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孤高

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二期

第20話「雷」

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ヴァーチェ「貴様との勝負はつまらん、さっさと終わらせようか、」

チャム「なによ。なめてくれるじゃない、あの時の私とは大違いよ…3段階スキル解放…荒れ狂え、ヴェノムナーガ!!!」

チャムの姿がどんどん変化していく、
やがて姿は大蛇となった

ヴァーチェ「肉体変化か、だが図体が大きくなっただけのこと、的を大きくしてくれてありがとな」

チャム「なめんじゃないわよ、ポイズンブレス!!!」

ヴァーチェ「雷盾!!」

このような遅い攻撃ではヴァーチェに当てることはできない、ヴァーチェはため息をついた

チャム「余裕こきやがって……ミリオンスネーク!!!」

無数の蛇がヴァーチェに飛んでいく

ヴァーチェ「サンダーボルト!!」

真上からの雷に蛇が焼き焦げた、
だが、細胞がまとまり、一頭の蛇になった
それに気づかなかったヴァーチェは
足に巻きつかれ
地面に叩き落とされた

チャム「あははっ油断してるからよ」

ヴァーチェ「そうだな…ではこちらも本気でいこうか、2段階スキル解放…神雷の狂鋼!!」

ヴァーチェ「一気にカタをつけようか、
ラグナ・ブレード!!!!」

チャムの体に巨大な雷の剣がささる

チャム「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

だが、刺さったところが再生していく、
チャムの再生能力はかなりのものだ

チャム「うふふ、こちらの番ね、ポイズンカース」

チャムの口から毒の霧が吐かれた、それは一瞬にして充満し、吸ってしまった

ヴァーチェ「ぐっ……」

チャム「どう?魔力が使えないでしょ?そしてだんだん神経が使えなくなってくの。どう?つらい?」

まずいな、奴は再生能力が高い、一発でしとめないとこちらが魔力切れてやられてしまう、だが『あれ』をしてしまうと殺めてしまう恐れがある…いちかばちか、頭を切断するあの技で……

ヴァーチェ「あぁ、つらいな…だがこれで最後だチャム、この技は体に負担がかかるからそんなに使わないんだが、3段階スキル解放!!!
峯雷剣イカズチ!!!」

激しい電撃、そして宝雷剣イカズチは天冥刀と同じ4本しかない剣の一つだ

ヴァーチェ「いくぞチャム……ラグナ・ロク!!!!」

チャムの首に剣がささり、大蛇の首が切れる、そして胴体にも無数の剣がささり、完全細胞まで焼き切られた
そして大蛇の頭からチャムが現れた

チャム「私の負けよ…さぁ、殺しなさい」

ヴァーチェ「それはできない、お前は牢獄に行ってもらおう」

そういいヴァーチェはエスケープアイテムでチャムを牢獄に送った

ヴァーチェ「こっちは済んだぜ団長」
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