなら騎士の武器として使えるが」
「当然、魔物にも効果はある。1度当たれば魔物の魔力を激減させ、数度当たれば致命傷でなくとも魔物は消えてしまう。だが問題もある。石は脆く、刃は欠けやすい。さらに破片で傷つけばその石に血を吸われて死ぬ。過去に武器として使用し、悲惨な結果に陥ったという文献もある」
サッヴァが説明する内容に、オレは眉間を寄せた。
「それだけじゃない。その石は上手く加工しないと、ただの石にしかならない。オレの村でもそれを加工できる人間は多くはないし、物も少ない。だから早くそのナイフ返せよ」
「今は返せるわけねぇだろうが。そんな危険なナイフを持ったお前の暴走を止める俺の身にもなれ。時間制の店なのに、無駄な時間とらせやがって」
ダグマルの返事に、チィッと大きな舌打ちをした。
せめて視線だけで射殺せないか、とサッヴァをにらみ続ける。しかしサッヴァに怯む様子は一切ない。
「話が脱線したな。戻すぞ。私が今、ステンを呼んだのには理由がある。率直に言おう。お前が早朝している行為にクウガを巻き込むな」
「何でそんなことお前に言われなくちゃいけねぇんだ」
「クウガのためだ」
「クウガのため? ははっ、勝手に元の世界から連れてこられ、魔王倒すことを無理強いされ、常に見張られている立場を作ったお前が? 大層な身分だな」
オレの発言がサッヴァの雰囲気を変えた。ビリッとした激しい目が向けられる。
その緊迫した場面でダグマルが、ジュース片手に口を開く。
「ってか、ステンは早朝に何やってんだよ。俺もサッヴァにはそこまで詳しく聞いてねぇんだよ」
その内容にオレは顔を壁へと背けた。
言えるわけねぇだろうが。尻の中に指入れてよがってるとかよ。
サッヴァが疲れた表情で腕を組んだ。
「クウガがそのことで本当に参っている。昨日は魔法を教えずに寝かせたほどだ」
「俺との剣の演習にも影響が出てる。詳しいことがわからないオレにも、このままでいいとは思わねぇぞ」
サッヴァに続いて、ダグマルも似たようなことを告げてくる。声の様子からして、クウガのことを気にかけているのがわかる。
わざわざオレを呼び出すほどだから相当なんだろう。
・・・・・・考えてみれば、人の尻に指入れるなんてしたいわけないよな。
当たり前だ。快楽に思考が持って行かれてたが、普通に考えたらイヤに決まってるだろ。しかも相手は指導役だから強く拒否するなんて出来ないだろうし。冷静になったら、オレ最低なことしてないか。
自分の行いを省みて顔が真っ青になる。
マズい。今日の夕方、クウガと顔を合わせられる気がしない。
「クウガはそんなにイヤがってたのか? 修行で影響が出るほどに悩んでたのか?」
「悩んではいたが、嫌がっているわけではない。だからクウガにとって問題になる」
「は? どういうことだよそれ」
聞こえたサッヴァの言葉に、疑問符を浮かべる。
サッヴァは豆の殻を指を割ると、中の豆を取り出した。
「だからその説明をする。理由もなくひたすらダメだと言ったところで、素直に聞く性格ではないだろうからな。前もって言うが、これから話す内容はクウガにとって誰にも知られたくない秘密だ。あくまでこの中での話のみとする。他者だけでなく、クウガにも知っていることを感づかれるな」
サッヴァはそう言って、豆を口の中に入れる。
クウガにとって誰にも知られたくない秘密。その言葉に戸惑うオレがいた。知られたくないのなら、知らないままでいられないのかと思ったからだ。
ちらりとダグマルを見ると、そっちも殻を割って中身を食べている。おそらく前もってこの話を知っているのだろう。
唾を飲み込む。
オレにだって秘密はある。それをクウガには知られている。
じゃあ、オレだっていいんじゃないか?
殻を割って、豆を取り出す。
「わかった」
それを口に含めば、この豆独特のほろ苦い味が広がる。
サッヴァはオレの返事を待っていたようにうなずき、口を開く。
「クウガは同性愛者だ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
聞き慣れない言葉に首を傾げた。
「何だそれ?」
「性的対象が異性でなく、同性の者たちだ。つまりクウガは女ではなく、男に対して性的欲求を抱いている」
「で、それが?」
「つまりお前もその対象になるということになる」
サッヴァの台詞に、理解が追いつかない。
「つまり、クウガはオレを女として見てるのか?」
「そうではない。男であるお前に好意を持っている」
「そりゃオレだってクウガに好意はあるけど」
「そうではない。そうではなくてな」
サッヴァはどう説明するべきか悩むように片手で頭を抱える。そういう反応をされたって、理解しにくいんだからしょうがないだろ。
すると今度はダグマルの方から話しかけてきた。
「ステンだって女を抱いたことぐらいあるだろ」
「なんだよ急に」
「そういう対象になるって言ってんだよ。・・・・・・まさかとは思うが、一度も経験がねぇなんてことはないだろ」
オレが返事をせずにいると、ダグマルは呆れながらジュースの中身を飲み干した。
「お前のその顔なら言い寄る女だっていただろうに。何だってその年まで童貞貫いてんだよ」
「そっちには関係ない話だろ」
短小だとバレたくないなど言えるわけねぇだろうが。
知らぬ間にそのことを知っているサッヴァはダグマルの方を見ずに、水をちびちび飲んでいる。
ダグマルは注文書に新たな飲み物を記入しながら言葉をかける。
「クウガからしたら俺たちはスタイル抜群の美女軍団と同じように見えてんだよ」
「やっぱりクウガには男が女に見えるのか?」
「だから違ぇって言ってるだろうが。あいつは男の筋肉やチンコ見て欲情するんだって言ってんだよ」
ダグマルの直接的な言い方に絶句する。サッヴァも咎めるような目つきでダグマルを見る。ダグマルは頭をかきながら、素直に謝罪の言葉を口にする。
「悪かった。クウガを非難するつもりはまったくねぇから。とにかく、そういうことだから。2人が何やってんのか俺は知らねぇが、クウガが辛くなるからやめろって言ってんだよ」
ダグマルの言葉にようやく俺は理解した。
過去に姉がクウガを無害だと称したが、オレには邪念を感じたのも。
朝のオレとの付き合いにクウガが逃げ腰になるのも。
オレが刺激されてるのにクウガのチンコが勃起するのも。
欲望をぶつける対象が男だったからなのか。
「・・・・・・クウガが悩んでたのって」
「そういう欲望をお前に向けそうになるのを抑えていたのだろう。前の勇者の件もあるからなおさらな」
サッヴァの答えに、納得してしまった。
前の勇者は姉を襲い、それを止めた兄が殺された。それだけでなく、前の勇者に苦しめられた人は数え切れない。だからこそクウガは気をつけていたんだ。
『変なことしたら即刻オレが殺すから』
『そうならないよう気をつけます』
以前のオレたちの会話を思い出す。あれをお前はどういうつもりで口にしたんだ。
「何より、ここで止めないと性交に至りそうだからな。今でもそれに近い状態ではあるが」
「せっ!?」
「はあ!?」
続けたサッヴァの言葉にオレは言葉を詰まらせ、ダグマルも驚いて立ち上がる。
ダグマルはサッヴァに言い寄った。
「おい、待て。男同士でどうやったらセックスできるんだよ。棒と棒しかねぇだろうが。凸と凸でどうやって収まりつくんだよ」
「私に説明しろと。ふざけるな。自分で考えろ」
「考える材料が少なすぎんだよ」
ダグマルとサッヴァがそんな会話をしていても、オレには口を挟む余裕がない。
オレとクウガが、セックス?
いや、おかしいだろそれ。だってオレもクウガも男だろ。
「オレ、オレは・・・・・・」
顔が上げられない。誰の顔も見られない。自分がどんな顔しているのかもわからない。
頭を抱えるオレに、サッヴァとダグマルが黙りこむ。
「あー・・・・・・、ステン。お前今日はこのまま帰れ。クウガにはお前の体調が悪くなったって説明してやるから」
ダグマルがオレのそばまでやってきて、オレの背中を叩く。
そしてオレにナイフを返した。それを受け取っても暴れる気力がない。
サッヴァもオレに話しかける。
「同性愛に嫌悪を抱くかどうかはステンの自由だ。もしクウガに対して不快な気持ちがあるのなら、今後無理に指導する必要はない。私が話すと決めたのだから、嫌ならば二度とクウガとは顔を合わせないよう熟考する」
「二度と、会わないように?」
「クウガが同性愛者ということを知って嫌悪するならばな。異世界の文化なのだから、無理に受け入れる必要はない。クウガにそういう目で見られることが嫌であれば、明日大神殿を訪れろ。私が対応してやる」
その言葉に、返す言葉が見つけられなかった。
+++
いつもならばクウガを伴って、村へと帰っている。だが今日は荷車に誰の姿もない。
呆然としたまま村へと到着してしまい、1人家へとたどり着く。
力なくベッドに横たわった。
同性愛者。男しか欲情を抱けない男。
意味がわからない。なんだよ、それ。もしかして朝のあれも、クウガの欲で仕向けたことなのか?
『ーーーーないですね』
『あるだろ。今、何か隠しただろ』
そもそもオレがクウガから自白させた。
『で、前回隠してた方法は?』
『いきなりその話ですか』
そもそもオレから聞き出していた。
『やる』
『はい?』
『一度だけ試してみる』
そもそもオレから試すって言い出した。
・・・・・・・・・・・・全部、オレから始まったことだった。
むしろクウガは止めていた。今だってどっちかというと拒否している。
オレが朝あいつを誘わなければいい話だ。
サッヴァが言っていたオレとクウガを遠ざけるという方法は、どうも受け入れられなかった。オレから誘っておいて同性愛者と知ったら突き放すなんて最低じゃないか。クウガを異世界から無理矢理連れてきたやつと同じくらい酷すぎるだろ。
だから朝のことだけ止めればいい。そうすればクウガと会わないなんて方法をとらずに済む。
だがそのとき、腹の奥にゾクゾクとしたものが過ぎた。
「ぁ・・・・・・っ」
声が漏れる。思わず尻に力が入る。すると自然とその中に進入するクウガの指を思い出した。体をよじり、シーツを掴む。
マズい。落ち着けよ。クウガとはもうそういうのやらないって決めたのに。決めた途端これはないだろ。
そう思っても片手は尻の方へと向かう。服の上から手が触れるとビクッと体が跳ねる。
視線が、買い物の際に使った布袋へと向いてしまう。
あの中には精油があることを思い出す。
オレは自分の呼吸が荒くなっていることに、気づけなかった。
「ぁ・・・・・・ぅ、ふぅっ」
ベッドの上でオレは四つん這いになりながら、腰を高く上げている。
服は全部脱いでしまってベッドのそばで乱雑に置かれている。
顔の横には買ったばかりの精油の小瓶。しかし中身は既に減っている。
「ぅ、ん」
尻と指にたっぷり塗られた精油。それがあって痛みなく指が中へと挿入される。
ベッドでやるのは初めてだった。普通の自慰ですらベッドを汚すのを嫌って川でしかしないのに。それでも、止めることができない。
指でクウガから教えてもらった場所に触れるが、どうしても自分でやると快感でシビレてイイトコロまで行かない。クウガの指なら、もっと的確に当ててくれるのに。
ダメだ。ダメだ。クウガはもう誘えない。
熱に浮かされた目で、周囲を見る。
手を伸ばせば届く位置に、加工した獣の骨がある。それを手に取ると精油を絡ませた。そして尻の穴へと近づける。
グジュ、と精油の音と共に、骨が中へと入っていく。
「あ・・・・・・、ぁぅ」
頭の中がぐらぐらする。ただただ、自分がダメになっていく。
骨を動かしながら、オレはチンコに触れる。勃起してもやはりそれは小さい。だが伝ってきた精油がチンコにも流れ、ただ擦るよりも気持ちいい。
精油の発する音が耳に伝わる。
「クウガ、ぁ」
名を呼ぶが、クウガはいない。腹の奥がキュウとして骨を締め付ける。
『ここで止めないと性交に至りそうだからな』
昼のサッヴァの台詞が浮かんだ。
「あ、ぅぁ、・・・・・・ぁ」
『おい、待て。男同士でどうやったらセックスできるんだよ。棒と棒しかねぇだろうが。凸と凸でどうやって収まりつくんだよ』
『私に説明しろと。ふざけるな。自分で考えろ』
『考える材料が少なすぎんだよ』
・・・・・・あるじゃないか。男にだって穴が。
骨先が触れる腹の奥が、ビリッとする。
快感に涙が滲む。
「オレ、オレぇ・・・・・・」
チンコを掴む手に力が入る。こんなものじゃなかった。クウガのものはもっと大きくて。でも、もしかしたらアレが。オレの。
骨が、腸をグリッと触れた。ビリビリとした快感が、てっぺんに上がる。
「あ、あっ、クウガ、クウガ、クウガぁっ」
クウガの顔が浮かぶ。赤く染まった頬と、真剣な目。キスされそうだとおもった顔。
『ステンさんっ』
どうしよう。したいと、思ってしまった。
キスされてもいい。じゃなくて、キスしたいと思った。
「そ、そんっ、な。オレ、オレは・・・・・・あっ」
骨がグリッと腸を撫でる。
これが、クウガのだったら。なんて、そんなこと考えたら、背筋がぞくぞくとして、目を開けていられなかった。
「あっ、あっ、あっ、ああっ・・・・・・」
チンコから精液が飛び出す。一気に力が抜けた。
どう、すればいい。
オレは、オレは・・・・・・・・・・・・。
+++
日が昇ってしまった。
狩りにすら行けなかった。
家の扉を乱暴に叩く音がする。
「ちょっと、ステン。いるんでしょ? アンタ、もしかして今日狩りに出てないでしょ。何やってんの。というよりもクウガくんはどうしたの? 返事しないと無理矢理中に入るわよ!」
姉の声にオレはふらふらしながら家の扉を開けた。
オレの顔を見ると姉は、ぎょっと驚いていた。
「ス、ステンどうしたの? 顔真っ赤なんだけど。風邪でも引いた?」
怒り混じりだった声が、心配しているそれに変わる。そしてオレの背後を覗く。
「それに今日はクウガくんが来る日じゃなかったの? いる気配がないんだけど」
姉の言葉に、オレは頭を抱えてうずくまった。そばに座った姉がオレの背中を撫でる。
「何、あんた本当に体調悪いの? そういうのはすぐ言いなさいって」
「ねえさん・・・・・・」
口を開けば弱々しい声になってしまった。
「オレ、クウガのこと・・・・・・好きになっちまった、かもしれない」
姉が固まる。「え?」とか「はあ?」とか言葉にならない声をあげ、
「何がどうしてそうなった」
そしてポツリとつぶやいた。
オレと違って、すぐに理解できたのだろう。
今まさにオレは真っ赤な顔で頭を抱え込んでいる。
20代も半ばなのに、こんな自分が情けなくて仕方ない。
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